まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.214 国道25号線(伊賀上野付近)

2015-08-07 07:19:48 | みち
おはようございます。



今回はこの前の日曜日に相棒と走って来た記録を3回(予定)に渡ってお送りしていきたいと思います。行ってきた先は伊賀上野、そこから国道25号線を通って天理まで走りましたが、とにかく暑かった、そしてきつい上りの連続、上りがあれば恐怖の下りもあると言うことで、まあなかなか波乱万丈な走りとなりました。そして今回の言わば隠しテーマが「涼を求めて」、こんな暑い日だからこそ涼しい風を感じてみようと言うことで、始めて行きたいと思います。







奈良を朝一番の列車を乗り継いでJR月ケ瀬口駅で下車、下りたのは自分(一人称)一人だけ、時間はまだ午前6時にもなってなかった。ひっそりとした駅前で相棒を立ち上げてさあ、出発進行!上ったばかりの陽の光を真正面に受けて走るので眩しい、でも今日は雲ひとつない青空、いい天気になってくれそうだ。
そんなこんなで写真3枚目、伊賀上野の鍵屋之辻にたどり着く。月ケ瀬口からここまでの記録については今後予定している各駅巡り・JR関西本線の巻でお伝えすることとして、ここからは坂道を上って西大手の交差点へ向かうこととする。







その西大手交差点は写真1枚目、真っ直ぐ進むと国道25号線と163号線の重複区間、右へ踏切を渡ると国道25号線と368号線の重複区間、そちらの方へ曲がって南に向けて進んで行く。伊賀上野の町巡りは今回はパス、この間走ったばかりなんで・・・と言うことで写真3枚目、八幡交差点へとたどり着く。ここを左に曲がるとこの間走った国道422号線、真っ直ぐ行くと名張へ向かう国道368号線、共に広い道だ。国道25号線は右に曲がって行くが、道は狭くて車線もなく、普通の町中を通る感じの道で3桁国道にも劣っている、電柱に貼られた国道の表示が何ともさみしい扱いだ。






道は町中を抜けて田園風景の中を進んで行く。遠くにはこの道と同じく国道25号線を名乗っている名阪国道が見えている。旧道となる今走っている道は伊賀上野の中心を外れた所にあるいくつかの集落を結んでいる、車の通りはあるもののそれは名阪国道とは比にならない、まあ仕方ないと言ったところだろう。国道の表示も道路標識のポールに貼られたものばかりで、やっぱり扱いはさみしい感じだ。







いくつかの町を走り抜けてきて治田の集落へとたどり着く。実は国道25号線の今回走った区間は2年前に1度走っているが、その時は途中で月ヶ瀬方面へと曲がっているので、この町に来るのは初めてとなる。伊賀上野からここまで路線バスのバス停を追って走って来ているが、月ヶ瀬にしても山添にしても、奈良県の知名なのに奈良よりも伊賀上野からの方が交通の便が恵まれていると言うのも、何か皮肉な感じがしてならない。治田の集落を抜けると目の前には山が迫ってきた、バス停で確認してみると奈良県との県境にある五月橋まではもう近いみたいだ。相棒との走りはこの先いよいよ厳しい上り区間へと差し掛かって行くのですが、その話についてはまた次回と言うことで、今回はここまでとしておきます。      まちみち