みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

20万のエアコン

2008-06-30 00:42:13 | 
 こないだミヤタカップに出場するちょっと前から、うちの車のエアコンが全く効かなくなっていた。


 うちの車、クラウンは平成元年に購入、すなわち今年20年目というそろそろクラシックカーの部類に入る?シロモノ。

 まあ今までほとんどトラブルが無かった(親父がいた頃は任せっきりだったのでその時にガス補充くらいはしてたかも知れんが)のが運が良かったと思い、トヨタのお店に持ち込みまずは見積もりを取ってもらった。



 するとこれが20万コースだと…


 話によると、この頃のエアコンガスはオゾン層に多大な悪影響を与えるフロンが使われており、今は基本的にこのガスを補充することはできないらしい。
 で、代わりのガスを入れるにはコンプレッサーから配管から全てとっかえないといけないそうで、その結果が前述の金額になると…
 
 この値段を聞いた時には正直ドン引きしたが、それでも車の走りの性能自体はまだまだ健在だし、20年乗っててまだ8万キロ走ってないし、ここで手放すにはちょっと惜しい車であるので直す決断をした。

 ちなみに、俺はこの話を友人何人かにしたんだが、流石に「いいじゃんエアコン無くても」と言った人は一人もいなかったな…近頃日本もクソ暑くなってるもんで。


 ともあれ、日曜に社員旅行の帰りにトヨタに立ち寄り、ガツンとクレカ一括払いで支払いを済ませ、復活したエアコンでヒエヒエの車内を満喫しつつ実家に凱旋?したのであった。


 しかし、以前のフロンガスは結局抜けて大気中に流出したということになるんだろうが、そうすっと実は俺もオゾン層破壊に協力してしまったことになるんだよな…




 うーん…とりあえず土下座

あっちゅう間に夏至ッ

2008-06-22 23:55:18 | 雑記
 今年の夏至は6月21日だったと。

 つまり今日は夏至の次の日、去年に引き続き一日遅れで夏至の記事を書く羽目になったのである…イヤ何か思い違いで今日だと思ってたんだけどなあ。


 夏至とは関係ない話なんだが。

 こないだ出会い系、というかパートナー探しサイトでお相手を見つけて結婚された方がいる、と友人づてに教わったのだが、その友人も何やかやあっていい人を見つけたらしい。

 ただ、お互い事情があるため即結婚に向かうという訳ではなく、じっくり時間をかけていい関係を築こうという事らしいが、それでも夕べ飲んでた時も頻繁にケータイでメールのやりとりしてたし(しまいには俺も写メで登場してしまったが…)、ああいいなあと素直に思った。


 で、そのパートナー探しサイト、本当に色々な雑誌に広告を出していたりと至って健全なサイトなんであるが、改めて紹介というかごく久しぶりにケータイの赤外線通信なんつう文明の利器を使って(笑)ブックマーク登録はさせてもらった。

 ただ今回の話を元に自分の気持ちを確かめてみると、まあ俺も即結婚したいかというとそれ程ではない。
 それでも、ゼロからは何も始まらない、結婚するにもしないにも相手がいないとおハナシにもならないので、いい関係を築くためにはこっちから努力しないとね。
 ぶっちゃけ今の俺の労働環境で勝手に出会いが天から降ってくるかっつうと、もうそういう可能性は皆無なもんで…


 とぐちゃぐちゃ書きつつ結論としては、登録の方はもうちょっと考えさせてくれい<このヘッポコめが…

自転車名人・鶴見辰吾inBEX ISOYA成城。

2008-06-22 03:28:46 | 自転車
 とミヤタカップの話を引っ張りまくっているうちに日が経ってしまったが…

 実はその翌日、6月8日には小田急線・成城学園前という駅に俺は向かっていた。


 川崎にBEX ISOYA(ベックスイソヤ)という自転車のお店がアル。

 そのお店の支店が成城学園前駅からちょっと歩いた所に最近オープンし、そしてその記念イベントとして鶴見辰吾さんと、自転車レース実況でおなじみのイイミワこと飯島美和さんのトークショーがあるという事で、赴いた次第である。


 成城学園前駅から10分程歩いただろうか、世田谷通りという大通り沿いにBEX ISOYA成城はある。

 パッとお店を見た第一印象は、いい意味で自転車屋らしからぬオープンな場所、ちょっとこじゃれたカフェといった雰囲気である。
 店の前に木製のデッキ(でいいのか?)、その上にテーブルと椅子。そして前面に張り巡らされたガラスの向こうにはかっちょええTREK系列の自転車やパーツ等がスッキリとセンスよく並べられておる。

 そんな洗練されたお店に、洗練という単語とはかけ離れた男が一人入店。速攻でトイレを借り(笑)、そのままトークショーのために設けられた席の最前列にチョコンと着席。いや最前列はクセみたいなもんで…


 程なくして鶴見さん、イイミワさんのお二人が登場。
 テレビや写真で何度か拝見したことはあったが、生で見る鶴見辰吾さんが信じられないくらいスリムでカッコええのよこれがまた。

 美男美女といった感じのお二人のトークが始まると、しかし鶴見さんは思っていたよりもかなり気さくな方で、(これまた美人の)奥方をいかにして自転車に乗せて佐渡ロングライドを一緒に走るかだな・・・という話から始まり(ちなみにその佐渡ロングライドって100kmとか210kmを一日で走るんだけどね…)、鶴見さんがこないだのTOJの市民レースでいかにして8位を取ったかとか色んな話を面白おかしく話しておられた訳だ。


 個人的に印象に残っていた話を一つ。
 彼が立ち上げたLEGONというチームがあり、こないだ笑っていいともに出られた時もそのジャージを着ていた(今日の増刊号でも見られると思うので今朝この記事を見た人は是非!)のだが。

 そのサイクルジャージのデザインは、何と言ったらいいのか分からんが、普通のセーターっぽい模様が描かれているのだ。
 曰く、「例えばポロシャツというのが元々ポロという競技用の服が普段着として定着したように、サイクルジャージというのは機能性のある優れた服であるから、いずれ普段着として気軽に着られるようになるといい」というお話で、ああ成る程なぁ~と感心した。
 鶴見さんという方を正直それ程は知らなかった俺だが、この人は自転車にハマっているだけでなく、職業柄?広い視野で自転車の世界を見ているんだということが分かった。


 で、あっちゅう間に40分ほどのトークショー終了。

 終了後、イイミワさんにご挨拶。何でも今年10月の日産スタジアムの自転車レースの実況をされるとの事で、「今年もジンベエ着られるんですか?」と聞かれ「いやもう何かコスチューム考えときますよ。今更後には引けないんで」と約束してしまった俺…
今から何やおもろい服探したらなアカンなあ(笑)。



 上で少し書いたが、先日も「笑っていいとも」のテレフォンショッキングという例のコーナーに自転車もろとも登場し、かっちょええ姿を見せつつしまいにはストラップまでゲットするという、もうTVでもおいすぃとこ総取りといった鶴見さん。
 彼はこないだTVドラマ「和田アキ子物語」でマネージャー役を演じ、さらに来月ミュージカル「ピーターパン」でフック船長役をやるなど、本業の方もバリバリにも関わらず、先日のいいともにも自転車で赴くなどバッチリ自転車に乗る時間を作っている。

 あれだけの仕事をやってる人があれだけ乗ってるんだから、俺も負けてはいられないよなぁ~と思い知らされる昨今。しかし今夜も酒が旨かったな…

ミヤタカップ戦記2008・(色んな意味で)終了

2008-06-21 10:14:30 | 自転車
2008年6月7日午前10時頃。

晴れ。

 ミヤタカップのビギナークラスでものの見事にやっちゃった後、ソソクサとレーパンから普段着に履き替え、しばし呆然…する暇もなく駐車場内を自転車で走り回った。

 さっき一緒にビギナークラスを走った「からす」さんの行方を捜すためである。

 自分が車を停めた辺りにはいなかったので、スタッフの人に聞いて会場よりさらに上った所にあるという駐車場にまで足を運んでみた。

 まだ午前の部は何レースか(小学生の部とか。蛇足だが、小学生の部は俺は全く見てないが、多分俺が一緒に走っても完敗する自信?がある)残ってはいたが、午後のエンデューロを控え比較的和やかなムードで過ごすレーサー達を尻目に、キョロキョロとからすさんを探し回った。

 駐車場からふと会場方面を見やると、一人MTBでこちらに向かってくる男が。

 どーやらからすさんらしい。声をかけてみると向こうも思い出してくれたらしく、1年ぶりの再会となった。


 そして、話を聞くとナンとからすさんは今回のレースで入賞を果たしたとの事(順位はここでは書かない)。いくら出場選手がそれ程多くないとは言え、レベルの高いこのレースで入賞するとは十分の快挙であり俺も素直に喜んだ。

 ついては、昼ごろ表彰式があり、そんな時に限って連れがいないため写真撮影をお願いしたいとの事で、俺は喜んで引き受けた。まあジンロ君を会場に足止めすることにはなったけど…


 12時ごろ、午前に行った大人向け?レースの表彰式開始。まずは上級のスポーツクラス、その後ビギナークラスと続くのだが。
 毎年思うが、少なくとも表彰台に乗るような選手達は体、特に脚のつくりがとてもアマチュアには見えない…これは俺あたりがどんだけぇ~頑張った所で太刀打ちできる次元のお話ではないわな。

 しかし、からすさんはそんな強豪を退け見事表彰式の舞台に上ったのだ。

 なもんで我が事のように(というか本当に我が事になることは一生ない気もするが…)からすさんを他の選手やプレゼンターの水野裕子さんら共々撮影。清々しい笑顔であった。


 で、その後俺とジンロ君は高原の湯という野天(露天)風呂がナイスな温泉に入浴、隣接する伊豆高原ビール うまいもん処にてうまいビール片手にうまいもんを食べたのであった。…ちなみに俺が飲んだうまいビールはアルコール度数0.5%未満よ。


 さて。

 今回からすさんと色々お話して、やはり多数の反省点が析出された、というかダメダメであった…

 まず、からすさんの方は中古ながら俺のMTB本体価格より高いMAVICのリム(ホイールの事ね)に、特殊な液体を入れることによりチューブレスになるタイヤを装備。チューブレスということはチューブの分だけ重量が軽くなる訳。

 その他MTB全体をほぼ自分で組むという感じで、とにかく一目見て相当気合が入っているからすさんのバイクに比べ、俺の方はせいぜいブレーキパッドを更新、タイヤは家の中に転がっていた(普通自転車のタイヤは家の中に転がってないか?)よく分からんブロックタイヤをつけたという程度であると…

 その上、そのタイヤを触ったからすさんより一言、「これだと空気入れ過ぎですね。もう少し圧を下げておかないと下りカーブでタイヤが路面に食いつかなくなるんですよ」というようなお話を。
 ああ、確かに高速コーナーの多いここのコース、コーナーでズルすべったような記憶があるな。この辺は是非次のレースに生かしたいが、次はやっぱり来年の東伊豆になってしまうのか?この夏あたりもう一遍山を走りたいぜー

ミヤタカップ戦記2008・激走の果てに…

2008-06-17 00:49:06 | 自転車
2008年6月7日朝9時。

晴れ。


 俺は自転車仲間ジンロ君とミヤタカップの、その名に反して初心者・素人瞬殺モンのビギナークラスのレーススタート前に、一人の男を探していた。

 「からす」というハンドルネームを持つその人は、今回のレースエントリー前、俺が参加しようかどうしようか迷っていた時期からメールにて連絡を取り合い、そして彼も参加されるということで、去年のミヤタカップ以来となる再会を約束していたのだ。

 だが、電話番号等現地での連絡手段を確保していなかった。
 どうせそう広くはないレース会場、自然とお目にかかることになるだろうとたかをくくっていたものの、案外ことはそう簡単にはいかないもの。

 MCの絹代さんと、水野裕子さん、チャーリー礒崎さんの異様にハイテンションなトークの中、スタート地点で他の相当走り込んでそうな選手達の中を見回りからすさんの姿を探す。

 がなかなか見つからず、ビギナーに2分先行してスポーツクラスが遂にスタート・・・


 と、いた!

 俺の右後方にからすさんの姿を発見。彼も年齢層は違うがビギナークラスのエントリーだ。流石に声はかけなかったが何となくほっとした。



 そしていよいよ時はきた。

 この日二度目の号砲を合図に、ビギナークラスの5kmのレースがスタート。


 コースはまず草の茂った広いストレート。ここで、いきなり例年通りサーッと皆様に追い抜かれる俺。

 ま、まあ俺はスロースターターだし、自分のペースを守って後半追い上げればいいさ・・・と自らに言い聞かせつつ最初の難関、左にカーブした急坂にさしかかり。

 あれ・・・?


 何かもう体が限界っぽいんスけど・・・


 俺オワタ?\(^o^)/


 心拍数は180を超え、あえぎあえぎ走るも前を走る選手達に全く追いつけない。

 い、一体この一年の間俺は何をやってきたんじゃい・・・
 ロードでフニャフニャ走ってきた日常、心肺機能を鍛える為にと参加したマラソン大会でバッチリ脚を痛めたこれまでの努力?が走馬燈のように(笑)脳裏をよぎりつつ、必死に走る。

 とにかく、横っ腹が痛くならないようにテンパらない程度のペースで走るも、なんとなくチクチクときて、もうこうなったら楽しむかぁ~と爽やかにマイペース走行。


 しかし、今回のレースはなまじ路面コンディションが良かったばかりに結構ハイペースなレースだったんじゃなかろうか。勿論走りやすいのは有り難かったが、ただでさえスピードの無い俺にはキビチイ展開ではあった。まあそういう問題ではないか・・・

 見晴らしの良い展望台の脇を抜け、下りを爽快に駆け抜けつつ数分遅れスタートの女子選手に抜かれつつ(泣)、ゴール前の最大の難所心臓破りの壁(俺命名)を登る。

 今年は路面もドゥライだったので何とか漕ぎきってやろうと頑張ったが、あえなく撃沈。アスファルトだったとしても漕ぎ切るのは困難であろうこの坂を、結局他の多くの選手たち同様押して登った。自転車ってのは押した方が意外とキツいもんなんだよね。


 で、再び草原に戻り、前方にジンロ君を見ながらゴール。何かゴール時に名前を呼ばれた気がしてこっぱずかしかったな・・・


 とまあ、こんな締まらない感じでレースは終了した。この後からすさんとの再会、そしてダメ出し編へ続く。

ミヤタカップ戦記2008・試走そして…!

2008-06-16 00:15:42 | 自転車
 2008年6月7日朝6時30分。

 晴れ。


 …実はこの2文字が本ミヤタカップに出てくる意味は極めて大きい。とにかく、俺が参加した去年一昨年だけをとっても、雨はこのレースには切っても切れない要素だったもんで…

 そういう要因も加わり、(今までの2回に比べれば)もうとてつもなく絶好調な!?俺と、MTBレース初参加のジンロ君の二人は、会場受付にて計測チップ等を受け取り試走準備にかかる。

 1年ぶりの東伊豆クロスカントリーコース、そして1年ぶりのオフロード走行まずはジンロ君と試走。

 やはり、路面は水たまりはなくかなりドライな状況。それでもアスファルトと比べると回転効率の落ちる路面にジンロ君も多少困惑している模様。かく言う俺も久しぶりのグラベルは慣れるまでに時間がかかった。しかし、楽しい。

 このコースは、下り坂での加速が順位を決める鍵になる、そういう情報も持っていたため、特に下りは自分なりにベターなラインがどこか考えて走ってみた、つもりだった。

 まーそんなことをつらつら書きつつ、1周終わった後ジンロ君と交わした感想が「イヤもうお腹いっぱいだな。」だったりするんだが…やはりオフロードの5kmは舗装路のソレとは比較にならんくらいタフな道のりだ。


 しかし、だからこそ走り甲斐があるってえもんだ。


 一旦車に戻り、心と体の準備を万端にした後、開会式に臨むべくスタート地点近くのステージへ向かった。

 地元の町長さん等の挨拶のあと、ミヤタカップのチャンピオンジャージを纏った水野裕子さん、そしてチームミヤタの黄色いジャージを着たチャーリー礒崎さんが登場。彼は元MTB日本代表だったというエキスパートだ。

 しかし、俺は失礼ながら礒崎さんという方をちゃんと存じ上げなかったのだが…
 何かミヤタのHPでおネエ★MANSに出てるって書いてあって、一体なんで?と思っていたのだがこの日合点がいった。(皆さんもリンク先を参照されれば合点がいきます)左耳に煌くピアスを見つつ、内心どんだけぇ~と思いつつ毎年恒例の餅まきを経て開会式は無事終了。


 そして、息つく間もなくいよいよレースはスタートを迎えることになる。

ミヤタカップ戦記2008・レース前夜

2008-06-15 23:50:01 | 自転車
 2008年6月6日夜22時過ぎ。

 今回のミヤタカップ参戦のパートナーでありライバルでもある!?ジンロ君の家に、久しぶりにボロいブロックタイヤを取り付けた俺のMTBを載せたクラウンで行き、これまた、というかこちらは今回初めてブロックタイヤを装着した彼の自転車を載せ、珍しくもMTB2台積載のクラウンにて現地へ向け出発。

 ミヤタカップという大会は、俺に限って言うと3年連続出場(1年目は名前が若干違っていたが)である。
 で、以前の2回は朝ほぼ寝る時間ナシという強行軍(つうか初回など前の夜酒飲んでたし…)であり、順位の言い訳としては十分?(笑)なヴァタヴァタぶりだったため、今年は仕事もほぼ定時で切り上げチャッチャッと会場に向かうことにした。

 まず出発が例年より2時間程度早く、22時杉には地元を出発できた(え、じゃ去年まで一体いつ出てたんだって?それは簡単な算数ですな)上、去年までの沼津から天城越えルートに替えて小田原厚木道路を通って熱海を抜け、伊豆の東岸をひたすら南下するルートを使用。…最初からコッチにすればよかったという位スンナリ行けた。

 で、1時にはもう伊東あたりを抜け、「時に今夜はどこで仮眠すべえか?」と考え、途中ネットカフェがあったので、そこで休憩するかとジンロ君に相談。

 すると返ってきた答えが、「別にいいけど、俺多分一睡もしないと思うよ。」

 た、確かに…俺も目の前にバリバリ伝説の単行本がズラリ並んでいたらコンプリート一直線だろうし(苦笑)。

 な訳で、結局会場近くの某コンビニの駐車場を借りて、男二人は仮眠休憩を取った。といいつつ仮眠の前にも何か色々話が盛り上がってしまったが…くまだまさしは一度でいいから生で見てみたいもんよ。あとクールポコも。


 で実は俺はそんなに眠れなかったのだが、それでも例年に比べたら遥かに休憩時間を取れた今回、これは今度こそいい結果が期待できるのかっ!?と気を持たせておいて試走そしてレースの模様は次回だ。

ミヤタカップ戦記2008・プロローグ

2008-06-15 12:40:27 | 雑記
 2008年6月6日17時過ぎ。

 ごく久しぶりに明るい時間に会社を出ようと、ソソクサとPCを畳んで帰ろうとする俺に、同じくソソクサと帰ろうとしている課長が話しかけてきた。

 曰く、「最近水野君(仮称ね(^^;)は自転車のレースとか出てんの?

 「いやあ…それが実は明日レースに参加するんですよ


 しかし、これだけ読むとこれが会社での日常会話のように思われるだろうが、実は課長は俺がこの職場について3年近く経つが、この日初めて自転車の話を振ってきたのだなあ。まあ随分前から俺が自転車好きだという話はしてたんだけどね。


 そういう虫の知らせみたいなものってあるもんなんだね。というのが話の趣旨なんだが、その一方でレースに出ると言ったからには今後レースの結果を話す機会があるかも知れないということで…

 そうなっとレースでヘタな結果は出せないよね…

 よね…



 そんなミヤタカップ2008の記事はこの後すぐ!の予定

不忍池で吉野川に思いを馳せる、そして夢の話?

2008-06-11 23:56:05 | 雑記
 5月31日は、1年ぶりに上野の不忍池に行ってきた。
 野田知佑ハモニカライブというのに行ってきたのである。

 今年は、例年になく寒い日で途中マックのコーヒーを買うなどしたが、それでも野田さんのハモニカの音色、笛吹きおじさん!?(実はすごい人だが)辰野勇さんの横笛の調べ、更には名前を失念してしまったが、飛び入り参加した辰野さんの知り合いのソプラノ歌手の、そらもう素晴らしい歌声に聴き入り、久しぶりにゆったりとした時間を過ごした。

 また、野田さんが「校長」の四国を流れる吉野川で毎年小学生を集めて「川の学校」というのをやっており、その活動を行っている小畠さん夫妻を交えてトークショーもあった。
 曰く、今の40代以下の人達は川で遊ぶ(川に潜って魚を捕ったり)ということがなく、一方で川に実際に入ってその温度、水質を体感しないと川を大切にするということが「実感」としてできないと。
 故に、純真な子供のうちに川遊びを通じて本当に川のことを考えられる人間を増やしていこうというのがその「川の学校」の目的なのであるな。

 個人的にはとても興味深い、というか俺もいっちょ川で目一杯遊んでみたいもんだが…もう俺が物心ついた時には近所の川はすっかりアウトだったからなあ。


 さらに、今回はスペシャルゲストとして、少なくとも名前を知らない人はいないであろう、「夢枕獏」先生のトークショーもあった。
 以前ここに出られた時は、野田さん辰野さんと一緒にひたすら釣り談義だったのだが、今回は韓国に鮎やヤマメを釣りに行った話の他、自身のロングセラーであり未だ未完のキマイラという作品のお話も出た。

 これが、要するにこの度新装版が出るという宣伝もあったのだが、そのキマイラの(もちろん世には出ていない)ラストに関するネタばらしを自らやってしまうというものすごいお話だったのだよ。
 まあ俺はそのキマイラという作品に触れたことがなかったため、登場人物の名前などは分からんかったが、とにかく今まで誰も知らなかったような話を聞けたというのはむしろショックでさえあり、その獏さんの宣伝活動が実り?小生新装刊2巻とも購入。寺田克也先生渾身の表紙絵がカッコエエよ。
 しまいにはラストのサイン会で2冊ともバッチリサインを書いて頂くというサービスもして頂き、感無量であった。


 まあ、しかし今の所1巻の最初の方しかまだ読んでいないのであるが…もしかしたら来週あたり飛行機に乗る際に持っていくかも知れない。折角のサイン本であるが読まないのも何だしね。

 さて、次回はいよいよ既にリザルトも発表されちったアノレースのお話をば。

TOJ東京観戦記2008の3

2008-06-08 12:38:11 | 自転車
 誰が何といおうと5月25日、TOJ東京ステージの続き。

 この日、ワインを一杯(大量という意味でのいっぱいではないぞ)やりつつ、ノコノコとバスで会場の大井埠頭に到着、このレースの行方を観戦していた。

 今年はゴールスプリントをテレビに映りそうな場所で見ようと半分よこしまな?気持ちでゴール地点にてスタンバイ。

 14人の先頭(逃げ)集団が、後ろの大集団に吸収されまいと分裂、合体を繰り返しながら走っていたが、残り2周くらいになってディロレンツォという選手と、3日目美濃ステージで優勝している梅丹本舗GDRの福島晋一選手の二人が飛び出した。

 集団にいたとはいえ、終盤になっての逃げはかなり辛そうで、会場のオーロラヴィジョンが映し出す福島選手の顔は穏やかではない。
 それでも、呉越同舟というか二人は互いに先頭交代しつつ(互いに互いの後ろで空気抵抗を減らし、できるだけ体力を温存することができる。自転車レースでは一人で走るのと二人で走るのとでは天と地の違いがあると言えよう)、ラスト1周もそのまま逃げる。

 会場の皆が福島選手の根性の走りを見守る中、そのまま二人が先頭で最後のストレートへ。


 しかし、そこで遂にすぐ後ろの元先頭集団が追いつく。もう見ているだけでこっちも息が上がってきそうな福島選手の必死の走りだったが、勝ちたい気持ちは皆同じ。そのままゴールめがけて14人のスプリント合戦となる。

 14人のうち、福島選手と同じ梅丹に所属する宮澤選手が一気に飛び出し、福島選手の走りに応えられるか!?と思った刹那、さらに後ろから別の選手が。
 それがポーランドのチーム「MROZ ACTION UNIQA(ムロズアクションユニカ)」のゲンプカ選手で、結局彼が東京ステージ優勝となった。


 個人的には、最後の最後で2位に終わった宮澤選手の悔しそうな表情が印象的であったな。福島選手があれだけアツイ走りを見せていただけに、ゴールスプリントなら自分がそれに応えようという気持ちもあっただろうから。
 しかし、ここ何年かの東京ステージは毎回、総合優勝とは関わり無く全力で優勝を取りに行く日本の選手達の走りが観戦出来てこっちとしてもとても充実させてもらえている。


 流れでイイミワさん進行による表彰式をポケーっと眺め、チーム総合優勝だったサウスオーストラリアドットコム(ちなみに個人総合優勝もこのチームから輩出)の面子が、みんな20代前半という話を聞きすげーなわけーな…とか思いつつ、今年のツアー・オブ・ジャパンは終了したのであった。


 俺の方は、ひとまず今年の他のロードレース観戦は予定してないが、やはり見れば見たで非常に面白いし、色々な人間ドラマみたいなものも垣間見えるので、また機会あれば見に行きたいし、もしこれを見て興味が沸いた方がいれば(いるのか?どっちかつうとエノテカの方じゃないか?)秋には宇都宮でジャパンカップというのも開催されるので諸人こぞりて観戦に行ってみてはと。生で自転車選手を見るとその体のつくりの違いに圧倒されるよ。もう本当に同じ人類なのかと…


 さて、これを書いている前日にも小生某レースに出場してきたのだが、それにおっつくようにまたセコセコ記事を書かんとな。