goo

11歳の夏




娘の「小学校卒業パーティー」続行中。




(このデコレーション用の旗、コットン製で実物はすごくかわいいの!!)



彼女たちの騒ぎをはたから見、ひとりひとりと話してみるとしみじみ感じる。
わたし自身の中身は、贅肉もシワもなかった小学校6年生の頃からほとんど変わっていない。

わたしも彼女らと全く同じレベルでシャイで同時に大胆で、落ちこんだりボールのように跳ね上がったり、限りなく善意に満ちることもあれば、悪魔に取り憑かれることもある。

30年前と違うのはわたしの中身ではなく、わたしが周囲と結ぶ「関係」の方である。周囲との関係の結び方によってわたしは今は「大人」である。だからできるだけ大人らしく振る舞う。

断っておくが、わたしはここで「小6の頃と変わらぬ傷つきやすいわたし」が本当のわたしで、「大人のキャラを演じているだけ」だなどと気色の悪いことを言うつもりは毛頭ない。
まさに、周囲との関係の取り結び方がそのつど「わたし」なのだ。

もし今のわたしに小6の時よりアドバンテージがあるとしたら、百戦錬磨の場数を踏んで来たために「こういう場面ではこういう風に振る舞えば最適である」という見当がかなりよく当たる自信があることくらいだろうか。

だから「キャラを演じるのがしんどい」などと迷っている人は多種多様な場数を踏んで鍛えた方がいいのではないかなあ、うん。



夫はせっせと3回分の食事の用意をし、10人分の寝床を準備し、水風船を100個くらい作らされ、ホテルの庭へお茶とペタンクに連れて行った。
つくすタイプ。幸せそう(笑)。
わたしは彼女らのリクエストに応えて水色のシフォンのドレスを着た。




クラスの半分はそのまま同じ学校の中学部に進み、半分は別の学校へ進学する。

もうめっちゃベタで恥ずかしいですが、「思い出がいっぱい」が頭からはなれない。
ご存知の方は歌ってみて下さい(笑)。


少女だったと いつの日か 思う時がくるのさ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 今日から夏休... トンネルを抜... »