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「娘の本」

いつものことに輪をかけて手前味噌なオハナシ。

「娘の本」をかれこれ数年越しで制作中なのである。

数年前のある日、「もしわたしが突然娘と別れなくてはならなくなったら?」と杞憂したのがきっかけで(我ながら、こんなことを考えることこそワタクシのノー天気加減をよく表していると思うが)、内容は「母親から、自分の娘にお話しておきたいことなど」。

とても他愛ない、でも知っていたらちょっとhappy、ページを繰ってhappy、になれるような本作り。

例えば、「お花を飾る」、「ご挨拶をする」、「姿勢は正しく」、「たのしく、やさしく」、「いつも笑顔で」....

などなど、わたし自身も普段気をつけているようなことをデジカメで撮った写真とともに、できるだけ短く、分かりやすく、説教を垂れている風でなく、書いている(つもり)なのである。

文章はともかく、満足のいくような美しい写真がなかなか撮れないので(それから当然おサボりぐせもあって)遅々として作業が進まないのであるが...
先日、バレリーナの素敵な写真が撮れたので今夜は久しぶりに「本」を開いて貼った。

こんな自己満足で独善的な本を喜んでくれる、とまでは望まないが、せめて気持を汲んでくれるような娘に育ってほしい。


パリのパピエ・プリュスで購入した絹張りのアルバムを使っている。
針金入りのリボンがたまらない魅力である。
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