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今年のコート




毎年、その年初買いのコートだけはここで喜々として報告しているような気がする。


なぜコート...理由は、わたしがコートが大好きだからだ。
どんなに脇の甘い服装をしていても靴とコートさえ変えればあら不思議、マダムに変身できるお手軽アイテムだからだ...たぶん。
まあこの忍法にも弱点はあって、何があってもコートは脱げないわけですけど。



今年初のコートは、オーダーしてからというもの、自分がこのコートを着ているところを妄想するのを止められないほど中毒症状が出たアントニオ・ベラルディのシルバーグレーのコートだ。中毒の度合いは、わたしはアカーキイ・アカーキエウィッチか?!というくらい。

アントニオ・ベラルディはここ何シーズンかわたしの贔屓、最近買った服の中でもこのコートは特に特に気に入っていて、おそらくこれ以上好みのコートに出会えることはこの先もないかも...とまで思えてくる。

先週末はパリで時期的にファッション関係の人に何人も会ったが、みな揃って誉めてくれたし、一昨日はディナーを終えてレストラン(また木曜日からパリへ行っていたのだ)を出ようとしたところ、見知らぬマダムがわざわざレセプションまで来て、素敵!どこのブランドか教えて下さい!と聞いて行ったほどだ。

どうです、読んでいるあなたは白けてきましたか(笑)?


本当に「外套」みたいなオチがつきそうなくらいの入れ込み様、自分でも怖いのでここらで止めておこう。










ほうら、先週末の25度の空とは空の色が違うではないか。
リュクサンブール公園をぶらぶらするにもコートが必要だった。


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