現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

僕の彼女がマジメすぎるしょびっちな件

2019-01-04 09:36:53 | アニメ
 深夜枠で放送された、男子中高校生向けのアニメです。
 ひとことで言えば、「下ネタ満載のプラトニックラブ」といった趣の作品です。
 きわどいセリフや絵柄がたくさん出てくるのですが、登場人物、特に主役の男の子と女の子は極めてまじめで、恋愛に関しても非常にうぶなので、そのギャップが楽しめます。
 パート2までの「進撃の巨人」も同様だったのですが、マイナーな放送局の深夜枠のアニメは視聴率をあまり気にする必要がないので、かなり自由度が高く、エンターテインメント作品においてはマイナーな存在の男子中高校生向けの作品でも放送が可能なようです。
 人気が出て、メジャーな放送局(「進撃の巨人」パート3(その記事を参照してください)のNHKなど)に移ったり、ゴールデンタイムに移動したりすると、エンターテインメント作品のメジャーな視聴者である女性や子どもにもうけることを意識するので、元からのファンにはつまらなくなってしまいます(あえて差別用語を使わせていただけば、「女子ども」にもわかる作品ということです)。
 この作品でも、「エヴァンゲリオン」や「涼宮はるひの憂鬱」などと同様に、中高校生の男の子たちが「萌える」対象の様々な女性キャラ(巨乳、妹、おねーさん、幼なじみ、人妻、学級委員長、メガネっ娘、お嬢様など)が登場しますが、これはこうしたアニメやコミックスやライトノベルではお約束なのでしょう。
 若干ですが、同性愛(女の子同士、男の子同士)を連想させるキャラやシーンも登場して、かつての少女小説やボーイズラブの世界の影響も垣間見れます。


もう…何も考えられない…
クリエーター情報なし
メーカー情報なし
コメント
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