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革の...



今一番欲しいもの。






レザーの風呂敷。かっこいい。




わたしは奥さんのカルチャースクール調の手芸品
が嫌いだ。

ビーズも、カトナージュも、デコパージュも、トールペインティングも、レースも...
とりあえずファンシーなもの全般が好みではない(どんなに辛口の素材やモチーフを使っても手芸作品は必ず”ファンシー”な仕上がりになるから不思議である)。

理由は単純だ。シロウトの作った手芸ものは、作品の本質が「独りよがり」で全く使えないからである。

プロの作るものは複数の客観的な批判の目にさらされているため、洗練されている...そうそう、日本語にはこういう時に便利な言葉があったな。
サビ(侘・寂のサビね)があるのだ。


あ、もちろん有名ブランドものの中にも自分に甘い独りよがりなブランドもあるし、シロウトの作ったものでも素晴らしく磨かれたものもあると思う。



人様の趣味をとやかく言うのは卑しいことゆえ失礼は充分承知の上で言うが、先日、「すっごいかわいい生地」のパッチ・ワークでバッグや箱カバーを作るサロンに参加しないかと誘われた。
ええええっ~。

次にこのグループに会うときは(会うことがあったら・笑)、このレザーの風呂敷にシャンパーニュを包んで持参しようと思っている。
多分ワタクシの美学(笑)なぞ分かってもらえないだろう...「かわいいもの」を無意識に家中に飾りまくる美学もわたしには分からないし、まあそんなことはどうでもいいか。


わたしのこういう性格を「かなり悪い」というのでしたっけ。


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