みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

びんご

2008-08-28 10:10:52 | 雑記
鞆の浦で一泊し、今日も目一杯自転車…と言いたい所だが、即フェリーで楽をする俺。
自転車はバラしもせず、そのまま車の入るスペースの端に固定。楽だ。その代わり140円かかるけどね。
さて尾道からどうすっかな…

さて、広島空港

2008-08-27 11:59:12 | 雑記
2年ぶりに空を飛んだ蒼いシャウラと広島空港にて再会。これから膝の爆弾にビビりつつ「鞆の浦」という所に行く。
しかし天気予報に反してトキオも広島も今んとこ雨なし。俺の日頃の行いがよろしいかどうかはこれからの道中が物語るか?

救命のお勉強

2008-08-24 22:57:35 | お勉強
 酸欠防止主任技術者の講習の中には人工呼吸、心臓マッサージ等の救急蘇生も含まれる。
 下の記事でも書いたが、酸欠というのは非常に危険な災害であり、救急蘇生が必要となる場合が多いので受けることになっているのであろう。

 俺は十ン年前に車の免許を取った時に受けて以来全くやっていなかったが、こういう機会に恵まれたのは本当に良かったと思う。


 さて、今回の講習は日本赤十字の方がやって下さったのだが、救急蘇生について色々ためになる話を聞けたので幾つか書いてみる。


 この救急蘇生についてのガイドラインというのは何年かごとに見直されているとのことで、現在は倒れている人が呼吸をしていないことを確認したら即人工呼吸、心臓マッサージを行う、ということになっている。

 これは、一つは一般人が倒れている人の首や手首などの脈をみて、心臓が動いていないかどうかを100%判断するのは難しいということ(頚動脈も特に焦っていると意外と分かりづらいものらしい)、やはり何を差し置いても心臓を動かし、血液の流れを作り脳に酸素を供給することが最優先という考え方かららしい。
 酸欠にも関係あることだが、大出血を伴う外傷を除けば(この場合は止血が優先)人間の生命活動の中で最も時間の猶予が無いのが脳で、脳に3分間酸素が行き渡らないと死亡率が格段に高くなるため、とにかく心臓マッサージを第一に行うと。もし心臓が動いている所にマッサージをしたとしても、その場合は体が何らかの反応を示すから躊躇する必要は無い、とも言っていた。


 ということで、一通り人工呼吸、心臓マッサージの実技をセンサーつき人形を使って行い、実技試験も行い無事終了(多分)。

 合間に質疑応答なんつうものがあったのだが、この内容が救急蘇生の根幹に関わる重要なものだったので、ここに残しておこうと思う。


 ・一応練習はしたが、我々素人が下手に蘇生を行い、悪い結果になった場合に訴えられたりはしないか?

 →これについては、警察庁や消防庁など公の機関が出している『救急蘇生法の指針』というものの中で、善意で救命活動に関わった人は責任を負う必要がないことがうたわれており(これは一部wikipediaを参照しましたが、インストラクターの言っていたことは大体こんな感じでした)、また救命活動をした人がむやみに訴えられたりしない世の中になるため努力したい、とも言っていた。


  ・だが実際、心臓マッサージをする際肋骨を折ったりしてしまわないか?

 →上にも書いたように、心臓マッサージ(をして脳に酸素を送る)ことは最優先事項であり、心臓マッサージ時に肋骨が折れてもそれが心臓に刺さるようなことは少ないし、肋骨は後で治るが脳は復活できないため肋骨が折れてでもマッサージを行った方が良い。


  ・人命救助のためとは言え、実際に人工呼吸をするのはためらってしまうかも知れない。

 →最近のガイドラインでは、人工呼吸よりも心臓マッサージの重要度が高いということになってるそうで、つまり人工呼吸ができなくとも、心臓マッサージだけでも効果は得られるとのこと。

  ・助けようとしても、既に死んでしまっていては意味がないのではないか?

 →人が死亡しているかどうかというのは、明らかに死亡している状態(首が切断されていたり腐敗していたりすること)を除いては医者以外に判断する権限がないので、一般人は諦めずに救命活動をすることを優先させるのみである。


 その他、今回の講習では扱わなかったが今日本でもAED(自動体外式除細動器というものが公的施設などに整備されており(駅などで見ることがあると思う、俺も今日駅で見つけた)、素人でも取り扱うことができ、尚且つ使う必要がない場合は絶対誤作動しないそうなので、もし現場近くにあればこれを使ったほうがいいらしい。


 また、今回はたまたま資格の講習の一環で受けることになったが、病院や日本赤十字社などが、こうした救急法についての講習をやっているそうである。
 こういう事は覚えておくに越したことはないので、機会を見つけて受けてみることをお奨めしたいし、俺もAEDの扱いを一度学びたいのでそのうち講習を受けてみたいと思う。


 ともかく、まとめとしては我々素人でも、人命救助のためにやれることはやった方がいいということであるな。いい勉強をさせてもらえてよかった。


 ああ、そういやこの酸欠の講習を受けて結構経つが、なかなか合格通知が来ないな・・・大丈夫かいな



P.S.ブックマークに日本赤十字社の救命法講習会について追加しときました。

酸欠のお勉強

2008-08-21 23:33:25 | お勉強
 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者

 と一気に読むだけでそれこそ酸欠になりそうな名前の資格だが、会社の命によりこないだその講習会を後輩と受けてきた。


 内容は酸欠、硫化水素中毒それぞれどの位の濃度でどういった症状が出るか、それらを防ぐためにどういったらよいかという実践的なものから、酸素、硫化水素の濃度測定と人工呼吸、心臓マッサージの実技まで色々である。


 この資格の元となる酸素欠乏症等防止規則から引用すると、酸欠というのは空気中の濃度が18%未満、硫化水素中毒はほんの10ppmを超える状態のことを指す。

 硫化水素も濃度が7000ppmを超えると吸ったら即死という恐ろしいものだが、ある意味それより恐ろしいのが酸欠で、こちらは何しろ見た目はもとより匂い等人間の感覚では全く検知することができず、またマンホール内等で酸欠で倒れた人を助けようとして自分も酸欠で倒れるという連鎖が起こりやすく、そして一酸化炭素中毒などと比べても死亡率が非常に高い(蘇生率が低い)というものである。
 しかも酸欠はガスマスクなどは通用せず(何しろ無い袖は振れない訳で…)救助には酸素ボンベ等による酸素の供給が不可欠という厄介さも併せ持つ。

 (余談だが、ガスの検知などにカナリアを使うという話があるが、カナリアは酸欠への耐性が人間より高いため、酸欠を検知するのには向かないとテキストに書いてあった)


 なのでマンホール等酸欠等のおそれのある場所に入る時は、ちゃんと酸素濃度、硫化水素濃度を測定し、尚且つ換気をしてから入るということで、その測定の実習も(試験つきで)行われたんである。


 何か珍しく?真面目なお話になったが、構わず次も続けてこの資格の件について書くつもり。

ハイパーオリムピツク?

2008-08-18 22:51:20 | その他スポーツ
 北京オリンピック開催中である。

 俺も、もちろんというか、実はというか、それなりに録画、観戦している。


 録る、観る種目はやはり自転車系がメインなのだが、昨日は実家で女子レスリングなど観たりと、まあ俺はスポーツ関係は何でも観ればそれなりに盛り上がれる方だと自負しているので暇があれば何でも観たいというスタンス。暇はあんまりないけど…

 アパートの方はBSもいけるので、本当はカヌーとかも見たかったのだがそこまで手を広げるとハードディスクの容量が危なくなってしまうのでスルーしちゃったけど、そういう比較的マイナーなのも結構面白かったりするんだよね。
 太田選手が銀メダルを取ったフェンシングも、観れば結構面白いんだろうなあ。

 で、自転車の方は開幕早々に行われたロードレースのうち、女子の方のを昨日観た。

 コースとしては北京の市街地を抜け、山を登り山間道路の周回コースを2周ほどするというもの。
 まあこうやってサラっと書いたが、実は女子のレースではあろうことか雨が降ってきて、落車続出、山間の道路脇の大きめの側溝に落っこちてしまう選手も出たりと、そらもう壮絶なレースであった。


 そして、このレースに日本からただ一人出場していた沖美穂選手が31位で完走。
 順位こそ31位ではあったが、あの厳しいレースで終始大集団でいい位置をキープしての走り、個人的にはかなり頑張ったと思っている。


 もちろん自転車は永井選手が銅メダルを獲得したケイリンをはじめ、トラックの競技もある。が昨日は飯島誠選手が8位となった男子ポイントレース等BSでやっていたはずなのだが丸ごと録り逃してしまった…これからは録るようにしよっと。


あんさんぶるで夕食を-シマノバイカーズフェスティバル戦記・下

2008-08-14 00:13:06 | 自転車
 富士見パノラマリゾートからゴンドラで入笠山に上り、牛と戯れつつ?天上散策フリーツアーを満喫した俺は、再びシマノバイカーズフェスティバルが行われている麓のパノラマリゾートにゴンドラにて下りた。

 下りてすぐ、今回フェスティバルにエントリーした第二の目的というべき露店エリアに早速行ってみた。
 まずはおなじみヴィダーの露店にて、氷水の中でキンキンに冷えたプロテイン15アドバンスドリンクというのを購入。栄養補給だけはいっちょまえにこなし、さらに他の店を物色。


 実は、個人的にはMTBのブロックタイヤ(要するにゴツゴツしたタイヤ)の安売りを期待していたのだが、安いには安いが4千円を切るようなのが中々無くて結局止めた。
 自転車のタイヤというのは意外と高く、ロードでもMTBでも1本6千円なんつうのはザラだったりする。まあ俺のMTBがこのとき装備していたのが1本千円程度の叩き売りタイヤだったりするのだが…

 余談だが、こないだ友人RS君が自動車の練習用(それはそれはスゴイ勢いでゴムが減ってく練習だが…)に1本3千円のタイヤを買ったという話をしてて、俺はすかさず「凄いね自転車のタイヤより安いじゃん!」て答えた(笑)走り心地については「とてもじゃないけど公道は走れない」といっていたが…


 閑話休題。


 結局、訳分からん文字の入った100円のキャップ(どんな文字かは見てのお楽しみ)、ロード用のタイヤチューブ、恐れ多すぎてレースには着られない去年のツール・ド・フランスの山岳賞のレプリカジャージ等々諸々買ってきた。
 そして、試乗車(無論自転車)が多数あったのでフルサスペンションのMTBを試乗。本格的なオフロード試乗コースにてフルサスと最新変速機の威力を体験し、ついつい物欲が刺激される。

 されるが流石に即購入お持ち帰りという訳にもいかず、露店エリアを離れ本会場に赴いた。

 そこでは丁度チームによるエンデューロが行われており、というかエンデューロ半分、MTB好きの集う富士見のデイキャンプ半分という風景が広がっており、ここはくつろぎ別世界という雰囲気であった。

 で、そんな楽しくも暑い中MCをやっておられるイイミワさんに挨拶すべく、エンデューロコースのまん前にある特設ステージへ行ってみた。

 イイミワさんはステージの上でしゃべっていたのだが、丁度MCの切れ目になったので思い切って声をかけてみた所向こうも気づいたようで、そして何とわざわざステージから降りてきて下さり、挨拶がてら色々話をさせて頂いた。
 まあステージがそれ程高くなく降り易かったというのもあるだろうし、考えたら俺がステージに上がるのもそれはそれはいい迷惑だったろうが(笑)有難いことであった。


 イイミワさんにも挨拶したし、いい感じに試乗で燃え尽きたので風呂さ入って帰るベエと富士見パノラマのご近所、ふれあいセンターふじみにて入浴。露天風呂は無いシンプルな作りだが、大きいガラス窓から吹き込む高原の風に当たりながら爽やかに疲れを癒した。

 施設の駐車場の敷地内で、近所の畑で取れた野菜を無人販売している小屋があり、というか無人のはずだが偶然?いたおじさんに勧められぶっといキュウリを3本100円で買った。これは後に実家でモロキュウで食ったら旨かったぜ。


 そして、富士見町を離れ中央道で東へ。

 一宮御坂ICで一旦降り、信玄餅でお馴染みの桔梗屋工場でベタながら信玄餅を買いつつ、ここも個人的にはお馴染みのカフェレストラン、あんさんぶるで夕食を。

 まるで高原のペンションのようなこのお店で、クラシックを聴きながら美味しいパスタを頂き、上質な夕暮れの一時を過ごしたのであった。

 マ、その後はマックで100円コーヒーなぞ買いつつ、ひたすら国道20号をすっとばして地味に帰路に着いたのであったが…

 

我泣き濡れて牛と戯る-シマノバイカーズフェスティバル戦記・中

2008-08-10 11:03:38 | 自転車
 7月26日のお昼ごろ、俺が乗った富士見パノラマリゾートのゴンドラは入笠山(にゅうかさやま)山頂近くの駅にたどり着いた。
 その時自分がエントリーした天上散策ツアーの集合時間を数分過ぎていたが、まあまだ間に合うだろうとタカをくくって降りてみたところ。

 …誰もいない…


 が、フト右手を見ると屋外にテーブルとスタッフらしき人が2名。
 聞いてみると、他の人たちはもう出発したらしいが、フリーツアーなんで別に大丈夫とのことであった。

 ああ、そうかフリーだったな…はは…

 もう自分の参加するモノの内容もよく分からんという体たらくではあったが、ともかく地図をもらって一人悠々としてかつ急ぎスタート。


 富士見パノラマリゾートを眼下に望むこの入笠山山頂周辺をぐるりと回る周回コースが今回のツアーのコースであるが、途中2箇所ほどオプションコースがあり、参加者は回りたくば自由に回ってよいとのお達し。


 で、俺は最初の砂利道の急坂をおっかなびっくり降り、すぐに分かれ道があったのでとりあえず右にそれてみた。

 すると奥のほうに「ダウンヒルCコース」なんつうものが…
 結論から書くとダウンヒルコースはその名の通り下りっぱなしになってしまうので、スタート地点に戻る約束の今回のツアーでは行ったらマズイルートだったのだが、出来心で下ってみてしまった。


 しかし、あまりの下りのヤバさに早々にドロップアウト。

 つうか、俺もダウンヒルという言葉は知っていて、内容も何となく「ああ坂を下るんだろうなあああ」って思っていたのだが…
 オフロードなのはともかく、もう坂というよりみたいな所を下るんだよね。

 MTBを押して一旦上ろうと思ったら、上からプロテクターフル装備のダウンヒラー達がエライ勢いですっ飛んできて「す、すんませ~ん」て感じでコース脇にそれるのに必死だったよ<よい子のみんなはコースにみだりに立ち入らないように…


 いきなりミスコースをし、崖?を上ってヘロヘロの俺だったがその後は砂利道と途中からアスファルトの道で構成された周回コースを順調にツーリング。

 走っていると近くで放牧が行われているらしく、コース外に牛がチラホラ見かけられるように。
 と思っていたら。

 コースの脇で牛が水を飲んでた…

 おおっ…牛は道路にも入るんかい…道理で路上に地雷が多数落っこっていると思ったよ。

 写真撮影なんぞしつつ、さらにコースを進み、長い上りを抜け眺めのよろしい牧場の風景を見つつ、お茶屋さんに到着。ここで当ツアー参加者にはソフトクリームのプレゼントがあり、もうヘロヘロの俺は有難く血糖値を上げさせて頂いた。

 しかし、ここに着く前に出会った親子(子供は小学校低学年くらい)2組と会って親御さんとは軽く会話も交わしたが、もしかしてこのツアーって超初心者用のカテゴリーだったのか?と気付き始めた。まあそれでも起伏もあるし大人でも十分手応えアリな気はしたが…


 結局、正規オプションツアーには行かず、入笠湿原の脇を通り、ハイキングウォーキングしている人達の邪魔にならないよう走り抜け、無事ゴンドラ駅に帰還。


 ツアー自体はやはり初心者向きというカテゴリーだったことは後で再確認したが(エントリーするまえに確認しとけよ…)正直言って手応え十分という印象であった。つまりは楽しかったということなんだけどね。

 しかしこのコース、オフロード区間は意外と少なかったのだがそれでもここを走って改めて、ミヤタカップのコースがいかに走りやすいコースかというのが分かった気がするよ…ダウンヒルといいMTBの世界も奥が深いな。


 

富士見の男伝説?-シマノバイカーズフェスティバル戦記・上

2008-08-06 21:29:35 | 自転車
 引っ張るだけ引っ張ってようやく7月26日、長野県は富士見パノラマリゾートで行われたシマノバイカーズフェスティバルに参加した記事を書く。
 (補足:上記イベントは27日も開催されてましたが俺が参加したのは26日だけだったのでこういう書き方になっております)

 この土曜の朝は実家よりスタート。もうすぐ購入20周年を迎えるクラシックカー?クラウンに乗り、アパートでMTBを拾い首都高に乗った。


 国道16号を通るよりはフル高速の方が早いと踏んで意気揚々と首都高4号線から中央道に入ったのだが、そこに待っていたのは計30km近い渋滞…

 まあ、渋滞そのものはCDをそれなりに持ってっていたしそれ程苦では無かったのだが、気がつくと到着時間がエントリーしたツアーの開始時間と比べて余裕がなくなってきており…

 ETCの通勤割引の範囲外は国道20号で行こうと思ったが、それどころではなくなりフルに中央道を使い、諏訪南ICよりサッサと現場である富士見パノラマリゾートに到着。

 11時と遅い到着のため麓の駐車場に停めた俺は慌ててMTBを下ろし、上り坂をヒイヒイ上って受付で登録、さらに荷物を置きに行くため一度坂を下り、ドリンク等を持って再度上り…


 こうしてスタート地点に辿りつくまえからヘロヘロの?俺に更に追い討ちをかけたのがツアーの集合地点。
 実は今回エントリーした「天井散策ツアー」は山の天辺を走るというのは知っていたのだが、集合場所も天辺で、ここへはゴンドラに乗って行かなくてはならない。

 集合時間は12時、ばってん俺がゴンドラ乗り場に着いたのは11時50分。
 ゴンドラ受付の兄ちゃんには「時間かなりヤバイですよ」と言われるも、マ、あと10分あれば楽勝だろ多分!とばかりエイヤッとMTBもろともゴンドラに乗り込んだ。


 そして出発。


 …いやー外の景色きれいだなー一面緑だよ…<平静を装う


 …ハハっ麓が見渡せるぜ、なかなか壮大な景色だ…



 それにしても…


 10分経ってもまだ降り場が全然見えないなあああああああ…


 意外と高かった、というか高低差にして700mを超えるゴンドラは、ジタバタする俺をよそにマイペースで美しい風景の中を上っていくのであった。

ロードレース、そして自転車の未来

2008-08-06 05:38:49 | 雑記
 先の日曜に福井県で行われたロードレース大会において、一般のレーサーが死亡する事故が起きたとの事。

 その大会でMCを努められていたイイミワこと飯島美和さんのブログで上記事実を知り、またその際実業団レース(国内最高峰)が中止になった際の選手の紳士的な対応について読ませて頂いた。

 死亡事故ということで当然一般のニュースとして取り上げられていたりするのだが、そういった現場は決してニュースで語られることは無いものであり、この場でも紹介させて頂こうと思う。

http://diary.jp.aol.com/uhevqg2e8y8/265.html 「丸岡ロード」inイイミワ日記


 個人的には、上記記事でベテランの三船選手を始め、選手たちの対応を読んだ感想は「日本の自転車ロードレースは、少なくともトップ選手の意識は世界に比するに恥じない所に達しているのではないか」というものである。僭越な表現であることは百も承知で敢えてこう書く。
 (三船さんのブログによると今回は彼が彼自身の判断で行った所が大きいらしい。つくづく彼が今年で引退する事が惜しまれるがこれも彼の判断だから仕方ないか…)


 ところで今回の事故は世間に様々な波紋を投げかけるのかもしれない。
 個人的には、自転車レースというのは決して安全なものではないと思うが、それがイコール「危険だから止めましょう」という結論に短絡してはならない。

 こういった事故が起こったことに対し、ではこれからレースはどうあるべきか、コース管理の面からも選手の意識の面からも未来に向けて検討していかなければならないだろう。
 これは最近街に増えてきたロードバイク、もちろん自分自身にとっても他人事ではない。

 自転車は、それ自身が持つ特殊性(車のようにマシンが人間への衝撃をカバーできる訳ではないし、バイクのツナギのように全身を保護できる装備も基本的にはない)故の危険はあるが、それは世間に理解してもらうとしても安全走行のための訓練、体調管理等努力によって危険を遠ざけることはある程度可能だと思う。
 極論だがレースである以上絶対に安全な競技というものは無いと考える(そしてその認識と危険を遠ざける努力は決して相反しないと確信する)。

 同じ自転車に乗る者として、こういった事故を決して無駄にしないよう、どうしても書いておきたかった。

 最後に、今回の事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

ポニョ

2008-08-03 15:51:11 | 映画、演劇等々
 「崖の上のポニョ」、鑑賞。

 気に入った。

 しかしソウスケはいい子だ。俺ももう一度だけチャンスがあれば「どんな姿の君でも愛せる」と言いたいのだが…(別にポニョ相手という訳ではないよ(^^;)

 俺のように愛に飢えている人でなくても(笑)観にいって欲しい。走りに飢えている人ならなおさら!?

 えー次回からはいい加減にシマノバイカーズの話を。