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ろうそく屋の香り



「ろうそく屋さん」と呼んでいる一角。
各部屋で別の香を灯し、香りが混ざってろうそく屋さんのようになるのが好き。
実際、いろいろなろうそく屋さんが「お店の香り」を販売している。



引き続きイングランドは3回目のロックダウン下だ。
昨日は政府が、このロックダウンは少なくとも2月下旬まで続くとの見解を示した。
恐ろしく長いトンネルに感じる。

出好き、旅好きのわたしにとっても、とてつもなく長いひと続きの時間だ。

夫も3月からずっと家にいる。
険悪にならず、10ヶ月間24時間一緒に過ごせたのは、ひとえに彼の大変おおらかな性格のおかげだと思う。大型犬のように常に機嫌がよく、まめなのが彼の美点なのである。

彼の変化としては、散髪に行けないために長髪になったことと、興味の対象も多少変化し、最近なかなかはまっているのはルーム・キャンドルだ。今まではもっぱらわたしの趣味で、彼は買って、火をつけるだけ、だったのだが。

わが家の好みはCire Trudon、香りのどこにもトゲや刺激や強さがなく、落ち着いてながら遠くまでゆっくりと広がり、一階のリビングで灯していても、三階の娘の部屋にまで静かに忍び込んでいく。深呼吸をしたくなる香り。
燃えるのもごくゆっくりで(Astier De Villatteは比較的早い印象)、お得感もある。

今、ダイニングでゆっくり燃えているのは新入りのAbd El Kader、BulyのAlexandrieにとてもよく似ており、Alexandrieはわたしがバスルームで使っている。ガラスの蓋つきなのでバスルームで使うのに都合がいい。

Astierの『神戸』は、わたしのシグニチャー香、自分の書斎で使うので、ブルージュ時代からこれまでで10個以上消費している。もちろんガラスの容器が捨てられず、ハーブを入れたり、ティーキャンドルを入れたりして...




夏にアルルのろうそくやさんで購入したもの。色合いが好きで、こうして梯子に飾るためにたくさん買ったのに、クリスマスの時期に大量消費してしまい、残りこれだけに...

香りははちみつ。
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