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テキサス、アメリカ。






遅めの復活祭の休暇は、アメリカ、テキサス州に来ている。

この辺りはわたしの想像力の限界を超えた未知の世界で(30年ほど前に留学中の友人を訪ねて来ただけ)、テキサスといえば真っ先に思い出すのはヴェンダース監督のロード・ムービー『パリ、テキサス』。

ナスターシャ・キンスキー綺麗だったなあ。


テキサス州パリスの「全く何もない」街に、なぜこんなところにいるのか? と問わずにいられない訳ありの美女。

彼女には過去も未来もなく、街も同じイメージするだけで不安になるような「後もなければ先もない」的なアメリカ独特の雰囲気。

きっと開拓時代からの雰囲気なのだろう。

何もなさが意味の充填された映画になるのはアメリカだけである(ような気がする)と、ハイウェイのかかる茫々とした大地を車窓から眺めながら思う。


友達家族に会うため、今日からヒューストン入りした。


日本はゴールデン・ウィークですね。
どなたさまも素敵な季節をお過ごしください。


(写真はオースティンで)
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