みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

千葉の花(と食い物と温泉)めぐり

2010-04-25 22:26:32 | 雑記
先々週になるのだが、ちょっくら千葉県に行ってきた。

某友人のドライブ修行の付き合いがてら、また最近行ってない温泉にも行きたいという目的もあったからであり、決して旨い食い物をたらふく食べたいからなどという目的ではないことは言うまでもない…


で、千葉へのルートはやはりアクアライン。流石にそうそう渋滞にならないアクアラインが、ETCで800円という破格の通行料で通れるというのはデカイ。というか異常な安さというべきか…東京湾フェリーのことを思うと諸手を挙げてエガッタエガッタとも言えないんだが、湾岸線の○ィズニー渋滞を避けられるのはありがたいしね。

千葉県某所で、さらに友人一名と合流、さー爽やかな春の千葉県を感じに行こうぜ!!という訳で、早速いわし料理の旨い浜清丸に。

イヤ、千葉に行ったらどーしてもここは外せないんでね…相変わらず質良し、量良しで車乗りっぱなしでカロリー消費の少ない俺たちの腹でもガッツリ食べられてしまう。まあ幸せだからエエ。


満腹になった後は、やはり爽やかな(以下略)南へ向かった。

ひたすらノンストップでのドライブだったので、写真を撮ることはできなかったのだが、この頃はまだ桜がかなり残っており、尚且つ実は千葉県の花でもある(友人に教わった)菜の花も道端に無数の黄色の点を散らし、その結果ピンクと黄色の美しいコントラストに彩られたすばらしい景色がひたすら広がる千葉ロードであった。

やがて一行は、千葉県では珍しい硫黄泉のある七里川温泉に到着。

ここは、1年前に一度来たことがあるのだが、この日も入り口に入るなり、囲炉裏の周りやテーブルを囲んで、おじさんおばさんたちがくつろぎまくっていた。
しかし、そのくつろぎの奥にあるテレビは何とデジタル放送対応の液晶テレビだった…こんなところまで地デジ化が進んでいるのか。

お金を払って奥に進み、カラオケ真っ盛りの宴会会場の脇を抜け、2Fの露天風呂へ。

すると、1年前に入った時と男女の浴場が逆になっていた。多分日にちによってローテーションしてるんだろう。

この日は、三寒四温が激しすぎる昨今の中でも気温は暖かく、かすかに硫黄の匂いがする温泉につかっては外に出、爽やかな房総の山に囲まれた七里川の自然を観たりし、また湯に漬かるという極上ループで1時間ほど入浴した。

風呂に入った後は、休憩所で先客の猫の寝息を聞きつつ一休み。

七里川温泉という所は、今まで行ったどの温泉場よりもくつろげる場所であり、そのうち一遍自転車で行って一泊したいと思ってるんだが…


その後は、引き続き友人の運転で桜と菜の花の房総街道を暴走…せずドライブ。
できれば夕食も千葉で食べたかったのだが、レンタカーの返却時間(20時)が迫っていたため、途中で千葉の友人と別れ、再びアクアラインを使い1年前と同様に時間ギリギリで横浜に到着。

いやー今回も楽勝で間に合ったぜ…と思いきや、ナビに乗ってるガソリンスタンドが既に営業時間外だったりして、燃料補給に手間取りまさかのタイムオーバー。
ただレンタカー事務所の方に話して何とか丸くは治まったが。

ともあれ、アクアラインのお陰で距離以上に近い千葉県、またそのうち行ってみるとしよう。まあ個人的には交通手段が自動車とは限らなかったりするけどね。

10年目の危険物のお勉強

2010-04-18 23:24:53 | お勉強
 危険物取扱者

 言うまでも無く危険物を取り扱う人…のための資格である。

 で、俺はその中の「乙種4類」という、ガソリンなど油関係用の種類のを持っている。
 元々これは今の仕事に就く前、10年前に気軽な気持ちで?取ったものだったが、あろうことか電気の世界でもこの資格が有用だったりする。
 その辺の事情はむかーしの当ブログの記事にも書いたのでそちらも読んで頂ければと思う。

 で、上でなぜ「あろうことか」かというと、こないだ危険物取扱者の資格を持った人間がどうしても現場に立ち会わなければならない業務があり、前任が事情でその現場に出られなくなったため已む無く俺が行く羽目になった、という出来事があったのだ…

 そんな訳で、役に立っているというのか何なのか分からん「乙四」だが、フト気がつくとこの資格も取ってから早10年。


 この資格、一回取ったら一生有効ではあるのだが、10年に一度写真の更新というものをしなければならないのだ。

 さして使ってもいないどころか、持ってるお陰で夜勤をさせられるというこれ自体が危険な?危険物取扱者免状、それの写真の更新で1600円ほどかかると。


 そこで俺は考えた。

 ただ更新ってのは能が無いので、いっそ乙種の他の類にチャレンジしてみようか?

 そう、この危険物取扱者、上から順に甲、乙、丙と三段階、そのうち学歴等に関係なく取れる内の最上位である乙種は、俺の持つ四類だけでなく、一類から六類まで残り5つある。


 まあ、他の類はアルカリ金属だったりニトロ化合物だったり、はたまた過酸化水素などという、実生活に役立つどころか普通に生きてて残りの人生、後何回この単語を聞くのか?というレベルのブツだったりするんだが、それでも自称理系の俺様、一丁やってみようかなと。


 さらに、乙種の六つの類のうち、特定の四つを取ると、普通は化学系の大学を出てたりしないといかん甲種の受験資格を得ることができる。(これは俺が昔乙四を取った時にはなかった制度で、つい2年前だかに新たに設けられたらしい)

 最近、勤め先で甲種を取った人に報奨金が出るというおいすぃ話を聞いて…などという考えではなく、断じて無く、純粋に上を目指したいという向上心が俺を突き動かし。


 6月に行われる試験で、一気に3つの類を受験したろうと現在願書カキコ中である。


 また無茶な…と思われる向きもあるかも知れんが、実際には乙種の類をどれかひとつでも持っていると、他の類の受験の際はかなり手厚い科目免除があり、一つの類につきたった10問の試験を受けさえすればよいのだ…尤も、合格ラインが正解率60%なんで、6問は正解せねばならんのだが。

 いずれにせよ、電験のお勉強も続けながらこの試験に挑むという状況、ふと気がつくと今年は資格試験イヤーの様相を呈してきた訳だが、これもなんかのめぐり合わせと思って、セコセコとお勉強に励むとしようじゃあないか。

さくらめぐりin大和市

2010-04-11 23:16:59 | 雑記
 もうそろそろ、桜の季節も終わろうとしている。

 先週の日曜は、満開になっている桜を見に行きたいということに加え、週末ちょくちょく雨に見舞われ中々乗れなかった自転車に乗りたいという気持ちもあり、ちょっと足を伸ばして花見サイクリングに行ってきた。


 その場所は、神奈川県大和市。


 今まであまり行ったことが無かった土地だったが、フト検索してみるとここにも結構桜の名所がありそうだ、ということで朝からシャウラを転がした。


 夜には雨が降りそうという予報にたがわず、花曇といった風情の白ちゃけた空の下、大和駅近くに到着。

 確か大和市観光協会のHPで調べたところによると、この日は丁度桜まつりで、さくら茶とか甘酒のサービスがあるとか…とそういう所だけはチェックぬかりない俺ではあったが、イザ行ってみると土地勘がないためどこでそういった祭が行われているかサッパリわからん。

 迷いつつも、まず引地台公園で桜を見、その後辺りをシャウラでぶらつくと、引地川というコンクリ護岸の川に辿りついた。

 この引地川の素晴らしいのは、とにかく川沿いに延々と桜の木がズラッと立ち並んでおり、見渡す限り淡いピンク色の行列が続いているというその景色。

 とりあえず、川沿いを歩行者の方に気をつけつつトロトロ走ってみることにした。


 小田急江ノ島線のその名も桜ヶ丘駅近くからさらに川沿いを下っていくと、だんだん人の量が増え、というか気がつくと柵の向こう側、川沿いの斜面にビニールシートを張って宴会しとる姿が見受けられるようになってきた。

 もちろん、川の両側はそらもう見事に満開の桜。
 走れども、走れども、そこには美しく咲き誇る桜の木々の行列。

 そのうち、川沿いの道にも人が溢れ、車も溢れ、自転車の俺ですら通るのに難儀するようなお祭状態に…

 そう、この引地川沿いにある千本桜こそが、この日のさくら祭りの会場であったのだ。


 しかしまあ、会場の中心部に着いたのはいいが人が大杉でさくら茶を配っているらしきところに近寄ることすらできず、まずは自転車を停める場所を探し、申し訳なかったが近くのコンビニのスペースを拝借し、コーヒーを買って辺りを散策した。


 今回たまたま行ってみた千本桜だったが、正直これだけ見事な桜並木が自転車で1時間そこいらで行ける圏内にあるとは思わなかった。
 諸事情によりデジカメを持っていなかったため、ケータイでの撮影になってしまったが、適当に写真も撮り、出店の焼きそばもモリモリ食らい(200円と安かった)、楽しいお花見のひと時を過ごした4月4日であった。

電験のお勉強The Final Season 02「Imaginary Number」

2010-04-04 23:15:50 | お勉強
 さってお勉強お勉強。

 先日も話題にしたが、電気主任技術者試験略して電験の三種に合格すべく、ナウなヤングに混じって予備校に通う俺様。

 俺が受けている講座、当然電験の4科目をカバーしているのだが、俺は「電力」「法規」の2科目は一昨年、去年と合格しているためどちらも今年は受験免除となる。

 なので、残りの「理論」「機械」の分だけを受講することにしたが、それでも実際に受講するのはその二つだけではない。
 もれなく、「数学」の講座がついてくる。

 というのも、特に俺が受講する2科目はただ暗記するだけではダメで、ある程度数学の心得がないとイカン計算問題が多々あるのだ。

 例えば、因数分解だったり三角関数だったり、例の二次方程式の解の公式のニエーブンノマイナスビープラスマイナスルートビーニジョウマイナスヨンエーシーだったりという、中学・高校の頃の爽やかな子守唄!?みたいなアレラである。

 尤も、その辺の勉強は自慢じゃないが古くは公文式、最近でもつい数年前に公務員試験の勉強でやったりしてるし、仕事でも多少は数学的な演算もこなす必要があるため、心得はあるつもり。
 なもんで、受講の初っ端の数学講座は、まあまずは予備校通いに慣れるための練習と位置づけ、ヘッドホンをつけDVDをセットし、子守唄を聞きながら?ウトウトっとするようなしないようなことを続けていたのだが…


 講座の終盤、その眼をパッチリ覚ますことになった。

 俺は高校の数学は諸事情により途中までしかやってないから良く分からんのだが、恐らく高校ではやらないんじゃないかと思われる数学。


 皆さんは虚数というものをご存知だろうか?

 普通の数字というのは、2乗すれば正の数になる。

 たとえ負の数、例えば-1でも2乗すれば当然「1」になると。

 ところが、その虚数ってものの定義が、2乗するとマイナスの数字になるという常識破りなんである。

 じゃあその数はなんと書くのか?というと、一般的には「i」で表す。
 iというのは、「Imaginary number(想像上の数字)」のアイらしい。ただ、電気の世界ではiは「電流」と混同しやすいため、「j」を使う。

 ちなみに、虚数に対してフツウの数字は「実数」と言う。

 俺は、虚数の存在自体は昔習ったことはあったが、この講座ではもっと高度な虚数および「複素数」(実数+虚数、電気の世界では「3+j2」といった具合、2jとは書かない)について様々なことを教わった。


 思うに、数学ってのはまだまだまだまだ奥が深い学問だなあと…
 まだその虚数というか複素数が、電気の計算の中でどういう重要な役割を果たすのかは現時点では全く分かってない俺だが、今は2科目目の「理論」も後半に差し掛かり、そろそろこの辺の使い方が見えてきそうなとこだ。

 いい加減勉強も厳しくなってきているが、まだまだ機械という電験最難関の名高い科目も控えており、ここは一つティーンエイジの受験生に負けない気持ちで通学しようと思う。


 そして今回の記事は皆さんにとって子守唄になったんだろうか?