みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

バニラな週末、日曜日は楽器フェア

2007-11-13 22:21:17 | 映画、演劇等々
 (11月16日追記:バニラさんの活弁風景upしました。画面が真っ暗なのは大人の事情!?)

 気がつけばもう9日前のお話である。11月4日。

 毎年開催されている楽器フェア、俺は2年だか3年前に行ったきりだったが、今年久しぶりに行ってきた。

 やっぱりお目当ては、今日「踊る!さんま御殿」にも登場した山崎バニラさん。

 楽器フェアの会場であるパシフィコ横浜に、この日も相棒シャウラにまたがって到着。しかしここは俺の知る限りでは駐輪場の類がないんだよね…ではどこに停めたのかというとそれはまあ言わぬが花の吉野山ってね。


 ところで、山崎バニラさんと楽器フェアの関係は?というと、彼女は大正琴という楽器をメインで使っているのだが、ピアノの弾き語り活弁もたしなむ。で自宅にてカシオの電子ピアノを(宣伝のために大きくしときましたぜ、バニラさん(^^)使っているという縁で、カシオのブースにてそのピアノのデモンストレーションがてら会場にて活弁をやるということだったようだ。

 演目は、前日清泉でもやった「キートンの文化生活一週間」と「チャップリンの移民」。違いはピアノがカシオの(←クドいか?)電子ピアノ「Privia」であることと、観客との距離の近さ、そして周りのブースで行われているデモンストレーションの音・・・
 俺や何人かのバニラ日記等で彼女の出演を知っている人、要するファンを除いてはバニラさんの口演を通りすがりに聞くような人ばっかりだし、はっきり言って完全アウェイな環境。

 それでも、気づけば映画が終わった時にはかなりの人だかりが出来ていて、俺もなんだか嬉しかった。これはバニラさんの芸がそれだけ人を引きつけるものだったということだろう。

 さて活弁自体に何もナシというのもなんなので、ひとつ今回の活弁を観て(聴いて)思ったこと。

 「チャップリンの移民」の後半で、アメリカに来たはいいが無一文になっちゃったチャップリンが、あるレストランに入って強面のウェイターすったもんだを繰り広げるシーンがある。
 で、バニラさんの活弁だとそのウェイターが始終タメ口というか例えば「何だ?」みたいな感じの語り口だったのだが、個人的には丁寧語(「何でしょうか?」というように)を怖い口調で言う方がかえって怖い人の印象が強くなりそうな気がしたかな。英語にも「Would you...」のような丁寧な表現もある訳だしね。
 もっとも元の映画がサイレントなので、実際あの店員がどんな言葉遣いだったのかは知る由もないよ。この辺は弁士の裁量に関わるところなんであくまで思ったことである。

 何だかんだ言いつつ、二回目の口演終了後は例によってブース裏で挨拶し、ちゃっかり写真を一緒に撮ってもらった俺。
 二回目を一緒に観て、隣でその様子を観てた某友人によると、いまだかつて見たことがないくらい鼻の下が伸びていたらしいが…(鼻の下を伸ばすという表現も久しぶりに聞いた気がするが)まあ無理のないことよ。これからのバニラさんの益々の活躍を期待しつつさんま御殿は録画したのでいずれ観よっと…<番組撮りだめしすぎ


 次回、ちょっと間が空くかも知れんが先週末も幕張メッセに行ってきたのでその記事を書くぜ。