みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

サイクルモードで「自転車のお勉強」3・変速機のお勉強

2007-11-23 00:42:31 | 自転車
 座学を済ませつつ、再び試乗などをしつつブースを回ってみた。

 以前RS君から聞いたような気がする、プログレッシブという比較的リーズナブルな自転車を提供するメーカーのブースにて6万くらいのロードバイクを試乗。
 流石にコルナゴとは随分印象が違うが、それでもそんなに飛ばさず、普段の足として使う分には十分かもなあという気はした。ただ若干ブレーキの効きが甘かった印象が…

 さて、このロードの変速機、後ろの方はシマノのSORA(ソラ)というやつが使われている。シマノのロード系のパーツでは最も廉価版ではある。
 それはともかく、写真を見て頂けると分かると思うが、この自転車のハンドルにはブレーキレバーと重なってついている変速レバーのほか、ハンドル内側にボタンのようなものが付いているのがお分かりだろうか?
 ロードの変速機は、今ではブレーキレバーと重なってついている形で、それでギアの上げ下げをする(詳しい変速の仕方は割愛)のが主流なのだが、最近こういったタイプのがチラホラ出てきている。

 具体的には、後ろに関してはこのボタンを押すとギアが重くなり、下の黒いレバーを内側にグキっと曲げると軽くなるという塩梅。個人的には、ギアの上げ下げの役割を分けるのはやり易くていいかなと思う。

 同じような変速方式は、パーツにおけるシマノのライバルであるイタリアのカンパニョーロでも用いられている(つうかこっちの方が先かも知れない)。
 カンパの場合は、このボタンを下まで押し切るとガガガっと何段か一気にギアが重くなる。

 これは中々画期的なことで、今までのロード系のレバー(MTB系のも大抵そうだと思うが)では後ろのギアを一気に重くするという動作はできなかったはずで、繰り返しレバーをカチャカチャっと操作していたのだ。
 で、ここで現場でもろうたカンパのカタログの言葉を借りると、「1回レバーを操作するだけで、5段の変速を行うことができます。集団の中で突然のアタックを仕掛けることも可能です。」とな。

 よっしゃあ俺もカンパで自転車組んでアタック仕掛けるぜ…といいたい所だが多分、アタック即つぶされ何事もなかったかの如く終了という展開が目に見え杉なので、もう少しシャウラで普通に修行するかな…


 自転車の変速機は、ついこないだまでシマノとカンパニョーロの一騎打ち状態だったのだが、ここ何年かで急速にシェアを拡大しているのがアメリカのSRAM社(エスラムじゃなくて(^^;スラムと読むらしい)である。
 以前から出してるMTB系に加え、去年あたりからロード系の変速機も大々的に売り出し、結構人気出てるようである。

 今回はそのSRAMの変速機がついたMTBにも乗ってみた。これは2本のレバーが付いていて、片方がアップ、もう片方がダウンという最近のMTBではスタンダードなタイプ。
 ただ、俺が乗ったやつのは2本のレバーが重なる位置についてて、奥のレバーがちょっと押しづらかった印象があったかな…(ネットで調べるとどうも上のレバーは下から押し上げるようにするんだとか?独特のやり方があるらしい)SRAMの変速方式はロードの方も独特なので、その辺は好みが別れるところだろう。

 とりとめが無くなったので、まとめとしては自転車は変速機とレバーにも注目して選ぶとよいかなということかな。間が開いたがもう少し自転車のお勉強は続けるつもり。明日明後日と旅に出るけど…