みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

房総輪行ツアー、その結果と考察

2008-07-31 22:38:53 | 自転車
 前回の続き。

 ナビウォークを使ってさえミスルートをやってしまい、木更津の市街地をウロチョロしていた時。

 右膝の裏というか内部にビシッと鋭い痛みが…

 これは、初めてのことではなく、5月の10kmマラソンで脚を痛めた後、リハビリがてら自転車で数十キロを走った時にもなったことがある。
 しかし、あれから2ヶ月経ってなお症状が出てくるとは…

 特に上り坂で立ち漕ぎをする際に痛みが走り、実は上り坂だったかずさのお風呂屋さんまでの道のりは結構辛かった。

 それでも、丁度周りが薄暗くなった頃に辛うじて現場に到着。自転車を置いてイザレーパン姿で男湯に突入。(もちろん入浴時は脱いだが)

 ここは、いわゆるスーパー銭湯という感じで、温泉ではないが露天風呂や泡風呂などあり、右膝の痛みもある程度癒えた。
 そして、この時期は夜に露天風呂に入ると、外の風が寒すぎず心地よい涼しさを運んでくれる。冬の寒暖のコントラストもよいが、俺は結構この時期も好きだな。

 入浴後は遠くにアクアラインを眺めつつ、おかってやさんというレストランで夕食を摂り、回復のために出来る手段は全て取りつつ?ただし酒はやらずに満足のまま木更津駅に向けて再出発。

 途中、オランダ家という洋菓子の店でさらに肉体疲労時の栄養補給と銘打ってケーキを購入…
 木更津駅に着いた時はもう21時近かったが、後はバスに乗るだけだったので悠々と自転車を収納し、ケーキを食らいバスに乗り込んだ。


 …まあ色々あったが、結果としては輪行バス?はとても使えることが分かった。

 アクアラインの南房総へのアクセスの良さ、長距離バスの快適さ(輪行バッグを手元に置く必要がないのは楽)という恩恵に授かり、そして何より自転車の機動力をフル活用でき、旅先でもまるで地元を散歩するが如く様々な物事に触れることができる。本目的であるツールド千葉だけでなく、たまに自転車の修行がてら気軽に輪行するのも良さそうだ。

 一方、その後横浜から帰宅への道中に右膝の痛みが再発することは無かったが、たかだか90km程度走っただけで痛みがビシッと出てしまうようでは、100km以上を走るつる千葉に向けては不安いっぱいであるなあと…少しずつ鍛えなおす一方、どこかいい整形外科があったら相談に乗ってもらった方がいいかも知れんなあ。


 以上で房総輪行の旅の話は終わり、次回から先のMTB祭りの件、といいたいところだがどうしても書いておきたいことが昨日発生…主人公は→

房総輪行ツアー、内房をどうにかこうにか北上

2008-07-29 23:04:18 | 自転車
 前回の続き。

 房総半島をサイクリング中、ですらなく房総半島に行く前からトラブルを起こし、右手にダメージを負いつつ真夏の南房総をヘロヘロ走行。前ブレーキをまともに使えない程度に右手が痛み出し、走行開始から1時間ちょっとでピンチになるという情けない展開に見舞われていた。

 だが、そこは自転車旅行。元々ここに来たのもバスだった訳だし、自転車を輪行袋に入れてさえしまえば電車・バスで移動することもできる。
 もちろん館山からまたバスで横浜に帰るということも出来ない訳ではなかった。

 ただ、折角南房総くんだりまで来たからには、ここでオイソレととんぼ返りするのもつまらん。ということで、館山で一旦輪行袋に収納しつつも電車である程度移動し、休みつつ距離を稼ぐ作戦に出た。

 エレベーターの完備された館山駅の恩恵に授かりつつ、早速電車に乗り込む。
 内房線は席はそれ程空いてこそいなかったが、混雑という程ではなく輪行袋を置いても人の邪魔をするようなこともナシ。やはり地方の電車の方が輪行はしやすいな。
 ちょっとウトウトしながら、電車に40分ほど揺られ、内房線の上総湊駅で下車。

 ぶらり途中下車の旅?は引き続き上総湊より再開。一旦内陸の国道を北上するも、折角海の近くを走っている訳だから海沿いに出っかな~と寄り道好きの悪い癖が顔を出し佐貫町という駅の辺りからより海沿いを走る国道465号を選択し、木更津からベクトルの向きがずれつつも北上。

 夕方の海辺を走ったりしつつ北西に走り、東京湾の入り口付近でツンと飛び出している富津岬という所へ、電車で稼いだ時間を使い果たすべく!?寄り道。
 岬の根本にある富津公園から、2kmくらいひたすらド真直ぐの道を突き進み、岬の突端に。突端は無料の駐車場があり、皆変わった形の展望台から東京湾を眺めたり、ジェットスキーで遊んだりしていた。ジェットスキーは楽しそうだったが、この日の俺は自転車モード。また引き返すこととなった。

 富津から再び海沿いの工場地帯を走り、そろそろ腹が減ったなぁ~と思ったところで、日没直前にようやっと木更津へ到着。


 さあ後はバスで帰るだけ…と言いたい所だがちょっと待った。ここまで優に70km以上を走った身、バスに乗る前に少しでも疲れを取り、身奇麗にしとこうと、実は前日調べておいたかずさのお風呂屋さんというスーパー銭湯の類に行くことにした。

 木更津の駅前を出発し、auのナビウォークを活用しつつ自転車で(良い子のみんなは真似しないように)お風呂屋さんを目指す。


 ばってん意外と距離がある駅からお風呂屋までの道中、またもアクシデントが襲う…ってところで感動の?房総ツアーラストは次回。

房総輪行ツアー、まずは南房総

2008-07-27 23:33:28 | 自転車
×全壊○前回の続き。

 場所は千葉県、房総半島の南の端に程なく近い街、館山。
 横浜から直通のバスは、途中アクアラインを爽やかに駆け抜け、一時渋滞に巻き込まれるものの、館山自動車道を南下し、定刻通りその館山の駅前に到着した。

 まずは血まで出して輪行した自転車をトランクルームから引っ張り出し、駅前の人の通らない場所に持ってって広げ、物珍しそうに見ているオッチャンを尻目に自転車を組み立てる。(多分この辺でも相当珍しいんだろうね。考えたら俺も駅前で輪行袋から自転車を出したり入れたりしている人を見たことはないもんな)


 到着時既に11時を過ぎ、昼飯をどうしようか考えたが、駅前に回転寿司屋があったのでそこで食うことにした。
 一皿が最も安くて126円(税込み)、他に100円位刻みでネタによって値段が色々あるタイプの店で、近年はやりの○っぱ寿司とか○ら寿司のような105円均一から比べると回転寿司ながら高級ではある。
 だが、そこは房総。ネタはどれも美味しく、そこらの回転寿司やとは一味違いセーブするのに一苦労であった(--;何しろこれからひとっ走りする身なもんで…

 食休みがてら駅前の観光コーナーで周辺の地図を入手したりして、いよいよ出発。


 まずは、今回の旅の目的でもあるツールド千葉の2日目スタート地点の下見を兼ね、館山から県道で山を抜け白浜へ南下した。

 館山駅から3,40分程度でそのスタート地点、白浜フローラルホールという施設に到着。この日は閉館していた。
 フローラルホールは正面に太平洋を臨み、ゴツゴツした岩場では何人かが磯釣りをたしなんでいた。
 やはり内房と違い、外房は海水がキレイである。

 場所が分かったところで、早速海水浴…と言いたい所だが、ここでトライアスロンの逆をやるには体力が持たなさそうだし、そもそも岩場は遊泳禁止だったのでさっさと一度館山に戻ることにした。これから、北上して木更津まで行き、木更津からバスで横浜に戻るつもりでいたので、そんなにゆっくりも出来ない事情はあったのである。


 戻りは国道を回ったのだが、走っている途中に段々右の小指の痛みがひどくなってきた。
 例のフロントリングを突き刺した関節部分が、傷の大きさはさほどでも無かったのだが、奥深いところまで達したためか炎症を起こしたようになり、曲げることができなくなってきたばかりか自転車でちょっとした段差を乗り越えた程度の振動でもかなり痛むようになってきた。
 しかも小指の激痛のせいで右手の握力が出せず、前ブレーキがほとんど使えない状態に…

 房総半島の南端付近で、ちょっとした?ピンチに襲われた俺だったが、ここで一旦切って次回に回すことにしよう。

房総輪行ツアー、プロローグ

2008-07-23 00:46:09 | 自転車
 (冒頭の写真に一体何の意味があるのかは下まで読んでもらえると分かります)

 今の10月に、ツールド千葉というイベントが開催される。言わずもがなだが自転車のイベントだ。

 一昨年(もうそんなに経つんだよなあ…)ハワイで160kmを自転車で走破したのも既に過去の栄光。特に最近はジムへの脚も遠のき、そもそも自転車自体に乗る時間がジリジリと減ってきており、一日に100km以上を走ること自体もうハワイ以来やってない。

 ここで一念発起するべく、近場で行われるその「つる千葉」で一丁ガツンと走ってみるかいと思い立った訳だ。
 (しかし、このつる千葉に参加するに当たり、某イベントと日程が被るのだが、その辺の掛け持ちについては日が迫ったころに書こう)


 さて。

 このツールド千葉、開催日が10月11日、12日、13日となっており、どれか1日だけの参加でもよし、2日間、3日間と連荘で房総半島を走りまくるのもよしという自由な参加形式を取っている。

 で俺はもちろん3日間…と書きたいところだが、土曜日はいずれ書くが某自転車のイベントに参加、月曜日はまあ一日くらいは休息日を取るべえと…いうことで12日の一日だけ参加する予定だ。

 ところが、この12日のコースが曲者で、スタートとゴールがまったく別の場所で(まあ道のりにして約134kmになるんだが…)あるため、参加するのはいいがその前後の立ち回り方を考えないとおウチに帰れなくなるというマヌケな事態に陥りかねないのだ。

 もうちょっと掘り下げて書くと、例えば俺は大抵の自転車レースに参加する際は車で自転車持参の上レース参加、玉砕そして涙を飲んで車で帰還というパターンになる訳だが…

 まかり間違ってスタート地点に車でノコノコ行こうもんなら、うちの車はナイト2000ではないので(古いか?)ゴールに到着したらもう一遍車を取りに134kmを…ということになってしまう。


 別の手段が必要になるワケ。(つってももちろんナイト2000の購入は考えてないが…)


 そこで俺が目をつけたのは、バスである。

 羽田空港や川崎、横浜方面から木更津など千葉方面へ、アクアラインを使うバスが運行されている。

 普通長距離バスは、東京⇔大阪のような長距離の深夜便などでは大きい手荷物は入れられないが、上記のバスは普通の客がそれ程大きい荷物を預けないためか、電話で確認すると「自転車も袋に入っていればOKです」との事。

 そこで、横浜から内房の南の町館山まで運行のバス路線に目をつけ、これがつる千葉参加のカギになると睨んだ俺は早速スタート地点である白浜の下見がてら、試しに輪行することにした。


 7月20日朝、横浜駅東口のバスターミナルに自転車で到着。ターミナル周辺はだだっ広い空間があるので、周りを気にせず自転車を専用の袋に詰める作業が出来る。
 しかしバスの出発時刻が迫っていたため、俺は焦りつつも畳んだ時に出っ張ってしまうペダルを外しておこうと、専用のペダルレンチでペダルをグイっと…
 やっていたら、思わず手を滑らせてフロントリングのとんがりに右小指をグサっと…

 上記写真を改めて見て頂けると形状がお分かりかと思うが、こいつが小指の第二関節に刺さり、見ると皮膚の2,3ミリ中の未だかつて見たことの無いインナースペースが…

 ギニャー


 …血を滴らせつつも無事輪行バッグに収納完了し、やってきたバスの運ちゃんに「すいませんこの自転車入れたいんですけど…と聞いてみた。

 すると、「ああ、後ろ(のトランクルームの扉)が開けられるからそこに入れといて。」って何か異常に軽いノリだな…
 言われるがまま、ガバっと扉を上に開け、ギャランドゥのトランクルームに輪行バッグに入ったシャウラを収納。いやこれはお手軽。

 そんな塩梅で、いざ横浜駅からアクアラインを通って館山に向かう俺とシャウラ。


 後に上記のギニャーが旅に悪影響を及ぼすことになるのだが、その辺も含めて全体的には楽しい楽しい?房総輪行ツアーは早くも暴走の様相を呈しつつ(別にラップしている訳ではないが)次回に続く。

5万円のエアコン

2008-07-22 00:38:02 | 雑記
 先週の日曜、エアコンを買いにコジマに行ってきた。

 もちろん家用のだ。

 実家の居間用のエアコンがイカレタということで、5月位からお袋に言われていたことなのだが。

 家のも何だかんだで十ン年経っていたので、まあしゃあないっちゃあしゃあないのだが、こういうことってのは重なるもんなんだなと・・・

 で、色々電器屋を見てみるとかネットを調べるとかしようとも思っていたのだが、めんどくさくなってきたのでコジマで決めることにした。


 コジマのエアコンコーナーに行ってみると、店員のおっちゃんが須らく声をかけてきた。
 するとこのおっちゃんが中々物知りで、エアコンの種類、機能、比較方法等情報をもらい、結局6畳用で5万程度のを購入。ああいう詳しい人が店員だとこっちとしても求めるものが見えてくるし、非常に有用だな。
 もう夏が本格的に始まろうという時期だったが、火曜には取付け工事してもらえたので良かった。

 こないだリフレッシュした車のエアコンも調子よいし、いよいよ梅雨明けした本格的な夏に迎撃準備は整った。がおきゃねは随分かかったな…その分せいぜい夏を快適に過ごさねばな。

攻殻機動隊2.0についてこう書く

2008-07-15 21:27:59 | 映画、演劇等々
(今回きゃなーりズルズルと長くなってるので暇な時にだけ読んでもらえればと思う…)


 先週の土曜日にタイトルの映画を観に行ってきた。

 「攻殻機動隊」ってのは、士郎正宗先生原作のアニメ映画であり、有名な映画「マトリックス」の監督はじめ世界のクリエイターに多大な影響を与えた作品である。詳しい話の内容はまずは省く。


 で今回の「2.0」ってのは続編(新作)ではなく、後にいくつか続編を生んだその一作目、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」を13年ぶりに(そう、この作品が出たのが'95年なのだ。この作品がいかに進んでいたかという事実を改めて思い知る)リニューアルした「バージョン2.0」というどこぞのケータイ会社的な意味の数字なのである。

 今回攻殻2.0は限られた館での上映ということで、成り行き上新宿は歌舞伎町にある新宿ミラノへあろうことかで行ってきた…正直あそこはあんまり車で行く所じゃねーな。


 前置きからして長くなったが…
 ともかく観た。 


 この作品は、いわゆるSFなのだが、結構難解だという話もあったりして、山崎バニラさんも確か最初よく分からなかったとブログで書いていた(気がする)。
 自分自身もこの作品は、当時フロアで散々踊りまくった挙句朝3時ごろ鑑賞という良すぎる環境もあってか良く覚えてなかったため、21世紀の「2.0」で復習した。

 しかし、改めて観るとこの作品は、「攻殻」という話、或いは世界観そのものが伝えたかったメッセージみたいなものをかなり具体的に伝えているという印象を受けた。

 主人公・草薙素子が籍をおく公安9課(無論警察)には、本人を初めとしてほとんどの人間が「義体」と言って要するに脳の一部以外のほとんどの体を人工物で構成したサイボーグなんである。
 一方、この作品で9課の新米として登場するトグサという男は、脳を直接ネットに接続できるようにした(攻殻の中では「電脳化」といい、100%に近い人間がこれを行っている)以外は全くの生身の人間である。個人的には結構好きなキャラである。

 で、身体能力が増強されたサイボーグの集まりになぜトグサのような生身の男がスカウトされたのか?という疑問も無くはないのだが、今作でその理由が述べられていたりするのだ。これが結構深い話なんで俺はちょっと感心したんであるがここでは割愛。


 ところで、初めて攻殻の世界に触れた人が「よく分からん」と思うんじゃないかと予想する要素の一つが、今作の英語タイトルにも入っている「ゴースト」という言葉(の攻殻世界での意味)なんじゃないだろうか。

 これは、一般で言う所の「魂」みたいなもので、例えば前述した草薙素子のように、自分の体のほぼ全部が自らの持って生まれたものでないとしたら、最後の拠り所はその脳のどこか?にあるのかも知れない?魂というか「ゴースト」というものにしかないんじゃないかということである。

 皮肉というか、人間がその肉体のほとんどを失った(その代わりに様々なものを得るかも知れないが)時、改めて自分とは何か、人間が人間であるということの意義というものを欲するようになるのかも知れない。

 そして、今作にとって重要な存在である「人形使い」、ここではネタバレになるのでその正体は明かさないが、その「人形使い」と草薙素子が出会った時、上の段の問いに対する一つの答えとも言えるお話が出てくる。


 つまり、人間というのは、それ単独で存在しているのではなく、自分を取り巻く環境、他者のその人に関する記憶、とりわけ攻殻の世界ではネットというものを通じて初めて自分という存在を認めることができるのだという、そんな話であった。と思う。


 まとめると、この作品は後の作品にあるような「SFアクション」というイメージよりは、SFなのは確かだがかなり哲学的、倫理的なテーマを含んだ考えさせられる作品なのではないかと思う。
 つっても、多少ストーリーの中に政治的な要素も含まれはするけど、基本的には大抵の人は観れば楽しめ、かつ色々考えさせられもするという極めて価値のある作品である。


 …とめったやたらと長い記事になってしまったが、どうしてもこの話は書いておきたいと思ったので。ここまで読まれた方はまことにご苦労様。旧作はレンタルやってると思うので、劇場に行けない人も機会あったら観てね。


そしてまた先走る

2008-07-14 00:30:10 | 自転車
 いやあ…実はエントリーしてしまった。

 シマノ・バイカーズフェスティバルというMTBのイベントに。

 といっても、今回2時間エンデューロにしようと思いつつ、結局ツーリングに参加することにしたのであるが。


 元々、上記イベントの開催地である富士見パノラマリゾートという所は、冬はスキー場、夏はMTBコースという二足の草鞋でやっている場所で、MTBの方も自転車好きには有名な場であり一度行ってみたいと思っていたのだ。

 で、今年は先日のミヤタカップで散々過ぎる結果に終わり、こらあちょっとMTBの方ももういっぺんくらい乗らんとイカンと思っていた時、このイベントでレイトエントリー即ち先週まで参加受付をやっていたので釣られクマーというか食いついた次第。


 助かるのは、参加するのが土曜なのだが昼からスタートのツーリングがあり、これならミヤタカップのような強行軍をしなくて済むなという事(つっても通勤割引等を使いたいのでかなり朝早く行くと思うけど)。折角のMTB、この際オンボロブロックタイヤを使い切るつもりで(苦笑)初夏の八ヶ岳を楽しくサイクリングと洒落込むことにしよう。


 余談だが、ここんとこ身辺で色々あったり無かったり、この場で書けること書けないことが重なっているんだが…実は明日明後日北に飛ぶのでビールで酔っ払ってなければ書けることは書くかも知れん。

いてもたってもいられなくなる

2008-07-12 00:48:42 | 自転車
 当戦記読者の皆さんはご存知、かどうかは分からんが、今ツール・ド・フランスという要するこの星の最高峰の自転車ロードレースが行われている。

 で、アパートではそのツールを生放送しているJ Sportsが観られる(Plusというハイビジョン放送を除く)ため、たまにチャンネルを合わせて世界最高峰の選手達の走りをつらつら眺めていたりするのだが。


 なんかこうね…

 自分も走りたくなってたまらなくなってくるのよ。下の記事にもあるように、ここんとこあんまり走れてなかったしね。

 で、昨日仕事が久しぶりに早く20時半ごろ終わったので、20時40分に帰宅し(笑)ご飯を炊く支度だけしといてイソイソと玄関に逆さに置いてあるシャウラ君を準備。
 こないだ諸事情によりアキバで買ってきた自転車取付可能のLEDライト(しかしあの場所は本当に何でも売ってるな…)を取り付け、グローブにヘルメットを装備して準備万端。

 とりあえずあてもなくフラフラ走り出した。<どこが準備万端なんだよ…


 と書きつつ、それなりに目星をつけていた工場地域への道をひた走り、ずーっと信号もない道を往くと、これがウマイこといい場所にたどり着いた。

 そこは、大小の工場が立ち並ぶ地域で、ぐるりと一周約3分(1kmくらいか?)のだだっ広い道路があり、信号ナシ、夜なので車もほとんどナシという素晴らしいコース。
 おお、自転車の女神様はまだ俺を見放してはいなかったか!?とばかり、チョロっと10周回ほどひたすらノンストップで走ってきた。


 人間、やる気さえあれば時間は限られていてもある程度どうにかなるもんなのかも知れない。
 俺も、今まで以上に速く、遠くまで自転車に乗りたいという願いを持って週一ででも涼しい夜にこのコースで練習してみようと思う。


 まあ、そうは言いつつ自転車に乗る時間を確保できた裏にはこないだ結局アキバで買っちまった小型ハードディスクの力があったりするのだが…ツールもちまちま録画しとこっと

だれとる

2008-07-06 13:17:03 | 自転車
 6月は雨が降ったり、会社の旅行があったりという言い訳の元あまり自転車に乗っていなかった。

 昨日の土曜日は久々にスカッと晴れたので、部屋の片付けを済ませ(まだ完全には済んでいないが…)いざシャウラ出動…と前輪を持ったらタイヤがフニャッと…

 もう出だしからコレかい…ということでまずパンク修理からのスタート。これはその昔、多分去年のGWに関西まで輪行した時だったと思うのだが、一度イージーパッチで直した所のパッチが劣化してしまっていたので、はがして再度貼りなおした。まあいずれはチューブ交換せねばな。


 で、シャウラの準備を整え荷物をしょっていざ出発。といってもいつものアパート→実家の約1時間の道のりだった訳だが…

 何か実家に着いた時にはヘロヘロであった…


 ここんとこ、自転車に乗っていないのもそうだが、4月でジムを退会しそれ以来まったく筋トレをやってないし、プールもこないだ一度だけ近所の市民プールに行きつつも、ガキンチョの多さと泳ぐ人用レーンの流れの速さ(2,3回後ろの人に追いつかれた…)にやられるという有様で、つまり確実に体力は落ちていると。


 これから季節は夏を迎え、自転車にとっては結構しんどい暑さになっていくんだが、どうにか休日だけでも走りこんでおかんと。

 俺の目論見としては、9月にトライアスロン(の初心者コース)に参戦、10月にはブックマークに入れたが毎年恒例の日産スタジアムでのエンデューロ大会にジンロ君と参戦、さらに同時期に行われるツール・ド・ちばに参戦するつもりなんであるが。

 そのつるちばの方は2日目を走るか3日目を走るかはまだ検討中だが、どのみちこれは一日に130kmほど走ることになるので、どうにか脚を鍛えなおさんといかんな。

 そんなことを書きつつ、昨日おとといと酒を飲んだり焼肉食ったりとやりたい放題の生活を送っているんだけどね。焼肉はまた行きたいなしかし

行ってみタイなよその国

2008-07-03 00:09:00 | 雑記
 先日、部のある先輩が事務所にやってきた。

 俺を初め驚く一同。

 それもそのはず、その先輩はGW明け早々に、急遽タイに馳せ参じた方だったからだ。ちなみにその人はビザの関係だかなんかで一時帰国し、また向こうに戻るらしい。

 俺が所属する部では、さらに一人タイに出張し、元から行っている課長を含めて3人がタイに長期出張しているという状況である。


 当然のことながら、出来る人からタイに引き抜かれていく(国内組が出来ないという訳ではないが…)ため、出来ない人代表(一応そういう事にしておこうじゃんか)の俺を初め国内の一同は結構ヴァタヴァタしている。

 しかし、こないだいつも頼りにしていた別の先輩がタイに呼ばれようとしていた頃、部長に一度だけ「水野君(仮称)、パスポート持ってる?」とサラっと聞かれた時は福本伸行ではないが内心ざわ…ときたもんよ…

 正直言うと仕事ででもタイには一度行ってみたいもんだが、かなりタフなはずの先輩が「(何度か海外出張には行っているが)行って一週間で帰りたいと思ったのはこれが初めて」と言っていた位だから相当ハードではあるんだろうな

 まあ俺はまだ暫く国内でレベル上げに努めるとするか…


 ちなみに写真は先輩が買ってきてくれたプリッツ。ごっつ旨かった。