みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

今年終了のお知らせ

2009-12-31 19:18:06 | 雑記
 えー結局サイクルモードの話は来年持ち越し内定。
 他にも結構2009年内の出来事で書くことはいくつかあるのだが、年明けもヴァタヴァタしそうなので(本当はあまり良くないことなんだろうが…)来年の9,10,11の3連休辺りまでになんとかしたいなとは思う。

 今年は水面下で色々変革がありつつ、試練の1年だったが来年は飛躍の年とすべく、まずはもうちっと体脂肪率を減らすべくけっぱる所存。



 皆様も良いお年をお過ごしください。



 さて、年越しそばを食ったら明日初売りどこに行くか検討するかな…

みずけん式サイクルモード宣言!?vol.3「イマナカモード」

2009-12-29 20:03:57 | 自転車
 2009年ももう残り僅か。

 今年も色々あったが、俺の印象としてはオリンピックの無い年でありながらも、スポーツの分野で色々特筆モンの出来事が多数あったように思う。

 ワールドベースボールクラシックでの、イチローさんの劇的なヒットによる優勝しかり、十代にしてなんと賞金王にまでなってしまった若き天才ゴルファー、石川遼君しかり。
 多少マイナーだが、「空のF1」レッドブル・エアレースに初の日本人パイロット・室屋義秀さんが参戦、ポイントをゲットしまずは貴重な空への第一歩を踏み出したというお話もあり。


 マ、そんなことを書いていつつも、この記事のカテゴリーからも分かってもらえるとは思うが今年個人的に一番の大ニュースは、やはりツール・ド・フランスであったな。

 かねてより国内、海外で実績を重ねてきた新城、別府の二人が、そのツール・ド・フランスに出場し、完走したばかりか何度か入賞を果たすなどの活躍を見せた。
 それはもう、大きな一歩というより宇宙への第一歩といいたい位のバカでかい歩みであったのは言うまでもない。


 しかし、その一歩の前に、ツール・ド・フランス出場という一歩を先に踏み出していた人がいたことを忘れてはイクナイ。


 その人の名は今中大介

 今中さんは1996年、今ほど自転車ロードレースが知られていない時期ではあったが、それでもツール出場を果たした(途中リタイアとなってしまったが)人なんであるが。
 実のところ、彼の日本ロードレース界における貢献という意味ではその後の方が重要とさえ言える。

 というのも、今中さんは引退後衛星の自転車レース放送の解説等の仕事に加え、自身のレーサーとしての経験を踏まえ、INTERMAXという自転車メーカーを立ち上げ、本体やフレームの販売や海外のパーツ類の輸入販売を手がけるという、幅広い活躍を見せている。


 で、そのINTERMAXのブースに、幅広い分野で悪い意味で活躍を?見せる俺様がノコノコやってきたと。
 となりゃまあ当然の如く、試乗すべえという流れになるのだが、流石のINTERMAXはそうスンナリ試乗できない、いやできなくは無いのだが既に予約一杯で、2時間程度待たないと乗れないということになっていた。
 本当はロードの方に乗ってみたかったのだが、予約の取れる時間がちょっとマズイ時間だったため、早く乗れるAQUAというクロスバイクの予約を取った。

 やがて遅れてやってきた友人と合流し、それと同時に予約の時間が来たので早速試乗開始。

 さて、説明が前後するがこのAQUAが属するクロスバイクという車種は、言わばロードレーサーとマウンテンバイクの中間という位置づけで、ハンドルは一文字のフラットバー、タイヤは両者の中間の太さ、まあママチャリ位かな?(もちろんホイールやブレーキの種類、質は一般的なママチャリよりは良いが…)という感じで、結果として街中をサラッと乗り回すには丁度良い形と言える。

 俺個人としては、買うならロードかMTB若しくは小型折り畳み自転車と思っているので、さほどクロスバイクに興味はないのが実情ではあるが、イザ乗ってみるとこれはこれで楽しいのである。
 フラットバーなので細かい進路変更がしやすいし、MTBと比べタイヤも細いし全体的な作りも軽いため小回りが効くイメージがある。
 何より、INTERMAX社のセンスでその辺のバランスも整えているんだろうし、変速機もちゃんとしたクラスのを搭載しているのでギクシャクしないという、8万円台というお値段以上の価値があるように感じられた。

 ところで、前述したINTERMAXの代表でもある今中さんは、俺が行った時ブース内にいらっしゃった。
 何と言うか、俺が今中さんに対して持っているイメージというのは、選手としての功績、実業家としての成果、解説者としての貢献もさることながら、彼の存在自体のカッチョよさが一番なんであるなあ。

 ルックスもさることながら、自転車の現役選手は大抵そうなのだが、男の俺が男に言うのも変だがスタイルが非常によいのよ。普通の服を着ていてもスラッとした体形は想像に難くない。
 メタボリック症候群という単語を背負って立っているような小生から見ると、そのスタイルはもとよりいかにも成功者のオーラを漂わせるその姿には感服いたす所である。

 肝心のINTERMAXの方も、今まで高級ロードバイクのイメージが(個人的には)強かったんだが、もっと気軽にロードやクロスバイクを乗ってもらうために「im(アイム)」シリーズというのを新たに展開。これはINTERMAXのIとMから取ったというのと、「Imanaka」の最初の2文字と掛けてるんだろうなあと想像するんだが、まあともかく日本の自転車界の牽引者の一角であり続けるのは間違いないだろうね。


 さて、そのINTERMAXブースでロードバイクをツラツラ眺めていると、何やらゾロゾロと集団がやってきた。
 これは、彼女も後に書こうと思っているが絹代さんが当日やっていた自転車初心者向けのサイクルモードツアーご一行様で、その絹代さんが益子直美さんを引き連れ(ちなみに益子さんを知らない人はいない…と思うが知らない人は調べて下さい)、今中さんをツアー客への説明のため呼びつけるということをやっておられた。
 うーむ実は絹代さんが最強だったりするのか?と思いつつ、INTERMAXの項はここまで。

みずけん式サイクルモード宣言!?vol.2「マヴィックモード」

2009-12-23 22:26:01 | 自転車
 自動車、バイク、あるいはパソコンがそうであるように、自転車にも本体そのもののメーカーだけでなく、パーツパーツに特化したメーカーというものが存在する。

 その中で、個人的に今年ホイールを購入したのがフランスのマヴィックという会社の製品であった。

 そのマヴィックブースに、「まだ俺の知らないスーピャアバイクが待ってるんだす…」と色々おかしくなりながらサイクルモードの会場をさまよう男が一人たどり着いた。


 マヴィック、主には自転車用の車輪(ホイールというかリム)で有名なメーカーで、それこそツール・ド・フランスに出るようなチームもここの車輪は多数使用しているのであるが、他のパーツも作っている。

 その中で、今回マヴィックが前面に押し出していたのが「EZ RIDE」なるアイテムである。


 誰が最初に考えたのか知らんが、自転車のペダルと脚は固定されることにより漕ぐ効率が上がる。
 なもんで、いくつかの会社がそらもうガッチリと足裏をペダルに固定すべく、金属・プラスチック等で様々固定具たるビンディングシステムが売られておる。

 だが、今回マヴィックが新たに開発したのは、実は磁石で足とペダルをくっつけてしまおうというもの。

 試しに履いて漕ぐことができるというので、早速専用の靴を履いて専用のペダルに足を乗っけてみた。

 写真を見ていただけると分かると思うが、靴側にバッテン形の凹みがあり、この形が割符のごとくペダルの形にはまると、バッテン中心の磁石で両者がくっつきまろやかに?足が固定されるのだな。

 俺が試したところ、うまくバッテンを勘合させるのがちょっと骨だが、ハマルとクリートのようにガチガチではなく、しかし足がペダルからずれることがなくちょっと面白い踏み心地だった。

 これは、ビンディングを使うのはちとオッカナイ、若しくは歩行時足裏のクリート(固定具)がガチガチ言うのがイヤダという向きには面白いかも知れない。
 ただ、マヴィック社自体も言っているようだが、これはビンディングの代わりというよりは、全く新しいフィッティングシステムと考えた方が良いんだろうね。やらしい話だが売り込み方次第では面白いアイデアだと感じた。

 ちなみに、マヴィックはこれとは別にガッチリ固定するタイプのビンディングシステムも隣で紹介していたが、俺が試そうと思ったら丁度デモンストレーションが始まる時間で試せなかった。残念。


 一方、もちろん車輪の方も多数展示されており、何万から中にはもう一桁多い超高級ホイールも展示されていた。
 マヴィックのホイールは、機能的である一方でデザインもかっちょよく、部屋に飾ってもいいくらいの?逸品であった。つうか何十万もしたら怖くて実用できないって…

 ともあれ、トップを往きながら新たな挑戦を厭わないマヴィック社の動向は、これからも十分注目に値するだろうね。

みずけん式サイクルモード宣言!?vol.1「アンカーモード」

2009-12-20 23:47:52 | 自転車
 12月12日。

 年の瀬迫る中、なぜかこの日は一日暖かく、まるで自転車乗りの熱気を反映しているかのような?日和ではあった。

 サイクルモード、それ即ち自転車および自転車関連よろず展示・試乗会である。

 その規模は年々大きくなっており、遂には会場である幕張メッセ直通のバスが横浜から出るということになった。(大阪の時は名古屋からのバスツアーもあったらしい)

 なもんで、俺はそのバスに乗ってイザ幕張と洒落込んだ訳だが、これがバッチリディズニー渋滞に巻き込まれ、その上とある催し物を必死こいて我慢するという予想だにしない?荒行を強いられた末、8時に出たバスが幕張に着いたのは実に10時。


 うっ…

 バスが会場入り口ドまん前に停まってくれたのはいいが、この日の開場は10時
 既に入場は始まり、入り口にはながーい行列が…


 ううっ…

 前の夜に試乗に関する誓約書を書いてきたので、現地でそれを書く時間は節約できたが、こうなっては流石にその時間も焼け石に水。


 例年、サイクルモードは高級な自転車を試乗できる数少ない機会であり、即ちそういう高級車はあっちゅう間に試乗希望者が列をなし、しまいには試乗受付終了となってしまう。

 だからこそ俺は朝早めに行って、ものは試しで高級車に乗ってみんべえと目論んでいたのだが…

 そんな目論みオワタ?\(^o^)/と思いつつ、既に来場者の数がこないだのモーターショーを越える勢いで増える会場内を散策。


 実は、今回広さが倍になったサイクルモードの会場。暫く各社ブースの位置等中の様子を見ていたが、その中にブリヂストンのスポーツバイクブランド・アンカーのブースを発見。

 ブリジストンは、言わずと知れた日本の自転車メーカーの第一人者の一つ。今回は、元々一発目は日本のメーカーにしようと思っていたので、既に多少行列は出来ていたがエイヤで行列に飛び込んでみた。

 もちろん、お目当ては最上級車だ。


 今年の新モデルの中でも、RMZという銘柄が、もうそれはそれはブリヂストンのぎじゅちゅ力を惜しみなく投入した最上級モデルなんである。
 ちなみに、RMZとは実際にはフレーム単体(要するにタイヤ、変速機がついてない)を完全オーダー受注生産し、パーツを組合せ完成車とするという形を取るらしい。もうその辺からして並の自転車とは違う。
 その中で、俺は白とオレンジをあしらったオサレなフレームのモデルに試乗。

 スタッフの方から車を預かり、まずその軽さに驚き。
 もちろん、今までこの手の高級車には何度か乗った事があるが、そんな俺でもこの軽さは衝撃であった。
 何でも、タイヤ等をつけた完成車の参考重量が6.9kgだっつんだから…

 そして、乗ってみるとこれがまた軽やか。改めて、つくづくこういう高級車は普通のロードバイクとはもはや違う乗り物だなあとさえ思いたい位だ。

 まあ、今回試乗させて頂いたモデルは、RMZのフレームに最高級のパーツをこれでもかっつう位搭載した、恐らく安い軽自動車以上のお値段なので、そこまで気合を入れると自転車も我々の想像の枠を超えてしまうという事なんである。

 という感じで、あっちゅう間に試乗一台目は終了し、夢心地でRMZを返却するとアンカーブースでは、朝生つぐみさんがRMZやアンカーバイクのプレゼン(という言い方でいいのかな?)をやっていた。

 つぐみさんは、ここ何年かアンカーブースのステージでおなじみで、他にも俺が去年参加したツール・ド・ちば等自転車レースのMCも務められる、自転車界の要人というべき女性。

 折角のRMZのお話なのでステージを見ていたかったのだが(決してつぐみさん目当てではないぞー)、俺を待っているスーパーバイク達がまだ会場内に沢山いる(多分気のせいだろうが)ため、已む無く俺はアンカーブースを旅立つことにした。

 アンカーつうかつぐみさんの話は後でまた書こうと思うけどね。

みずけん式サイクルモード宣言!?vol.0「痛覚残留モード」

2009-12-12 23:39:09 | 自転車
 今日幕張メッセに行ってきた。
 サイクルモード2009が目的である。

 今回は、色々な自転車やグッズとの出会いに加え、普段中々お会いできないような方とお話することができ、実りの多いサイクルモードだったと思う。

 しかし、詳細は後々書くがこの手の試乗会で初めてアクシデントに遭い、要するにコケてツーケーを痛打という目にもあったりと、良し悪し含め盛りだくさんではある…


 何はともあれ、今年のサイクルモードがこんな時期に開催されちまったが、サイクルモードの記事は何とか今年中に完結させたいと心に誓ってみるのであった。

 まあそんな、ツーケーの痛みが後ひきそうな「クレヨンけんちゃん」?のサイクルモード戦記、イデデな状態から開幕である。

現実派モーターショー

2009-12-06 23:20:44 | 
 いや、すっかり忘れていた…

 もう10月のことになるが、今年も東京モーターショーなんつう所に行ってきたんだよね。
 別に特別印象が薄かった訳ではない。他のイベントの印象が濃すぎたということにしといてくれい。

 11月1日、多分また来週行くことになる海浜幕張駅にて友人二人と待ち合わせ、幕張メッセに。
 スンナリ入り、会場に突入すると、下馬評通り例年のモーターショーと比べ抜群に入場者の量が少なく、まあこんなのもたまにはよいかな~などと言いながら日本メーカーの車をつらつら眺めた。

 今回のモーターショーは、現実として海外メーカーがほとんど出展していない、話題となるような車が少ないという事情があり、多少盛り上がりに欠けていた感は確かにある。

 しかし、俺はそんな事情などそっちのけで、既に市販されている車にひたすら乗りまくった。


 というのも、極めて個人的な事情なのだが、モーターショーに行く以前、具体的には9月に鈴鹿に行った時に愛車(シャウラじゃない方のネ…)の調子が悪く、高速を走っている時に明らかに異常な音がしていた。
 で、ディーラーに持ち込み調べてもらったら、ドライブシャフトがボルト緩みだかなんかでブレていると…
 とりあえずちゃんと直してもらえたのはいいが、それでン万円かかり軽くショック。
 いや、考えちゃうじゃない。既に20年選手となったマイカー、この先この手の修理が仮に毎年のようにかかるとしたら、って…

 とりあえず、早速来年1月車検で、それはもう100%通すし、この2年後の次の車検も余程のことが無い限り通すつもりではいる。

 だが、その次、4年後の車検の頃までに、イヤその前にでも何が起こるかわからない。
 そういうことを考え、次のマイカーについて検討するのに今回のモーターショーはちょーーどいい機会だったという訳よ。


 で、モーターショーに戻りつつ。

 この前に車好きの友人と話をしていたのだが、今の車(クラウンのセダン)の次に買う車の条件としては、

1.自転車が最低1台は積めること(座席を倒す等の条件は問わない)

2.できれば今の車より全長が短いこと、少なくとも超えないこと

3.排気量でいうと1500~2000ccあたりが望ましい

 といったところ。

 この辺を踏まえ、各メーカーの車を見つつ、乗りつつ品定め。


 今のところの候補としてはスズキのSX4、トヨタのオーリス、ホンダのフリードあたり。
 特にSX4は以前WRCに出ていたということもあり(もちろんWRCに出ていたのは顔は同じだけど中身はバケモノだが…)、興味津々でおねいさんに色々聞きながら入念にチェックしてしまった。

 しかし、前述の事情により色々見ていくと、今の車ってのは中々良くできているなあということも分かってきた(マ一部そうでもない車もあるっちゃあるが…)

 今回車選びに関わらない部分で一番驚いたのがダイハツの軽。友人も絶賛していたが、広さといい内装といい、とにかく従来の「軽自動車」という既成概念は全て捨てたほうがヨイということが、乗ってみて初めて分かった。あれは凄いよ。


 さて、そんな感じで各社メーカーのブースを見回りつつ、会場内をうろつくと今回は今までに無い趣向が様々凝らされていることも分かってきた。

 例えば今までの歴代「カー・オブ・ザ・イヤー」の受賞車がズラッと展示してあり、つまり懐かしの車を見ることができるスペースがあったり、昔ながら凄くイカシタデザインのコンセプトかー、はたまた男子の夢!?泣く子も黙るスーパーセブンが展示してあり燃えまくったりと、はっきり言って今年はこれはこれで楽しめたというのが結論。


 で、肝心の車選びの方だが、結局のところ近日中に買う予定はないのだが、できれば各候補車に一遍試乗、いやできればレンタカーで借りて自宅での車庫入れ実験も含めみっちり乗ってみたいと思ってはいる。
 でも、オーリスはともかく、特にSX4は書き方は悪いがドマイナー車だからどこで借りられるか全くメドは立たない…スズキレンタカーキボン


 さて、そんなこんなをやってきた幕張メッセでは、いよいよ今週末はサイクルモードが開催される。
 まあ、自転車の方は少なくともロードは買い換えるつもりは皆無なので、比較的人気薄のMTBでも試乗しようかなと。今から楽しみだぜい