みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ケッチと行く関門海峡一人旅、その四「門司港編Ⅱ、六曜館GIG」

2011-05-29 23:59:00 | 音楽

4月30日、19時過ぎ。 雨がシトシト降る門司港の街をフラフラ歩いた後、俺は一軒の店に辿り着いた。

店の名は、JAZZ IN 六曜館GIGという。 たまったま、この旅の少し前に門司港のことを話題にしたBS朝日の番組を観ていて、このお店の存在を知った。

その時既にこの旅に行くことは決めていたのだが、30日の夜は最初小倉の屋台でラーメンでも食おうと考えていた。 しかし、この番組で映った門司港の街、そしてこの店の焼きカレー…もとい店内の雰囲気が非常に良さそうだったため、敢えて門司港に宿を取ったという塩梅なのよ。

 

で、この夜は、立花洋一さんというピアニスト率いる「立花洋一ピアノトリオ」プラスMusa Miyukiさんというヴォーカリストを迎えてのライヴがあるっちゅうことで、前日滝部の宿から電話予約をし、満を持して焼きカ…ジャズの醍醐味を味わったろうと入店。

いかにもジャズのお店、とでも言おうか、渋い色使いの内装の店内に入り、案内されるままに席につき、ビールと焼きカレーを注文。

 

そういえば、「焼きカレー」ってさっきから書いてるけど、多分読者の方のほとんどが初耳だと思うので説明しとくと。

 

まあいわゆるB級グルメの類なんだろうが、ここ門司港では結構歴史があるらしい。ライスの上にカレーを載せ、家でピザを作るときにふりかけるタイプのチーズをパラッとまき、店によっては卵を落とし(六曜館は卵を使っている)、焼くと。カレードリア、というとイメージが沸くだろうか? やってきた熱々の焼きカレーを頬張ると、カレーなんだが、上でとろけたチーズの味が程よく混ざり、ドリアというかグラタンというか、でもお店で作りこんだであろうカレーの味が深くて非常に美味しかった。

そんな門司港の味を堪能した後は、いよいよ門司港の「音」を聴く番だ。

まず、立花さんがピアノの前に座り、鍵盤をつまびく。 その後、ベースの小車さん、ドラムの武本さんが順々に登場し(一月近く前のことなんでこの辺の順番はちょっと自信ないけど…)、掛け合いのように楽器を弾き合いながら徐々に入っていくやり方が面白かった。 その後、都合4曲くらいだったか、1時間近く演奏を聴いていたのだが、これがとても楽しくて。

このライブで分かったのは、ジャズというのは音楽ではあるんだけど、音の掛け合いがどちらかというと「会話」のような気がして、つまり言葉を発するように楽器を奏でて、そして「声を合わせて」一つの曲が奏でられるという感じのものなのかなと。 三人が三人とも、上級のスキルを持っていつつ、どこか遊び心みたいなものも忘れず、楽しくやったろうという気持ちが見えてくるような気がしてとても楽しかった。

 

ライブは一度休憩を挟んで、いよいよヴォーカルMusaさんを迎えて後半戦。 このMusaさんがまた良くて、こちらは逆に歌だけでなくスキャットを多用し、声を楽器としてピアノ達の音色に乗せるという感じで、前半とぜんぜん違う雰囲気のライブを堪能できた。

しかしだ。

このライブが始まる前からずーっと思ってたんだけど。

この夜、店内のお客さんはどうもほとんどが立花さんやお店をよく知る人のようで、俺の後ろにはドラム武本さんのご家族の方も応援に来られていたという中。

何故俺のようなジャズド素人が一番前の席に座っているんだろう…?

んでもって、俺の座ってたテーブル席の向かい、要は俺と同じ最前線に座ってたお客さん、ライブ前に武本さんとかなり専門的なトークをしていたと思ったら、どうもこの方もドラマーで、しかも今後六曜館でライブをされるというお話で… ああなんで俺はこんな方と同列にいられたんだろう…非常に申し訳ない気持ちではあったが、ライブ終了後は店長の水本さんに挨拶し、そそくさーっとお店を後にしたのであった。 次回はようやっとラスト、小倉で観た「ロボット」の話を。


地を翔け、空を奔る-頂点に挑むサムライたち。

2009-05-23 12:42:35 | 音楽
 最近、CX系のスポーツニュース「すぽると!」をちょくちょく観ている。

 最初は(つうか現在もそうでない訳ではないが…)火曜に水野裕子さんが色々なスポーツに挑戦するというコーナーがあり、それ目当てにチェックしていた。
 だが観ているうちに、平井理央さんというCXのアナウンサーの子がフルマラソンを走るという企画を知り、中々かわいい子なのだが本当に42.195km走り切ってしまうというのを観て感心したり、同じく局アナの本田朋子さんも中々いいので(どう中々いいんだ)結論を言うとハマっている状態である。


 というとてつもなく軟派な話題から入りつつ。

 こないだその「すぽると!」を観てみたら、F1モナコGPの映像が。

 F1、俺は今までそれ程頑張って観たことはなかったのであるが。
 俺の目に飛び込んできた、モナコ市街地のハイビジョン映像が美しく、その中を超スピードで駆け抜けるマスィーン達の姿に、心を奪われた。

 現在、F1はホンダ系のチームがいないため、日本のメーカーでは唯一トヨタが参戦、そしてチーム「ウィリアムズ・TOYOTA」には、あの中嶋悟さんの息子である中嶋一貴氏がドライバーとして参戦。

 去年のモナコでも好成績を収めたらしいし、ここはハイビジョンでモナコの美すぃ映像と共に久しぶりにF1を観てみるかな、と思っている。


 さて、F1といえば×地上催促○地上最速の誉れ高いカーレースであるが、一方。

 「空のF1」と言われ、最高時速370kmを誇る、規格外と言いたいレースがある。


 その名も、「レッドブル・エアレース」


 多分ほとんどの人が知らないと思うので少し説明すると、これはエアロバティック(空中でクルクル回転したりする小型機)で、水面にそびえ立つパイロン(中身は空気なので当たってもクラッシュはしない)を高速でくぐり抜け、そのタイムを競うというもの。
 日本では現在Jsportsでやってる程度だが、去年チラっとCXでもやってたようだし、後述の事情から今年も何回か放送するかも知れない。多分深夜だろうが。


 飛行機による競技の頂点と言うべきこのレースに、実は今年から日本人パイロットが参戦している。

 室屋義秀さんがその人で、エアロバティックに憧れて飛行機に乗り、昨年厳しい選考を見事パスしてもうエアレースを飛んでいる(俺はまだ映像観てないけど…)。

 個人的には、エアレース自体ももっと日本に知られていい競技だと思うし、室屋さんにもこれからガンガン飛んでいって欲しい。
 そしていつか生で観に行きたいなあ…でも余程の革命がない限り日本ではやらんだろうしなあ…オーストラリアでも行ってくっか!?


 さて。

 忘れちゃいけないのが自転車、ロードレース。

 これを書いている今も行われているのが、日本最大級にして国際ロードレースである、「ツアー・オブ・ジャパン」略してTOJ

 ここ何年か、開催国でありながら苦戦を強いられている日本であり、今年も目に見える結果が中々出ないのが辛いが、もちろん皆全力で戦っている訳だし応援したい所である。

 という訳で、明日の最終戦、東京ラウンドには某友人と現地に赴くつもりだ。今年も去年に続き天気があまりよくないらしいので、自走はしないかもしれんが…


 いずれ劣らぬ日本のサムライ達。イチローさん風に言うと何も持ってない俺ではあるが、これからも世界を舞台に走る人達を応援していくぜ!!

4,859マイルをニアミス

2009-04-11 23:38:42 | 音楽
 最近、またやっちまったなーというお話を一つ。

 自分の知り合いに、持田裕子(もちだひろこ)さんという方がいる。アーティスト(音楽の方の)だ。
 彼女とは俺がこのブログを始めるより昔に、渋谷でライブを見たのがきっかけで知り合った。がもう何年も会っていない(下手すると今世紀に入ってから会ってないか?)


 現在持田さんは、オーストラリアのシドニーっちゅう所に在住している、ということはmixiで見て知っていたのだが。

 先月の28日深夜24時ごろ、たまたま思い出してmixiで彼女のホームを見てみたら、なんでも短期で日本に帰国しており、そんでもってライブをやる…



 イヤ。

 その28日の夕方にライブが行われたらしいという記述が。


 あと数時間見るのが早ければ行くこともできたんだが…ちなみに持田さんは何日か後また豪州に帰ったらしいな。


 話はこれで終わりでなく。

 そのライブの面子を読んだ中に一人見覚えのある名前があった。

 その人は「花れん」さんという方で、何回か当ブログで取り上げている飯島美和さんのご親友、俺もお姿は拝見したことがある。夏のスキー場というイカした?シチュエーションでね。

 もっとも不覚にも俺はまだ花れんさんのライブに行ったことがないんであるが、そのスキー場(ああちなみにその時は、スキーの代わりにMTBに乗った人々が坂をすっとんでってたな)でかかった彼女の曲がとても気になりつつ、まだ買っていないという思い出があったので覚えていた(なんだそら)。

 ともあれこの世は微妙に狭いんであるなあと思ったもんよ。


 で、持田さんの方だが、また暫くこっちに帰ってくることはないらしいし(何しろ向こうの方と一緒になったらしいので)、俺の方もちょっとオーストラリアに行く予定はないんだよなあ。

 マ、もともと俺は次に持田さんに会う時は、結婚してその報告をする時だと勝手に決めていたので、運命だと思ってその時を待つことにしよう。


 持田さん長生きしてね…

鈴鹿ロードレース遠征記1

2007-08-28 16:21:16 | 音楽
 土曜の午前中に誰もいない職場にて残務をこなし、昼過ぎにシャウラにてツタヤ経由で実家に戻り、そのシャウラを車の後部座席に入れて夕方出発。
 某駅で今回の心強いサポーターというか同志となるRS君と合流し、首都高に乗り込んだ。

 今回の目的地である鈴鹿までは、高速を乗り継いで少なく見積もっても300km以上。なもんで、普段ラジオを聴かない俺にとってはいい感じのBGMが必要となってくる。
 で、たまたまツタヤでハウス特集なんつうものをやってたので、色々mixCDを借りてきたらこれが物凄くよろしかった。
 中でも、もう世に出て2年経つらしいのだが「NOTHIN' BUT HOUSE」というシリーズのSOULFURICのミックスCDが最高。今回の旅で3,4回ほどかけることとなった。他のツタヤで置いてあるかどうかは分からんが、普段ダンスミュージックに馴染みのない人も興味が沸いたら是非。ドライブのBGMにもいいよ。


 …さて今回の記事は鈴鹿に自転車で走りに行く話だったな。

 ETC深夜割引をあてこんで、尚且つレース当日は4時とか5時という早朝の会場入りが必要になるため、マトモな宿に泊まってもしょうがあんめえということになり、鈴鹿の手前、四日市のユーユーカイカンというローカル色豊かな?健康ランドの類に行った。
 要するに、健康ランドの仮眠室で少しでもオネンネしてからレースに挑もうという腹積もりだったのだが、仮眠室は見事に満員。仕方なく毛布を借りてそこらの床に寝るという、レース前日の人間がやることとは思えない(笑)荒みっぷりであった。しかも何故か寝付けなくて結局一睡もしてないし…

 まあそんな、また何かやっちゃいそうな予感満タンの中、午前4時過ぎ早々にユーユーカイカンを後にして、マナーの素晴らしさ(?)で有名らしい国道23号線を無事南下し、鈴鹿サーキットに到着。


 既に日が昇り、激アツになりそうな悪寒の中シャウラを組み立て、今までにないくらい本気モードしかいない人々に紛れて会場入り。

 周りの人間のあまりの本気ぶりにとっても悪い予感を抱きつつ、その予感がどう的中するか含めて衝撃(笑劇)の結末は次回。

これまた久々の横須賀

2007-08-02 23:16:02 | 音楽
 えー諸般の事情により?更新できなかったが先週土曜の話。しかも前編。

 先週土曜、ヨコスカジャズドリームズという、要するライブを観に行った。

 会場である横須賀芸術劇場は、何となく想像していたよりはるかに広く、そして5階席まであるという、高さもある大きいハコである。


 ライブは、まず本田雅人with VOICE of ELEMENTSというジャズというかフュージョンのバンド。
 もっと分かりやすく言うと、本田さんもそうなんだが全員元アノT-SQUAREのメンバーだった人達で、要するにそれだけ腕利きがそろったバンドなんである。
 流石にのっけから大いに盛り上がった。

 で、あっという間にライブが終わり、しかしその後すぐ次の小曽根真+小沼ようすけのライブがあるため、後ろで準備の間司会の鈴木治彦さんと本田さんのトーク。

 鈴木さんはなんでも七十ウン歳らしく、一方の本田さんは四十ウン歳なんであるが、二人のジェネレーションギャップみたいなのがとても面白かった。
 ジャズというのは、比較的というかかなりのお歳の方でもバリバリ現役で演奏をやってて、七十八十位の奏者は普通にいる。
 鈴木さんは恐らくそういう事を踏まえ、「本田さんはまだ若い」という話をしていたのだが、一方本田さんとしては四十代といいつつかなりの芸暦があったりするので「いや全然若くないですよ…」という感じでマジレスしていた。

 まあそういう話抜きにしても、鈴木さんという人はいかにも真面目そうな外見なんだが意外と話が面白くてね。実は結構ツッコミキャラ?だったりするし。


 でその鈴木さんが目いっぱい繋いだ後(流石年の功)、ようやっと用意ができて次の小曽根さんと小沼さんが登場。

 曲の冒頭の、二人のかけあいみたいなのがまず面白い。
 小曽根さんがピアノの中に手を突っ込んで直接ピアノ線を弾いて(普通のピアノの音とは違うのだ。あんなピアノの使い方があるとは正直驚いた)音を出したかと思うと、小沼さんもギターを小刻みに叩いてそれに応えるという、まるで二種の生き物同士が呼応しているかのようなかけあい。

 そうしながら、段々と本題のメロディーに入っていくというやり方は正にセッションという感じで、一味違う音楽の世界の広がりを堪能した。もちろん本題の音楽の方も素直に感動した。


 二人のライブの後、休憩を挟んでラスト、熱帯ジャズ楽団の登場。こちらは打って変わって大所帯、どう見てもプロレスラーみたいなものごっつい人を含む(笑)総勢17人。

 ゲストボーカルにアルベルト・シロマさんを迎え、場内の気温が数度上がる感じで暑い、もとい熱いラテン系の演奏をたっぷり聴かせてくれた。しかしラテンバージョンのEW&Fは楽しかったが、まさかあそこで飛行機ブンブンが出るとは思わなんだ(笑)


 そしてアンコールでは、なんと本田さん、小曽根さんと小沼さんも参加し、夢のジョイントライブというやつを聴かせてもらった。イヤえがったえがった。


 さてライブが終わり、そのまま夜の横須賀の街にくりだした?俺と友人であったが、その辺の顛末を次の記事に。

久々の四谷

2007-07-29 23:59:13 | 音楽
今週末の記事は、まず金曜の夜から。

水曜あたり、さとまん君より連絡があり、奥さんの飯浜ゆきこさんのライブが金曜夜にあるとのことで、ここんとこなかなか行けなかったという事もあり行ってきた。
今回の舞台は、四谷のコタンというお店。ここはむかーし一度だけ行ったことがあるので、「まー大体現地行けば場所分かるだろ」という感じで、吉野家で鰻丼を食いつつダラダラと歩く。

がなかなか見つからない…
色々歩いたら、店の前にたまたまゆきこさんがいらしたので何とか分かった。結局わき道からクランクに曲がっていくのが正解だったのだがそのことをまるっきり忘れていた。人間の記憶なんてのはあてにならんもんだな(俺だけか?)

閑話休題。

今回はゆきこさんと、同じくギター弾き語りの麻香しえりさんとのデュオでのライブ。
いつも聴いてる歌も、しえりさんのメインボーカルだと随分違った印象だったりしてとても楽しめた。もちろんデュオならではのハーモニーも素晴らしくなんか得した気分(*^^*


二人のライブの後は、何でもこの店の店員もやっているという楯川明宏という方のライブ。
やはりギター弾き語りながら、温かみのあるメロディーや詩は個人的には気に入った。

こういう小さいライブハウスでも、心に響く音楽を演じている人はいるんだということ、偶然の出会いというものがあるということがなんだか嬉しかった。やっぱりライブってのは行ってみるもんだな。

そして、毎度の如く打ち上げに紛れ込み、ビールや食べ物を沢山頂き(一応俺もビール一本出したよ。念のため(^^;)楽すぃ一時を過ごした。余談だが閉店間際の店長の挨拶?(録音)は絶品だった。

しかし、つくづく今住んでいるアパートの東京への近さは有難いな。とはいえコタンで会う東京住まいの人に言うとそれでも「遠いところから来てるんですね」って言われるが…そんなもんかね…

羽田健太郎という「音楽家」

2007-06-04 22:44:59 | 音楽
 羽田健太郎さん。ピアニスト、編曲家、作曲家(ウィキペディアによる)。
 一昨日6月2日にお亡くなりになった。まだ58歳だったそうである。

 ついこないだまで、先日バニラさんも出てた「題名のない音楽会」で司会兼ピアニストを務めていた彼だが、俺が彼の音楽に触れたのはそれより遥か昔。

 1980年代の大ヒットアニメ、「超時空要塞マクロス」という作品で、羽田さんは主題歌を初め殆どの曲を作曲された。主題歌「マクロス」は今でもたまにカラオケで歌うことがあるが、あの壮大なメロディは今でも他のアニメ主題歌と一線を画す迫力がある。

 そして、俺はこちらの方が馴染みが深いのだが、彼は超有名なロールプレイングゲーム「ウィザードリィ」の、ファミコン版の音楽を作曲しているのだ。

 当時、まだまだゲーム音楽はサブカルチャーの域を出ないというか、一般的な「音楽」とは別格視されていたであろう時代、もうちょっと踏み込んだ表現をさせてもらえば音楽業の中では少なくとも今よりは「低く」見られていたであろう時代に、彼は一級品の音楽を惜しげもなく提供してきた訳だ。(もっとも、この頃はドラゴンクエストもⅡあたりで、すぎやまこういちさんが活躍されている時代でもあったが)

 何しろ、ウィキペディアで改めて経歴を拝見したが彼は元々バリバリのクラシック路線のピアニスト。そういう人がアニメやゲームの音楽に携わるというのは、今でこそ普通なのかも知れないが、彼がそういう今の開かれた時代の基礎を築いた一人だったのは間違いあるまい。
 とにかく、世に作曲家は数あれど、俺にとって羽田さんはその中で最も尊敬する「音楽家」の一人である。

 「題名のない音楽会」でも、ありとあらゆるジャンルの音楽を相手に一歩も譲らないピアノ演奏で、今後も皆を楽しい音楽の道へ導いてくださるはずだったのだが…本当に惜しい人を亡くした。


 心から羽田健太郎さんのご冥福をお祈りします。

いわゆる着うた

2007-02-07 23:01:45 | 音楽
 …が欲しいという訳でもないのだが、ふとTOKIOの宙船が聞きたいなーと思い、auで調べてみた。
 するとTOKIOの歌は宙船を初めとして、全て「着うた」であり「着うたフル」は無いらしいんだよね。事務所の意向なんだろうか…?
 なもんで別の曲をいっちょ買ってみようと画策しているところ。買えば買ったで着うたにはしてみようと思うけど。

 最近は著作権云々の事情もあるんだろうが、少なくとも今のauの機種では自分でPCから取り込んだ音や映像の類は基本的に着信等には使えなくなってるんだよね。
 それはいいとしても、個人的にはFMが折角聞けるのに録音できないのは辛いなあ。まあ「今かかってた曲がすぐ分かりますよ、ついでに着うたとして売ってるサイトも紹介するから買ってね」って宣伝する一方でアッサリ録音できます、というダブルスタンダードなことは出来ないんだろうけど…

土曜日は赤坂。

2006-12-11 23:29:31 | 音楽
 忙しい忙しいと言いつつ、土曜の昼は実家でコタツに入り、お茶をすすりつつ激撮!犯罪捜査24時を見るという時間もあった訳だが(笑)。しかしこの番組、サブタイトルが悪い奴らは全員逮捕だってのもすげーな…


 雨の降りしきる中、先に実家の近所(物凄く近いわけではないが)だったりするジンロ君宅に、こないだ借りたチェーンクリーナーを返しに立ち寄る。でチャッカリ家に上がらせて頂き、コーヒーをご馳走になったりずぶぬれになった靴下の替えをもらうなどやたらご厚意に甘えまくっていた俺ではあったが、ともかくこの後赤坂に行く用事があったので早々に引き上げさせて頂いた(ジンロさんありがとうございました。お母さんにもよろしくお伝え下さい)。
 ところがバスを待っても一向に来やがらない。12分間隔でバスが走っているはずなのになぜか20分以上待たされつつ、約束の時間にバッチリ遅れつつ友人達と合流。


 電車をあれこれ乗り継ぎ赤坂駅に到着。なぜ赤坂かというと、俺の友だちの、アメリカ留学してた時からの友人(日本人ね)が、赤坂にちょっとイイ店を作ったという話があり、行ってみることにしたのである。
 ただこの夜はイベントがあり通常の食事メニューはやってないということで、腹ごしらえの為に他の店で食っていくことにした。で見つけたのがステーキ&タコス テキサスである。

 最初この店が入っているビルの案内図で「ステーキの店」と読んだ時は「赤坂だしちょっと高い店かな?」と思ったんだが、店の前でメニューを見たらそれ程ではなかった。
 しかも、(土曜の夜だけだったかどうかは失念したが)ビール中生200円、その上ソフトドリンクは飯を食うと無料という素晴らしいサービスぶり。お陰でビール2杯飲みつつ、旨いステーキ+ハンバーグに追加でタコスまで堪能してしまった。だがこれでも一人1600円。何か本当によろしいんですか…という位リーズナブルなステーキ屋であり、是非また東京に来た折には食べに行きたい店の一つになった。


 さていよいよ主目的のお店、東京火山(TOKYO KAZAN)だ。
 入り口付近は扉のゴツさも含めてバーという感じ、だが奥はDJブース完備につき小さめのクラブ(アクセントが後についてる方のね(^^;)といった雰囲気。さらに別部屋は座り心地の良さそうな椅子とテーブル完備で、カラオケもできるというなかなか欲張りなコーディネートである。

 うちらは開店間もない20時台に入ったのだが、この夜ライブをやる本場ジャマイカのアーティストが音合わせをやっている他は客なし。しばらくDJのかけるレゲエに身を任せつつマッタリ過ごす。
 大体22時前後に頻繁に客が入ってくる。やはりどちらかというとクラブに近いお店なのかな。まあくどいようだがこの夜はレゲエのライブイベントがオールナイトで行われる日だったのでそういうのもあったんかも知れないけど。でも普段も腕利きのDJがハウス、R&Bなど多ジャンルの曲を朝近くまでかけてるらすぃ。

 ライブの方は、22時半過ぎに始まったのだが地元の友人は東京からだと終電がキビチイので一曲だけ聴いて店を出ることにした。非常に名残惜しかったけどね。


 まとめとして一つ確実に言えることは、これから赤坂に寄る機会はなんか増えそうな気がする。秋葉原→赤坂という普通の人間ならありえないコースもありそうな希ガス…

金曜日は渋谷。

2006-12-10 21:52:18 | 音楽
 今週末がまたえらく忙しかったのでやっと今からまとめて更新だ。

 さて時はおととい、金曜日までさかのぼるのであるが、昼に友人さとまん君から電話が。
 話の内容はこの夜奥さん(奥華子さんではない(^^;)である飯浜ゆきこさんのライブがあるという情報。
 この日は仕事はさっさと切り上げ、急遽渋谷のライブハウスアピアに向かう。

 先に久しぶりに博多天神という豚骨系ラーメン屋にてネギラーメンを食す。この店は昔都内某所に勤めていたときはそこそこ食べていたのだが、もう2年程ご無沙汰であった。
 だが味噌トンコツを始めたらしい事、麺がどうやら細麺だけになった以外は変わらず、美味しくスープまで平らげた。ただちょっと味が薄い気がしたかな。


 ゆきこさんのライブは、久々であったが来て良かった。人の心情の奥深いところまで鋭く描く彼女の歌はなかなか他所で聞ける類のものではない。聴きごたえあるライブを堪能した次第である。

 ライブ後はまた打ち上げに混ざり、熊笹の焼酎とか明るい農村というステキな名前の(笑)芋焼酎などを飲みつつ、美味いタンドリーチキンなどを食いつつ色々くっちゃべってた。

 余談だが、今俺が住んでいるアパートは実家よりもちょっと東京寄りの地域なんだが、そのお陰でかなり終電に余裕があって助かる。この恩恵はまた土曜日にもあずかることになるのだがそれは次の記事で、だ。