みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

自転車野郎の連休中盤、鈴鹿への道

2009-09-27 23:11:41 | 
 21日、朝7時という遅くも早くも無い半端な時間に自宅を車にて出発した。

 後部座席にはシャウラの本体とクーラーボックス、トランクにはタイヤや自転車のメンテ道具一式。そして助手席にはバックパックという色気もヘッタクレもないクラウンが東名高速を走る。

 しかし、高速1,000円(大都市圏を除く)の効果があってか、厚木までのダラダラ渋滞は仕方ないとしても、ほぼ全線想像を超え、というかここ2、3十年の記憶に無かった程度に混みまくっている。
 そして、それ以上にパーキング・サービスエリアが酷い。サービスエリアが混むのは、昨今サービスが拡充され便利になってきた効果もあるし分からんでもないが、もうチンマイPAに至るまでほとんど混み混みなのだな。

 途中休憩を挟みつつ、何やら愛知県の音羽蒲郡インターチェンジから岡崎まで20km程度の渋滞があるとのことで、手前の浜名湖SAで昼を食うなど様子を見ていたが、引く気配が無いので結局突入。

 どうも、この岡崎ICからその先の豊田ジャンクションに至るまでが、近年のボトルネックになっているらしい。
 んだが、別にこの区間だけに車がピンポイントで集中するとはどうしても考えられないんだよなあ。
 これは俺の推測だが、どうもこのあたりの区間はヴォケっと走っていては気づかないような上り下りがあるんじゃないだろうか?
 最近になって、多くの車が上りで速度が落ちてしまうことが自然渋滞の原因になっているというお話が取りざたされるようになった。

 逆に言うと、速度低下に気をつけつつ、ある程度車間を空けて前の車が速度を落としても急にブレーキをかけないようにすればこの手の渋滞というのは低減できる。これも大学の教授などがチャンと交通工学っちゅうやつを研究して出てきた結論なのだが…
 どうにも、得てしてこういう渋滞を構成する車の多くは、いわゆるサンデードライバーの方々が多いようで中々そこまで頭が回ってないような気がする…


 渋滞を抜け、俺は東名から豊田JCTを抜け、伊勢湾岸自動車道という、首都圏でいう首都高湾岸線的な爽やか~な道に入った。

 名古屋の南の湾岸地帯を真っ直ぐにブチ抜くこの道路が出来てから、東京方面からとりわけ三重、奈良方面は随分近くなった。少なくとも距離的には。

 しかし伊勢湾岸道から、昔からある東名阪自動車道という道に入った途端また渋滞…

 この日のためにレンタルしてきた4枚のCDはあっちゅう間に一周してしまい、いい加減うんざりしつつも渋滞を抜け、さらに西へ。

 東名阪道の先には、名阪国道という限りなく高速道路に近い一般国道がある。
 俺にとって名阪国道は、もうそれこそ幼稚園児の頃から毎年家族旅行で通った道であり、久しぶりの名阪にワクテカしながら突入したのだが…

 まさかこの道までもがこんなに混むとは…

 名阪国道の西の終わり付近、奈良の山を抜けて天理市という(天理ってのは高校野球でおなじみのアノ天理ね)街へと九十九折の下りカーブを爽やかに抜けるのが毎年の楽しみであったのだが。
 この下りがここまで混んでいるのは生まれて初めて見た希ガス

 つうか、大きい下りカーブの途中でブレーキを踏みまくっている車の多さにつくづくウンザリした。このサンデードライバー達は教習所で習ったことを全部すっとばしてきたんかい…
 スピード調節に自信がないんだったら、せめて車間距離を空けて欲しいもんよ


 まあ、そんなこんなで愚痴だらけになってしまったが、とりあえずドライブはこの天理で一度ストップ。
 家族旅行でこっちに来た折には必ず買っていた、稲田酒造という店の奈良漬を購入。まあ、家族の間ではここの日本酒の銘柄である「稲天」の奈良漬として通っているんだが、これが美味いのよ。
 お袋の指定で、近年はいつも西瓜(!)の奈良漬を買っている。今回も握りこぶしより一回り小さい位のサイズの西瓜を2個購入。

 その後、天理市中心部近くの石上神宮(いそのかみじんぐう)という神社にお参り。ここも、家族旅行の定番コースであった。
 何でも、ここは日本最古の神社ということらしく、他の神社とも少し違う、厳かでありながら何となく落ち着ける雰囲気のやしろである。

 また、ここの特色はなぜか?境内を多数のニワトリがうろついているのだ。クルックル言いながら歩くニワトリを眺めた後、再び車にて来た道を戻った。


 本当はもう一ヶ所寄った場所があったのだが、これは後日にとっておくとして。
 ともかく、俺はこの日の宿がある亀山市に到着した。

 ここは前述の東名阪のICに程近い街であり、また鈴鹿サーキットにも30分程度で行ける場所でもある。

 そう、ここまでひたすらドライブの話を書いてきたが、タイトルにある通り本ドライブはあくまで手段であり、目的は次の日の5時間エンデューロである。

 ホテル1階の居酒屋?で厨房の人に薦められるままご飯をお代わりし、ガツガツと炭水化物をチャージし、さらによせばいいのに近くのコンビニでえびせんなんぞを購入し、さらに炭水化物チャージ。
 万全の体勢で?鈴鹿サーキットのリベンジに臨みつつこうなった→

自転車野郎の連休前半

2009-09-20 23:59:57 | 自転車
 個人的には昨日から5連休となっている。

 そう書くとうらやむ向きもあるかも知れんが、小生この5連休があるがために先週ヒイヒイ言わされたという事実もあるにはある。

 自分の仕事で物品を設計、発注する業務があるのだが、要するに連休だと工場が休むため、その分を見越して早めに設計せにゃナランと。
 ここんとこの忙しさでジリジリ業務が溜まっていたところで、連休があったりするとそらもう悲惨なもんで。
 先週は月曜:名古屋に日帰り出張、火曜:(社には内緒で)車で出勤し朝8時過ぎから日付が変わるまでおしごと、水曜:岩手に日帰り出張(当然普通に6時起きして)、その先はもう忘れた

 そんなことをやりつつ、何とかたどり着いた5連休。

 昨日の朝は遅くまで寝ていたのだが、突然左のふくらはぎに異変が…


 こっ、これは…


 もう十数年ぶりぐらいだろうか、こむら返りっちゅうやつが俺の左ふくらはぎを襲い、激痛で目を覚ますという最悪のスタートを飾った…ちなみにこれを書いている時点でも多少違和感が残っている(つд`;


 …つうか、この連休は「銀輪ウィーク」として、自身最長時間である5時間耐久レースへの出場を控え万全の体調で臨まないといけないはずが、その銀輪ウィークの初っ端何もしない内どころか目覚めてもいないうちから脚にダメージをこうむるとは、ネタ的においしい以外に微塵の救いも無い人生…

 だが、ここで挫けていてはエントリー料がMOTTAINAI(結局それか)。

 何はともあれ昨日今日で仕事の資料を会社に取りに行くなど順当に準備を済ませ、一方自転車の方は昨日会社のMTBを30分ほど、今日はロードの方をちゃんと触ったという感じで、もはや完全にレースモードに…明日から入ろっと


 そうそう、余談だが、PCで当ブログを読まれてる方は気づいたかも知れないが最近Twitter(ツイッター)というのを始めた。
 これは、女性の自転車第一人者である絹代さんが始めてたからつられたという、それだけのきっかけなんだが…

 Twitterというものの存在は、俺は先のツール・ド・フランスの頃に知った。
 何でもランス・アームストロングとかがレース中にもここに「つぶやいて」いたりしたという話があり、最近では彼がここに書いた「つぶやき」が呼びかけとなりツーリングが行われたりと中々面白いツールのようである。

 つまり、ランスとか絹代さん等の有名人がつぶやくことによって色々波及していくような感じで、俺のようなヘッポコがなんぼ「こむら返りキター」とかつぶやいたところで(笑)世の中は何も変わらないんだが…

 ケータイメインの人で興味ある方は、「モバツイッター」というのもあるので試してみてはイカが。

自転車の秋、ですが何か問題ありすぎ

2009-09-14 00:32:56 | 自転車
 気がつけば9月半ば。

 今年は残暑が厳しくなく、既に自転車に乗るにも悪くない気候になってきた。

 もう以前からPCで読まれている方は気づいているかも知れないが、この9月にあるシルバーウィークとか言われる5連休中、スズカ8時間エンデューロという耐久レースに参加してくる。
 8時間エンデューロっつうからにはもちろん…5時間という(あれっ?て言わないように)俺個人としてはエンデューロ最長時間に挑むことにした。まあ、昔のホノルルセンチュリーとかではもっと長時間走っていたのも事実だが、ああいうチェックポイントでの休憩ありきというレースとも性質が違ったりもするしね。

 さらに、10月3日にはもうすっかりおなじみの、勝沼ぶどうまつり…ではなく、日産スタジアム・サイクルパークフェスティバルという、これも耐久レースに参加する。こっちは2時間ね。
 (しかし、この大会がこの時期に固定になってからというもの、ぶどうまつりがトンと縁遠くなっちまったなあ…マ別にぶどうまつりの日以外に勝沼行きゃいいんだけどね)

 そんな訳で、状況的にはそらもうIEKI吐くまで自転車乗ったれというイキオイに持っていきたいところなんだが…


 今月に入ってもなかなかどうして仕事が忙しい。
 この週末も、金曜に会社の研修で某温泉地で一泊し土曜昼に帰宅、夕方坂本真綾さんのファンクラブイベントにファンクラブ会員でもないのにちゃっかり参加(FC会員で行けなかった方には誠に申し訳ないが…でも楽しませて頂きました)し夜帰宅。
 で今日は昼まで寝ちまったため、午後出勤し20時近くまで仕事してきたと…

 唯一の救いは、今日もそうだったが休日出勤は天気が悪くないか荷物がない限りは愛車シャウラにて出動すること。
 これで往復約2時間自転車に乗ることができ、5時間には足りないがまあ乗らないよりは遥かにマシという程度。

 しかし鈴鹿がもう1週間チョイ、日産にしても1ヶ月をバッチリ切ってる状況下、だんだん忙しくなってきた。
 何が忙しいかって?それはもちろん日産に着ていくコスチュームを揃えんとイカンのだよ君…あとは、コスに合わせる目的で黒のヘルメも欲しいんだがこれは鈴鹿で安く手に入るといいな。


 最後になるが、去年まで日産でコンビで走り、あまつさえ俺より1周多く走って頂くなど(詳しくは去年10月のシリーズ・ツールド関東あたりをご参照召され…)して頂いた某友人が、今年仕事の都合で不参加となった。
 つうか、不参加どころか多分観戦も無理という所であり、それは残念だが、彼は守るべき存在を持つ身。
 ここは仕事を頑張って頂き、俺は彼の分まで思う存分他の選手にブチ抜かれて行こうと強い、けど余計な決意を固めたのである。

電験のお勉強 THE FIRST?

2009-09-06 23:33:39 | お勉強
 さて、前回までの記事とはガラリと趣向を変えて。


 小生電気関係のお仕事に就いている関係から、2年前から第三種電気主任技術者という資格を得るため試験を受けている。

 いや。

 正確には、2年前はお金を振り込んだものの諸事情によりそもそも受験すらしていない

 で、去年はもうそれこそほぼ全く勉強せず、業務で得た知識と後述の戦法で4科目中1科目(「電力」)だけ取った。

 1科目でも合格すると、その科目は2年後まで受験が免除される。
 つまり今年は3科目受ければ良いということで、うぉっしゃあこうなったら一気に残り取ったるでェと意気込んでいたら、気がついたら試験日前日。

 流石に1科目も取らずに終わる訳にはいかねえ、何しろお金振り込んだし(←それが本音かw)ということで、昨日一日×「放棄」○「法規」という科目に一点集中し、昔公務員試験時代にお世話になったロイヤルホストにてロイヤルに?お勉強。


 そして今日が試験日。

 試験会場が実家からそこそこ近かった為自転車で赴き、先に2科目の最新の問題をゲットするという重要な目的を果たし、つうか今年も申し訳ない位ナメきった状態で最後の科目、法規。

 前日ヤマを張った計算問題が影も形もないというありがちな展開はあったが、それでもにわか仕込みの知識とある戦法により、何とか解いた。


 で、今日の19時に出たオーム社の解答速報で自己採点した所、どうやらボーダーの60点は超えたらしく、まずは一安心した。
 上記はあくまでオフィシャルでない為100%ではないし、もしマークシートを全て1つずつずらして記入という今時マンガでもやらねーようなミスさえしてなければ多分大丈夫、だと思う…


 まあ、昨年ほぼ0時間、今年1日(時間にして数時間程度)で2科目を取ることに(後者はまだ「多分」だが)成功したのだが、まあこれらの科目はある種の小手先勝負が効くというのもあったので…


 折角なので、「電力」「法規」で使った「マジョリティ(多数派)戦法」(←さっき思いついた名前)について、少し書いておこうと思う。
 先に断っておくと、これは昔兄貴に貸してもらった大学受験の攻略本だかの受け売り半分でもあり、そんなに真新しい手法ではないのと、これをやって試験落ちても一切責任は持たないことだけお見知りおきのこと


 これは電験3種の全科目に言えることなのだが、問題は基本的に5択であり、なかでも電力と法規は、「文章の空白に入る言葉の組合せ」問題が少なくない数を占めている。

 具体的には以下のような1~5の選択肢の中から、(a),(b),(c)全て正しい言葉が入っているものを選ぶという感じ。
 多分当ブログの読者の方なら分かると思うので、問題文は省略するよ。あとケータイの方は読みづらかろうけどご容赦。

1.(a)水野劍 (b)みずけん日記 (c)自転車

2.(a)氷野劍 (b)みずけん戦記 (c)自動車

3.(a)水野劍 (b)みずけん戦記 (c)自転車

4.(a)水野剣 (b)みずけん日記 (c)自転車

5.(a)水野劍 (b)みけずん戦記 (c)自動車


 …まあ上はあくまで例だが、要するに(a)(b)(c)それぞれ一番多く使われている言葉をチョイスしていくという戦法。
 もちろん、例外も多々あるし、上の(b)のように2回ずつ使われている言葉は五分五分だったりするので、その辺はちゃんとした知識の助けはもちろん必要になるんだけど。

 なぜこんな戦法が効くのか理屈を言うと、例えば(a)で氷野劍が正しい言葉だったりすると(笑)もうそれだけで答えが決まってしまい、極端にいうと(b),(c)の知識なんぞいらないことになる訳だ。

 そうなると、総合的な知識を問いたい出題者側の意向に反すると。

 要は「問題として理想的な形」を作りたい出題者の意向を逆手に取ると言う小賢しい戦法ということ…

 で、電験の場合は5択なので、4択と違い「3:2」という構図がどうしても出てきてしまうため、結構この作戦が効いてくると。
 ちなみに問題の答えを一応書くと3ね。


 まあ、こんな小賢しいマネをしつつ、もちろん多少は勉強をしつつ2年もかけてやっと半分を制しつつある訳だが。
 他の2科目、「理論」と「機械」は電験の理系サイドが色濃く、要は計算問題で5つの数字の中から正解を選ぶと言うパターンが大半を占める。
 即ち小手先勝負が非常に効きづらく、かつ電気の理論を基礎から把握していないと問題文すら理解できないという最悪の事態になってしまうという…

 ところが電気のことはほとんど分かってない俺、どうやってそれで電気関係の仕事をやっているのかは自分自身謎だが(笑)1科目の免除は来年で切れるし、無限ループに陥る前に来年こそケリをつけるべく、電験講座を受けようと今ネットで検索している所なのである<3年目にしてやっとかよ…