みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

久々に雑談

2010-06-27 22:52:24 | 雑記
まず、このブログを開始してから初めて夏至をスルーしてしもうた。
今年は月曜というのもあったが、どうも週末からヴァタヴァタしててね…
本当はこんな時くらい部屋でローソクを灯したりしてのんびり過ごしたかったんだけど、来るべき夏休みに回すとするか。

ヴァタヴァタの一因でもあるのだが、危険物のお勉強もひと段落つき、色々芽生えてきている物欲を満たしたろかいということで昨今色々購入しておる。


元々、レコーダーでブルーレイは使っていたのだが、PCでもブルーレイを使いたいと前々から思っていて、ついにこないだブルーレイドライブというものを某本屋?でポチってしまった。

先週末に届き、早速装着…とその前に、PCのケースを開けるのは相当久しぶりだったためまずは中の掃除。
思ったよりは溜まってなかったものの、HDDの上には結構積もっていたため念入りに吸入し、イザドライブを従来のDVDマルチドライブから換装…

と思ったら、うちのPCは多少コンパクトなミニタワーのため、電源BOXを外さないとどうにも動かないことが判明…コード類をかきわけかきわけ、あっちゃこっちゃのネジを外し、何とかドライブを取り替えた。

これで、PCでもレコーダーで録画した番組が観られるぜ…と意気込んでディスクを入れた結果はまさかのエラー。

うっ…今までの苦労は一体…と思い、ソフトで調べてみると、どうやらグラフィック機能に問題があると。
今まではチップセット内蔵のグラフィックで問題なく動いていたんだが、そう言われてしまっては仕方がない。

ということで、昨日心のふるさと!?秋葉原にてビデオカードなんつうものを購入してきた。山崎バニラさんも愛用のELSA社のやつだ。
思いがけない出費となったが、グラフィック機能は強化されたし(まあ3Dゲームはやんないけど…)PCで自由にレコーダー録画した映像が観られるようになったからよしとしよう。

他には、ジョギング時に音楽を聴くためだけの目的でソニーの防水ウォークマンを買ったりした。これは中々よいよ。ただ俺の耳にちょっと合わない気がするけど…


これから更に物欲を満たす日々が続くかどうかは分からんが、もう一つだけ欲しいものがあるのでそれは買った時に。

危険物のお勉強×3、その結末

2010-06-26 00:36:53 | お勉強
昨日(25日)が発表日だったことをすっかり忘れ、当局のほーむぺーじで番号チェック…

…3類…!

…5類…!!

…6類ッ…!!!





ハットトリックキターーーーー!!!




奇しくも昨日はサッカー日本代表が、デンマークを3-1で下し決勝進出を決めて盛り上がっていたが…

俺的追加燃料ガッツリ投入だぜええええ


乙種3,5,6類を取り、10年前に取った4類と合わせてこれで危険物取扱者の最高峰、甲種への挑戦権が得られた訳だが。


まあそっちの挑戦はちょっとの間お預けにしておこう。(まさか10年後ってこともないとは思うが…?)




さて寝るか<あれ追加燃料は?


P.S.一応今週末の更新はこれでオシマイにはしないつもりなのでよろしく。

危険物のお勉強×3(お受験編)

2010-06-20 23:14:48 | お勉強
 先週の日曜、その危険物取扱者試験というやつを受けに行ってきた。

 この日は入梅直前ではあったが、空はどんよりと曇っており、俺は直前まで自転車で行こうかどうしようかとウダウダやっていたのだが、マ電車なら車内で勉強できるしと思い結局自転車はやめた。

 相鉄線で海老名まで行き、そこで一旦下りてユニクロで買い物をするという試験前ならではの行動に出、さらに海老名駅周辺を探索。

 この相鉄線と小田急線が交叉する海老名駅前は、一帯がビナウォークという巨大ショッピングモールになっている。
そのビナウォークを歩き、現代的な施設の狭間になぜか?そびえ立つ七重の塔を尻目にラーメン屋に入り、つけ麺をガッツリ食らい身も心も準備万端。


 尤も、身とか心とかよりもっと大事なことの準備が欠けていたような気はするが…


 海老名からは、小田急線で20分足らずで試験場である東海大学湘南キャンバス最寄の駅、その名も「東海大学前」駅に行ける。

 もう試験時間までそれ程間が無かったので、車内で立ちながら問題集をつらつら眺めてあれは水に溶けるんだっけとか、あれは摩擦や衝撃で爆発するんだっけとか、平和なことを色々考えつつ、ふと近くの席に座っていた男が開いていた本を見ると…危険物取扱者のテキストだ。

 で、辺りを見回すと、車内には危険物のテキストと思しき、文庫本よりはちょっと大きめの本を熟読する人がワンサカ…

 こ、この電車に乗ってる人はほとんど同志か…

 東海大学前駅に着くと、成る程それらの人達がどっと降り、改札はなにやら賑やかなことになっていた。


 と前置きが長くなったが、ともかく俺は東海大学に行き、危険物取扱者試験・乙種3・5・6類を科目免除にて受験した。

 俺の場合、科目免除のお陰で1つの類につき10問、合わせて30問を35分×3=105分で解答すればよい。
 なもんで、同じく4類以外の全ての類が一まとめにされた問題冊子を受け取り、サクッと解答。
 しかし、計算問題は一切なく、何分か考えて分からなければ(覚えてなければ)幾ら考えてもダメであり、一方試験員からは35分だかを過ぎた所で退出OKとのお達しがあり。

 俺と同じように3つの類を同時受験の人達は、OKになった途端にサッサと解答用紙(マークシート)を試験員に渡して退出する人が続出。

 自分も、3つのマークシートに全て記入を済ませ、他の類の解答を書いてしまうという悪い意味でのミラクルを起こさないようチェックをしてから、シートを提出し退出した。


 さて。

 ここ東海大学湘南キャンバスの近くには、実は鶴巻温泉という温泉地がある。


 …とくりゃ当然、試験の疲れは鶴巻温泉で癒す!!

 持って行こうとして忘れていたバスタオル等はユニクロで買ったし、いざ往かん鶴巻温泉

 キャンバスから一本道を歩き、東海大学前駅に行く受験者を尻目に俺はもう一駅歩き、鶴巻温泉駅近くにある公設の日帰り温泉施設「弘法の里湯」に行き、爽やかに汗を流した。

 露天風呂(モロ市街地の中なんで四方を壁に囲まれてはいるが)、サウナなどに入り、スッキリサッパリした後はキリンフリーと心太で健康的に?軽食を摂り、満足満足であった。まあ入浴料1,000円はちょっと高いとは思ったが…

 施設にあった、この鶴巻温泉がある秦野市の地図を頂いてきたが、ここはすぐ近くにヤビツ峠という神奈川では割と有名な峠があったりと、山が近くて遊べそうな土地である。
例えば、鶴巻温泉近くの駐車場に車を停め、自転車で峠を攻めて汗をかいた後は麓の温泉で汗を流すなんてのも楽しいかも知れない。


 そんなことを考え、最寄り駅から自宅に帰る道中、いやー今日は楽しかったなあ…アレところで俺は今日何しに行ったんだっけ?と思ったりして、我ながらかなりナメ切った状態ではあった。

 ともあれ、危険物取扱者試験の方は今週末には結果が発表される。
 3つ受けて見事全部合格できれば一番良いが、ある程度自信を持って解答できたのが全て6割(合格ボーダーライン)程度だったため、場合によってはどう転ぶかは分からない。


 まあ、場合によっては当ブログで二度と危険物のキの字も出さなくなる…ということは無いとは思うが、上手くいって9月の電験に弾みをつけたいところ。


追記…なんか投稿日時が最初に下書きした時の日時になっていた。なんか改竄したっぽくていやだったので適当に直しました。

危険物のお勉強×3(お勉強編)

2010-06-13 21:48:20 | お勉強
 今までの記事の流れからも分かるように!?今年の俺はお勉強モードなのである。

 今年9月の電験三種のための勉強を続けつつ、今日は危険物取扱者試験を受けてきた。
 それも3科目

 なぜ3科目なのかというのは前回書いた気がするが、まあ試験の大部分が免除になり、1科目10問答えればいいから楽勝だろっとあむぁい気持ちで2,3週間位前から勉強(電車の中でテキスト斜め読み)を始め。

 試験勉強の為には不可欠である模擬問題集(本当は過去問があればそっちにするんだが、危険物は試験問題が基本門外不出のため、世の中には過去問というのは出回らない)をやってみて、余りに分からな過ぎて悶絶したのが先週あたり。

 …こ、こりゃあ本腰入れてやらにゃあ下手したら全滅だぜ…

 1科目あたり10問、3科目で30問だからとたかをくくっていたが、これが結構一つ一つの危険物について掘り下げた内容だったり、同じ類の他の危険物との比較で例えば、「ナトリウムとカリウムのどちらが反応性が高いか」という組合せ的な問題があったりで一筋縄では行かない。


 ともあれ、そうであれば勉強しない訳にはイカンと、パソコンデスクの前にかじりついてひたすら学習した。
 のが昨日。

 今回、一部の科目免除の人用のテキストも買ってはいたのだが、いかんせんそれだけでは問題に対応できる全ての知識を得ることができないため、ネットに頼ることにした俺。

 やはり、いくつか試験勉強用にホームページを作られている方が多々いらっしゃり、多数参考にさせて頂いた。
 ただ、それでもそれぞれのHPでこの情報はあるがあの情報がない、という具合にそれぞれから断片的な情報しかもらえないので、幾つもタブを開いてアレコレ調べながら勉強するという塩梅ではあった。


 中でもためになったのはやはりウィキペディア。といっても、ここも有志の方が記事を書かれているため物質によって内容の濃さが違っていたりはするのだが、単純な性質の他に、実際の社会での、その物質にまつわる事故の類も載っていたりするのだ。


 例えば、メチルエチルケトンパーオキサイドという舌に優しい感じの物質がある。危険物としては「第5類」にあたる。
 ざっと性質を書くと、コイツはそれ自身が酸素を持っているため、酸素のない所でもガンガン反応(燃焼)する。しかも、日光や振動、衝撃によっても爆発するという危険があると。

 で、その昔この物質が東京は品川の勝島という、倉庫が集まっている所の一角で爆発事故を起こし、近くの首都高羽田線が通行止めになるという大変なことがあったらしい。
 この事故では、メチルエチルケトンパーオキサイドのほか、火薬の原料にもなるニトロセルロースという物質も爆発したらしいが、これも実は第5類の危険物。

 その他、やはり第5類の危険物であるピクリン酸という、名前は変?な物質があるんだが、これがカナダのハリファックスという街で大爆発を起こし、街が一つぶっ飛ぶという恐ろしい事故になったということも知った。
 もちろんそれぞれの事故では亡くなられた方も多数おり、こういうのを知ると危険物取扱者というのは結構重要な仕事であるなあ…と思い知るのである。


 まあそんな、危険物取扱者試験に関係あるようなないようなことも学びつつ、幾つかのソースを元に自分用危険物ノートも作り、いよいよ試験日を迎えたっちゅう訳で…
 次回その試験をナメ切った男の生き様を「お受験編」で書くことにする。

2010仙台ものがたり最終章「風と共に(阿武隈を)去りぬ」

2010-06-06 23:42:41 | 自転車
 前回の続き。

 宮城県は角田市の名店(俺認定)エヴァンス'89にてエナジーを再びチャージした俺は、このまま行けるとこまでトコトン…走りたかったが、実はここで懸念材料が。
 ま要するに、この調子でトロトロ走っていると、予約した新幹線の発車時刻に間に合わなくなりそうだったのだな。

 今回俺が買った郡山→東京の切符(特急券と乗車券のセット)は、4割引という破格である一方、該当する列車を逃すと切符がいきなり無効になってしまうという厳しい条件が課せられている。

 となれば、何が何でも間に合わせなければならない…という状況ではあったが、実は俺が走る阿武隈川沿いには、阿武隈急行という鉄道が走っている。
 須らく輪行袋を持っている俺は、適当な駅で自転車を畳み、その阿武隈急行に乗ってしまえばまだ十分列車に間に合う。

 エヴァンス'89でランチを待つ間、俺は予め印刷しておいたこの辺の地域の地図を取り出し、同時に列車に間に合うギリギリの便をauのナビウォークで割り出した。
 阿武隈急行はそれ程便がある訳ではない(1時間に1本くらい)ので、自ずと該当の便は決まってくる。

 次に、各駅の発車時刻を検索し、地図中の各駅につらつらと記入していく。

 そうして、阿武隈急行と追いかけっこしつつ限界まで行ってみよう、と。


 まるで居間の団欒のような店内を抜け、温もりのあるログハウスの店舗から出ると、俺は再び角田の街を走りだした。


 割と道路の整備された角田市街だったが、そんな市街地エリアはアッサリと終わり、再び阿武隈川沿いののんびりした道路が続く。

 川沿いの土手の上には、歩行者・自転車道らしき舗装された道があり、車の行きかう道路を避けてそちらを爽やかに走っていった。


 やがて、土手の道は車道を離れ、いつの間にか向かい風も止み、心地よいスピードで走り続ける。

 だが…

 ひたっすら走り続け、なーんとなく様子がおかしいことに気づき、一旦止まってRun&Walkで今まで来た道を確かめてみると…

 とてつもなく回り道をしていたことが発覚。

 うっ…ま、まあ爽やかに走れたからよしとしよう…
 精神的ダメージを多少受けつつ?想定より遅くなりつつ阿武隈急行・丸森駅にトイレを拝借するため立寄った。

 駅舎はのどかなもので、えごま油など地元の特産品も置いてある売店で、草餅を買いつつ店のおばさんにこの先の道について尋ねてみた。

 この時点では、まだ目標の電車までは1時間近く余裕があり、次か次の次あたりの駅まで走るつもりだったが、地図で見る限り道路が険しそうで、なおかつ長いトンネルが点在しているようだったので(山のトンネルは歩道も路肩も無く、車からのプレッシャーを受けるためあまり気が進まない…)。
 しかし、まあそういう視点で地元の道は見ていないのかも知れず、大丈夫なんじゃないの?的な心強い回答を頂いた。

 もうケンチャナヨーというか「できっこないよ、やらなくちゃ」魂だけで、俺は再びシャウラにまたがり次の駅へと走り出した。


 丸森駅を過ぎると、いよいよ山あいの道といった風情となり、トロリとした阿武隈川の流れを横目に(かなり流れは速そうだ)、マイペースで走る。
 すると、トンネルが見えてきたがその手前、川に近い側に側道らしき下りの道が見える。
 そちらに行ってみると、どうやらこちらは旧道らしく、トンネルを回避していくことができた。

 それにしても、次の駅である「あぶくま駅」がなかなか見えてこない。

 遠いことは地図で分かってはいたが、実際に走っているとよもや見逃したのでは?と疑心暗鬼になったりもする。

 だが、やはりあぶくま駅はあった。


 それも、よりによって川の向こう側に。



 くっそー詳細の地図を見ておけば良かったぜ…と後悔しつつも、まさか阿武隈川を泳いで渡る訳にもいかんので、次の駅若しくは向こう側に渡れる橋が見つかるまで走ることに。

 最後の力を振り絞るべくゼリー飲料を一気に飲み干し、旧道をひた走った。

 阿武隈川は何年かおきに大水が出るようで、自分の目の高さあたりに「○○年○月○日洪水位」という表記と、横線の書かれたプレートが貼ってあり、「この時いたら俺とシャウラは絶対絶命だった訳だな・・・」などとつぶやきつつ、何とかあぶくま駅と行き先表示が書かれた看板を見つけ、橋を渡って川の向こう側へ。

 上り下りを経て、遂に俺はあぶくま駅に辿りついた。


 駅舎は無く、一部屋根のかかったホームがあるだけ。改札もなし。
 人気がほとんどなかったので、自転車を転がしそのままホームに入場。

 走り終えてみると妙な寂寥も覚えたが、時間というものがあったため、無人のホームでソソクサとシャウラのタイヤを外し、輪行袋に詰め込んだ。
 こうなってしまえば、後は電車を乗り継ぎ帰るだけだ。

 阿武隈急行から東北本線に乗り、途中子供に輪行袋をガン見される等しながら、無事東北新幹線に乗り込み、東京から再び電車に乗り、そして最寄駅に到着。そこからは再び自転車を組立て、自走して極力交通費を抑える自転車旅を無事家まで走り終えたのであった。


 しかし、この日の走行距離は70kmあまり。こんなヘッポコ自転車旅行の記事を書いているうち、遂にアノ試験の日が近づいてきた…