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Brugge Style
四半世紀前にリベンジ
ごぶさたしております。
旅行からもどりました。
気候が少しはよくなっているか知らん、と胸踊らせていたのだが...今日、10度。
寒っ!
....
わが娘は9月から新一年生(日本よりも半年早くあがることになる)。
今回の旅行中、できればゲットしたかったもの...
制服。
近頃は制服のある学校も激変したそうだが、さすがベルギー、制服があるといえど日本のように採寸して作らせたり、すべてのモノに校章が入っているというわけではなく、色や素材の指定のみというケースも少なくないようだ。
娘の学校は、綿シャツは明るいグレーに濃紺のタイ、夏は白いポロシャツ、以上が学校指定のもののみ着用可。
スカートやセーター、コートは濃紺、ジーンズは不可、靴は紺、黒、茶、以上の条件を満たしていれば何でもよい、といったゆるいルール。
わたしが米国で目指したのはラルフ・ローレンである。
ワタクシが日本で制服をまとって児童/学生をしていたころ(厳しい学校だった)、自由な校風の他校の女の子が、ラルフのVネックセーターなんぞを着てすごくかわいくてうらやましかった...
そのリベンジ(笑)。
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神戸からの手紙
今朝、神戸の友人から美しい筆跡の手紙をもらって、ふと「神戸からの手紙」という雑誌のことを思い出した。
70年代後半に神戸新聞出版センターから刊行されたファッション雑誌。厚い紙質、神戸の街の美しい風景写真やアート系モデルの写真が掲載された、それはそれは大人っぽい雑誌だった。
少女だったわたしは心踊らせて毎月購読。
読み物はわたしにとって意味不明だったに違いない。
その後、すぐに「サヴィ」というイケイケな雑誌に様変わりをし、「神戸からの手紙」時代の浮き世離れしたアンニュイさは紙面からすっかり消え...
今思えばあの時、時代の流れの中で消えてしまったのは雑誌「神戸からの手紙」だけではなく、少女の頃のわたしが憧れた神戸の大人の雰囲気そのものである。
あのころ大人はもっと「大人」で、おしゃれで、ユーモアがあったような気がする。多分どの世代も前の世代のことをそのように思うのだろうが。
神戸もまさに大人の街だった。ふるさとは遠くにありて思うもの...なのである。
ああ、帰りたいなあ、神戸。
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欧州憲法と大衆
欧州憲法、今一番の話題である。
が、ブルージュの市井の人々に聞いてみたら、あまり興味はないようである。
ベルギーは国民投票制でないからか、はたまた今のところ移民問題や労働問題に切迫した危機感を持たずに済んでいるブルージュという街の環境のせいなのか....
国民選挙で批准されなかったフランスとオランダ。
フランス国内の貧富の差、移民の多さ、失業率の悪化など、フランス国民が「ノン」と言うのは予測できたが、オランダの結果は、かつてリベラル、自由、ケチでかつ鷹揚、ヒューマニタリアンで鳴らしたのに急に保守化しているというウワサは事実だったのだ、という感じがする。
オランダ人と話していても土地価格の高騰や物価の上昇など、政府に対する不満は蓄積している模様である。
一方わが家はドル建てで収入を得ている、という非常に実利的な理由で、ことの始終にはとても興味を持っている。
わが家の事情は卑近な例ではあるが、結局大衆は自分の実際の生活の実感から判断を下すものだということ、これ、真実。
絵に描いた餅の「一つの欧州」というイメージに到達するには、まだまだ遠く険しい道のりのようである。
というか永遠に絵は絵(笑)。
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朝市の花
毎週水曜日にマルクト広場に立つ市では、(ちなみに土曜日は於ザンド)野菜やくだもの、乳製品、鶏の丸焼きなどが買える。
ただ徒歩で行かねばならないので、大量に買い物はできないが。
さて、あまり多くの買い物を一度にできないとなると
わたしのターゲットになるのが花である。
ブーケなどはやはりプロのセンスにお任せ(しなければ後悔する)だが、家中の花瓶に活けるためにはマーケットの種類が多くて安い花が大活躍する。
薔薇が20本で7ユーロ、芍薬が5本で5ユーロ、ガーベラ5本で4ユーロカサブランカが5本で10ユーロ、などという具合。
ホテルやレストランの経営者が自ら花を大量に仕込みに来ていたりして、そういうのを観察するのもお勉強になる。
今朝は7時から用事があったので、その足で朝市に行ってみた。お天気に恵まれたのですごい人出である。
特に、車を運転して郊外のスーパーに買い出しに行かないのだろうお年を召した方々の買い出しパワーはすごい。
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