みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

乗るアトラクション&観るアトラクション!?~RJ観戦記その後~

2007-11-08 23:28:46 | 
 山の中のSS観戦が終わり、再び秋の北海道ハイキングを楽しんだ後、SS観戦者用の駐車場にバスで戻ってきた俺及び星天魔神氏。

 そして、車もまばらになった駐車場にて、今回の裏ラリーというか?もう一つのミッションが開始された。

 ドライバーはその星天魔神氏。正確にいうとドライバーの前に「神」ならぬ「紙」がつく訳だが…


 これは嫌味でもナンでもなく、俺は今まで免許を取ってから1年以上車に乗っていない人の運転を体験したことがなかったのだが、折角広大な試される大地北海道に来たからにゃ、一丁運転の練習をやってみようじゃないか、でも最初は(俺が)怖いから駐車場で、ということで運転してもらった。

 …とりあえず進んで曲がって止まって、車庫入れの練習(流石に他の駐車車両の隣とかではやらなかったが)をやってもらった。
 まあ久しぶりに乗ったアトラクションて感じではあったな…でも暫くハンドルを握るにつれ多少カンを取り戻したようで、これで次の日公道を走ればひとまず来た甲斐はあったかな?といったところ。


 ラリー以上にドキドキしまくった後、折角帯広方面に来たので是非とも魔神氏にもここの豚丼というもんを食べてもらおうと、また帯広駅前に向かった。
 帯広で一番有名な「ぱんちょう」という店はこの日も混んでいたので、以前も俺が食べたことがある「はなとかち」に行くことにした。

 二人で、今回はスタンダードな豚ロースとバラ肉のハーフ&ハーフ豚丼に舌鼓を打った。
 炭の香ばしい香りが漂い、蒲焼のように山椒をかけて食べるこの味に魔神君も満足してくれてたようでまあ良かった。


 しかし、その豚丼を食ってから3時間もしないうちに、宿でまた舌鼓を打つことになったりして。

 帯広からずっと西に向かい、南富良野町の幾寅(いくとら)という駅の目前に位置する、「なんぷてい」がこの日の宿であった。

 ここのウリは「なんぷカレー」というカレーなのだが、出発前の予約キャンセル、予約し直しのドサクサでカレー指定を忘れ、普通の夕ご飯となった。
 それでも、7品だか8品くらいの料理はどれも美味しく、ビール片手にガツガツとあっという間に平らげてしまった。やはり旅先はカロリー収支絶対プラスになるよなあ…

 一日に、それも数時間のうちに二度も舌鼓を連打した二人は、部屋に戻りテレビをつけた。
 そしたら、たまたまミラ・ジョヴォヴィッチ主演の「バイオハザード」という映画(一作目ね)が放送されてたので思わず観てしまった…
 次の記事で書くが、実はこの宿の近くはある邦画のロケ地で、しかしだからといってこんなのどかな宿でアンデッド出まくりの怖い系「観るアトラクション」な映画を観賞するとは夢にもおもわなんだ…

 マそんな、えらくエキサイチングな一日を過ごしたという話。ちなみに写真は宿の近くの駅舎だが今回の記事と矛盾した箇所があるのにお気付きだろうか?その辺の謎は次回…

ラリージャパン観戦記2007の参

2007-11-08 00:17:49 | 
 日曜日。
 この前日、冬のスキーリゾートとして有名なトマムという所に、二本ほどおっ立ってるタワーの31階だかで朝を迎える。
 窓から見える景色はひたすら紅葉を迎えた山山。とにかく足元のこのホテル関係以外建物の類がほぼ全くない。なかなかいい環境である。

 そして、再びデミオに乗り、トマム周辺の見事な紅葉を眺めつつまたラリーを観にいった。
 しかし、本当にトマムの周りがとても美しい紅葉で、俺一人だったらそこいらに車を停めてバシバシ撮りまくっていたと思う。この時期は他の地方もそうなんだろうが、この景色だけでも北海道に来て良かったと思えた程だ。


 マそれはともかく、この日はラリーの本領である林道SSを観戦したのである。
 場所はレラカムイという所で、離れのリゾートホテルに車を停め、バスに乗ること二十分あまり、降りた所からさらに二十分あまり山道をハイキングという素晴らしい山ん中。

 で、山を抜けると見晴らしの良い斜面に出て、その斜面(杉だったかの若木が植えられていて、いずれ森となる場所なんだろう)にてラリーを観戦した。


 2分置きに次々やってくるラリーカー。写真を見てもらうと分かるかと思うが、彼らが走る林道は車一台が走る程度の幅しかないような狭い道。もちろんジャリジャリだ。

 だがラリーカーはそんな獣道を信じられないような速度ですっ飛んでいく。このスピード感というやつは、一応動画でも撮ってみたがやはり生で観るのが一番楽しいかな。前日のスーパーSSもそうだが、世界の頂点を競う人達の走りを間近で見られるというのはこの上ないしあわせである。

 このSSでは、ペター・ソルベルグも走ったし、前日リタイヤで走れなかったセバスチャン・ローブも爽やかに走り抜けて行った。しかし、自分らの目の前の少しぬかるんだところでスリップしてちょっと驚かされたな…このラリージャパンは意外と滑りやすい路面だったようで、主要選手が次々リタイヤしたのもその辺の事情があったのかも知れない(ローブはパートナーのミスでコースアウトしちゃったらしいけど)。

 また、世界選手権を競う車だけでなく、日本のプライベーター(メーカーが社を上げて参戦するワークスの対極で、個人参加)の走りもなかなか楽しかった。中にはヤリス(ヴィッツの海外名)やダイハツのブーンなんてきゃわいらしい?車もガンガン走っており、こういうモータースポーツもやってみると楽しいんだろうなあ…と指をくわえて?観ていた次第である。まあ参加するにはそれなりの財力が必要だろうけどね。


 そんな感じで、ラリーを見つつ、紅葉の美しい山々を眺めて外でねっころがるという普段なかなかできない贅沢な時間を過ごす事ができた。
 結論としては、モータースポーツ(とりわけラリー)ってのも結構楽しいもんである。じゃあまた来年…と行くかどうかは分からんが、また機会を見つけて観戦しに行きたいもんだ。

 さて、ラリーの話はこれにて一段落し、この後ススキノでひと暴れ…という某氏の思惑通りに事は運ばなかったが、残りの北海道での珍道中?を次回チロっと書いておこうかなと。つうか俺にとってはこの後の方が正念場だった…