さていい加減サイクルモードのお話も締めるとするか。
別府選手のトークショーなどを見ているうちに、すっかり時間も遅くなり、GIANTなどのメジャーなメーカーの試乗コーナーは長い行列。
そんな中、行列のないこぢんまりしたブースにて発見しちまっただよ。イタリアのメーカー、CASATI(カザーティ)を。
このカザーティという所は、たまたま最近銀輪の風という番組で紹介されていて、そこで初めて知ったのだが、今でもほとんど全部手作りでフレームから作っているここの自転車はとにかくデザインがよろしい。
年1000台程度しか作られないというここの自転車は、もちろん高級だが、まあコルナゴのようなメジャーどころと比べたら知名度は低いのだろう、あまりにアッサリと試乗できたので喜び勇んで試乗コースに出たさ。
もちろん走りのスムーズさ(テレ東の大橋アナが、スポーツ自転車に乗った印象を「走っているというより滑っている感じ」と表現していたが、それにインスパイアされた?)はコルナゴと比べても遜色なかったが、それ以上にやはりそのフレームの美しさをコース脇でシゲシゲと見てしまった。
中でもシートポストが納まる箇所の仕上げが凄く、フレームとシートポストの段差がほとんどないという正に職人技。
そして、あまりに軽いのでよっこらせと担いでそのままお持ち帰り…といきたいところだったが?素直に返却。俺もカザーティ欲しいな…普通にバイクより高いんだろーけど。
サイクルモード、この日の最後のステージは今年一年を戦ったMTBレーサー、ロードレーサー達の表彰式。
MTBのダウンヒル、クロスカントリーの個人、チーム表彰に続いては、ロードレースの方の例のJツアーというシリーズ戦の表彰。
チームミヤタの鈴木真理選手が、このJツアー1位、チームミヤタもチームランキング1位となり、今年有終の美を飾った(つってもいずれ復活すると勝手に信じているが)のであった。
結局、開場から終わりまでずーっとサイクルモードに入り浸りといった感じの俺であった。もちろんそれだけ濃い1日であったのは言うまでも無い。
さて、明日職場の飲み会があったりして、また間が空きそうな悪寒ではあるがこないだの3連休の記事もたんと書かんとナ。
別府選手のトークショーなどを見ているうちに、すっかり時間も遅くなり、GIANTなどのメジャーなメーカーの試乗コーナーは長い行列。
そんな中、行列のないこぢんまりしたブースにて発見しちまっただよ。イタリアのメーカー、CASATI(カザーティ)を。
このカザーティという所は、たまたま最近銀輪の風という番組で紹介されていて、そこで初めて知ったのだが、今でもほとんど全部手作りでフレームから作っているここの自転車はとにかくデザインがよろしい。
年1000台程度しか作られないというここの自転車は、もちろん高級だが、まあコルナゴのようなメジャーどころと比べたら知名度は低いのだろう、あまりにアッサリと試乗できたので喜び勇んで試乗コースに出たさ。
もちろん走りのスムーズさ(テレ東の大橋アナが、スポーツ自転車に乗った印象を「走っているというより滑っている感じ」と表現していたが、それにインスパイアされた?)はコルナゴと比べても遜色なかったが、それ以上にやはりそのフレームの美しさをコース脇でシゲシゲと見てしまった。
中でもシートポストが納まる箇所の仕上げが凄く、フレームとシートポストの段差がほとんどないという正に職人技。
そして、あまりに軽いのでよっこらせと担いでそのままお持ち帰り…といきたいところだったが?素直に返却。俺もカザーティ欲しいな…普通にバイクより高いんだろーけど。
サイクルモード、この日の最後のステージは今年一年を戦ったMTBレーサー、ロードレーサー達の表彰式。
MTBのダウンヒル、クロスカントリーの個人、チーム表彰に続いては、ロードレースの方の例のJツアーというシリーズ戦の表彰。
チームミヤタの鈴木真理選手が、このJツアー1位、チームミヤタもチームランキング1位となり、今年有終の美を飾った(つってもいずれ復活すると勝手に信じているが)のであった。
結局、開場から終わりまでずーっとサイクルモードに入り浸りといった感じの俺であった。もちろんそれだけ濃い1日であったのは言うまでも無い。
さて、明日職場の飲み会があったりして、また間が空きそうな悪寒ではあるがこないだの3連休の記事もたんと書かんとナ。
今日も大阪でサイクルモードが開催されていると思うが、先週の幕張ではテレビ東京系のスポーツ番組「メガスポ!」の出張版として、同番組の司会を務めている大橋未歩と眞鍋かをりがステージに登場した。
正直大橋さんの方は俺は本人に関する知識ほぼゼロなのだが、眞鍋さんの方は何度か自転車雑誌の表紙を飾ったことがあった気がしたので、まあそれなりのユルい自転車トークが出てくるのかなとは思っていた。
トークは、まず最初に二人が登場し、大橋さんが港北NTに最近オプーン(←PCでリンク先を見て頂ければ分かるかと…)したバイクプラスという自転車屋で、スポーツ自転車を買ってみたというVTRを交えてトーク。
しかし、その内容がなんというか物凄くド素人全開でな…イヤ別にド素人の人が悪いとか言う訳じゃないんだけど、とにかく場所が場所だけに観客が玄人ばっかだからさ…温度差がものすごい気がして。
例えば、店員(もしかして店長だったか?)に「自転車を買う時は、本体だけでなくヘルメットなどの装備品、水分補給のためのボトル等も用意しましょう」というアドバイスをしたんだけど、その映像を見て二人が「ボトルまで用意するなんて本格的ですね!自転車じゃないみたい」というようなことを言ってたかと…サイクルモードの地でそこで驚かれるとは思わなかったわい。
その後、高校卒業後単身フランスに渡り、プロロードチームに入ってヨーロッパで頑張っている別府史之選手が登場。彼を中心としてトークが展開された。
ここでは、逆に大橋さん+眞鍋さんがなまじっかの?知識を持っていないだけに、色々新鮮な角度からロードレーサー別府史之の生活を引き出すことが出来ていたかな。二人とも自転車レース以外のスポーツ選手と接する機会はかなりあるんだろうから、そういうトップアスリートの素顔を引き出すということにかけては一流なんだろう。
例えば、眞鍋さんの方から、「ロードレーサーはレース中何を食べるんですか?肉とか?」という質問が出てきて(笑)、それには別府選手苦笑いしながらも色々話して下さった。
(しかし眞鍋さんの中では、レーサーが背中からビーフジャーキーとか出してかじる姿が浮かんでいたんだろうか…それはそれで男らしい気がするが!?絶対食いません。念のため)
5,6時間で200km近い距離を走るロードレースでは、一試合5,6千キロカロリーという常識では考えられない量のエネルギーを消費する。
そのため、なので走行中の補食(俺が食べたジャムパンみたいな感じ)はもとより、試合前の食事でも大量の炭水化物を摂っておく必要がある。
で、別府選手は何でもハチミツが大好物らしく、パンにハチミツを塗るというよりは、パンを台にしてひたすらハチミツを食べる位ガンガンいっているとの事。
面白かったのは、それを聞いた眞鍋さんが、「それじゃ(熊の)プーさんじゃないですか!プーさん!」とか言ってたこと(笑)。ある意味自転車にドップリ浸かってない人ならではのトークで楽しませてもらったよ…
正直大橋さんの方は俺は本人に関する知識ほぼゼロなのだが、眞鍋さんの方は何度か自転車雑誌の表紙を飾ったことがあった気がしたので、まあそれなりのユルい自転車トークが出てくるのかなとは思っていた。
トークは、まず最初に二人が登場し、大橋さんが港北NTに最近オプーン(←PCでリンク先を見て頂ければ分かるかと…)したバイクプラスという自転車屋で、スポーツ自転車を買ってみたというVTRを交えてトーク。
しかし、その内容がなんというか物凄くド素人全開でな…イヤ別にド素人の人が悪いとか言う訳じゃないんだけど、とにかく場所が場所だけに観客が玄人ばっかだからさ…温度差がものすごい気がして。
例えば、店員(もしかして店長だったか?)に「自転車を買う時は、本体だけでなくヘルメットなどの装備品、水分補給のためのボトル等も用意しましょう」というアドバイスをしたんだけど、その映像を見て二人が「ボトルまで用意するなんて本格的ですね!自転車じゃないみたい」というようなことを言ってたかと…サイクルモードの地でそこで驚かれるとは思わなかったわい。
その後、高校卒業後単身フランスに渡り、プロロードチームに入ってヨーロッパで頑張っている別府史之選手が登場。彼を中心としてトークが展開された。
ここでは、逆に大橋さん+眞鍋さんがなまじっかの?知識を持っていないだけに、色々新鮮な角度からロードレーサー別府史之の生活を引き出すことが出来ていたかな。二人とも自転車レース以外のスポーツ選手と接する機会はかなりあるんだろうから、そういうトップアスリートの素顔を引き出すということにかけては一流なんだろう。
例えば、眞鍋さんの方から、「ロードレーサーはレース中何を食べるんですか?肉とか?」という質問が出てきて(笑)、それには別府選手苦笑いしながらも色々話して下さった。
(しかし眞鍋さんの中では、レーサーが背中からビーフジャーキーとか出してかじる姿が浮かんでいたんだろうか…それはそれで男らしい気がするが!?絶対食いません。念のため)
5,6時間で200km近い距離を走るロードレースでは、一試合5,6千キロカロリーという常識では考えられない量のエネルギーを消費する。
そのため、なので走行中の補食(俺が食べたジャムパンみたいな感じ)はもとより、試合前の食事でも大量の炭水化物を摂っておく必要がある。
で、別府選手は何でもハチミツが大好物らしく、パンにハチミツを塗るというよりは、パンを台にしてひたすらハチミツを食べる位ガンガンいっているとの事。
面白かったのは、それを聞いた眞鍋さんが、「それじゃ(熊の)プーさんじゃないですか!プーさん!」とか言ってたこと(笑)。ある意味自転車にドップリ浸かってない人ならではのトークで楽しませてもらったよ…
座学を済ませつつ、再び試乗などをしつつブースを回ってみた。
以前RS君から聞いたような気がする、プログレッシブという比較的リーズナブルな自転車を提供するメーカーのブースにて6万くらいのロードバイクを試乗。
流石にコルナゴとは随分印象が違うが、それでもそんなに飛ばさず、普段の足として使う分には十分かもなあという気はした。ただ若干ブレーキの効きが甘かった印象が…
さて、このロードの変速機、後ろの方はシマノのSORA(ソラ)というやつが使われている。シマノのロード系のパーツでは最も廉価版ではある。
それはともかく、写真を見て頂けると分かると思うが、この自転車のハンドルにはブレーキレバーと重なってついている変速レバーのほか、ハンドル内側にボタンのようなものが付いているのがお分かりだろうか?
ロードの変速機は、今ではブレーキレバーと重なってついている形で、それでギアの上げ下げをする(詳しい変速の仕方は割愛)のが主流なのだが、最近こういったタイプのがチラホラ出てきている。
具体的には、後ろに関してはこのボタンを押すとギアが重くなり、下の黒いレバーを内側にグキっと曲げると軽くなるという塩梅。個人的には、ギアの上げ下げの役割を分けるのはやり易くていいかなと思う。
同じような変速方式は、パーツにおけるシマノのライバルであるイタリアのカンパニョーロでも用いられている(つうかこっちの方が先かも知れない)。
カンパの場合は、このボタンを下まで押し切るとガガガっと何段か一気にギアが重くなる。
これは中々画期的なことで、今までのロード系のレバー(MTB系のも大抵そうだと思うが)では後ろのギアを一気に重くするという動作はできなかったはずで、繰り返しレバーをカチャカチャっと操作していたのだ。
で、ここで現場でもろうたカンパのカタログの言葉を借りると、「1回レバーを操作するだけで、5段の変速を行うことができます。集団の中で突然のアタックを仕掛けることも可能です。」とな。
よっしゃあ俺もカンパで自転車組んでアタック仕掛けるぜ…といいたい所だが多分、アタック即つぶされ何事もなかったかの如く終了という展開が目に見え杉なので、もう少しシャウラで普通に修行するかな…
自転車の変速機は、ついこないだまでシマノとカンパニョーロの一騎打ち状態だったのだが、ここ何年かで急速にシェアを拡大しているのがアメリカのSRAM社(エスラムじゃなくて(^^;スラムと読むらしい)である。
以前から出してるMTB系に加え、去年あたりからロード系の変速機も大々的に売り出し、結構人気出てるようである。
今回はそのSRAMの変速機がついたMTBにも乗ってみた。これは2本のレバーが付いていて、片方がアップ、もう片方がダウンという最近のMTBではスタンダードなタイプ。
ただ、俺が乗ったやつのは2本のレバーが重なる位置についてて、奥のレバーがちょっと押しづらかった印象があったかな…(ネットで調べるとどうも上のレバーは下から押し上げるようにするんだとか?独特のやり方があるらしい)SRAMの変速方式はロードの方も独特なので、その辺は好みが別れるところだろう。
とりとめが無くなったので、まとめとしては自転車は変速機とレバーにも注目して選ぶとよいかなということかな。間が開いたがもう少し自転車のお勉強は続けるつもり。明日明後日と旅に出るけど…
以前RS君から聞いたような気がする、プログレッシブという比較的リーズナブルな自転車を提供するメーカーのブースにて6万くらいのロードバイクを試乗。
流石にコルナゴとは随分印象が違うが、それでもそんなに飛ばさず、普段の足として使う分には十分かもなあという気はした。ただ若干ブレーキの効きが甘かった印象が…
さて、このロードの変速機、後ろの方はシマノのSORA(ソラ)というやつが使われている。シマノのロード系のパーツでは最も廉価版ではある。
それはともかく、写真を見て頂けると分かると思うが、この自転車のハンドルにはブレーキレバーと重なってついている変速レバーのほか、ハンドル内側にボタンのようなものが付いているのがお分かりだろうか?
ロードの変速機は、今ではブレーキレバーと重なってついている形で、それでギアの上げ下げをする(詳しい変速の仕方は割愛)のが主流なのだが、最近こういったタイプのがチラホラ出てきている。
具体的には、後ろに関してはこのボタンを押すとギアが重くなり、下の黒いレバーを内側にグキっと曲げると軽くなるという塩梅。個人的には、ギアの上げ下げの役割を分けるのはやり易くていいかなと思う。
同じような変速方式は、パーツにおけるシマノのライバルであるイタリアのカンパニョーロでも用いられている(つうかこっちの方が先かも知れない)。
カンパの場合は、このボタンを下まで押し切るとガガガっと何段か一気にギアが重くなる。
これは中々画期的なことで、今までのロード系のレバー(MTB系のも大抵そうだと思うが)では後ろのギアを一気に重くするという動作はできなかったはずで、繰り返しレバーをカチャカチャっと操作していたのだ。
で、ここで現場でもろうたカンパのカタログの言葉を借りると、「1回レバーを操作するだけで、5段の変速を行うことができます。集団の中で突然のアタックを仕掛けることも可能です。」とな。
よっしゃあ俺もカンパで自転車組んでアタック仕掛けるぜ…といいたい所だが多分、アタック即つぶされ何事もなかったかの如く終了という展開が目に見え杉なので、もう少しシャウラで普通に修行するかな…
自転車の変速機は、ついこないだまでシマノとカンパニョーロの一騎打ち状態だったのだが、ここ何年かで急速にシェアを拡大しているのがアメリカのSRAM社(エスラムじゃなくて(^^;スラムと読むらしい)である。
以前から出してるMTB系に加え、去年あたりからロード系の変速機も大々的に売り出し、結構人気出てるようである。
今回はそのSRAMの変速機がついたMTBにも乗ってみた。これは2本のレバーが付いていて、片方がアップ、もう片方がダウンという最近のMTBではスタンダードなタイプ。
ただ、俺が乗ったやつのは2本のレバーが重なる位置についてて、奥のレバーがちょっと押しづらかった印象があったかな…(ネットで調べるとどうも上のレバーは下から押し上げるようにするんだとか?独特のやり方があるらしい)SRAMの変速方式はロードの方も独特なので、その辺は好みが別れるところだろう。
とりとめが無くなったので、まとめとしては自転車は変速機とレバーにも注目して選ぶとよいかなということかな。間が開いたがもう少し自転車のお勉強は続けるつもり。明日明後日と旅に出るけど…
(11月23日追記:下の記事の「女性向けアンカーの補助ブレーキ」の写真をうpしました)
さて、コルナゴに乗って満足した俺は、実はしばらく試乗そっちのけで色々なブースのイベントを見たりしていた。いわば「座学」である。
ブリジストン・アンカーのブースでは、朝生つぐみさん司会により、自転車の正しいポジションについての講座を聞いた。
今年から(だったと思う)、ブリジストン・アンカーではフレームなどのパーツの構造自体を女性の体に合うように設計した自転車を売り出してるらしい。
俺が自転車は専門店で買ったほうがいいという理由の一つが、自転車というのは乗る人に合わせた寸法のものでないと性能が半減してしまうため、そういった専門的な寸法、ライディングポジションの相談に初期段階で乗ってくれる環境でないとキビチイからなのである。
例えば、ハンドルも手の小さい女性でも握りやすいようコンパクトに設計してあったり、ドロップハンドルの水平部に握りやすい補助ブレーキをつけてたりと中々考えられておる。
で、肝心の講座の方は、ステージ上にロードの田代恭崇選手、MTBの鈴木雷太選手(共に今年引退されたらしい。残念)ともう一方(すいません名前忘れました)の、3名のオリンピック出場経験者を迎えての豪華な講座だったのだが肝心の内容をうろ覚えだったりして…つぐみさんの走りに見入ってたせいか…
とりあえず、ハンドルは遠すぎない位置、サドルも初心者はあまり高すぎなくていいらしい(上級者ほどちょっとずつ上げてくらしい。確か高さの「係数」があるとか)ということは分かった。
続けざまに、シマノのブースにて某10秒チャージなゼリー飲料で有名な、ウィダーが宣伝がてら?自転車レースのための栄養学をやってたので聞いた。
ウィダーでは、レースの前、最中、後で必要な栄養をいかにして効率よく摂取するかというのを考え、それぞれのシーンに応じたプロテインや飲料を作ってるんだそうな。
で、そのウィダーというか要は森永が、スキルシマノというロードレースチームのサポートをやってるらしく、同チームの品川選手と森永の栄養士のお姉さん、そして司会の関西弁の人?(後にこの方がスキルシマノの監督ということが分かったのだが…最初絶対しゃべりが本業だとオモタ(^^;;)の3人で、製品の紹介がてら品川選手の栄養補給の話を聞けて大変ためになった。
話の中で、選手はレース中にかなりのエネルギーを消費するため、補給のためジャムいっぱいのお姉さんお手製のジャムパンを食べるという話題が上った。
俺はたまたま最前列で話を聞いていたのだが、そのジャムパンの現物をお姉さんが取り出し、「誰か試しに食べてみますか?」と言われたので俺が食べることに
いちごジャムがパンからはみだす位の大盛りジャムパンを、昼前だったので普通にモリモリ頂いた俺であった…いやタメになる話だったわ<絶対話聞いてないだろ
そんな訳で、ポジションと栄養補給という、レースを勝ち抜くための必須項目をキッチリ??勉強した俺。これを踏まえて来年奮起したいところだが…我ながら先が思いやられる?
さて、コルナゴに乗って満足した俺は、実はしばらく試乗そっちのけで色々なブースのイベントを見たりしていた。いわば「座学」である。
ブリジストン・アンカーのブースでは、朝生つぐみさん司会により、自転車の正しいポジションについての講座を聞いた。
今年から(だったと思う)、ブリジストン・アンカーではフレームなどのパーツの構造自体を女性の体に合うように設計した自転車を売り出してるらしい。
俺が自転車は専門店で買ったほうがいいという理由の一つが、自転車というのは乗る人に合わせた寸法のものでないと性能が半減してしまうため、そういった専門的な寸法、ライディングポジションの相談に初期段階で乗ってくれる環境でないとキビチイからなのである。
例えば、ハンドルも手の小さい女性でも握りやすいようコンパクトに設計してあったり、ドロップハンドルの水平部に握りやすい補助ブレーキをつけてたりと中々考えられておる。
で、肝心の講座の方は、ステージ上にロードの田代恭崇選手、MTBの鈴木雷太選手(共に今年引退されたらしい。残念)ともう一方(すいません名前忘れました)の、3名のオリンピック出場経験者を迎えての豪華な講座だったのだが肝心の内容をうろ覚えだったりして…つぐみさんの走りに見入ってたせいか…
とりあえず、ハンドルは遠すぎない位置、サドルも初心者はあまり高すぎなくていいらしい(上級者ほどちょっとずつ上げてくらしい。確か高さの「係数」があるとか)ということは分かった。
続けざまに、シマノのブースにて某10秒チャージなゼリー飲料で有名な、ウィダーが宣伝がてら?自転車レースのための栄養学をやってたので聞いた。
ウィダーでは、レースの前、最中、後で必要な栄養をいかにして効率よく摂取するかというのを考え、それぞれのシーンに応じたプロテインや飲料を作ってるんだそうな。
で、そのウィダーというか要は森永が、スキルシマノというロードレースチームのサポートをやってるらしく、同チームの品川選手と森永の栄養士のお姉さん、そして司会の関西弁の人?(後にこの方がスキルシマノの監督ということが分かったのだが…最初絶対しゃべりが本業だとオモタ(^^;;)の3人で、製品の紹介がてら品川選手の栄養補給の話を聞けて大変ためになった。
話の中で、選手はレース中にかなりのエネルギーを消費するため、補給のためジャムいっぱいのお姉さんお手製のジャムパンを食べるという話題が上った。
俺はたまたま最前列で話を聞いていたのだが、そのジャムパンの現物をお姉さんが取り出し、「誰か試しに食べてみますか?」と言われたので俺が食べることに
いちごジャムがパンからはみだす位の大盛りジャムパンを、昼前だったので普通にモリモリ頂いた俺であった…いやタメになる話だったわ<絶対話聞いてないだろ
そんな訳で、ポジションと栄養補給という、レースを勝ち抜くための必須項目をキッチリ??勉強した俺。これを踏まえて来年奮起したいところだが…我ながら先が思いやられる?
さて、昨日自転車の大展示・試乗会「サイクルモード」に行ってきたので、そのレポートがてら久しぶりのお勉強シリーズとして幾つか書いてみようと思う。まあ平日忙しいと思うのでどれだけ書けるか分からないけど…
モーターショー同様、朝イチを目指して10時チョイ前に入り口に到着。すると、入り口には結構な行列が…
まあ、モーターショーの方がゲートの数が多い(サイクルモードは二つ位だったかな?)ので単純な比較は出来ないんだが、それでも単純に行列の長さで言ったらモーターショー以上。昨今の自転車人気を物語っていると言えるね。
モーターショーの時は初っ端GTRに突撃した俺だが、今回の最初のターゲットはそう、イタリアの自転車メーカー、COLNAGO(コルナゴ)社のブースである。(正確にはコルナゴの日本代理店ブースという感じかな?)
ここの自転車は一言で言うと高級。車で言うとフェラーリみたいなもんかな。事実フェラーリとのコラボ自転車を今回展示しており、その値段が確か189万円だったかな…とてもじゃねえけど街中を乗れねー
で、このコルナゴのブースでは滅多に乗れない高級ロードが試乗できるということもあり、毎年長い行列が出来、俺は行列嫌いなので指をくわえてコルナゴのブースを眺めていたのだが、今回は頑張った。
朝イチで既に行列が出来てしまっていたが、某最前線に記事なんぞをうpしつつ、ブースに展示してあったバイクをつらつら眺める。
すると、フロントディレイラーのケーブルが妙な所から出てきているのに気がついた。というのもフレームからケーブルが生えてる?んだよ。
もちろんそんなワケはなくて、実はフレームに穴が開いててフレーム下からのケーブルが貫通する構造になっている。要するにリアフォークとタイヤの離隔がほとんどないデザインのため、こういう場所にワイヤーを通すことにしたんだろうね。恐らくこうすることでフレームのコンパクト化→軽量化を狙ったという所か?
他のメーカーでも同じようなことをやってたのを見た気はするが、いずれにせよ細かいところまで色々考えてるんだね、コルナゴは。そしてこういうマニアックな所に気づいた俺GJと思った(笑)。
さて、ついてくる人が極端に少なそうな話をしてしまったが、俺は結局CLXという車種に試乗。
試乗の印象、の前にまずバイクを受け取ったらこれが軽い!俺もロードを持っているがそれと比べてもビックリするくらいだ。
そして、乗って漕いで変速すると、これらの動作もまた軽い。同じ自転車でもこんだけ違うんかい…とひたすら衝撃を受けまくっていた。試乗コースがもっと長かったら…と思ってしまったくらい。そしてブレーキもカツンと効いていい感じである。
乗り終わって、俺もこれ欲しいなあ…と思いながらCLXの値段をチェック。試乗車と展示車が同じスペックかどうかは分からなかったが、展示車の方のCLXのお値段が36万だったかな。意外と安いな、と思ってしまった俺の金銭感覚はかなり破綻してるんだろう…まあ買わないと思うけど。
えー、こんな感じでかなり突っ込んだ?自転車のお勉強をあと何回か書いていくけども、暇があったら読んで頂戴。
モーターショー同様、朝イチを目指して10時チョイ前に入り口に到着。すると、入り口には結構な行列が…
まあ、モーターショーの方がゲートの数が多い(サイクルモードは二つ位だったかな?)ので単純な比較は出来ないんだが、それでも単純に行列の長さで言ったらモーターショー以上。昨今の自転車人気を物語っていると言えるね。
モーターショーの時は初っ端GTRに突撃した俺だが、今回の最初のターゲットはそう、イタリアの自転車メーカー、COLNAGO(コルナゴ)社のブースである。(正確にはコルナゴの日本代理店ブースという感じかな?)
ここの自転車は一言で言うと高級。車で言うとフェラーリみたいなもんかな。事実フェラーリとのコラボ自転車を今回展示しており、その値段が確か189万円だったかな…とてもじゃねえけど街中を乗れねー
で、このコルナゴのブースでは滅多に乗れない高級ロードが試乗できるということもあり、毎年長い行列が出来、俺は行列嫌いなので指をくわえてコルナゴのブースを眺めていたのだが、今回は頑張った。
朝イチで既に行列が出来てしまっていたが、某最前線に記事なんぞをうpしつつ、ブースに展示してあったバイクをつらつら眺める。
すると、フロントディレイラーのケーブルが妙な所から出てきているのに気がついた。というのもフレームからケーブルが生えてる?んだよ。
もちろんそんなワケはなくて、実はフレームに穴が開いててフレーム下からのケーブルが貫通する構造になっている。要するにリアフォークとタイヤの離隔がほとんどないデザインのため、こういう場所にワイヤーを通すことにしたんだろうね。恐らくこうすることでフレームのコンパクト化→軽量化を狙ったという所か?
他のメーカーでも同じようなことをやってたのを見た気はするが、いずれにせよ細かいところまで色々考えてるんだね、コルナゴは。そしてこういうマニアックな所に気づいた俺GJと思った(笑)。
さて、ついてくる人が極端に少なそうな話をしてしまったが、俺は結局CLXという車種に試乗。
試乗の印象、の前にまずバイクを受け取ったらこれが軽い!俺もロードを持っているがそれと比べてもビックリするくらいだ。
そして、乗って漕いで変速すると、これらの動作もまた軽い。同じ自転車でもこんだけ違うんかい…とひたすら衝撃を受けまくっていた。試乗コースがもっと長かったら…と思ってしまったくらい。そしてブレーキもカツンと効いていい感じである。
乗り終わって、俺もこれ欲しいなあ…と思いながらCLXの値段をチェック。試乗車と展示車が同じスペックかどうかは分からなかったが、展示車の方のCLXのお値段が36万だったかな。意外と安いな、と思ってしまった俺の金銭感覚はかなり破綻してるんだろう…まあ買わないと思うけど。
えー、こんな感じでかなり突っ込んだ?自転車のお勉強をあと何回か書いていくけども、暇があったら読んで頂戴。
もうとっくに終わったがモーターショーの話題を。
今回、俺の記憶では初めて一人でモーターショーを観に行くことになった。
このモーターショーというやつは、とにかくハンパじゃなく動員数が多い。この前の週に行った友人の話によると相当ヤバイらしかったので、とりあえず開場の9時半に間に合うように朝早く行った。
当日は生憎の雨がパラつく天気だったが、それでも開場待ちの人達が列を作る中、俺は事前情報により一番混むであろう日産のブースにもっとも近い入り口でスタンバイ。開場即GTR鑑賞としゃれこんだ訳だ。
しかし、今さっき開場したばかりなのに、GTRの前には結構な人だかりが。この写真もデジカメを頭の上に上げて、ディスプレイを見ながらやっと撮った。開場10分足らずでこれだもんな。
その後は今年WRCにテスト参戦、来年いよいよフル参戦に向けて動き出したスズキのSX4を見たり、マツダの新しいデミオに乗って、こないだ北海道で乗った先代デミオとは全く別物の車だなーと思ったり(特に高さが全然違う)、はたまたミニのブースではDJがいい感じのダンスミュージックをかけてたのでしばらくダラダラしたりと、まあ色々見て乗って回った。
といっても、今回乗用車の方は比較的サラっと見たに過ぎないかな。何しろ昼飯時になったら人間の数がかなーり増えてたもんで。
昼食後は、カーナビやオーディオのブース、二輪車、商用車のブースなどを見て回った。前者はいわゆるコンパニオンのおねいさん達がやたら沢山いて、それ以上に妙にでかいカメラを持った、大きくても小僧な人達が沢山い過ぎた。あの人達は製品の説明そっちのけで写真撮ってるからな…
二輪車ブースでは、実はかっちょええ台湾のバイクメーカーのスクーターを眺めたりまたがったりしたが、商用車ブースはバスに乗ろうとしても何故か行列が出来てたのでスルーして、ダカールラリーにそのまま出場する?日野のトラックを見たりしたに留めた。
今回は、午後の時点で人大杉状態になり、日産ブースに至っては近寄ることすらままならない惨状になってたというのもあり、戦意喪失して早々に出てしまった。
ところで、会場内のブースで知ったんだが、首都高速株式会社がETCなしで距離別料金に対応できる、シガーソケットに挿すタイプの機器を開発中らしいんだけど…
そのコードネームが首都高Xって…どうよ?
今回、俺の記憶では初めて一人でモーターショーを観に行くことになった。
このモーターショーというやつは、とにかくハンパじゃなく動員数が多い。この前の週に行った友人の話によると相当ヤバイらしかったので、とりあえず開場の9時半に間に合うように朝早く行った。
当日は生憎の雨がパラつく天気だったが、それでも開場待ちの人達が列を作る中、俺は事前情報により一番混むであろう日産のブースにもっとも近い入り口でスタンバイ。開場即GTR鑑賞としゃれこんだ訳だ。
しかし、今さっき開場したばかりなのに、GTRの前には結構な人だかりが。この写真もデジカメを頭の上に上げて、ディスプレイを見ながらやっと撮った。開場10分足らずでこれだもんな。
その後は今年WRCにテスト参戦、来年いよいよフル参戦に向けて動き出したスズキのSX4を見たり、マツダの新しいデミオに乗って、こないだ北海道で乗った先代デミオとは全く別物の車だなーと思ったり(特に高さが全然違う)、はたまたミニのブースではDJがいい感じのダンスミュージックをかけてたのでしばらくダラダラしたりと、まあ色々見て乗って回った。
といっても、今回乗用車の方は比較的サラっと見たに過ぎないかな。何しろ昼飯時になったら人間の数がかなーり増えてたもんで。
昼食後は、カーナビやオーディオのブース、二輪車、商用車のブースなどを見て回った。前者はいわゆるコンパニオンのおねいさん達がやたら沢山いて、それ以上に妙にでかいカメラを持った、大きくても小僧な人達が沢山い過ぎた。あの人達は製品の説明そっちのけで写真撮ってるからな…
二輪車ブースでは、実はかっちょええ台湾のバイクメーカーのスクーターを眺めたりまたがったりしたが、商用車ブースはバスに乗ろうとしても何故か行列が出来てたのでスルーして、ダカールラリーにそのまま出場する?日野のトラックを見たりしたに留めた。
今回は、午後の時点で人大杉状態になり、日産ブースに至っては近寄ることすらままならない惨状になってたというのもあり、戦意喪失して早々に出てしまった。
ところで、会場内のブースで知ったんだが、首都高速株式会社がETCなしで距離別料金に対応できる、シガーソケットに挿すタイプの機器を開発中らしいんだけど…
そのコードネームが首都高Xって…どうよ?
(11月16日追記:バニラさんの活弁風景upしました。画面が真っ暗なのは大人の事情!?)
気がつけばもう9日前のお話である。11月4日。
毎年開催されている楽器フェア、俺は2年だか3年前に行ったきりだったが、今年久しぶりに行ってきた。
やっぱりお目当ては、今日「踊る!さんま御殿」にも登場した山崎バニラさん。
楽器フェアの会場であるパシフィコ横浜に、この日も相棒シャウラにまたがって到着。しかしここは俺の知る限りでは駐輪場の類がないんだよね…ではどこに停めたのかというとそれはまあ言わぬが花の吉野山ってね。
ところで、山崎バニラさんと楽器フェアの関係は?というと、彼女は大正琴という楽器をメインで使っているのだが、ピアノの弾き語り活弁もたしなむ。で自宅にてカシオの電子ピアノを(宣伝のために大きくしときましたぜ、バニラさん(^^)使っているという縁で、カシオのブースにてそのピアノのデモンストレーションがてら会場にて活弁をやるということだったようだ。
演目は、前日清泉でもやった「キートンの文化生活一週間」と「チャップリンの移民」。違いはピアノがカシオの(←クドいか?)電子ピアノ「Privia」であることと、観客との距離の近さ、そして周りのブースで行われているデモンストレーションの音・・・
俺や何人かのバニラ日記等で彼女の出演を知っている人、要するファンを除いてはバニラさんの口演を通りすがりに聞くような人ばっかりだし、はっきり言って完全アウェイな環境。
それでも、気づけば映画が終わった時にはかなりの人だかりが出来ていて、俺もなんだか嬉しかった。これはバニラさんの芸がそれだけ人を引きつけるものだったということだろう。
さて活弁自体に何もナシというのもなんなので、ひとつ今回の活弁を観て(聴いて)思ったこと。
「チャップリンの移民」の後半で、アメリカに来たはいいが無一文になっちゃったチャップリンが、あるレストランに入って強面のウェイターすったもんだを繰り広げるシーンがある。
で、バニラさんの活弁だとそのウェイターが始終タメ口というか例えば「何だ?」みたいな感じの語り口だったのだが、個人的には丁寧語(「何でしょうか?」というように)を怖い口調で言う方がかえって怖い人の印象が強くなりそうな気がしたかな。英語にも「Would you...」のような丁寧な表現もある訳だしね。
もっとも元の映画がサイレントなので、実際あの店員がどんな言葉遣いだったのかは知る由もないよ。この辺は弁士の裁量に関わるところなんであくまで思ったことである。
何だかんだ言いつつ、二回目の口演終了後は例によってブース裏で挨拶し、ちゃっかり写真を一緒に撮ってもらった俺。
二回目を一緒に観て、隣でその様子を観てた某友人によると、いまだかつて見たことがないくらい鼻の下が伸びていたらしいが…(鼻の下を伸ばすという表現も久しぶりに聞いた気がするが)まあ無理のないことよ。これからのバニラさんの益々の活躍を期待しつつさんま御殿は録画したのでいずれ観よっと…<番組撮りだめしすぎ
次回、ちょっと間が空くかも知れんが先週末も幕張メッセに行ってきたのでその記事を書くぜ。
気がつけばもう9日前のお話である。11月4日。
毎年開催されている楽器フェア、俺は2年だか3年前に行ったきりだったが、今年久しぶりに行ってきた。
やっぱりお目当ては、今日「踊る!さんま御殿」にも登場した山崎バニラさん。
楽器フェアの会場であるパシフィコ横浜に、この日も相棒シャウラにまたがって到着。しかしここは俺の知る限りでは駐輪場の類がないんだよね…ではどこに停めたのかというとそれはまあ言わぬが花の吉野山ってね。
ところで、山崎バニラさんと楽器フェアの関係は?というと、彼女は大正琴という楽器をメインで使っているのだが、ピアノの弾き語り活弁もたしなむ。で自宅にてカシオの電子ピアノを(宣伝のために大きくしときましたぜ、バニラさん(^^)使っているという縁で、カシオのブースにてそのピアノのデモンストレーションがてら会場にて活弁をやるということだったようだ。
演目は、前日清泉でもやった「キートンの文化生活一週間」と「チャップリンの移民」。違いはピアノがカシオの(←クドいか?)電子ピアノ「Privia」であることと、観客との距離の近さ、そして周りのブースで行われているデモンストレーションの音・・・
俺や何人かのバニラ日記等で彼女の出演を知っている人、要するファンを除いてはバニラさんの口演を通りすがりに聞くような人ばっかりだし、はっきり言って完全アウェイな環境。
それでも、気づけば映画が終わった時にはかなりの人だかりが出来ていて、俺もなんだか嬉しかった。これはバニラさんの芸がそれだけ人を引きつけるものだったということだろう。
さて活弁自体に何もナシというのもなんなので、ひとつ今回の活弁を観て(聴いて)思ったこと。
「チャップリンの移民」の後半で、アメリカに来たはいいが無一文になっちゃったチャップリンが、あるレストランに入って強面のウェイターすったもんだを繰り広げるシーンがある。
で、バニラさんの活弁だとそのウェイターが始終タメ口というか例えば「何だ?」みたいな感じの語り口だったのだが、個人的には丁寧語(「何でしょうか?」というように)を怖い口調で言う方がかえって怖い人の印象が強くなりそうな気がしたかな。英語にも「Would you...」のような丁寧な表現もある訳だしね。
もっとも元の映画がサイレントなので、実際あの店員がどんな言葉遣いだったのかは知る由もないよ。この辺は弁士の裁量に関わるところなんであくまで思ったことである。
何だかんだ言いつつ、二回目の口演終了後は例によってブース裏で挨拶し、ちゃっかり写真を一緒に撮ってもらった俺。
二回目を一緒に観て、隣でその様子を観てた某友人によると、いまだかつて見たことがないくらい鼻の下が伸びていたらしいが…(鼻の下を伸ばすという表現も久しぶりに聞いた気がするが)まあ無理のないことよ。これからのバニラさんの益々の活躍を期待しつつさんま御殿は録画したのでいずれ観よっと…<番組撮りだめしすぎ
次回、ちょっと間が空くかも知れんが先週末も幕張メッセに行ってきたのでその記事を書くぜ。
11月3日、そう先週の土曜日の話。
活弁士の山崎バニラさんが、その母校である清泉女子大学に凱旋、活弁の口演をされるということで行ってきた。我が生涯初の女子大にな。
ちょうどここんとこ南紀やら北海道やらで自転車に乗れていなかったので、渡りに船とばかりアパートから自転車にて五反田直行。
とはいえ、流石に女子大にレーパンはまずいだろうということで、下着としてはけるタイプのを装着して外見普通の格好で五反田にて友人と合流。
オヤジ二人で五反田から歩いていくと、ちょっと小高い丘の上といったところに突如として森が現れ、そこが清泉女子大ということらしい。
とりあえず、昼に整理券を配布するということでそれをもらい、友人とふもとのバーで飲み食いした後(この辺がオヤジなんだよなあ…)、開場時間に再び清泉に赴きいよいよ開演。
今回の演目は三つ、「心の力」・「キートンの文化生活一週間」そして「チャップリンの移民」。
一本目の「心の力」は、1931年の日本の文部省製作アニメ。絵は全て千代紙、要するに紙細工により作られているというもの。それでいてぎこちなさというのはそれ程無い。時代とはいえ、よくこんなことができると中々関心させられた。これで色が付いてるとなお美しかったんだろうね。
で、それでいて内容は怪物が出てきたり、その怪物の腕を刀でぶった斬ったりと割と遠慮は無い感じ(笑)当時の文部省にはタブーは無かったらしいな。まあ全体的にはバニラさんの大正琴+活弁もはまっていて楽しかった。
二本目「文化生活一週間」は、三大喜劇王の一人バスター・キートンが繰り広げる新婚生活というかドタバタ劇である。
俺は以前一度見た事があるのだが、もう一回観ると改めてキートンのアクションの凄さが分かる。でもそれは面白いし、何となくワクワクするという感じさえ受ける。それだけ彼は天才だったんだろうね。
で、後の質問コーナーでバニラさんが言ってたのは、キートンが玄関マット(ではないんだけど、元々は…マ詳しくは割愛)に「WELCOME」と書くシーンで、以前の口演では光GENJIのパラダイス銀河なんつう曲を弾いて(こういう意外性が彼女の弾き語り活弁の楽しさでもある)いたのだが、昨今色々あって前日か前々日に急遽曲を変えたりしたらしい。出来上がりを観るのは楽だけど、その裏では色々練られているという訳だ。
その後、観客からの質問コーナーなんつうものがあり、色々質疑応答丁々発止が繰り広げられた。
個人的に気になってたのが、なぜ彼女がここ清泉に入ることに決めたのかという事だったのだが、何でも進路選択の時丁度入れそうな大学がここで、でスペイン語学科にしたのは、大学で初めてスペイン語を習う人の方が多いだろう、すなわち同じスタート地点で勝負ができるからと考えての事だったとか。まあでもそれまで経験のないスペイン語にそこで挑戦するってのは中々のチャレンジ精神だよね。
さて、長くなったが最後まで書くぜ。三本目は「チャップリンの移民」。チャップリンについては説明の必要は無いだろう。
(恐らく)ヨーロッパのどこかの国から、「自由」を求めて船でアメリカへ渡航する貧しい人々。チャップリンはその人々に混じって面白おかしくも色々なことを投げかけてくるのである。
自由の女神が視界に入り、いよいよアメリカにたどり着いた一行だが、彼らはロープで行く手を遮られ、厳しく事務的な手続きによってようやっと上陸することができる。そして、「自由の国」アメリカでチャップリンを待っていたのはまたも貧困だったと…
でも、そういう重苦しいテーマでもチャップリンは批判の心と共に、人間への愛情、未来への希望をコメディを通じてうちらに与えてくれるのだ。
で、バニラさんのピアノ+活弁がそういうチャップリンの世界を茶目っ気とスペイン語を交えて(スペイン語学科卒は伊達じゃない)活弁してくれた。
今回も、活弁もトークもたっぷり楽しませてもらえて、行って良かったと思えたね。バニラさんはかなり忙しい中台本から曲から全部用意したとのことで、ハードだったとは思うけど、やはり生で演っていくことで広がっていく芸なのでまた近いうちに口演やって頂きたいというのが素直な気持ちである。
と言いつつ、実は次の日も活弁があったのだがそれは流石に次回だ。嗚呼また長くなっちまった。
活弁士の山崎バニラさんが、その母校である清泉女子大学に凱旋、活弁の口演をされるということで行ってきた。我が生涯初の女子大にな。
ちょうどここんとこ南紀やら北海道やらで自転車に乗れていなかったので、渡りに船とばかりアパートから自転車にて五反田直行。
とはいえ、流石に女子大にレーパンはまずいだろうということで、下着としてはけるタイプのを装着して外見普通の格好で五反田にて友人と合流。
オヤジ二人で五反田から歩いていくと、ちょっと小高い丘の上といったところに突如として森が現れ、そこが清泉女子大ということらしい。
とりあえず、昼に整理券を配布するということでそれをもらい、友人とふもとのバーで飲み食いした後(この辺がオヤジなんだよなあ…)、開場時間に再び清泉に赴きいよいよ開演。
今回の演目は三つ、「心の力」・「キートンの文化生活一週間」そして「チャップリンの移民」。
一本目の「心の力」は、1931年の日本の文部省製作アニメ。絵は全て千代紙、要するに紙細工により作られているというもの。それでいてぎこちなさというのはそれ程無い。時代とはいえ、よくこんなことができると中々関心させられた。これで色が付いてるとなお美しかったんだろうね。
で、それでいて内容は怪物が出てきたり、その怪物の腕を刀でぶった斬ったりと割と遠慮は無い感じ(笑)当時の文部省にはタブーは無かったらしいな。まあ全体的にはバニラさんの大正琴+活弁もはまっていて楽しかった。
二本目「文化生活一週間」は、三大喜劇王の一人バスター・キートンが繰り広げる新婚生活というかドタバタ劇である。
俺は以前一度見た事があるのだが、もう一回観ると改めてキートンのアクションの凄さが分かる。でもそれは面白いし、何となくワクワクするという感じさえ受ける。それだけ彼は天才だったんだろうね。
で、後の質問コーナーでバニラさんが言ってたのは、キートンが玄関マット(ではないんだけど、元々は…マ詳しくは割愛)に「WELCOME」と書くシーンで、以前の口演では光GENJIのパラダイス銀河なんつう曲を弾いて(こういう意外性が彼女の弾き語り活弁の楽しさでもある)いたのだが、昨今色々あって前日か前々日に急遽曲を変えたりしたらしい。出来上がりを観るのは楽だけど、その裏では色々練られているという訳だ。
その後、観客からの質問コーナーなんつうものがあり、色々質疑応答丁々発止が繰り広げられた。
個人的に気になってたのが、なぜ彼女がここ清泉に入ることに決めたのかという事だったのだが、何でも進路選択の時丁度入れそうな大学がここで、でスペイン語学科にしたのは、大学で初めてスペイン語を習う人の方が多いだろう、すなわち同じスタート地点で勝負ができるからと考えての事だったとか。まあでもそれまで経験のないスペイン語にそこで挑戦するってのは中々のチャレンジ精神だよね。
さて、長くなったが最後まで書くぜ。三本目は「チャップリンの移民」。チャップリンについては説明の必要は無いだろう。
(恐らく)ヨーロッパのどこかの国から、「自由」を求めて船でアメリカへ渡航する貧しい人々。チャップリンはその人々に混じって面白おかしくも色々なことを投げかけてくるのである。
自由の女神が視界に入り、いよいよアメリカにたどり着いた一行だが、彼らはロープで行く手を遮られ、厳しく事務的な手続きによってようやっと上陸することができる。そして、「自由の国」アメリカでチャップリンを待っていたのはまたも貧困だったと…
でも、そういう重苦しいテーマでもチャップリンは批判の心と共に、人間への愛情、未来への希望をコメディを通じてうちらに与えてくれるのだ。
で、バニラさんのピアノ+活弁がそういうチャップリンの世界を茶目っ気とスペイン語を交えて(スペイン語学科卒は伊達じゃない)活弁してくれた。
今回も、活弁もトークもたっぷり楽しませてもらえて、行って良かったと思えたね。バニラさんはかなり忙しい中台本から曲から全部用意したとのことで、ハードだったとは思うけど、やはり生で演っていくことで広がっていく芸なのでまた近いうちに口演やって頂きたいというのが素直な気持ちである。
と言いつつ、実は次の日も活弁があったのだがそれは流石に次回だ。嗚呼また長くなっちまった。
さて、北海道道中の最終日。
幾寅という駅に程近い宿「なんぷてい」で朝を迎え、友人の星天魔神氏とその幾寅駅に散歩しに行った。
実はこの駅、高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」で「幌舞駅」として登場したのである。
そして、「幌舞」の看板を掲げたままの駅舎の他、周りに同映画の撮影で使われたお店などの建物も残されており、ちょっとしたぽっぽやメモリアルな場所となっている。
当駅もちろん無人駅で、ホームに立つと何かホノボノとした気分にさせられる。線路もひたすら真っ直ぐだ。とりあえず?降りて歩いてみたりして朝のひと時を過ごした。
その後ガツガツと朝食を食らい(一気に台無し…)いざ、星天魔神氏の公道デビュー。
国道はそこそこ車通りがあり、かつそれなりのスピードで走っているため、丁度幾寅の近くにかなやま湖というダム湖のそばを通る道道(でいいのか?「県道」と同じ意味のことをこの地で表現するとこうなるのだが)があったので、そこで彼にハンドルを譲り、さわやかにドリャアブして頂いた。
…改めて思うが、やはり運転というのはひたすら経験の積み重ねなのかなと。普通に走り、曲がり、止まると何気なくやっている動作も、何度もやっているうちに頭でなく体のすみずみに感覚として記憶されるんだろうね。という訳で魔神氏はまた走る機会を作ってもらえればいいんじゃないかな。
ちなみに、今回の写真はそのドライブ中立ち寄ったかなやま湖。でもね、心なしかこの辺りの記憶が飛び飛びな気がするんだよね。
な訳で朝っぱらから大きなヤマ場を超えた?一行は、富良野にドライブ。
ここは3年前に宿泊した際、近くのうまいチーズを食わせてくれる施設があったという記憶があったので、その記憶を某ワイナリー経由でなんとか取り戻し今回も行ってきた。
それが富良野チーズ工房というところで、今回は昔なかったピッツァ工房なんつうのがあったのでピザも頂いた。しかしチーズは要冷蔵なので今回も買わんかった…イカスミ入りの真っ黒なチーズとか、試食した限りでは美味しいので買ってちゃんと食べたいんだけどなあ。
その後は、途中若干眠くなりながらも山の中をドライブし、三段滝という滝の雄大な景色を楽しんだりしながら南下。
そして、札幌市中心部に突入、待ちに待ったススキノへ…!
でも実はススキノの近くでラーメン食っただけだったりして…まあ期待はずれ甚だしいところか?というか何か期待されてたのか?
あとはまあ本当に特記することはなーんもなく、空港帰ってビール飲んで飛行機乗って帰宅して終了!ってところで締まらない今回の観戦記+αであった。
さてようやっと北海道がひと段落ついた…一週間遅れながら次回からいよいよアノ人のイベント二連発だぜ。
幾寅という駅に程近い宿「なんぷてい」で朝を迎え、友人の星天魔神氏とその幾寅駅に散歩しに行った。
実はこの駅、高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」で「幌舞駅」として登場したのである。
そして、「幌舞」の看板を掲げたままの駅舎の他、周りに同映画の撮影で使われたお店などの建物も残されており、ちょっとしたぽっぽやメモリアルな場所となっている。
当駅もちろん無人駅で、ホームに立つと何かホノボノとした気分にさせられる。線路もひたすら真っ直ぐだ。とりあえず?降りて歩いてみたりして朝のひと時を過ごした。
その後ガツガツと朝食を食らい(一気に台無し…)いざ、星天魔神氏の公道デビュー。
国道はそこそこ車通りがあり、かつそれなりのスピードで走っているため、丁度幾寅の近くにかなやま湖というダム湖のそばを通る道道(でいいのか?「県道」と同じ意味のことをこの地で表現するとこうなるのだが)があったので、そこで彼にハンドルを譲り、さわやかにドリャアブして頂いた。
…改めて思うが、やはり運転というのはひたすら経験の積み重ねなのかなと。普通に走り、曲がり、止まると何気なくやっている動作も、何度もやっているうちに頭でなく体のすみずみに感覚として記憶されるんだろうね。という訳で魔神氏はまた走る機会を作ってもらえればいいんじゃないかな。
ちなみに、今回の写真はそのドライブ中立ち寄ったかなやま湖。でもね、心なしかこの辺りの記憶が飛び飛びな気がするんだよね。
な訳で朝っぱらから大きなヤマ場を超えた?一行は、富良野にドライブ。
ここは3年前に宿泊した際、近くのうまいチーズを食わせてくれる施設があったという記憶があったので、その記憶を某ワイナリー経由でなんとか取り戻し今回も行ってきた。
それが富良野チーズ工房というところで、今回は昔なかったピッツァ工房なんつうのがあったのでピザも頂いた。しかしチーズは要冷蔵なので今回も買わんかった…イカスミ入りの真っ黒なチーズとか、試食した限りでは美味しいので買ってちゃんと食べたいんだけどなあ。
その後は、途中若干眠くなりながらも山の中をドライブし、三段滝という滝の雄大な景色を楽しんだりしながら南下。
そして、札幌市中心部に突入、待ちに待ったススキノへ…!
でも実はススキノの近くでラーメン食っただけだったりして…まあ期待はずれ甚だしいところか?というか何か期待されてたのか?
あとはまあ本当に特記することはなーんもなく、空港帰ってビール飲んで飛行機乗って帰宅して終了!ってところで締まらない今回の観戦記+αであった。
さてようやっと北海道がひと段落ついた…一週間遅れながら次回からいよいよアノ人のイベント二連発だぜ。