みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

久々の四谷

2007-07-29 23:59:13 | 音楽
今週末の記事は、まず金曜の夜から。

水曜あたり、さとまん君より連絡があり、奥さんの飯浜ゆきこさんのライブが金曜夜にあるとのことで、ここんとこなかなか行けなかったという事もあり行ってきた。
今回の舞台は、四谷のコタンというお店。ここはむかーし一度だけ行ったことがあるので、「まー大体現地行けば場所分かるだろ」という感じで、吉野家で鰻丼を食いつつダラダラと歩く。

がなかなか見つからない…
色々歩いたら、店の前にたまたまゆきこさんがいらしたので何とか分かった。結局わき道からクランクに曲がっていくのが正解だったのだがそのことをまるっきり忘れていた。人間の記憶なんてのはあてにならんもんだな(俺だけか?)

閑話休題。

今回はゆきこさんと、同じくギター弾き語りの麻香しえりさんとのデュオでのライブ。
いつも聴いてる歌も、しえりさんのメインボーカルだと随分違った印象だったりしてとても楽しめた。もちろんデュオならではのハーモニーも素晴らしくなんか得した気分(*^^*


二人のライブの後は、何でもこの店の店員もやっているという楯川明宏という方のライブ。
やはりギター弾き語りながら、温かみのあるメロディーや詩は個人的には気に入った。

こういう小さいライブハウスでも、心に響く音楽を演じている人はいるんだということ、偶然の出会いというものがあるということがなんだか嬉しかった。やっぱりライブってのは行ってみるもんだな。

そして、毎度の如く打ち上げに紛れ込み、ビールや食べ物を沢山頂き(一応俺もビール一本出したよ。念のため(^^;)楽すぃ一時を過ごした。余談だが閉店間際の店長の挨拶?(録音)は絶品だった。

しかし、つくづく今住んでいるアパートの東京への近さは有難いな。とはいえコタンで会う東京住まいの人に言うとそれでも「遠いところから来てるんですね」って言われるが…そんなもんかね…

祭りのはずが…!?

2007-07-26 23:55:02 | 自転車
 つい一つ下の記事で、ツール・ド・フランスでラスムッセンという選手がステージに勝ったという話を書いたのだが。

 いきなりドーピング疑惑で引っかかって出場停止を余儀なくされてしまった。

 何と言うか、去年のレース開始前のドタバタに続き、今回もこれだけ有力選手がドーピングに引っかかるという状況というのは非常に辛いなあ。


 要するに、ドーピングが何故悪いかというと人間の体に負担を強いられるからで、野放しにしとくと行き着くところまで行っちまうから、ということなのは通説な訳だが。

 個人的には、じゃあ体に悪くなければ何やってもいいのかと問われると、何かそういうお薬を金にモノ言わせて開発したチームの勝ち、みたいな感じになりそうで貧乏育ちの俺にはそれもイヤだなあと(笑)。所詮金のあるやつが(プロ野球にせよ何にせよ)つええんだ、というのもこの世界の一つの事実なんだろうから、俺は甘ちゃんなのかも知れんがね。


 俺は、特にサイクルスポーツってのは人間の能力を目一杯引き出して、なおかつ自転車の力を借りつつも人間の力だけでとてつもなく速く遠くまで行けるスポーツで、とにかく人間の限界ってのは自分らが思ってるよりまだ先なんだ、と前向きな気持ちにさせてくれるもんだと思っている。

 だから、少なくとも自転車だけはできるだけ生身の人間そのままの状態で挑んで欲しいというのが俺の願望だな。


 それにしても、このままズルズル行ってしまいには「来年のツール・ド・フランスは中止します」なんてことにならにゃいいが…事情は違うが、浅草の三社祭も来年はみこしを出さないことになっちゃったみたいだし…ってまだ祭り気分を引きずってる俺であった

ツール・ド・フランス祭り?

2007-07-26 00:42:11 | 自転車
 久々にツールの中継を見た。
 もういつの間にか16ステージ。俺はほとんどツール生放送を観てない(観られない)のであんまり状況は分からんのだが、今回はマイヨジョーヌ着用中(我ながら凄い表現だな。平たく言うと個人総合トップ選手)のM.ラスムッセンが自らラストの山を登りきって見事勝利。これで個人総合優勝に大きく一歩近づいたというところだろうか。ちなみに最終は20ステージ。

 しかし、俺にはそれよりこのツールのお祭りっぷりがかなり新鮮で楽しい。話に聞いてはいたが、上り坂では選手と観客との距離が車やバイクのレースではありえない程度に近く(それこそマラソンより近いくらいだ)、上半身裸の短パン一丁で必死こいて選手を追いかけるあんちゃんとか中々楽しそう、というかパッと見日本の何とか祭の、神輿が自転車に変わった版みたいだ(笑)。


 つい先日、有力選手がドーピング検査で引っかかって、チーム丸ごとレース撤退になったりという厳しいニュースもあったツールだが、やはり研ぎ澄まされた体で200km近いレースを毎日走りぬく選手達はカコイイな。

 やはりサイクルスポーツ好きの女性は絶対こういう選手に憧れるんだろうね…俺なんぞなまじっか自転車レースに出てはいるが、こういう人達とは比較の対象にすらならんわ。
 でも一流の選手の走りというのは見てるだけで参考になるので極力観たいところだな。

五十回忌

2007-07-24 00:12:14 | 雑記
 日曜は法事であった。

 こないだ親父の七回忌をやった時に、たまたまなのか親父の親父、すなわちお爺さんのことが話題になり、丁度今年が五十回忌にあたるということでそれが執り行われることになったのである。

 五十回忌、ということから分かってもらえると思うが、俺は自分のお爺さんのことを知らない。親父が結婚どころか確か二十歳前の頃に、突然の事故で亡くなったという話は聞いている。


 小雨がぱらつくようなぱらつかないような微妙な天気の中、本堂にて焼香をあげ、お経を読んでつつがなく五十回忌は終了。

 和尚様がおっしゃっていたが、一般的には亡くなった方は三十三回忌を済ませて仏になる、という(宗派等によってその辺若干の違いはあるかも知れん)話で、要するにこの五十回忌というのはセレモニー的な意味合いが強い。ただ、うちの親戚の中には五十回忌までするのが慣わしであるところもあったようで今回行った訳だが。


 終わりに和尚様の講話があり、要旨としては「人の命には必ず終わりがあるから、日々を精一杯生きなければならない。何か目標に向かって精一杯生きれば、例えその目標が果たせなくとも人生の最後に『ああ、自分は精一杯生きられたなあ』と満足して旅立つことができる」といった所。

 まあ、旅立つ云々の話はともかくとしといて、俺もまた改めて自分の目標に向かって精一杯生きようかと思いを新たにした次第である。尤も目標はかなーり高いところにあるんだけどね…


 帰りに、華屋与兵衛という和食系ファミレスの類で会食。で今「ファミレス」とは書いたが、今回ここで初めて飯を食べてその旨さに驚いた。何しろ赤身の刺身を食って美味いと思ったのはかなり久しぶりな希ガスるんで。個人的な印象では藍屋に負けてないと思った。

 昼のかなり混む時間帯だったが、一部屋を予約してあったのでゆるりと楽しい親族との一時を過ごすことができた。たまたまドリンク無料券を3枚ほどもらえたので近々友人との会食にも利用してみっかな。



 ここから先は蛇足。

 今回の記事を読んでもらえれば分かると思うが、俺の家はお爺さん、親父の二代に渡って男が孫の顔はおろか自分の息子の花嫁すら見ていないというあまり良くない連鎖が続いているのだ。

 なもんで、俺自身がどうしても孫の顔が見たいというより、そんな先代の無念に報いるべく己の眼で孫の顔を拝みたいという想いを持っている。もちろん孫が世に出てくるためには自分が結婚して奥さんに子供を産んでもらわないといけないんだけど(敢えて子供の男女は問いません)。

 ところがたまたま?俺が理想としている人が人なもんで、なんか本当に結婚なんぞ出来るんかいなという気にもなってきてはいるが。お袋も半ばあきらめムードだし(--;まあ目標に向かって精一杯、何を頑張ればいいのか分からんが頑張る所存。

久々にアキバらしいアキバ?

2007-07-22 19:53:53 | 雑記
 ノーパソの記事を書こうと思ったんだがあれやこれやで結局今日のこの時間になってしまった。
 なもんでまずは土曜の話をば。

 土曜は、朝もはよから仕事で春日部というクレヨンしんちゃんのふるさとに行ってきた。イヤもちろん仕事はしんちゃんには全く関係がないのだが…
 そして、仕事帰りに久々にとんかつ和幸でメガロースカツ定食というとっても栄養価の高そうな×汚職時○お食事を生中とともに頂く。
 そんな、本当に夏までに理想の体型になる気があるんかいという状況ながら、さらに帰りがけに秋葉原に新ノーパソ用のマウスを買いに行った次第。


 日比谷線の秋葉原駅から降りてまず舗装も真新しい、ヨドバシ等のある新しい駅広を抜け、昔からある方の駅前広場へ…

 すると、大勢の人が広場にいたのだがその中のメイドの比率が異常に高い。見た感じ全人口の2割ほどを占めていたような…
 まあこのメイドさん達は自分らの店の宣伝のため、ビラ配り等をやっているんだろうが…そのうちこの街ではコスプレしていない人の方が少数派になりそうな気がしてならん。これからはレーパン姿で行くことにすっか!?


 それはさておき、今回の目的はノーパソ用のマウスだったので例によって裏通りを物色。すると今回も色々面白いというか訳分からんものが沢山売られていて笑えた。
 今回一番面白かったのは、どっかのパーツ屋なんだが群集ってのが売られてて(笑)、どういうことかというと背の高さ1cmくらいのちっちゃいフィギュア(種類は多様だが当然出来は粗い)が袋一杯にギッシリ詰まっているんだよ。
 一体どういう意図があってこんなものをパーツ屋で売るのかはサッパリなんだが…それがアキバクオリティ。

 肝心のマウスの方は、当初購入を検討していたコードレスマウスもエ○コムあたりのメーカー品が800円という異常と言いたい位の安値で売られていて(尤も当然保証はないんだろうが…)、どうしようか迷ったのだが結局電池の交換がメンドくさそうだったので800円くらいのコードを巻いて収容できるやつにした。

 でそれを買ったのが「じゃんぱら」という小物類が滅法安いお店だったのだが、その店頭で聞き覚えのあるような無いような音楽と英語の声が…

 「One more set!」あッ!ビリー隊長!!!

 PCのディスプレイにて某ブートキャンプ上映中につき、思わず鑑賞(笑)。しかし、2,3分程度しか見なかったが、成る程あれは相当にハードなプログラムだな…ビリーも「ここは戦場だ!コンバットだ!!」みたいな感じで過激にハッパかけまくってるし…確かにあれを1週間できれば戦える体になりそうだ。


 ミッションを果たし?帰りがけにヤマギワソフトという店の近くを通りかかった所、やたら人だかりができてたので野次馬根性で近づいたら後ろから車がやってきた。
 状況から察するに、どうもその店でアイドルのイベントかなんかをやってて、終了後のアイドルの出待ちというやつなんだろうか…と思ったらドンピシャで、店の勝手口から浴衣姿の長澤奈央という子が出てきた。ですぐ車に乗っちゃったけどね。
 長澤奈央ちゃんは、むかーしツインリンクもてぎというサーキットの自転車レースに参加していたのを目撃した以来である。中々浴衣姿もお似合いであった。


 まあそんな、久しぶりに色んな意味でアキバ系魂?みたいなものを取り戻した気がする今回の秋葉原探索であった。

ノーパソを買った

2007-07-19 22:57:25 | 雑記
 今メインで使っているのが、こうしてブログに書き込みしているDell社のデスクトップというかタワー型PC。
 コレを買ったのが2002年の夏だったから、もう丸5年使っていることになる。

 その昔、Windows95というOSが出たての時に動作周波数66MHzという今時ZERO3でもそんな低くないだろ…という速度のパソコンを買った時から比べると、もうXP時代のパソコンというのは多少年季が入ってもそうそう「つ、使えねえ…」という状態になるもんじゃない。少なくともネット等で使う限りは。
 で、俺の場合は主にハードディスクレコーダーとして使っている有様だが、それでも今現在性能的にそれ程不自由している訳ではない。大体最新のTVチューナーというかキャプチャでも720×480(640×480)程度の解像度だし、入力はSビデオだったりするので画質の違いはあれどそうそう進歩はしていない、というか恐らく著作権云々で制限を食らっている(実際HDDレコーダーでは既にハイビジョン録画は可能になっている)。

 多少愚痴が混ざったが、そんなこんなでこのPC自体には別に不満はなかったのだが…

 まあ諸事情ありて動画データ等を持ち運びたい(主に実家に)状況になってきたこと、録画した番組を圧縮して保存しているのだがその作業をいい加減高速化したいということ、そして例によってハードディスクの容量がいっぱいいっぱいであるという状況が積み重なり…お金にモノをいわせたろかという結論に至った訳である(笑)。


 で今回買ったのもDell。
 とりあえず今はもろもろのソフトをインストールしているところなので、また詳しい話は次回書くかも知れないがこれはかなり凄そうだ。

理想の体型>>>>>>>>>>(超えられない壁)>俺

2007-07-17 22:37:47 | その他スポーツ
 …

 イヤこないだ大阪在住の某友人(今月末に現在の実家がある某C県に凱旋するらしい)と電話した時に今回のタイトルで使われている表現の話をしたのを思い出した。

 一体何の話でこの>>>>>>>>>>が出たのかというと、こないだのミヤタカップの話をしてた時に、俺が「来年こそはあの場所に…」と自分を鼓舞する目的で見学した表彰式の一幕の件。

 上記の思いをもって見た表彰台の上にはしかし、どっからどうみても完璧にアスリートの筋肉を持った、それはそれはカッチョエエ~選手達。
 もう思わずその場でテメエの脚について…るのかいないのか分からない筋肉と、彼らのはちきれんばかりのそれを見比べて、ああまず見た目が違うな…と(笑)。40歳以上ビギナーの部の優勝者など、正直「えっ、一体普段どんなお仕事をされて…?」という位見事なまでにサイクルジャージの似合うダンディーなオヤジ。どこがビギナーなんだと小一時間(ry

 まさに超えられない壁。


 一方、それはそれとして脚以前にだらしのなさ過ぎるお腹を引き締めるべく、ビリー隊長に入門せずに何とか自力で腹筋運動をやるようにしている。
 こないだもジムのトレーナーから「腹筋は毎日やってOK」と言われたが、先日某スピリチュアルな番組に東山紀之さんが出てて、彼も、というか彼はデビューした頃から一日も休まず腹筋をしているとのこと。凄すぎ。

 …マ、ここで俺が毎日腹筋したところで、どう転んでも東山さんの肉体にはならん訳だが、せいぜい目標は高く見据えたほうがいいかな。

 よし、昨日今日と腹筋やったし、明日からも頑張るぜ!!

 そうそう明日は飲み会があったりする。

久方ぶりの3連休、そして

2007-07-16 23:14:44 | 雑記
 今日は海の日であった。

 そして、俺の職場は祭日休みなので久しぶりに3連休、それもほぼ何も予定の無い休日であった。
 しかし、天気が優れないという事実もさることながら、何となく冴えない休日でもあった。

 気がつけば体脂肪率は高め、自転車も今日実家→アパートの片道しか乗ってないし、それでいてお菓子はうまいという(笑)


 3連休とは関係が無いんだけど、最近金曜22時にやってる山田太郎ものがたりというのを観ている。TVドラマを観ようと思って観るのはのだめ以来だから結構久しぶりだ。ちなみにこれもそののだめ同様女性向けマンガが原作らしい。

 どういうお話かというと、貧乏だがモテまくる男子がお金持ち学校に特待生として入学、ひたすら貧乏ながらもうまいこと高校生活を送るという感じ。

 まあとにかく二宮和也君演ずる主人公がハンパなく貧乏だったりするのだが、俺にとってはTVドラマなんつうものも結局娯楽なので、これくらい徹底的にデフォルメされた設定のお話位が丁度よろしいなと。


 しかし最近思うのだが、この話の主人公はどちらかというと偶然の積み重なりもあって女の子にモテるとはいえ、やはり男が女性を惹きつけるにはそれなりの努力をせねばならんのだろうなあ。そこいくと俺はもうダメダメ過ぎて…
 ということもあってこの連休の黄昏はあまり気分が優れないな。といいつつ、もうそろそろ物欲の方が一点満たされつつあり?そうするとまた精神状態も上向きになってきそうではある


 ともあれ、重大な爪跡を日本中に残した台風も過ぎ、もうそろそろ夏がやって来るんだろう。人々の様々な思惑と共に。(フツウは台風一過で秋が来るんだろうけど…昨今の日本の気象はなんだろうね)

横浜バニラ・エピソード2

2007-07-14 00:57:27 | 映画、演劇等々
 下に更新するつもりだったが謎の?空白の一日を置いてしまったので上に更新。

 まずはこないだの日曜のバニラさんの活弁付上映会の内容を。

 まずは俺が初めて聴いた時、これは子供が歌ってるんだと信じて疑わなかった某伝説のマンボにのってバニラさん登場。まあ今回歌の方は寸止めだったけど(笑)

 一本目は「居酒屋の一夜」という、戦前(1936年)の和製アニメーション。5月の活弁fantasyの時の「三公と蛸」と同じキャラデザというか?絵柄だった。今作もキャラがいい動きをしていて、相変わらず昔のジャパニメ侮りがたしといいたい感じであった。しかしアメリカではこの頃トーキー(=音付)アニメが作られてたということで、まだまだぎじゅちゅ的には一歩後を行ってたらしいんだけど。まあでも音なしのお陰でバニラさんの楽しい活弁が聴けるのでヨシ。

 二本目はまあこの人を知らない人はいないだろう、チャールズ・チャップリンの「チャップリンの冒険」
 今年バニラさんが「徹子の部屋」に初登場した際にこの映画のサワリを活弁していたが、今回は全編を。チャップリンはトーキー時代にも活躍したので、テレビ等ではどちらかというとそちらの方が放映されがち(多分)だが、この初期の作品もとても楽しく見ごたえ十分。そしてバニラさんのアイデアも光り、作品中にチャップリン・トリビアが飛び出したり、昔の映画なんで早送りでチャッチャカと坂道を登っていくあたりは「流石チャップリン、紅葉坂をあっという間に登って行きます」ってな感じでね。

 チャップリン上映後、幕間ではないが映画評論家の村山匡一郎さんという先生とバニラさんとのトーク。
 俺個人としては映画評論家という人にはあまり馴染みが無かったが、村山先生は中々含蓄のある方で、成る程とうなるような「バニラ論」を展開されてたのは見事だった。詳細はあえて割愛しちゃうけど。

 で最後にバスター・キートンの作品「キートンの文化生活一週間」。バスター・キートンはチャップリンと並ぶ三大喜劇王の一人(もう一人はロイド)。「ストーン・フェイス」、要するに無表情で色々面白いことをやってのけるのだが、その面白いことというのがスタントマンも真っ青のすげえアクションだったりする。二台のバイクにつかまって走ったり、高所からの落下など朝飯前。でもそんなアクションが「こええー」ではなく「面白っ」になるのは喜劇王の成せる技なのか。
 バニラさんの活弁も、無表情のキートンのイメージを損なわないロボット的?な声でセリフを演じたり、こないだバニラさんが登場した「題名のない音楽会」でフィーチャーされてたドヴォルザークの曲をキーボードで弾きながら活弁したりと、映画の面白さを引き出しつつ、バニラマニアも満足の?楽しい一時であった。


 さてエピソードはこれからだ。

 上映終了後、バニラさんとちゃっかり写真を撮ってもらったりした後に、友人がタバコが吸いたいというので喫煙所に向かった。

 すると灰皿の前には先客が。…よく観たら先ほどの村山先生じゃん。何となく親近感を覚え、色々とお話させてもらった。
 トークでのバニラ論について自分なりの意見を語ったり、その他現場である青少年センターの話など取りとめもなく談笑。
 とにかく村山先生は気さくな方で、本も何冊も出し、大学の先生もされているような権威でありながら全く気取った所が無い。貴重な一時を過ごさせて頂き、そのまま分かれて俺と友人は関内で軽く飲み食いして別れたのであった。

 だがエピソードはこれで終わらなかった。

 次ぐ日、実はちょくちょくコメントを書いているバニラさんのブログに、上映会の記事がアップされたので、喫煙所でのことについてちょろっと書き込んでみた。
 この日曜日には俺達が行った昼の公演の後、夕方にももう一回公演があり、村山先生も再登場されていたのだが。

 なんでも夕方の部のトークショーで、喫煙所で出会った男二人のことが話題に上ったんだとか…
 これには正直驚いた。まさか自分らがバニラさんのトークショーのネタになるとは…そんな訳でバニラ日記の方で略したAAを添付した次第(若干著作権的にアレなのは大目に見て(^^;)。

横浜バニラ・エピソード1

2007-07-11 23:24:05 | 雑記
 そう、山崎バニラさんである。

 こないだの土、日に山崎バニラさんが満を持して横浜に登場。山崎バニラの愉快な活弁ワールドと銘打って2日連続で無声映画の(勿論)活弁つき上映会を開催したのであった。

 ×2で伊豆○2デイズでの口演、元々俺はミヤタカップ参加を決めてはいたが土曜も行くつもりであった。前者は朝で終了、土曜の口演は18時からと時間的には行けなくは無かったからね。しかし、当初ミヤタカップには友人と行く予定で、俺の都合で温泉もろくすっぽ入らず慌てて帰るのもどうかと思い思案していた。そうこうしているうちにバニラさんの土曜の分は無事完売し、友人は参加できなくなり虻蜂取らずになった訳である(という言い訳の元、許してねバニラさん(^^;)

 さてこれ以上の言い訳無用。とっとと日曜の話に戻そう。


 今回の上映会の舞台は神奈川県立青少年センター。昔ガキの頃に何回か行ったことがあったが、今はすっかり内装が変わって面影はなくなっていた。
 しかし、この施設に海側から行くための道、紅葉坂は未だ健在。ガキの頃は今以上に貧弱貧弱ゥゥゥな少年だったため、ヒイヒイ言いながら上った記憶があるが、今は自転車で「中々いい坂だこりゃ…」とプチヒルクラな感じでズンドコ上ってあっというまに?青少年センターに到着。

 建物の外に設けられた喫煙所(この場所が後にちょっとしたエピソードを生むことになるのだが)で友人と落ち合い、既に行列が出来ていたが開場時間に間に合い2階の多目的プラザという名のホールに突入。こないだの浜松町に引き続き、恒例の最前列バニラシフト(左寄り)席に無事着席。


 妙に前置きが長くなったので、いつもの如く一旦切って続きは下に更新する。