暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

FT-817 ロータリーエンコーダー交換

2023-09-22 20:38:55 | 無線小屋

ロータリーエンコーダーの不調を応急処置でごまかしていたが

部品が入手できたので、いよいよ交換することにした。

まずはフロントパネルの分解から

ネジとフラットケーブルを外すと、簡単にフロントパネルが分離

できる。

フラットケーブルのロックは茶色のロックを上側に起こすだけだ

が、シャシの後方に向けて90度起こすという感じだ。

フロントパネルを分離してから、パネルの基盤を外すのに少々

手こずった。

ネジはタッピングビスが一本だけ。

あとは爪のようなのもなく、ただパネルにはめ込んである

だけだった。

そして、まずはSELツマミのほうから交換したが、こっちは

基盤からハンダを吸い取って外すわけだが、ハンダがうまく

溶けてくれなくて、エンコーダーの足を切って取り外し、基

盤に残った足の残骸だけにしたら比較的楽に外すとことがで

きた。

外した部品を新品と比べると、足が黒くなっていた。

銀マイグレーションを起こしていたみたいだ。

こうなってくると中がどうなっているのか分解して

みたくなるのだ。

やはり中まで黒くなっていた。

これで、接点不良の状態になっていたのだろう。

アルコールで研いてみたが、完全に綺麗には

ならなかった。

一度、浸透性潤滑剤を吹き付けているので、

そのときに多少は汚れがとれて、今までなんとか

動作していたのだろう。

この分解したエンコーダーはこのまま廃棄となった。

メインダイヤルの方のエンコーダーもついでに交換して

おいたが、こっちはまだ不具合は確認できていなかった

が、ネット情報ではシャフトが抜けるということが書か

れていたので、分解するついでに予防交換することにし

た。

こっちはハンダ付けの作業はなく、コネクターで差し込

んであるだけ。

本体はパネルにナットどめだ。

 

SELツマミのエンコーダーは、もともとシャフトのグラ

つきがあり、クリックも浅く頼りない感じだったのが、

新しい方の部品はクリックがしっかりしていて、シャフト

のグラつきもないので、シャキッとした感じになった。

なんだか機械そのものが新しくなったように錯覚してし

まいそう。

 

これで、ゴミになる時期が遠くなった。


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