2012年の2月に大学院に進学せずに在野(日本児童文学学会と宮沢賢治学会の会員にはしていただきましたが)で児童文学の研究することを決め、そのために自宅の四畳半を書斎にするための投資をしたことは別の記事で書きました。
その中にでてきたアーロン・チェアについて説明しておきます。
書斎にするまで、その狭い部屋に、パソコンチェア、ライティングデスクの椅子、オットマン付きのリクライニングチェアと、三つもの椅子があり、狭苦しくて機能的ではありませんでした。
そこで、それらをすべて撤去して、三つの役目を兼ね備えられる書斎チェアを、真っ先に検討しました。
条件としては、パソコンデスクでパソコンを操作する、書き物や読書などの作業をライティングデスクでする、テレビを見る、音楽を聴く、といったすべてのことを一台ででき、人間工学的に優れていて、疲れが少なく、肩こり、腰痛などを防止できるものです。
これらの条件をクリアできる椅子を、ネットで検索したり、ショールームで実際に座ったりして検討しました。
そこで最も気に入ったのが、ハーマンミラーのアーロン・チェア(AE113AWBPJG1BBBK3D01)でした。
パソコンなどの作業の時は、やや前傾姿勢で固定できて背あてで腰も固定して良い姿勢が保てます。
南側の掃出し窓の両側にパソコンデスクとライティングデスクを向い合せに置いて、それらの間にアーロン・チェアを設置したので、座ったまま反転移動ができます。
テレビを見たり、音楽を聴いたり、キンドル(その記事を参照してください)を読んだりして、リラックスするときには、リクライニングもできます。
ヘッドレストがないのが少し気になりましたが、ヘッドレストは首や肩にかえって良くないらしいことと、その分軽量になって移動がスムーズになるので、このタイプを選びました。
値段は安いオフィス・チェアの10倍以上もしますが、以下のように試算してみて最終的に購入を決めました。
通常は毎日10時間以上もこの椅子に座りますので、年間3000時間以上で使用料を一時間10円とすると、年間三万円以上です。
アーロン・チェアの製品保証は五年と長いので、十分に元が取れます。
使ってみると効果は絶大で、長時間のパソコン作業などで長年悩まされてきた肩こりや腰痛がすっかり解消しました。
また、不要な椅子類を撤去できましたので、部屋が広々として北側に並べた本棚へのアクセスもしやすいし、東側の出窓に並べた大小11鉢の観葉植物を気分転換に眺められて、作業効率が大幅にアップしました。
部屋の中に障害物がないので、光熱費も削減できました。
以上のように、いろいろな面で研究や創作作業の効率アップにつながっていると思います。