みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

栃木(の食)めぐりドライブ

2009-04-30 00:01:15 | 
 先月から大都市圏以外の高速道路の通行料が一律1000円になった。

 その他都市部の高速道路も軒並み割引拡充されてきている。

 まあ、対象はETCで通行する普通車以下に限られているが。


 という訳で、多少出遅れはしたがその恩恵に預かろうと、久しぶりのちょっと長距離ドライブに出かけることになった。

 行き先は、U字工事でおなじみの?栃木県である。
 というか、当初決定された目的は宇都宮で餃子を食うことだったんだが。

 ほとんど渋滞なくサクッと東北道を北上、今までと比べれば格安の料金で鹿沼ICに到着、そして宇都宮市内。

 まずは駐車場を探し、目に入った立体駐車場に飛び込んだ。
 この日も友人のヴィッツ(ルーフキャリア付)を借りていたため、立駐に入れるか不安だったがギリギリ入れた(らしい。俺は運転してたので見られなかったが)

 で、チケットを受け取るなり管理人のおっちゃんに言われた。
 「今日は餃子(食いにきたの)かい?」
 うっ…完全に読まれているなまあ真昼間に男4人が来たとあっちゃそれくらいしかないわな。


 という訳で、長崎屋の地下にある来らっせという、市内のほとんどの餃子店の餃子が食えるという夢のような施設に突入。
 ここでは毎日日替わりで7種類のお店の餃子が食べられるというシステムになっており、まずは迷わず全種類注文。つっても周りの人達も大抵幾つもお皿並べてたらふく食ってるからそんなに凄いことでもないんだけどね。

 アルコール0.00%というドゥライヴのお供?キリンフリーという炭酸飲料(←本当にこう書いてある)片手にガッツリ食い、まずは満腹となった。


 しかし、早速目的を果たしたとはいえこのまま帰るのでは味気ない。
 と、友人が関東温泉ガイドブックで近郊の温泉を検索、行ってみることに。

 途中、山並みを抜けてようやっと辿り着いた温泉がまさかの閉館、もはや施設名すら忘れたが「この時期の土曜にありえねーだろ…」と全員文句を言いつつ次の施設を検索。

 でやってきたのが鹿沼市にある宿泊施設、ウェルサンピア栃木内の温泉「華ゆらり」。

 この日は雨降りで、かつ屋根なしで雨降り放題だったため露天風呂は断念したが、内湯だけでも500円という入浴料を考えたら十分満足できたかな。


 さあ、昼飯、入浴とくれば、次に来るものを言えば・・・


 どう考えても夕飯だよね。


 そんな基本に忠実な男4人が向かったのは、ラーメンが有名な佐野市。

 プレミアムアウトレットを横目に、というかそちらはほぼ眼中になく佐野市街にまっしぐら。

 ただ、まっしぐらはいいが肝心のラーメン屋をまだ調べてなかったりしたんだが…

 しかも、「マとりあえず市の中心部に行けば沢山あるだろ…」とたかをくくったはいいが、中心部は夜19時にしてラーメン屋というか店自体があまりないというか、街が地元の22時過ぎ位の静けさという感じ…

 駅前をウロチョロするもこれといったお店が見つからず、友人が見つけた中華料理店に入ることにした。


 このお店、最初店員以外の人の気配がなく、正直最初はちょっと不安だったのだが…

 個室に通され、メニューを見ると佐野ラーメンの他は至って普通の中華料理。

 どんだけのもんか、ドキドキしながら他の炒め物などと共にラーメンを注文。


 ところが、最初に出てきた炒め物を食べて驚いた。

 ことのほかウマイ

 例えば、炒め物の中にニラが入っていたのだが、これがシャキシャキとしており、でも決して生ではないという絶妙な仕上がりになっていた。

 一つ思いだした。

 昔、横浜のどこぞのホテルの最上階に店を構える中華料理店の店長(確か)の技を見たことがあったのだが、その中で油通しという技を披露していた。
 技といっても、少なくとも見た感じでは熱した油に野菜を通すだけなのだが、これをやった後炒めたピーマンを試食した時の不思議な食感。

 シャキっとした歯ごたえが活きているのだが、生という訳ではない。

 油通しというのは世間一般でも知られているようだが、それでもその絶妙を作るのは素人ではできないんだろう。


 もしかしたらこれは本物を引いたか…?と思いつつ、ガツガツと食は進む進む。

 そして、〆の佐野ラーメン。

 これが、それまでの中華料理と趣がガラッと異なる。白湯と醤油の中間のようなスープの中に浮かぶふぞろいの手打ち麺、メンマにワカメ、そしてチャーシュー。

 これでもかという位シンプルなラーメンは、しかし、先に食べた中華料理同様絶妙な味わい。
 世に「こってり系」など、様々なエッセンスを詰め込んでおいしいと言われるラーメンは数あるが、これだけシンプルなやり方で美味いと思わせるのは、逆に卓越した技術が無いと出来ない芸当なんではないか。


 久しぶりに「これぞ中華料理、いやこれぞ料理」という夕飯を堪能し、満足して個室を出た俺の目に飛び込んだ一枚の写真。

 それは、恐らくは戦前に撮られたものなのであろう、昔の作りのカウンターの前に並んだ料理人や給仕の白黒写真であった。

 他の写真で、木造の懐かしい感じの建物に掲げられた看板からこのお店の名が読み取れ、なるほどと思った。


 この中華料理店の名前は「角半(かどはん)」。実に創業100年を数える老舗だったのである。

 いつの間にか他の個室でも団欒が繰り広げられる中、レジにて会計。店員に「また来ます」などと言いつつ店を後にした。


 とこういった感じで、今回栃木県の奥の深さ(とりわけ美味しさ)を知って満足のドライブであった。

 しかし、我ながら食い物の話になるとやたら長くなってしまう感じがするのは気のせいか…?全部読まれた方ご苦労様です。

ゴールデンウィーク直近

2009-04-26 22:36:21 | 雑記
 ここんとこ毎週末に更新している当戦記。

 ただこの週末は昨日夜中までドリャアヴをやっていた関係で、今の時点でその辺のネタを書き尽くす見込みもないしで、とりあえず今日は言い訳を書いてお茶を濁そうかなと

 まあ先週の水曜に一本長モノの記事をうpしたし、今週水曜に祝日があるのでその辺にまた今回のドライブの話は書こうと思う。


 で、もうそろそろいわゆるゴールデンウィークが始まろうとしている。

 今年正月終了から待ちに待っていたGWである。大抵毎年GW中は遠出をあまりせず、近郊を自転車で巡る感じでのプチ旅をやっているが。

 こないだの「Back to basics」というテーマを引っ張り、今回自分の自転車の「原点」というべきある川を遡ってみようと思っている。
 マもちろん友人と飲んだり打ったり?等のホビーもじゅうじゅちゅさせようとは思うが…


 今年は一足早く花粉症が沈静化の様相を呈してきたので、GW中は目一杯自転車も酒も、そして久しぶりに某ボランティア活動?を楽しんでしまいたいね。


 尤もそのためにはちゃんと仕事を休めることが必要条件なのだが…

Back to basics~東京を自転車で往くこと(下)

2009-04-22 23:22:19 | 雑記
 久々に(自転車で)上京した俺様、内心ドキドキ?しながらも赤坂サカスの前を上下サイクルジャージ姿でウロウロした後、そこから青山通りを西に上り、実はサイクルロードレースも行われたりする明治神宮外苑に行ってみた。

 すると、こちらでもアースデイライドなんつうことで、サイクリストたちが多数集合していた。

 なんだかここ最近は色々自転車のイベントが開催されていて、いい具合であるなあ…そう思いつつ、ここもサイクリスト達の笑顔を横目にとりあえず通過。

 ここからさらに西に行き、明治神宮の北側の入り口に到達。
 明治神宮は、すぐ隣に山手線が走るというアーバンな立地にも関わらず、昔からの自然が残る安らぎの地である。


 まさにこの入り口が異世界へのそれであるかのような、錯覚。


 しかし、俺の方は自転車に乗っているし、パツパツの格好だしということで異世界はあきらめ、緑あふれる神宮の地の周りを反時計回りに回り、代々木公園へ。


 こちらは、樹木が密に点在する中人々が憩う世界、何となく昔見た名画を思い起こさせる良き風景。

 俺はその中をウロチョロしつつ、この辺でやっているというアースデイ東京を探す。
 そして見つけた会場は、もうここ最近のエコ流行りを反映してか人がギッシリ。
 こらもうチタマには優しいかも知れんが自転車乗りには優しくないぬぁあ…と呆然とするが、ちゃんと救いの神はあらせられた。

 バイシクルエコロジージャパンという団体が何とブースとして駐輪場を用意して下さっていたのだ。
 しかも、ヘコヘコとシャウラを停め、簡単なアンケートに答え、「どこから来たのかマップ」的な23区の地図の、下のほーにポチっと「横浜」って書いてある所にマークを着けただけで(だけっつっても長いな)アースデイマネーなんつうものを500r頂けた。
 これは、いわゆる地域通貨であるが、もちろん対応しているお店では制限ありつつちゃんとお金として使える代物。

 じ、自転車を停めてお金(に等しいもの)がもらえるとは…貧乏育ちの俺にとっては夢のような出来事(笑)である。


 そんな訳で、ホクホク顔の俺は会場入り口近くにテントを構える「Bike Village」に赴いた。
 で、そこにはこのイベントや上記駐輪場の情報源でもある絹代さんがいらっしゃったと、そういう訳。
 普段滅多にお目にかかれる訳ではないので、ここでも声をかけさせて頂いた。

 しかし、まあお話できたのは良かったが、何かこう話がかみ合わないというか、絹代さんは俺と話するというより隣の方(1w2Hの方なのかな?)と話しているような感じで、あまり会話にならなかった気も…

 うっ…まあ、諸事情により絹代さんのブログにも暫くコメントしなかったこともあり、結構隔たりは否めない所ではあるが。
 何より、最近ではデンマーク大使とのサイクリングプロジェクトにも参加されていたりで、俺のようなヘッポコ大将が話し相手になる訳もないというね。

 しかし、絹代さんは俺の上下サイクルジャージ姿を見て、「今日は自走で来たんですか?まぁまさかそれで電車はないと思いますけど…」なんて笑っておられたが、正直電車だったらまだいい方だって言いたいハジケっぷりだったからな、この日は(笑)

 そもそも、前回詳しくは書かなかったが、ドイツ語教室でも普通に事務室のフロアまで上がったりして、受付の女性に何を言われるかヒヤヒヤもんだったし(まあ普通に会話して何事もなかったがね)。


 そして、アースデイ会場でダム反対運動などのエコロジー活動のブースを見たりした後、ついうっかり通りすがりの?レコード屋に寄ったりしてたからなあ…まあ普通にレコード買ってもお持ち帰り不可能だったし…


 帰る途中、ふと思い立って港北ニュータウンという所に回り道し、バイクプラスというTrek専門店に立ち寄った時は心底「ここはくつろぎ別世界」と思ったもんよ…


 さらに、ショッピングモールに立寄り、ふと見かけた店でいい感じの水色のベストが売られているのを発見。
 ここは一丁、例のチャリティライドの水色ベストをもらいそびれちまったし(←こういう奴はチャリティに向かんだろ(笑))買っておくかぁと、爽やかに購入。


 ちなみに…

 このベストを売ってた店は紳士服の青山っていうんだけどね…


 なんかもう一線を越えるどころか、何本線を越えちゃったのか良く分からん塩梅ではあったが、無事75kmを走り終えることはできた。


 去年からの懸念材料であった膝も、次の日もさほど痛みは出なかったし、いよいよ逆襲の時は来たかなという実感はあった。


 まあ、俺としては、今回東京に行ったのが久しぶりということもあってか、初めて自転車で遠乗りしていた頃の「自転車でいく未知の世界へのドキドキ感」みたいなものも感じられたし。
 絹代さんのように自転車文化に大きな貢献をすることはできないかも知れないが、俺は自転車に乗ることの楽しさを、ちょっとずつでも体験して書いて行ければと思う。

 決して退化する訳ではない、ただ原点に戻ろうとね。



 最後に、今回タイトルにも入れたが、当記事上下のテーマ曲というかBGMにしていた曲を書いておく。

 The Shapeshifters「Back to basics」
http://www.youtube.com/watch?v=3xikOFwaidY&hl=ja

Back to basics~東京を自転車で往くこと(上)

2009-04-19 23:56:28 | 自転車
 何でも、4月22日はアースデイという日らしい。

 要するに地球環境について考える日、ということらしいが、それに先駆ける形で東京の方で色々イベントをやっている情報を入手、それなら一丁燃費約8km/Lの愛車クラウンで…は当然行かず、やる気さえあれば燃費∞?の(まあガソリン以外の燃料がかかるけど)愛車シャウラにて行ってみることにした。


 しかし、考えたら自転車で東京に行くのは久しぶりである。少なくとも今年に入ってからは行ったことがない(ばかりか正直まともに遠乗りをやっていない)。

 なもんで、少々ドキドキもんながらも例によってケス・デパーニュの長袖長裾サイクルジャージ、これもそろそろ次の冬まで着納めになりそうだが、パツっと着こんで出発。

 横浜方面から東京に行くルートとしては、海沿いは国道15号、1号、もっと内陸だと246などもあるが、個人的に気に入っているのは中原街道である。
 多摩川を渡った後、アップダウンが結構あるが路側帯が広いため比較的走り易い方だと思う。途中洗足池のほとりを抜けて行ったりもするし。

 五反田駅の手前で首都高2号線の下の道に入り、外苑西通りへ。
 ここで余談だが、この「外苑西通り」という道は実は「環状4号線」なのである。「環七」「環八」は首都圏の人なら知っていると思うが実は6以下もあるというね…

 そうして、青山通りにぶつかり、ふと寄ってみたくなったので久しぶりにゲーテ・インスティテュート、即ち昔通ったドイツ語教室のあるドイツ文化会館に行ってみた。

 すると、昔はやってなかったはずだが日曜の今日も授業をやっている様子。

 うっ…レーパン姿で入ってしまったが大丈夫だろうか…
 という逡巡も束の間、1階のドイツ料理店葡萄屋でコーヒー・プレッツェルのセルフサービスをやっていたので、ここまで走り通しの俺は早速空いていた椅子にこっすぃーを据えてプレッツェルをパクついた。


 広いロビーには、何やら妙なアートが…と思っていたら、どうやらよーく見ると人間が繭のようにうずくまっている姿のようだ。
 何となく自分もそんな繭みたいなもんなのかな…とボケっと眺めながら、最近気に入った曲を聴きつつコーヒーをすすった。

 またいつの日かこの教室に戻る日が来るのかどうか判らんが、ひとまず今日はレーパン姿でもあるし(笑)退散することにした。


 ゲーテから青山通りを下りると赤坂に着く。
 例の赤坂サカスなども見つつ、俺はその近くのプルデンシャルタワーに赴いた。

 実はこの日、ここを始終点として「メイク・ア・ウィッシュ チャリティバイシクルライド」という自転車のイベントが行われていた。

 俺は2,3年前に参加したことがあったのだが、これは「難病の子どもたちの夢を叶える」という目的のボランティア団体「Make a wish」に関連したイベントで、都心を自転車で巡って自転車で都心を巡る楽しさを堪能しつつ、それがチャリティ活動であるというもの。
 俺はこのイベントを思い出したのが一昨日だったため申し込みできなかったが、折角なので様子を拝見した。

 このイベントでは、毎年パールイズミ殿謹製のベストが全参加者に配られ、参加者が一発で分かる仕組みになっている。
 俺が参加した年はピンクだったが、今年は水色。「うっ…いいなあ俺も今年参加したかったなあ」と若干やましい?気持ちでゴール会場を見学していたら、スタッフの方が俺に水のペットボトルを差し出して下さった。

 「あ…イヤ俺は参加者じゃないのでいいです」
 「まあいいですよ。何か参加者っぽい格好してますし」
 「ではありがたく」

 えーまあ不可抗力というのは上記で分かって頂けると思うんだが…本当にチャリティイベントで何しにきやがったと言われそうな感じで、しかし仲間同士だったり、親子で仲良くゴールに辿り着いたサイクリスト達の笑顔を見、ああこれが「原点」だったのかな、と後から取ってつけたようではあるが来て良かったとは思えた。

 で、ここまではまだ良い話っぽかったのだが、次回(下)ではその空気がブチ壊しになるかも知れないので予めご承知おきの程…

自転車でIKEA!?

2009-04-13 23:36:28 | 雑記
 まず本編とは関係ないが、先週の月~木まで北海道に行ってきた。

 北海道といっても主に札幌市内だったが、これだけ長期というのは初めてだったし、何しろあっちは今でもこっちの真冬並みの寒さであり、その中での現調はかなり肉体的疲労だったらしく土曜はちょっとグッタリしていた

 しかし、そんな出張の中でも、夕方は一緒に行った諸先輩方とひたすら飲み食いに明け暮れていた為、体重はむしろうpしたという
 何しろ、例えば二日目は菱箸(びしばし)という凄い名前の居酒屋で、2,500円からおちゃけ飲み放題に加え食べ放題という(2,200円でソフトドリンク+食べ放題というのもあったが)一体どうやって採算取ってんだ…と思いつつ容赦なく飲み食いしてたりして…


 いい加減体重を減らさねばならん。


 というのもあり、また自分の部屋に新たに本棚+デスクが欲しいというのもあって、日曜はロードバイクのシャウラに跨りIKEA港北に行ってきた。

 第三京浜港北ICの近くにデデンとでっかくそびえる蒼き建物。それがIKEAじゃ。

 この日も大盛況で、車はバッチリ入場制限される中俺はといえば自転車にて悠々と入場せしめたのである。

 上下サイクルジャージ姿でな…

 イヤ、流石に店内をうろついてカップル、家族の比率が軽く8割は超えている環境で男一人というだけでも、既に何かのプレイじみているのに、この格好はちょっとマズかったかなと…


 思いつつも堂々と家具をチェック。
 目的の本棚とデスクについて、それぞれ適当なサイズの物を物色した。

 流石にスウェーデンなんつうところから進出してきたお店、何だこうオサレな幹事で正直俺の部屋に合うのかという懸念もあるにはあるが。

 それよりも、未だ部屋の片付けを完遂せねばならんというのがある。
 今回敢えて見に行ったのは、具体的な目標を見据えておくことで片付けに拍車をかけようという自分なりの作戦というのもあった。


 一通りチェックした後、2Fのカフェで一息。
 カフェでは200円でドリンクバー、そしてサンドウィッチやケーキなどを販売している。で俺は赤カブサラダ+ミートボールのスウェーディッシュな?サンドを食べた。乙なる美味。

 しかし、本当はIKEAでお勧めなのは1Fのビストロで、ここはホットドック+ドリンクバーがなんと180円、180円でのご奉仕!!(テレビだとここでオバチャン達の歓声があがる)という具合に何とかネットも驚きの価格で腹ごしらえができるのである。
 ただ、サクラのオバチャンが集まってる訳ではないがビストロの方はかなりごった返しているので、落ち着きたい人はカフェかレストランもいいと思う。現にこっちは結構すいてたしね。ってIKEAで何を宣伝してるんだ俺は


 んで、IKEAを見て回った後は、比較のため新横浜のニトリにも寄り、やはり同系統の家具を物色。こっちの方が安いしデザインも悪くないからニトリにすっかな…と浮気しつつ?この日は帰った。


 結果としては、家具を見るという目的は果たしたが。
 自転車でやせるという目的のほうは、大して乗らなかった(何しろ延べ1時間を余裕で切ってたからな)上、上記の如くサンドイッチなんぞをガッツリ食らったが故にむしろカロリー的にはプラスになったかなと…まあ来週がんばろ

4,859マイルをニアミス

2009-04-11 23:38:42 | 音楽
 最近、またやっちまったなーというお話を一つ。

 自分の知り合いに、持田裕子(もちだひろこ)さんという方がいる。アーティスト(音楽の方の)だ。
 彼女とは俺がこのブログを始めるより昔に、渋谷でライブを見たのがきっかけで知り合った。がもう何年も会っていない(下手すると今世紀に入ってから会ってないか?)


 現在持田さんは、オーストラリアのシドニーっちゅう所に在住している、ということはmixiで見て知っていたのだが。

 先月の28日深夜24時ごろ、たまたま思い出してmixiで彼女のホームを見てみたら、なんでも短期で日本に帰国しており、そんでもってライブをやる…



 イヤ。

 その28日の夕方にライブが行われたらしいという記述が。


 あと数時間見るのが早ければ行くこともできたんだが…ちなみに持田さんは何日か後また豪州に帰ったらしいな。


 話はこれで終わりでなく。

 そのライブの面子を読んだ中に一人見覚えのある名前があった。

 その人は「花れん」さんという方で、何回か当ブログで取り上げている飯島美和さんのご親友、俺もお姿は拝見したことがある。夏のスキー場というイカした?シチュエーションでね。

 もっとも不覚にも俺はまだ花れんさんのライブに行ったことがないんであるが、そのスキー場(ああちなみにその時は、スキーの代わりにMTBに乗った人々が坂をすっとんでってたな)でかかった彼女の曲がとても気になりつつ、まだ買っていないという思い出があったので覚えていた(なんだそら)。

 ともあれこの世は微妙に狭いんであるなあと思ったもんよ。


 で、持田さんの方だが、また暫くこっちに帰ってくることはないらしいし(何しろ向こうの方と一緒になったらしいので)、俺の方もちょっとオーストラリアに行く予定はないんだよなあ。

 マ、もともと俺は次に持田さんに会う時は、結婚してその報告をする時だと勝手に決めていたので、運命だと思ってその時を待つことにしよう。


 持田さん長生きしてね…

嵐の湘南自転車組

2009-04-05 23:26:37 | 自転車
 3月22日。
 折りしもこの日は春の嵐到来、少々天気に不安を抱きつつ、東海道線にて平塚駅へと俺は向かった。

 2年前から毎年この時期に平塚競輪場で開催されている、湘南バイシクルフェスというイベントを見に行ったのである。


 白の中にグレーが渦巻く空の下、海に近い土地柄もあってか時折強い風が吹き付ける中、平塚駅から徒歩10分程度で現場に到着。


 普段、俺はまず競輪場という所に行くことがない。

 なので「普段の競輪場」というのは判らんが、この日は2年前と同じように入り口付近でBMXのトリックをキメてる人達がいて、中では諸々自転車関連の出店が軒を連ねており中々よい感じであった。
 よい感じ、というのはつまり自転車関係の品物が色々安く買えそうだなという感じだが…

 そんな貧乏人丸出しの俺だが、まずは自転車本体を並べているブースではそれのほとんどに試乗ができるため、早速春の試乗まつりin湘南バンクということで、試乗会場たる競輪場のバンクにイザ突入。


 …雨だな。

 といっても、最初のうちはそれ程ひどい状態ではなく、何とかバンク…を尻目にそのふもとの平らな部分をトロトロと試乗することができた。

 だが、まあ一周400mのバンク一周は試乗コースとしては文句はない規模だし、ロープーでないとまず走れないコースをド素人関東代表の俺が走れるだけでも貴重な体験ではある。


 今回乗った中で、ロード以外で特筆モンだったのは台湾のメーカーGIANT(ジャイアント)社のクロスバイク、「SEEK R1」
 まずカラーリング。グレーのフレームに赤色のホイール(ありそうでなかなか無い気がする)・フレームをカバーするパッド類という2色のコントラストがオサレ、というか今までありそうで無かったぽいアプローチである。
 そして、変速機はSRAMの中堅クラスで、少なくとも街中の使用では問題なさそうだし、ブレーキは前後ともディスクブレーキ。ビシッと止まるし雨でも心配×ゴム用○御無用(この誤変換はひどすぎるな…)だが、半面この装備の扱いを考えると中級者以上向けのマシンと言えるかな。

 街乗り自転車の新しいカタチを模索した結果らしいが、個人的には評価したいし、これ以外にも女性向け自転車とか、色々と裾野の広がりを見せる自転車の数々。
 本気になり始めてたかだか数年の俺でも、ここ最近の飛躍的な自転車の進化は嬉しく思う。


 そうこうしているうちに、気象状況は悪化しつつありバンクの試乗中止、再開などありつつ、競輪およびチームスプリントのデモレースなども開催。
 まずあのにしか見えない斜面を走行するだけでも十分尊敬に値するのに、目の前を風のように通り過ぎる選手の自転車にエンジンがついてないのが不思議な位に思える猿人もとい俺。
 普段競輪場に行くことの無い俺だが、でかいレースなんかある時は一遍行ってみると面白いかも、と思った。


 このイベント、2年前からメインMCを務めているのが絹代さんである。
 ここんとこしばらく会ってなかったばかりか、去年のサイクルモードで一瞬たりとも姿を拝見することがなかったので、一度お目にかかりたいという動機も今回あったのだな。

 イベントの合間、ステージ裏で声をかけ、軽く自転車の話などさせてもらった。
 彼女は去年位から花粉症らしいのだが、よく効くサプリがあるという話をしていて、それで思い出したのか?後日ブログでも紹介されていた。今シーズン導入するか分かんないけどチェックさせて頂く事に。

 実は、絹代さんは俺と同い年だったり、他にもここでは書けない共通項があったりする(一部知人にこないだ新年会で話したコトね)のだが、そんな事は微塵も感じさせない才色兼備ぶりで、つくづく出来が違うなあと思い知らされる。ただ今回やたらテンションが高かった気はするな…
 見ていて、彼女は一体どんな人と結婚するんだろうなあとつくづく考えたりする。


 一方、平成二十一年卯月現在で結婚する予定の全く無い俺はアパレル系、パーツ系などを格安販売しているブースに食指を伸ばす。そらもうビローンとな

 なかなか着用する機会が増えないが裾長(冬用)のレーパンと、ロード用のタイヤ2本を購入しホクホク。
 何しろ、パナのスリックタイヤが一本1,000円だったからね。普通ロードのタイヤって一本4千くらいは当たり前の世界だからいかに激安だったかということだよ。ただ20Cと今はいているもの(23C)より細いため、敢えて大人買いはしなかったチキンなんだがね…

 そろそろ帰ろうかと思った俺の目に、あのコルナゴの金ピカのロードバイクが飛び込んできた。
 え…これ普通に置いてあるんだけど試乗できるのかよ?

 例年サイクルモードで何十分という行列をこさえるこの超高級バイクに、サラっと試乗できるとは…もうかなり天候は悪くなってきたが、乗った。

 下手すっと読者の方がお乗りになられている車よりお高いこの「EPS」、見られる人は左記リンク先を見て悶絶して頂ければと。63万とあるはフレームだけの値段なのでご注意を。


 えびす顔で?競輪場を出た時にはもう嵐の真っ只中、BMXはとっくに中止になっていた。
 雨粒もろとも吹き付ける強風の中を飛ばされないように歩き、駅前でそばを食い、よせばいいのに駅ナカの塩大福なんぞを食いつつおウチに帰った俺であった。