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6月の嵐を呼ぶ花




地中海マヨルカ島から、北へ帰る無口な人々の群れに混ざってイングランド南部へ帰宅してみれば、庭の芍薬と薔薇が全盛に。

この1週間ほど連日25度前後の晴天が続いていたらしい。

芍薬と薔薇に迎えられるのなら、北へ帰るのも悪くないかな...




今年は5月が寒かったのがよかったのか、夫の熱心なお世話効果か、花が大きい。

ボスコベル、条件が揃えばこんなに大きく咲くのだな...

真日向を嫌うワイルド・イヴだけは頭を垂らし気味だが、夏中おしげもなくどんどん花をつけるオールドローズは、えもいえぬ香りを放ちながら、いくらでもあるぞとばかりに花びらを開いてる。




ただ、毎年6月、芍薬の全盛期には必ず大嵐が来る...

その嵐は、透けて柔らかい花びらを一夜で散らす。




今夜半、やはり嵐になるそうである。

その盛りに嵐を呼んでしまうなんて、なんとドラマチックな花だろう。




大嵐の前に、鉢植えのものは屋根のあるテラスに避難させようかと思っているのだが、さて、この植木鉢、動くのかしら...
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