6月の富士ヒルクライムを引きずっているうちにもう7月も終わり。
実は、いよいよ来週の土日に富士山に登りに行ってくる。
今度は、前回のゴールだった富士吉田口五合目がスタートとなり、富士山の山頂の方まで徒歩で登る。
なぜ「山頂『の方』」という書き方をするのかというと…まあその辺は後で書こう。
さて、上に書いたように俺は富士登山というものにチャレンジする訳だが、なにせ登山というものは俺にとっては少なくともついこないだまでは全く未知の世界であり、高尾山に一回登って靴が合わなかったことが判明というかなりのド素人だったりする。
じゃによって、フィジカル面での鍛錬もさることながら、実際に登山を知ってる人の話を聞いておきたいと思っていたところ。
そんな折、俺はたまに行く港北ニュータウンのスポーツオーソリティというお店で、小日向孝夫さんという方の富士登山講座が開催されるという情報を目にし、渡りに船とばかりガッツリ食いついてみた。
このスポーツオーソリティという店は、一流ブランドの品物も売っていれば格安のモノも扱っているという、結論からすれば門戸の広い便利なスポーツ・アウトドア用品店である。
その一角にアウトドア用の椅子を並べて作られた特設会場には、そんな店の特性を現すように老若男女さまざまな客がやってきており、俺もその中に混じって講座を受けることとした。
俺は存じ上げなかったんだが、講師をされた小日向さんは、アウトドア系の名立たる雑誌の編集者を長年勤め、定年してからアウトドア関連の講師として活動をされているという、生粋のアウトドア人であり、どうも日本のアウトドア業界の重鎮と言えるべき存在のようである。
とは言え、決して堅苦しい話をする訳でなく、装備についてや富士山頂に行くための各ルートの話、さらに高山病対策として裏技的ではあるが、「救心」と「ダイヤモックス」という薬が効果があるという貴重な話を聞かせて頂いた。
ちなみに、冒頭で書いた件だが、富士登山道は大きく分けて4つのルートがあり、俺が今回挑むのは富士吉田口から登る吉田ルート。
ここは、登山道の中では一番の表通りであり、山小屋が沢山あるのはいいのだが、とにかく混むことが難点らしい。
そして、実はこっちから登ると、富士山の本当の頂上である、3,776m地点「剣が峰」が遠く、混雑もあり結構厳しいらしいんだよね。なので、そういう意味で「頂上」に行けるかどうかは分からないというのが実情。
んでもって、ここでは詳細は伏せとこうと思うが、小日向先生によると富士登山道の裏ルートがあるというかなりの裏情報?も聞かせて頂いた。まあこれは、俺が通るルートとは別ルートの情報なんであるが、とにかく土日の富士登山道は混むとのことで、このルートが結構役に立つらしい。全く蛇の道は蛇ってのはこのことを言うんだなあと…
最後の質問コーナーでは、俺もストックの使い方などを詳しく教えて頂き、非常に実りある講座であった。
で、もう既に富士山に登った気になった脳天気な俺は、富士山前の靴慣らし程度の気持ちでとある山の登山ツアーに参加することになったのだが…
以下、来週生きて富士山から帰ってきたら月曜の有休に更新予定!は未定!