みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

シリーズ・「ツールド関東?」7、『リエゾン』で夜の闇と月の光を知ること、前編

2008-10-29 00:12:25 | 自転車
 日産スタジアムを走り切って実家に戻ったところで、俺の右膝は軽く痛みはするが泣きが入る程ではない状態

 昼寝などしつつ、夕方に実家を発ちアパート経由で一路横浜へ。交通手段はモチロン自転車よ。


 横浜駅東口のバスターミナルには、アパートに寄った関係で予定より1時間遅れで到着。ここでこないだも乗ったアクアライン経由横浜→館山のバスに乗るため、自転車を輪行袋に収納する作業開始。

 輪行袋への収納作業は、想像してもらえれば分かると思うが、結構スペースを必要とするので通行人の動線上でやるのは顰蹙モノ。しかし担ぐのはかったるいためできるだけ駅若しくはバス停の至近で作業したい、というジレンマがあったりする。

 で、たまたまバス停に面したカフェのガラス窓のまん前に丁度よいスペースがあったため、お食事を楽しまれているご家族の目の前でセコセコと輪行作業。

 程なく館山行きのバスが到着、前回同様勝手にバス下の収納スペースを開けてシャウラぶちこんで閉めて乗車というさわやか?輪行で、明日の「ツールド関東」(俺的にはね)2日目の舞台である千葉県へと旅に出た。


 今回俺が2日目だけ参加したツールド千葉は、実際には10月11日から13日までの3日間に渡って開催され、3日くまなく参加するとアラ不思議最初の地点に戻るというコースになっておる。
 ばってん1日目、2日目は一本道、即ちスタート地点とゴール地点がそらもう悠々100km超離れており、車に自転車を積んで参加すると自動車の方とは泣き別れになってしまう。

 じゃによって2日目だけ参加の俺は、車を使わず、数の少ない電車も使わず長距離バスを使う手に出た訳である。


 そして、この夜の「リエゾン区間」は千葉に着いてからが段々楽しく?なってくるのだが、長くなってきたのでありがちなパターンだが次回に引っ張る。

シリーズ・「ツールド関東?」6、雨の新横浜を「め組の劍」が走ったこと

2008-10-26 23:09:38 | 自転車
 さて、10月11日。

 前日の金曜、仕事も早々に、22時に切り上げ準備万端…どころかボロボロの状態でこの日を迎えた。イヤどうしても3連休の最後に仕事したくなかったもので…

 朝起きて最初に思ったこと。

 「ああ今朝も右膝が軽く痛むなあ…」

 セコセコ準備をし、玄関の中にしまってあるシャウラ君を外に出して思ったこと。

 「ああ予定に思いっきり反してだなあ…」

 正直、まさかと思った。その前の日に至るまで天気予報はせいぜい「くもり」止まりだったはずなのに


 あまつさえ、今回出場する「日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル(略して日産CPF)」のパートナーであるジンロ君との待ち合わせに遅れ(事前連絡はしといたが)、雨が降りしきる中現地に到着すると彼は既にゲート内でスタンバっていた。

 そして、彼に先に試走してもらいつつ、俺はこの雨の中わざわざ持ってきた「作務衣」を装着。
 勿論これは着て走るために持ってきたのである。ちなみに背中には丸に「め」っつう文字がビシっと入り、要するにお江戸の火消しっぽい感じなのである…んだがこれを書いてる時点で現物を実家に置いてきてしもうた。一応似たようなのがネットで見つかったのでご参考までに。

 相変わらずこの日産CPFはコスプレ率が低く、つうか下手すっと今回午前の部はほぼ俺一人?(一応サッカーのユニフォームを着ている人はいたようだが)な感じで、ちょっと戸惑いながらも試走完了。


 開会式には、何でもここ日産スタジアムの近所?に住んでいるという鶴見辰吾さんが登場しつつ、セレモニー、走行上の注意説明などありつついよいよスタート。 今年もスタートはジンロ君担当で、交代にて今年ちょっとだけ変更が加えられた1周約3.6kmのスタジアム内外のコースを、ザーヒーの調子を伺いつつ走行。


 スタジアムを出てすぐの下りヘアピンは相変わらずだったが、その先のコースはスタジアム周辺の公園が整備されてきた恩恵に与り広々とした緩やかなカーブの続くルートに変更された。
 それでも走っている間も雨はシトシト降り、細いタイヤのロードバイクはちょっと怖かったが爽やかにブチ抜かれつつマイペースで走り続けた。

 ジンロ君が走っている時、ちょうどMCのイイミワこと飯島美和さんが通りかかったので、今回も挨拶を交わしてきた。
 彼女には前から「コスプレをやる」ということは話していたので、やはり気づいていたらしく「ああ(あのめ組は)やっぱり!」てな具合であった。


 レース終盤にさしかかり、そろそろお互いあと1ターンかというところで、二人の1ターンあたりの周回数が違うことが発覚。ジンロ君4周に対して俺は3周と…彼曰く「道理ではええな~と思ったよ」。
 そんな訳で、め組の水野劍はまず自分の尻についた火を消すべく?ラストラン。

 やはり、走りこめていないのが裏目に出たのか、周りのハイペースにいつの間にかペースを乱していたのか、はたまた栄養が足りないのか?知らんが速度計の数値は明らかに下がってきている。
 何とか、スタジアムに戻るとイイミワさんの実況が聴こえる。

 なんでも「め組のミズケン」とな??

 ふとオーロラヴィジョンを見ると、見覚えのある丸に「め」の文字が入った背中が

 お、俺が映ってるじゃねえか!は、恥ずかし~(笑)マでもイイミワさんごっつあんでした。
 お陰で元気をもらったというか吹っ切れたというか、多少ペースを戻し最後の力を振り絞って無事3時間を走りきることができた。


 図らずもチームの足を引っ張った「め組のひと」?ではあったが、今年もジンロ君と地元新横浜の自然も垣間見えるコースをしこたま走ることができ、成績はともあれいい一時を過ごせたんじゃなかったかな、と思う。


 でだ。


 ツールド関東と言うからにゃ一丁県境をまたがにゃならん、ということでこの日の夕方にとっとと千葉県に入ることになる。
 今回、翌日のつる千葉2日目に参加する前のその「リエゾン」とでも言うべきパートが特筆モンだったので、次回これを記す。多分「俺もこういうのやってみよ~」って思う人続出だぜ

シリーズ・「ツールド関東?」5、ザーヒーがバイヤーになること

2008-10-22 21:57:42 | 雑記
 9月21日、トライアスロンに参加し無事「走る滑る見事に転ぶ」の3種目を制覇し?意気揚々かつ疲労困憊だった俺。

 しかし、そこから今シリーズのメインである「ツールド関東」こと10月11日の日産スタジアム&12日のツールド千葉(2日目)まではほとんどマトモに自転車に乗れなかった。

 忙しかったというのもあるのだが、トライアスロンの前後より、というか5月の10kmマラソンからずっと調子が悪かった膝が一向に良くならない。
 といっても、小生これまで単に手をこまねいていた訳ではなく、9月にアパートに程近い、一応全国レベルでそこそこ有名な某病院の整形外科に一度診察を受けに行ってはいる。

 で、お決まりのレントゲン→診察で「骨には異常ないですね。一応シップと痛み止め出しときます」となり、安心してよいのかどうか微妙な状態でトライアスロンに挑んだという経緯があった。


 10月に入り、そろそろレースが近くなってきたのでいてもたってもいられず、アパートの中で何となく膝の屈伸運動をしていた。
 まあ、大抵の人は運動する前などに膝のストレッチとして、少なくとも膝に良かれと思って屈伸運動をするもんだと思うが。

 その屈伸運動をしている最中、何やらパキパキッという妙な音がどこからともなく…

 そう、右膝を屈伸する度に異音が鳴るのだ。

 自分はこれで多少の怪我には動じない方だと自負しているが、こうオーディオ的に明らかにヤバイシグナルが発生すると流石にこれはまずいことになったんじゃねえかと…<明らかに遅すぎ?


 とりあえず、「膝 屈伸 異音」あたりでググってみると、もしかすると膝の軟骨とか半月板あたりがヨカラヌ事になっているのではないかと推測される。以降俺は絶対に自分から膝屈伸運動はしない日々を送っている…

 が、コレが発覚した時はもうレースの2週間前を切っていたので、逆に医者に行くのをためらってしまった…
 もしその手の異常が明らかになったら、「あーでも今度の週末一日130km位走る予定があるんですけど、大丈夫ですかね?」なんてマヌケな質問はするにも及ばないこと必至なので(笑)


 ともかく。


 日産・千葉のどちらも、今更ここでケツを割る訳には行かないぬぁ~という思いが強く、結局1週前も自転車には乗らず養生をしつつ、いよいよ2連戦の火蓋は切って落とされようとしていたのよこれが。

シリーズ・「ツールド関東?」4、『トライアスロン戦記』は水浸しだったこと

2008-10-21 23:40:00 | その他スポーツ
 9月21日。

 天気、くもりのち雨。

 まず、到着が受付終了ギリギリになり、モタクラしているうちにキッズ部門のレースがスタート。

 スイムからバイク(自転車)への乗り換え、即ち「トランジション」はれっきとしたコースの一部であり、俺も自転車を置こうと思ったら競技中につき迂闊に入れないという…
 下準備の段階でもうドタバタであり、つうかアレ?自転車に乗る場所では後でバイク→ランのトランジションもあるんだよね?つうことはラン用の靴もここに置いておかねばならんのか…てことは俺これから裸足か…とド素人全開でキョドった挙句、スタッフに「レース中なんで早く出て!」と叱られる始末(笑)。

 多分、一緒にやっても絶対に勝てない自信がある?本気スタイルのキッズを横目に(このトップ選手がまた滅法速い)、シトシト、ザーザーと降り始めた雨をしのぎつつウェアに着替え。

 少し車中で仮眠を取った後、いよいよ自分の出番が。ということで、大磯ロングビーチが誇る長さ600mの流れるプール(この日は流れてなかったが)に入る…頃にはとっくに本降り。

 そして、もう緊張を通り越してヤケクソの中スタート。

 …

 …は、はやっ…

 鈴鹿で惨敗したロードレース以上、今年のもてぎの10kmマラソン程度か、とにかく他の選手達の泳ぎが速すぎてあっという間に遠ざかっていく…

 もう必死こいて途中何度か立ちながらも必死で泳ぎ続けた。

 しかし、この日は東京でシティサイクリング大会など行われていたようだが、外は土砂降りでそういう人達は大変だったろう。
 一方こちとらはスタートから水の中なので全く問題ナシ。こういう面ではトライアスロンは強いというのか何というのか…

 で、400mをクロールと平泳ぎをミックスさせつつ泳ぎきり、皆様より大幅に時間をずらして自転車に乗り、焦って靴がはけねーとまたド素人っぷりを見せながら今度はバイク9km。
 ここは一応本業?なので遅れを取り戻すぜ~と漕ぎ出すも、雨が強すぎて顔が痛い。
 問題ナシとさっき書いたばっかりだがもう前言撤回を余儀なくされ、というかどっちが前なのかもよく分からんまま無我夢中で自転車終了。

 そして、この日のために買って濡らさないよう大事に履き慣らしていたランニングシューズが、履く前からズブ濡れの状態になっているのも構わず履き替え最後のラン3km。

 ところどころ水溜りが出来ている大磯ロングビーチのプール周辺を、即膝イテテになりながら必死にジョギング。

 1周1kmのコースを3周し、もうほとんどの選手が走り終えた清清しい最終ストレートを走りぬけ、膝の痛みに耐えながら感動の!?ゴール。


 …とまあ、こうして書いてみると100%ウケ狙いのレース参戦という感じだが、それでも3つの競技を終えた後は自転車、マラソン、遠泳のどれとも違う新しい達成感を得られたかなとおもう。要は人間やってみると(それなりに)できてしまうもんなんだなと…
 今回の記事をみて「おぉ~面白そうだ自分もやってみようかな」とは100%ならないとは思うが、トライアスロンのことを知ってもらうきっかけにでもなってもらえればよいかな。


 そんな訳で、ヘロヘロになりながらもツールド関東に向けて、効率としては33.3%程度だが訓練にはなったかと思ってはいた。
 だが、この後事態はあまりよろしくない展開を迎えるのである。

シリーズ・「ツールド関東?」3、今だからこそトライアスロンに挑むこと

2008-10-20 22:44:21 | 雑記
 ツールの名を冠したシリーズを称しつつも、イワシ食ったりカート乗ったりとやりたい放題ではあるが…

 そのカートに乗ってからわずか1週間後のこと。

 9月21日朝、実家にてドンヨリとした天気の下、ドンヨリとしつつ起きだした俺。

 無理もない、この日はよりにもよって人生初となるトライアスロン初参戦の日だったのであるからして。



 そもそも、丁度一年前に大磯ロングビーチにて行われたトライアスロン大会を観に行ったことがきっかけで、一度やってみたいと思っていたのが事の始まり。

 一方トップレベルの世界の話だが、今年の北京オリンピックでの女子トライアスロンでは日本の井出樹里選手が5位という見事な成績を挙げた。
 メダルにこそ手が届いていないので、それ程大々的には取り上げられなかったという印象はあるが、一桁台の順位に入るというのはもう十分世界レベルに達していると言って良いだろう。

 そういう追い風もあり(つっても自分とは全く次元の違う話題と言われればそれまでだが…)、膝はヤバイ状況が続いているがラン自体も今年それなりにはやってきたし、スイムも…まあ400m位なら必死こけば泳げなくはないかな…という万全の体制で勢いエントリーしてしまった。


 しかし、トップ選手が世界レベルに達しているとはいえ、日本ではトライアスロンというスポーツはまだまだ普及しているとはとても言えないのが実情ではある。

 まず、ウェアを売っている店が圧倒的に少ない。

 実は8月広島に行った折、市内にトライアスロン関係に強い店があるということで行ってみたのだが、ここが見事に閉まっていた…近所の人に聞いたらご主人がご病気らしくこればっかりは仕方ないのだが。

 試しに広島の中心地にある、競泳水着等を扱っているスポーツショップに立ち寄って聞いてみると、「うちは扱ってないんですよ、需要少ないから。ネットで買って下さい」とな…
 見たこともないウェアを通販で買えっかよ…と思いつつ、一方でそれが今の日本におけるトライアスロンの現実なのかなと痛感させられもした。

 例えば、自転車に関しては今ブーム真っ盛りらしく、硬軟様々な自転車雑誌が雨後のタケノコの如く大量に出ているし、初心者向けの自転車指南の本も多数出ているが、ことトライアスロンを始めようとする向きにはこの手のもんが中々無い。
 一応トライアスロンJAPANという月刊誌は出ているが、これはあくまで既にトライアスリートである人、競技を知っている人のための本という印象であるな。

個人的には例えば、「トライアスロンのスイムで着るウェアってどんなのがあるの?(女性は水着でそのまま行けるかも知れないが)」
「スイムで濡れた状態で、自転車に乗ってすぐ履くラン用の靴はやはりトライアスロン専用のものが必要なのか?」
など、これは装備面の話だが、ともかく疑問は尽きないし情報は一向に集まらない。

 …そんなこんなでド素人がトライアスロンをやるには厳しい現実が待っていたのだが…

 そういう実情があるからこそチャレンジする意味があるんじゃねえかと。

 これで一応反骨精神を持っているというか、ただの天邪鬼である俺はここで燃えてきた

 で、実はトライアスロンに強いショップというのをレース前に見つけることができた。
 アートスポーツという店の御徒町にある本店がそれで、ここの店員に色々教わりつつウェアを買ったりした。
 トライアスロンのウェアについては、体にフィットし着て泳いでも大丈夫というタイプや、濡れてもOKだが体に密着はしないのでスイム後に羽織るタイプ等があるらしい。俺は最初から着られるよう前者のタイプを買ったが。
 靴については普通のランニングシューズでも良さそうだが、底に穴が開いてたりして水気を逃がしやすいトライアスロン向けシューズもあるらしい。

 まあ、一番問題なのは装備なんぞより肉体だと言われればそれまでなんだが…それでも疑問が解決できたことで多少気持ちが楽になったのも事実だ。


 さて、そうした下準備もしつつ、当日大磯ロングビーチに車でやってきた俺を待っていたのは…雨。
 ここまで読んで頂いた方はそろそろ察しがついたかも知れないが、肝心のレース内容については次回ってことでシクヨロ。

シリーズ・「ツールド関東?」2、千葉のサーキットで走りの楽しさを見出すこと

2008-10-19 23:52:24 | 
 引き続き、9月14日。

 くどいようだが先日行われた「ツール・ド・ちば」2日目のゴールおよび3日目スタート地点である国民宿舎・白子荘。

 オーシャンビューというか、とりあえず外房九十九里浜の真正面のこの宿で迎える朝は爽やかな海岸の風景。
 週末のサーファーさん達が朝もはよから波乗りをやる姿を尻目にうちらは早々にチェックアウト、また千葉県内某所にて友人と落ち合う(友人は実家が近いので白子荘には泊まらなかった)。

 そして向かった先は、房総半島の山の中にある南千葉サーキット


 もともと、千葉在住の車好きの友人から「千葉に安くカートに乗れる所がある」という情報は聞いていて、一度乗ってみたいと思っていた。
 で、千葉にドライブしに行くという話があり、どうせドライブするならもっと横Gのかかるのをやってみるのも良かろう…と提案したのが事の始まり。


 で実際に行ってみると、ここが見事に山ン中で、本当にこんな所にサーキットが??という雰囲気なんだが、奥に入ってみると確かにある。

 サーキットのすぐ手前に受付があり、何となく従業員はマターリした感じなのだが、色々と説明を聞きレンタルカートの順番を待つ。

 施設内を色々見ていると、何でも近隣の苦情対策で走行時間を短くしたりとか色々変更についての掲示を見かけた。
 こんな山の中のサーキットでもやはり近隣からの苦情はあるらしく(まあ何もないということはそれだけ遠くまで爆音が響くということか)、そういう掲示物を見るにつけ結構大変なんだなあと。
 だが、ここは普通敷居の高いサーキットというものに、ある程度気軽に足を運んでもらいたい、よりリーズナブルに車やバイクの走る楽しさを知って欲しいという思想の元にやっているようで、その姿勢には感服する所がある。


 さて、何故かヱヴァンゲリヲン新劇場版・序をカーナビで観ながら順番待ちしていた一行に、出番が到来。

 2,3年前にツインリンクもてぎのカートでトロトロ走って以来のカートに緊張しながら、借り物のヘルメットを被り、持参した自転車用のグローブをはめてイザ発進。

 カートにも乗り慣れた友人にブチ抜かれつつ、どれくらいのスピードまで出して良いのか…などと躊躇している内にアッサリ規定の5分終了。

 この初心者用のレンタルカート、初心者用といいつつそれなりに走れるマシンで、視点も低いため(何しろおしりから数cm下はもう地面)かなりの加速感と横Gを体感できる。つっても慣れてる人から見たら俺の走りは書く程横Gかかってないんだろうけど…

 結局大したラップが全然出せなかったため、もう一回トゥライ。
 次は友人の「最終コーナーはアクセル全開でイケる」というアドバイスを元に、しかし結局若干アクセルをゆるめてしまいつつ(--;まあ多少はラップタイムを縮められた程度にとどまった。やはり経験不足もあるんだろうが、どうしてもビビってしまうところがあるなあ…

 とはいえ、普段のドライブでは中々味わえないスピード感はクセになりそうであり、年内にもう一遍くらいは行って走りを磨きたいと思った。
 そして、目標は以前惨敗を喫したツインリンクもてぎのチャレンジカートの規定タイムクリアじゃい…


 …と、今回かなり自転車方面から遠ざかった「シリーズ・ツールド関東?」だが、次回は自転車に若干の歩み寄りを見せつつ?是非とも書いておきたかったオハナシ。


 そう、トライアスロンだ。

シリーズ・「ツールド関東?」1、9月の九十九里浜で泳ぐこと

2008-10-18 20:57:01 | その他スポーツ
 さて。
 「ツール・ド・ちば」で見事にバーンアウトしてしまった(笑)挙句1週間空けてしまったが。

 先日10月11日の「日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル」と12日の「ツール・ド・ちば」2日目の連荘を「ツールド関東」と勝手に命名し、その辺にまつわる、ようなまつわらないような9月からの動きを今更ながら書いてみようと思う。

 で、まずオハナシは9月13日に遡る。

 友人の車で高速道路を走り、途中「瀬戸の花嫁」というコミックをドラマ化したCD、つまり映像なしのドラマCDというやつを聞き、「この人達声だけの演技なのにテンションたけーな…」と思いつつ千葉県内某所で友人と落ち合い、まずは腹ごしらえ。

 落ち合った友人が前から気になりつつ、まだ一度も行った事がなかったという、「うどんZ」というもの凄い名前のうどん屋で昼飯を食うことにした。

 冷のとろろうどんを頼んだのだが、このうどんがまず良かった。モチモチとしていてコシがあり、とろろ+生卵ともよく合い飽きさせない味。関東でここまでのうどんが食える店は中々ないんじゃないかと思う。
 さらに、うどんを食い終わった後のとろろにサービスでつけてくれた麦飯を入れ、混ぜこぜして食うとこれまた旨い。まるで鍋の後の雑炊の如く2度おいすぃという逸品であった。また食いたいな。

 ちなみに、「うどんZ」というインパクト十二分の店名の由来だが、友人の「店主がフェアレディZ好きなんじゃない?」という読みは外れで(^^;、なんでも日露戦争の時に日本海軍が(アルファベットでZは最後の文字であり、「後がない」という意味を込め)「Z旗」という旗を掲げた話に基づいてるらしい。詳しくは「日露戦争 Z旗」あたりでググってみるとよろしいかと。


 その後、九十九里浜に向かい、俺のリクエストに基づきサンライズ九十九里という国民宿舎にあるプールで一泳ぎ。
 ここのプールは広々として、尚且つ外の椰子の木などがリゾート気分を醸し出しさわやかな休日のひと時を過ごせるおすすめスポットである。まあそこで俺は必死こいて泳ぎまくっていたのであるが…


 夜は、後に冒頭書いた「ツール・ド・ちば」の2日目ゴール地点となる、これまた国民宿舎の白子荘に宿泊。
 だが、夕飯はそこではなく白子荘近所の浜清丸という「イワシ料理の店」。
 今回は店おすすめのイワシづくし定食(実際の名前とはちょっと違うけど…)を食べたが、イワシの刺身、天ぷらそしてイワシの蒲焼が登場。

 この蒲焼、イワシと思てなめたらあかん。新鮮なイワシを焼き上げ、最高に香ばしいたれで仕上げたコイツはそこら辺のウナギには決して負けへん。

 と書きつつ実際には標準語でうめーうめー言いながらガツガツ食いまくるという有様であった。


 と、この旅の話は一回で済ませようと思ったら意外と長くなってしまった(しかも大半が食い物の話…)ので、二日目の話は次回に送る。

千葉県からこんばんは

2008-10-12 17:21:15 | 雑記
小生「ツールドちば」2日目134kmを走り終えた。
もしかしたら心配されてた方もいたかも知れないので以下報告しとこう。


…右膝も既に終わってます(つД`;

とりあえず浜清丸という店で夕食を食べるとして、問題はこれから帰るまでのべ30kmほど自走しなければならんのだが…まあ何とかなるか?

何もできなくて…秋

2008-10-08 00:15:49 | 雑記
 広島から帰ってきて実は1ヶ月以上経つんだが。

 それから今までにあった諸々のことを書こうとしてもどうにもこうにも書く時間がない。


 そうこうしているうちに、今週末はいよいよ日産スタジアム・サイクルパークフェスティバルという要するスタジアムと周辺を自転車で駆け回るイベントがあり。

 さらに、今夜ブックマークに追加したが、ツールドちばというこちらは千葉を最大3日間かけて巡る大イベントが待っている。
 俺は12日、3連休の中日にしてつるちばの2日目にエントリーしているのだが…


 現時点では、日産もちばも何とか仕事が入らず参加できそうな雰囲気ではあるが、いかんせん膝の調子がどうにも思わしくない。

 ともあれ、薬局で買ってきたコラーゲンなどというものを牛乳に溶いて飲みつつ(一応膝の軟骨にいいかなと思って…一時は高級なヒアルロン酸入りも本気で購入を考えた(笑))、膝をせいぜい静養させつつも必死こいて仕事しながら週末を待つといった状態だ。


 普通に生きてても(つっても月曜に雨の中屋外の現場調査をやったりしたが)膝に違和感を感じる昨今、日産の方はともかく、ろくに走りこみもできぬまま千葉の山の中を100km以上走るのは無謀以外の何物でもない気がするが、出場できるだけでもラッキーと思って楽しんでくるとすっかな。