みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ダメだった

2008-12-31 23:43:39 | 雑記
 えー時の経つのは早いものと申しますが…

 くらいのイントロでないとやってられない感じだが、あと20分弱で2008年が終わり、新たな希望を胸に?2009年を迎える時がやってくると。

 まさか11月のサイクルモードのお話が年を越すとは思わなかったが…

 えーここで言い訳を一つ。

 小生、この年末年始で
・アパートの片付け(来年1・11に引き払うので)
・実家の自分の部屋の片付け(何しろ一人暮らしを始めて3年、実家の方はほったらかしだったもんで…)
・新パソコンのセットアップ(これはいつの日か!?記事にするけどアキバの某ショップで電光石火で購入即持ち帰った)
・BDレコーダーのセットアップ+BSアンテナ設置+実家のアンテナで地デジダメだったらUHFアンテナ設置

 ほか諸々の作業進行中なので何か忙しいのである。昨日おとといも二日連荘でアキバに行ってイタ車というか痛車何台も見たし…

 今年最後が愚痴になってしまったが、これもある意味俺のこの1年を象徴しているってことで!?来年はいい年になるようロードバイクにタイヤつけて(まだばらしたままかい)駆け抜けようかなと。

 来年はなるべく(分家含め)記事書くようにしますので読者の皆様方来年もよろしくです。

銀輪戦記サイクルモード!ROUND4・CANNONDALEに片思い?

2008-12-28 14:35:32 | 自転車
 実はサイクルモードから1ヶ月以上経ってモタモタしているうちに、CSの自転車番組でそのサイクルモードのネタが放映されていたりする。

 スカイ・A sports+という局の「走快!自転車NAVI」という放送である。

 上記のスカイAというのがどうも大阪の方の放送局らしく、阪神タイガースに強かったり、スポーツつってるのになぜか「探偵!ナイトスクープ」をやっていたりと中々侮れないラインナップとなっていて、自転車NAVIもこないだ箕面市という市のリサイクルセンターに行くとタダで自転車を作ってもらうことができます!って話をやってた。俺の場合普通に箕面市に行く交通費だけで自転車買えるんだが…


 マ、それはともかくだ。


 その中で取り上げられていたMTBに俺も乗ったのである。

 CANNONDALE(キャノンデール)というアメリカのメーカーのブースにて、そのMTBは一際目を引く存在だった。

 見て2秒ぐらいで違和感を感じる。
 何しろ、フォークと呼ばれるフレームと前輪を繋ぐ部分が片方しかないのだ。

 まあ当然の如くそれで車体(+人間)の荷重を支えられることにはなっているんだろう、程度に今まで思っていたのだが。

 上記の自転車NAVIでキャノンデールの人が言っていたのは、「航空機の車輪も片持ちなんですよ」ということ。
 確かにジャンボジェット機あたりをググってみると、一本のシャフトであまつさえ2本のタイヤを支えている。

 でも自転車というのは左右対称が基本なんでないの?と思う人も多いと思うが、MTBの場合ディスクブレーキが使われている車種が多く、これはまず金属のディスクが片方にしか着いてないので厳密には左右非対称である。というかこのバイクの場合は必然的にディスクブレーキ装備になるんだが…

 上記の理由により、試乗した際受けた感じは通常のMTBと何ら変わりナシ。つまりフラつくようなことはないと(重心がずれているわけでは無いので当然だが)。
 自転車NAVIでも高松健二さんという方がタイヤ外さんでも交換できますねと言ってて(これはナルホドと思った)、あながち見た目のインパクトだけでもないのかなとは思った。


 で、そんなキャノンデールに片思い?をしているうち、昼になり腹が減ってきた。
 友人もそろそろ来る頃合だったため、一旦会場を出て、外のレストラン街で待ち合わせて昼飯を食べることにした。
 これが12時~13時の間。

 この行動が後にあまり良くない結果を招いてしまう訳だが…もう年末なので一気に書き上げたい所存。


銀輪戦記サイクルモード!ROUND3・CAMPAGNOLOの野望

2008-12-18 23:11:02 | 自転車
 さて、サイクルモードで展示されているものといえば当然自転車である。

 が、その自転車は勿論幾つものパーツに分かれており、それぞれはそれぞれのメーカーが作っている。パソコンも同じようなもんだな。


 そのパーツの中でも、駆動系、即ちクランク(ペダルと本体を繋げる所)やチェーン、変速機の類はとりわけ精密であり、毎年0X年モデルが出たとか出ないとか、自転車雑誌で取り上げられる注目のパーツである。まあ車で言ったらエンジンみたいなもんだね。

 で、変速機のメーカーは今日本のシマノが世界的にメジャーだが、今回俺が興味を持ったのはCAMPAGNOLO(カンパニョーロ)というこれまたイッターリアのメーカーである。


 そこいらで1万位で売ってるチョロい自転車の宣伝文句でも「ン段変速のギア付」とか言っているように、変速の数というのは気になるし確かに走りに関わる要素である。
 今年、カンパニョーロはその変速数実に11速というものを発表し話題になっちょる。

 11速、と簡単に書いたが変速数を上げるというのは、10年以上前に今の規格の変速機を8速から9速に増やした時から限界ギリギリの所をいっている。
 9速にする時、シマノは実はチェーンの幅を狭めるというコロンブスの卵的?解決法を編み出し、同じく10速の時も幅が狭まった。

 なのでカンパの11速も当然チェーンは狭まったろうし、かなり精密度は高まっているんだろう。

 だがそういう話は置いといても、カンパニョーロのある意味最大の特徴、それは美しさである。
 何しろ上記リンク先を(PCで)見て頂ければと思うが、細部にまでカーボンをあしらったパーツの数々は機能性だけでなく、何やら芸術品のような匂いも漂わせているではないか。

 という事で、小生今年も多分自分で買うことは無いんじゃないかと思いつつもついついカンパのブースで変速機だの、ホイールだのをつらつら眺めてしまう。


 さてそんなカンパニョーロだが、自転車の変速機を含めたパーツ類「コンポーネント」の世界ではライバルが2社いる。シマノ社とSRAM社がそれだ。

 シェア的には元々シマノが数的に優勢という事情に加え、SRAM(日本語のページが無い…)というアメリカのメーカーもロード用の変速機を売り出し、何でもウィキで見たら今年ジロ・デ・イタリアで優勝したコンタドールのバイクにSRAMが使われていたとかでますます躍進中だし、これはいよいよ自転車の変速機三国志の始まりかぁ?実際全部違う国のメーカーだし。



 …なんか今回いつになく?マニアックな記事になってしまった気が。

銀輪戦記サイクルモード!ROUND2・DAHONの娘

2008-12-10 23:55:13 | 自転車
 さて、今年のサイクルモードで最初に俺が乗った自転車は、DAHON

 前回の記事で書いたDE ROSAで試乗を予約し、ちっとだけ時間が余った俺は一旦DE ROSAブースを離れ、余った時間を有効活用できないかうろつき、結果ここに辿りついた。

 DAHONというメーカーは、今や当たり前の存在となったフォールディング、つまり折り畳み自転車の先駆者的存在。
 一口に折り畳み自転車と言っても色々あるが、DAHONのそれはそんじょそこいらの安物とは訳が違う。という訳で乗ってみることにしたのだ。

 今回は、思いつきではあったがMu(ミュー) SLというクールな一台を選択し、試乗。


 大抵の人は、こういう小さいホイールの自転車を見ると「フラフラしそう」なイメージを抱いてしまうと思うが、これがちゃんとしたトコロが作るとそうでもなかったりする。要は重心の位置なんだろうね。

 まあこれがこの日一台目の自転車ではあったが、後に乗る26、27インチの自転車と比べても通常走行はおろか、ある程度の低速走行でもまずハンドルがフラつくということがない。
 そして、前は1枚ながら後ろは8段変速(SRAMのX-9だった)で、スムーズな変速により快適そのもの、朝イチで爽やかさん気分を味わうことができた。


 と爽やかDAHONの試乗はこんな感じだが、DAHONブースのお話はもうちっと続く。


 一度DAHONブースを離れ、DE ROSAの自転車をキャメラ小僧さながらに激写(どうでもいいが「激写」ってIMEで一発変換されるんだな…もはや一般的な日本語か)した後再度DAHONブースを通りかかった時、なにやらイヴェントの予感。


 見やると、何度か当戦記でもネタにさせて頂いているイイミワさんが司会で、他女の子が4人ほどステージに立っていた。
 要はその女の子達が「ダホンガール」として、DAHONの折り畳み自転車の素晴らしさを伝える…ということらしかった。

 で、ステージでは「見せてもらおうか…DAHONの折り畳み自転車の性能とやらを」ということで(嘘)観客の人に参加してもらい自転車の折り畳み競争が行われた。

 ダホンガールの子は、まあこの前の週に大阪で行われたサイクルモードで鍛えてきた?から3倍早かった(多分)訳だが、観客の女性の方も一発目で10秒かからんタイムで畳みおおせていたので、やはりDAHONの自転車は簡単ベンリっちゅう結論で宜しいかと。

 ちなみに、偶然なんだがこの折り畳み競争で使われた自転車、さっきまで俺が試乗していたMu SLだった。


 ステージ終了後、イイミワさんに挨拶しようと思い、他の方とお話していたイイミワさんが空くのを?待ちつつDAHONの折り畳み自転車をじっくりジロジロ鑑賞。

 よっしゃそろそろ頃合かな…と思ってイイミワさんがいた方を向くと、いない

 小生このパターンは非常によくやらかすのであるが…この後結局DAHONブースにイイミワさん登場のタイミングで出向くこと能わず、要するに挨拶できんかった。


 まあそんな、男一匹銀輪戦記(後に助っ人というか友人と合流して一匹ではなくなるが…)はまだまだ続く。

銀輪戦記サイクルモード!ROUND1・DE ROSAの誘惑

2008-12-07 14:51:22 | 自転車
 時は2008年11月8日、JR海浜幕張駅。
 もしかすると1年ぶりにやってきたこの駅から、意気揚々と歩を幕張メッセへと進める俺様。

 何といっても、この日は「サイクルモード」の開催日。
 幕張だけにそれっぽくない人達(確か和服のおば様達も見かけたような気が…)に混じり、自転車用のヘルメットを手にメッセの会場に到着。会場4,50分前の入り口付近はまだそれ程人はいなかった。

 試乗をする人は(つうかここに来るような人は大抵試乗すんだろうが…)先に怪我をしても責任を問わない旨の誓約書を書き、バンドをもらう手続きが必要である。

 千葉から来る友人とメールで「まだそんなに混んでないよ」とやりとりしつつ、誓約書を書きつつぼちぼち並んでおくか…と入り口方向を見やると。

 …もうちゃんと行列ができてる

 開場30分前でこの混み具合か…こりゃ先が思いやられるワイ…と急激に老け込み(笑)、しかしじっとガマンの子で開場を待った。

 …そして開場!

 一斉に開場になだれ込む(つってもちゃんとゲートで所定の手続きをやってるからそんなひどい事態にはならんが…)人々と共に俺もバッチリ入場。


 まず会場を見渡し、最初に目に入ったのが「DE ROSA」(デローザ)のブース。

 DE ROSAっちゃあ、イッターリアの小粋なロードレーサーとしてロード好きには知られたブランドである。

 そいでもって、やっぱし、高級。


 サイクルモードは、午後に来場者がピークになった頃は試乗待ちの行列がそらもう悲惨な状態になるのを承知していて、こういう高級ブランドは朝イチ勝負だと分かっていた。

 去年はその朝イチでコルナゴ(詳しくは後の記事で)に乗ってて、今年もコルナゴに行ったるかと思ったのだが、何となくデローザに心がグラっと…

 そして、試乗ブースに行ってみた。

 すると、ここは時間指定制で、つまり何時から何時の時間帯に乗りたいかを指定し、その時間にフラっとデローザブースに再度出向いて試乗させて頂くという塩梅。

 朝一で行ったつもりが上位の車はあっちゅうまに全時間帯終了のお知らせ中で、妥協ラインとして朝の内に乗れるAVANTという車を予約。これでも完成車で軽く5~60万するけど。


 そんな訳で、すぐ試乗できた訳ではなく実は先に一台乗ったのだが(こちらは次回の記事にする予定)、まあとにかくアヴァントだ。

 持参のメットを被り、グローブをバシっと手にはめて、いよいよデローザちゃんを試乗だ。


 コースに出て思ったのがとにかく軽いということ。そして心なしかまろやかな乗り心地?(笑)
 このAVANTはカンパニョーロというメーカーの変速機がついていたのだが、これがまた高性能、ギアを下げるのもそうだが上げるのもボタンをグイっと押し込むと一気に2,3段変速でき、しかもスムーズ。

 嗚呼俺もこういう磨きぬかれた性能の自転車が欲しいなあ・・・つうかとりわけこういう自転車に見合った走りがしたいなあ…などとあさきゆめみしゑひもせす。ん。

 しかし夢ははかなくあっさり試乗終了~だ。

 記念に?試乗車を始めデローザブースの自転車達を撮影。
 絶妙に形作られたフレームの曲線、洒落ていつつも機能的なデザインを見ると、デローザいいなあ…と思わずにはいられない。
 いられないが、しかし実際にこういう自転車を街中で乗ってサマになるのはパンツェッタ・ジローラモぐらいなもんかぁ?とも思ったなあ(笑)

銀輪戦記・サイクルモード!予告編

2008-12-03 00:12:20 | 自転車
 世の中の流れから1ヶ月ほど遅れた状態が続く当ブログ、続いては先月大阪、幕張を沸かせた自転車の大展示・試乗会「CYCLE MODE international2008」の話を書いていこうと思う。


 それにしても、最近自転車が流行っている。

 道路をクルマで走っていても、或いはバスに乗ってヴォケっとしていても、気がつくと車道左端を往くロードバイクを目で追いかけていることが多くなった。

 そんな昨今だから、ましてテレビ大阪(東京)が強力に宣伝しているこのサイクルモードは、年を追うごとに盛況ぶりは増す一方だ。


 今年は折りしも個人的に自転車×寄生虫○規制中の俺だったが、久しぶりに友人と落ち合う約束もしていたしここは張り切って規制解除、秋の大試乗まつりという事でしこたま乗りまくろうという後先省みない?覚悟は決めていた。

 一方で、年に一度のイベントであり普段中々お目にかかれないような自転車関係の人とも久々に会えるかと内心期待していたのだが…その辺の顛末含めまた何回かに分けて書いてゆく所存。