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ルーヴルの上の空




16日、英国のドミニク・ラーブ首相代行は、新型コロナウイルス対策として3月23日から続くロックダウン(都市封鎖)を、「少なくとも」あと3週間は続けると発表。

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昨日はナショナル・ギャラリー、今日はルーヴル。
美術館に行きたくてうずうず...

写真を探したら去年6月の空の色が美しい写真があった。
宇宙から見た地球はきっとこんな色をしているのだろう。


わたしたち一人一人が見る世界というのは、ある個人や社会の硬直化した価値観でもある。

が、もともと美意識というものは、自然から最大限の利益を引き出すため、それを観察した結果得られた「安全」というシグナルを発するパターン認識から生まれたと考えられている。

例えば「左右対称性」、「フラクタル」、「黄金比」だ。
色、形、比率の組み合わせがある特定のパターンに当てはまる場合にのみ、人間はそれを「美」と認識するのである。
人間は観察の結果、左右対称性を描いている植物や動物を安全であり、栄養豊富であると認識した。それは「希望」でもある。

つまり「美」を認識できるかどうかは、サバイバルの根幹だったわけだ。


しかも人間は複雑にできているので、単調なものを好まないそうである。
複雑でかつ美しいものが人間に幸せを感じさせるときている。

科学的にも、美しいものに囲まれた環境は、人間の心身を健やかに保ち、認知機能や気分を向上させると証明されているそうだ。

隔離生活中、特に取り入れたい人類の知恵である。
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