みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

お爺さんとの初対面

2011-01-30 22:19:37 | 雑記
 書くことが無いので、あまり面白くは無いが家の用事の話を書こう。


 この週末は、昨日はお墓の外柵、つまり墓の囲いを直す前段の法要として魂抜きというのを済ませてきた。

 当家のお墓は、俺が生まれた3年後に建立され、以来まあ何つうかそれなりの年月が経ち、墓石は大丈夫なものの外柵の方は酸性雨の影響か?もうボロが出て入り口の石など取れそうな状態になって何年も経っていた。


 それが、昨年末ふとお袋が思い立ち、昔寺から紹介されてた石屋さんに修理を頼もうということになり。

 年末休みの時に石屋さんに車で出向き、そこで実際に使う石を見たりしつつ、その場で契約を成立させたのである。


 今年は、4月にお婆さん(親父の母)の法事があるので、俺としてはまあその時に仕上がってればいいだろ…と思っていたんだが、石屋さんの話によると、3月はお彼岸シーズンのため工事はできないと。
 いうことで石の納期はギリギリになるようだが、何とか2月中に工事を竣工させる必要がある、と言われ。

 さらに、外柵を直すと同時に墓石についても改造をするという(改造つっても墓石がアバンギャルドなデザインになるとかではなく(当たり前)花立てを掘り下げるとかそういうことだけど)こともあったり、墓石の下のお骨を収めるスペースがそろそろ一杯になってきたので広げるという工事もあったりで、墓石自体およびお骨も一旦動かす必要があると。

 そのために魂抜き法要を住職に行ってもらい、即ちちゃんとした手続きを踏んでからやるもんだという説明を石屋さんから受け、お寺に予約を入れ昨日を迎えたと、そういうストーリーもあったにはあった。


 そして話を昨日に戻し。

 今はシーズンオフ?のため、比較的閑散としたお寺に家族で出向き、住職の奥さんに挨拶を済ませた後お墓に行き、そこで石屋さんと合流。
 程なくして、住職も到着して法要が始まった。

 魂抜き自体はそれ程時間はかからず、お経を読んでもらい、お線香を上げてつつがなく終了。


 早速、まずお骨を取り出しお寺の観音堂に一時的に移すということで、蓋を開け、骨壷と対面。

 親父とお婆さんは当然の如く、それぞれを納める時に見ていたのだが、その奥に鎮座していたのが、俺のお爺さんである。


 実は、俺の親父の親父であるお爺さんは、自分が生まれる何年も前にこの世を去っている。
 なので生前の姿は当然見たことがないのだが、この日。
 図らずもお爺さん(の入った骨壷)と初対面と相成った訳である。


 そんな訳で、諸々が終わった後は、お寺でお茶をもらい、住職と歓談などしつつ、中々ありそうでない一時を過ごしたのであった。

 工事は遅くともお彼岸前には終わることになっているので、その時は鼻水垂らしながら新生水野家?のお墓を拝みにいくとしよう。

こんな時代だからこそ…FJクルーザー試乗メモ

2011-01-23 23:27:13 | 
 我が家の愛車クラウン、もう20年以上乗っているのだが、こないだ定期点検を受けるために某トヨタ店に行ってきた。

 入り口で車を預け、点検を待つために店内に入ると、ひときわ大きいボディのそいつが眼の中に飛び込んできた。

FJクルーザーという、昔で言うところのRV、今時の言い方ではSUV(Sport Utility Vehicleの略らしいよ)という要するオフロード志向のゴッツイ車である。


 今や、最も売れている車がプリウスという、エコカー一色のこの時代において、まさかの4リッターエンジン搭載、ゴッツゴツのこの車。
 個人的には大注目のクルマだったりするのである(←ちょっとCGTVのナレーション風?)。

 グローブを着けたままでも操作可能なドアノブ、ツマミ類。
 びちょびちょドロドロになったMTBなども平気で入れられる、撥水機能完備の室内。

 今のエコ全盛の世の中だから余計にか、興味津々で展示車をいじりまわった俺は、流石に購入は出来ないが、一遍乗ってみたいと思った。


 そして、昨日思い立って池袋のアムラックス東京という場所に行ってきた。

 アムラックスは、ビル一つ丸々トヨタのショールームといった場所で(デカイ会社は違うよね~)、上から下までしこたまトヨタ車が展示され、その他色々なアトラクション等もあり、大人子供問わず楽しめる施設。

 で、ここには昔っからタイムレンタカーと称する、1時間程度の短時間ながらトヨタの新車などを試しに乗れるシステムがある。

 ケータイでちょろっと調べたらFJもあるようだったので、朝イチで借りるべくアムラックスの開店を待ち、とっととB2のレンタカー受付へ。

 すると、FJクルーザーはあったのだが、これがまさかの無料

 な、なんてえ太っ腹…

 その分時間は45分ということだったが、ちゃんと保険も入っているということだったので(タダでね)僕ちゃん安心して手続きを済ませたさ。


 さて、ここで断っておくと、その僕ちゃんは自動車については(も?)ド素人であり、気の利いたレビューを期待してここに来られた方がいたら申し訳ないんだが…

 用意された黒のFJの前に立つと、改めてデカイ。
 恐らく納車されて間もないため、傷一つないボディのチェックを済ませ、運転席に乗り込むとやはりその大きさに圧倒される…

 まあ無理もない、俺がいつも乗ってるクラウンが車幅169cm。ソレに対してこの車は約190cmだからして、20cmの差は果てしなく?でかいよ。

 故にビビリながらアムラックスの駐車場を出、思いつきで皇居に向かいクルージング開始。

 まあとにかくパワーがある。総重量にして2tを超えるボディがこれだけ加速するってのは…豪快そのもの。音もそれ程大きくないしね。

 
 チロッと踏むとあっという間に50km/hまで行くから…一度サーキットとかで0-100どれくらいで行くのか試してみたいもんよ。

 ものゴッツイシフトレバーを操り、エンジンブレーキなど試しながら東京ドーム前を抜け、神保町までドライブ。
 しかし、45分の制約があるため、ここで敢え無く引き返して池袋に戻ることにした。

 で、何とか返却時間ギリギリにアムラックスに着いた、と思ったら、ナビされた道だと右折入庫になってしまい、レンタカーからは右折NGと言われていたため仕方なく周辺をグルグル回り、やっと左折入庫した時には8分オーバーしてしまった…

 お情けで延滞料金は取られずに済んだので、その点では良かったんだけどね。

 ともあれ、こんな車があったらスキーもそうだし、MTBやシクロクロスの大会に参加するにも強力な相棒になりそうだよなあ…と思いつつも、このサイズの車は到底うちの車庫には入りそうもないし、それ以上におきゃねの問題がね…と厳しい現実があるためオーナーになるのは夢のまた夢。

 でも、買うのは無理でも俺はこんな世の中だからこそ、こういう遊び心を刺激する車の存在は応援したいと思う。

 「遊び」を忘れた大人たちへ、FJクルーザー。
 「遊び」しか知らない俺も応援するぜ!(^^;;b

ではここで2011年の抱負なんつうものを

2011-01-16 22:13:42 | 雑記
 べ、別に書くことが無くなったからじゃないんだからね!

 とツンデレ風に事情を暴露しつつ、ちょっと書いてみようと思う。


 まず、前々から身の回りの人間には吹聴しているのだが、今年は山登りにトゥライしるつもりである。
 山登りと言えば、当然というのか、ゆくゆくは富士山に登るというのがひとまずの最終目標である。

 そのための準備として、去年に多分トレッキングシューズであろう靴を購入した。
 イヤ、なんで「多分~だろう」なのかというとだ。
 山に登るというのは当然足を使う行為であり、尚且つ普段の靴では到底対応できず、しかもその靴は本番までに相当履き慣らしておかねばならない。
 そう考え、装備品としては何よりまず靴を、それも選りすぐって自分が納得のいく品質のものを買ったるぜ!と意気込み、そらもうそこかしこのスポーツ用品店、アウトドア専門店、勿論モンベルにも脚を運んださ。

 そして検討に検討を重ねた結果。
 某スポーツ用品店で叩き売りされてた、型番とかはよく分からんがちゃんとしてそうなミドルカットの靴を購入。
 理由は安かったから

 …勿論試し履きして、夜の時間帯でビッタリフィットしたから丁度良いだろう(夜が一番足が大きくなる時間帯らしいからね)という判断もやってはいるが、我ながら貧乏育ちが出まくってるなあ~という靴選びの顛末ではあった。

 そんなこんなで靴を買ってから、もうガンガン山を歩きまくっている…のかというとこれがからっきしであり、いい加減手ごろな山道を歩きに行ってくるかな~と思っているところではある。


 で、その富士山頂を目指すための体力、とりわけ「登り力」強化の一環として、久しぶりに富士ヒルクライムに挑戦したろうかという考えもある。
 ただこちらは、超人気の大会にして、先着だか抽選だか分からんがやろうと思ってアッサリ申し込みができる訳ではないので、まあエントリーできたらという条件付ではあるけどね。


 次に、某資格試験に合格する。
 …これは、まあアレだ、去年受けて撃沈したアノ試験。
 残した科目がかなりの難関かつ勉強時間を必要とするため、こちらも順次勉強を再開したいところではあるんだけどね…
 ちょうど?ぼちぼち花粉症の季節がやってくるので、出不精になる一方で勉強の機会を増やすという策もありえるかな。


 と、ささやか?ながら上記の如き抱負というか目標というものを掲げてみた。
 まあ、本当はこういった行動よりもっとこう、結こ…結構毛だらけ猫灰だらけなことに対する努力というものをしなければならないんだろうが(なんのこっちゃ)、そっちの方はまあボチボチとね…やるのかやらないのか…

2011年走り初めの旅

2011-01-10 23:24:55 | 自転車
 もうアッちゅう間に世間は通常営業となり、俺はと言うといきなり深残で納豆巻をかじりつつ終バスに乗るという感じだったりした先週だったんだが…

 話は少し遡り、まだ俺が平和だったころ!?正月休みの話題を書こうと思う。


 まず元日は、ここ何年か行われている学生時代の同級生達との新年会。
 何はともあれジーミソも半ばになってくると、みんなで集まる機会というのが元日くらいしかないんだが、ここで問題になるのが飲む場所である。
 流石に、元日ともなると営業している居酒屋は少数になってくる。
 今までは横浜駅西口の某隠れ家系居酒屋で飲んでいたのだが、今年は友人の提案により「飲み食べ放題」をやるということで、京浜東北線石川町駅から徒歩0分(マジ1分切ってる)の甘太郎にて豚しゃぶを食いまくってきた。

 こうして、楽しくキャロリーをガッツリ稼いだ分は、正月休みのうちに消費するに限る。

 というストーリーがありつつ?3日に俺は相棒シャウラと共に北に向かった。


 今回のツーリング、実は新アイテムを導入した。
 元旦に某カメラ屋の福袋で買ったポータブルカーナビがそれである。

 本当はS社製の、自転車用のアタッチメントがありサイクルメーター(距離計、速度計)の機能も有するモデルが欲しいと思っていたのだが、何となく買うタイミングを逃し続け、そんな中福袋にこのナビを見つけ、いいきっかけなんで買ってしまうかと購入した次第である。


 だが、あまり電池が持たないため(これは通常車で使うことを前提にしてるんだろうから或る程度仕方ないことだが…)近所では使わず、道をよく知ってる秋葉原という所まではとりあえずナビなしで行った。

 途中、都心にそびえる愛宕山の愛宕神社にておみくじを引いたり、甘酒で栄養補給しつつ秋葉原に到着。
 盆暮れ正月全く関係ない感じのAKBで昼飯を食い、ウロチョロして小物を買った後いよいよカーナビ発動。
 イヤホンを繋ぎ、左耳で音声を聴けるようにして目的地をセット。
 目的地は、あらかじめ予約していた埼玉県は蕨といううまそうな?街のビジネスホテルである。

 秋葉原からだと、国道17号をひたすら北上か…と思っていたら、突然細い道をナビしたりして、一応抜け道なども考慮したルートになってるようである。
 しかし、ポータブルナビの宿命なのか、止まっていても自車位置が勝手にずれて「ルートから外れました」を連呼されたりして難儀したりもするという、まあお値段なりのナビと悪戦苦闘しつつ、夕方なんとかホテルに到着。
 まずは蕨名物?餃子の王将で餃子食いつつビールをプハッとやり、ダラダラと夜を過ごし、アッサリ電池表示が残り1本となったナビを充電しつつとっとと寝た。

 次の日、再びポータブルナビの電源を入れ、蕨から今度は西新井大師に向かった。

 西新井大師は、実はお袋のお姉さん、つまり伯母が昔から近所に住んでいることもあり、ガキの頃何回か行ったことがある場所。
 今回思い立って初詣にいってみんべーということになったのである。

 とはいえ何分ガキの頃のお話なのであまり西新井大師の記憶は無いのだが、ナビのお陰でなんなく現地に到着し、自転車を停めてビシっと参拝。
 ここでもまた甘酒を頂き、なぜか横手焼きそばとかシロコロホルモンというB-1常連メニューの屋台が並ぶ境内をうろついて過ごした。
 ここだけの話、俺はあんまり屋台というか出店で物を買うことはないんだが(上記の甘酒はまあ例外ということで…)、でも屋台のずらっと並んだ風景は子供の頃の夏祭りの記憶が蘇るようで嫌いじゃない。


 その後、ちょっと東よりに南下し、道中にあった更科という蕎麦屋で鯖味噌+掛けそばというセットを頂いた。
 ここは、地味ながらそばも鯖も割りとおいしく、自分が入った後に仕事始めらしいスーツ姿のおじさん達(もしかしたら重役なのかも?)が何人も入ってきていたから、地元では人気の店なんだろう。気軽にそばを食べるにはいい店だと思った。電車だと南千住駅が近いらしいよ。


 そうして昼飯を食べた後、するべきことと言えば…

 当然食後のデザートだよね。

 この近所だと、隅田川のほとり、言問団子という老舗があり、俺は何年か前に行った記憶に基づきチョロっと脚を伸ばした。

 …と、軽く到着するつもりがどうも場所がうろ覚えすぎて中々たどり着けず…ちなみにナビは電池の容量が少なかったのでOFFにしていた。
 グルグル回りまわってようやっと辿りついたお店は、13時という昼飯時にも関わらずお団子目当てのおばさんたちが沢山いらっしゃり、俺はそんな中男一人でモグモグ団子を食べた。
 ここの団子は、きめの細かい餡とモチモチした団子の組合せが絶品であり、墨田川の花見やスカイツリー見学に行かれるような時は是非行って食べてみることをお奨めしたい。

 んでもって、団子を食べた後はテレビでも良く出てくる、スカイツリーが川面に映るスポットでベタながら写真を撮ったりした後、チャッチャと帰宅した。


 そんな訳で、今年も自転車を転がして爽やかにカロリーを消費し、間髪入れずに即倍返しという素敵極まりない自転車ツーリングで幕を開けたのである。
 

年末ママチャリツーリング

2011-01-02 23:38:25 | 自転車
 当ブログをご覧の皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。


 という訳で。
 早速前回の話題の顛末の方を。

 とある大型スーパー(というか、某ハイパーマーケット並に色々売っている店)に自転車屋さんが入っており、一見こないだ行ったホームセンターみたいな厳しい品揃えなのか?と思うとこれが全然違う。

 まず、国産のママチャリメーカー(敢えてこう書く)であるブリヂストン、ミヤタ丸石の三社のモデルがちゃんと揃っている。

 そして、廉価なMTB、ロードなども売っているのだが、それ以上に目を引いたのが、メンテ用品など周辺グッズの品揃え。
 これが、いいとこの自転車専門店と同じようなものがバッチリ揃っているのだ。
 尤も、この店の展示車の大半を占めるママチャリにフィニッシュライン辺りの高級オイル類が必要なのかどうかは分からんけど…

 ともあれ、少なくとも某ホームセンターよりは話になるだろうと、去年の12月29日にお袋を連れて行き、店員に聞きつつあれでもないこれでもないとママチャリを物色。

 結果、ブリヂストン社製のBRIDというシリーズの24インチのモデルを買うことにした。
 理由は、お袋が背が低いため26インチではちょっと高さ的に辛いということ、一方このモデルはフレームが低い位置にあるためまたぎ易く乗り易いということ。

 やはり、幾つかのモデルがあって、乗り比べて納得して買うということが出来るというのは基本であるね。

 で、買った自転車は当然家まで運ばなければならない。
 そこで、後日俺が乗って帰ることにした。

 次の日早速都合がついたので、電車を乗り継ぎスーパーに行き、サドルの高さ等を調整してもらった自転車の現物と、年末特典?のカレンダーを引き取り、1階のパン屋で栄養補給を済ませ(これは余計だったか…)久しぶりのママチャリツーリング開始。

 …き、厳しい…

 お袋のポジションをマジックでマークしておき、サドルを目一杯上げて乗ったんだが、それでもサドルが低すぎて…
 そんでもって、フラットハンドルかドロップで慣れた俺には、手前に曲がるママチャリハンドルはふらついて操作が難しい、というかママチャリ乗ってる人達はすげーな…と思うくらい、ママチャリのポジションは体にきつかった。

 大体3、40分のサイクリングだったんだが、サドルが低く膝が曲がった体勢で漕ぎ続けたせいか膝も鈍い痛みが出つつ、いつもより遥かに体を酷使した気がしたな…


 そんなことがありつつも、無事購入した自転車は早速お袋が快適に乗っており、まあメデタシメデタシではある。
 後は、自分の折畳み自転車の方を買うだけだな。


 と、その前に口直し?脚直し?にいつものシャウラ君と明日からツーリングに行く予定だけどね。