まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.217 智辯和歌山と言い、天理と言い・・・(後編)

2015-08-09 23:05:25 | 日記
おはようございます。そんなわけで、奈良県も和歌山県も暦の上ではセプテンバーになってしまいました。


智辯和歌山、初回の攻撃は3人であっと言う間に2点、これはもう楽勝パターンだろうと思ったがその後はダブルプレーでチャンスを潰しこの回は2点止まり。津商は4回、5回と1点ずつ取って同点、この辺りは甲子園球場をうろうろしていて聞いてなかったが、6回に逆転された後はもう毎回点を取られる一方的な展開。守りのミス続出、これはいただけませんなあ、8回にホームランが出て3点差になった時はさすが智辯和歌山、ここから9回にかけて反撃や~、と思ったら9回表に守りのミス連発で取り返される。高島監督の第一声が「ご覧の通りです」と言うくらいだから、この敗戦は過去の栄光に泥をぬる結果になってしまったんではないでしょうか。和歌山県、これで甲子園8連敗、ただいま暗黒の時代到来中です・・・


一方の暗黒時代継続中の奈良県、正直言うと今日は天理お得意の弱い者いじめで勝つやろ~、と楽観していた。長崎の方すみません、初出場とか名前とかは関係なく、天理が持ってる甲子園においての名門校というプライドで勝たなければならない試合だった。気になることと言えば創成館も天理同様に打つチームだってことと、過去××館と言う校名には2敗(国士舘、尚志館)しているというジンクス、後は奈良大会準決勝、決勝の淡泊な試合運び、まあそれも気にするほどのことはないと思ったが・・・

しかしいざ試合が始まると負け試合によくあるパターンの淡泊な攻撃の連続、ランナーを出して2塁に送ってもその後が続かない、バットを振らずに見逃し三振、天理の攻撃の時はラジオから金属バットの音が全然聞こえなかったほど。4回は先制した後1アウト満塁も淡泊な攻撃で1点しか取れず、ここでもっと取れていたら楽に試合を運べたはずなのに、結局はこの攻撃の中途半端さが4回裏に同点に追いつかれるフラグになってしまったのかも。
自分(一人称)は打撃戦よりもロースコアの守り合う試合の方が好きです。駒苫vs早実に代表されるようなジリジリするような投手戦、とにかくどちらかが悲鳴を上げたら負けと言う感じの我慢比べこそが面白いと思っています。そうなるとこの天理vs創成館もそんな試合に当たるわけだが地元となりゃそれは別、取れる時は取っておけと言う感じだが、この試合の天理はもうイライラばかりでかなりのフラストレーションがたまる試合。最後は「キャン☆≡(>。<)」と鳴いてサヨナラヒットを打たれての敗戦、あっこ4番バッター歩かせるわけにいかなかったのかなあ、継投策もあったと思うし。結局まともに勝負に行ってまともに打たれてまともに負けたわけだから、見てる方(聞いている方)からしたら悔いは残りますわな。

そんなわけで、今年の奈良県の高校野球は何もいいところなく終わってしまいました。せめてホームランの1本でも打って帰って来てくれたらまだ良かった気もするがそれもなし。秋になったら秋季大会、近畿大会と続いて成績を残せば来年のセンバツ出場・・・となるが、今のところ奈良県に関してはな~んも楽しみがありません。また天理が最強的内弁慶ぶりを発揮するのでしょうか、自分(一人称)としたら智辯学園が頑張ってくれたらと言う気もするのですが、奈良県も高校野球は暗黒の時代まっしぐら、紫でも朱でもいいからいつかはいい夢見させてください。さあ、暮れのラグビーに期待するとしよか、こちらは御所実かな、今回はここまでとしておきます。     まちみち

No.216 智辯和歌山と言い、天理と言い・・・(前編)

2015-08-09 16:48:41 | 日記
おはようございます。




今朝は午前4時半に自宅を出発、国道25号線を大阪方面に向けて走りました。朝早い時間は涼しくて快適!自然にテンションも上がってくる、さて、こんな早起きまでして向かった場所とは・・・





そう、現在、夏の高校野球が行われている阪神甲子園球場です。今日は第1試合に智辯和歌山、第2試合には天理が出るので、それじゃ久しぶりに見に行ってみようかと思って走ったわけである。甲子園、前に見に行ったのは江の川vs福岡第一、島根の呂明賜と九州のバースの対決以来だから、何年ぶりになるのだろうか。あの頃は高校生だった選手が、プロではついこないだ歴代試合出場数1位になったわけだから、長い年月が流れているわけである。


第1試合には間に合わなくて甲子園に着いたのが午前9時前、ある程度覚悟はしていたが人は多そうだ。とりあえず相棒を安心して置いておける場所を探さなければと、阪神甲子園駅前付近で警備員さんに駐輪場を聞くと

「皆高速の下に置いてるわ、パクられるかも知れへんけど」

と言われたので行ってみると、確かにこれは危なそうだな。とりあえず止めようと思うと別の警備員さんが来て

「ここはダメです、向こうに駐輪場あるから行ってください」

と言われた。指をさした方向は内野席側、高速の下をたどって行ってみるとそこは各入口に長蛇の列ができている。ホントにここに駐輪場があるのか?と思って、近くにいた若い警備員さんに場所を聞いてみると

「駐輪場ですか?ありますよ、ライトスタンド方向スサノオ神社の横辺りの24番入口付近、こっちからは遠回りになるから向こう側から行ってください」

最初は怪訝そうな応対だったのが、一番詳しく教えてくれた、さっきの高速下を先に進んだ所が外野スタンドになるらしく、入口の番号も大きくなっていっている。ややっ!柵の向こうには創成館のユニホームを着た選手たち、スタンド組かな、気の毒に、この後の試合で天理が痛い目に合わしたるわ。
球場の周りを走って行くと教えられた神社があって駐輪場があったが、その24番入口の前にも長蛇の列、そして場内アナウンスの声が響いてくる。

「只今場内は内野、外野とも超満員になっており、どの入口からも入ることはできません」

これはある程度覚悟していた、じゃあこの列は?となると、昨日の新聞に載っていた『外野通り抜け』と言う措置だろう。球場まで来て野球が見られないならここに居ても意味はない、ここは想定内の行動と言うことで、早々に引き返すことに決めた。時間はまだ9時半を過ぎた辺り、相棒と走りながらラジオ観戦と決め込むか、見れないのはちょっと残念やけど・・・




ややっ!今度は紫のユニホーム、天理のスタンド組の集団がやってきた。さすがに今日は勝つやろ、相手は初出場やし、ここはスカッと未勝利だった2年分の鬱憤を晴らす試合を期待して、球場を後にすることにする。とりあえず甲子園界隈を少し巡ってから旧西国街道を走ってみることにするか。ところでさっきからラジオで聞いている智辯和歌山vs津商、いつの間にか同点になっている、智辯ここは楽勝のパターンじゃないのか?と言うことでこの続きは次回と言うことで、今回はここまでとしておきます。      まちみち