MASTER PIECE

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義兄弟

2011年12月12日 23時35分05秒 | 映画


一言でこの作品を言うと、北朝鮮スパイの苦悩と元韓国情報院の男との友情。
二人の友情は「家族」とゆうキーワードで繋がっていた・・・

うーん、こうゆうシュチュエーションは昔、ブラピの映画で観たような・・・

イデオロギーの違いでここまで同じ民族が憎しみ合うのは日本人には理解できない。
まぁ映画なので実際はどうか良くわかりません・・・
有るようで無いストーリーでしたが、男の友情を感じることが出来る良質な作品でした。

しかしソン・ガンホの男気、熱血感、優しさには観ていて惚れる・・・・
とてもカッコイイ俳優さんです。

【殺人の追憶】とゆう作品が韓国映画では好きなんです。
その時のソン・ガンホの存在感たるや、昔ジャッキーチェンが出てきた時の衝撃と同じですね。

ラストもハッピーエンドな落とし方で清々しい終わり方。

改めて認識しました、ソン・ガンホは凄いです・・・・

ワーキング・クラス・ヒーロー

2011年12月08日 22時42分58秒 | 音楽


12月8日なのでジョン・レノンを聴いてみた。
持っているのはこのベスト盤だけです。
アルバム名が【労働者階級の英雄】ってのもジョンを表現していて良いですね・・・

ジョン・レノンのビートルズ以外ってのはあまり思い入れが無い。
だからでしょうか?ベスト盤しか持っていないのかな・・・

有名どころでは【イマジン】や【スターティング・オーバー】【ハッピー・クリスマス】など。

たしかに才能があるミュージシャンには違いないのだけれど
どっかもうソロ時代のジョン・レノンは全てを悟った別次元の人物みたいな感じです(笑)
やっぱりオノ・ヨーコの影響力が関係しているのかな?
たしかに深い次元での才能は凄いんですけど。
「想像してごらん、天国なんてないんだと」と歌うジョンよりも
【アイム・オンリー・スリーピング】や【アイアム・ザ・ウォラル】と【カム・トゥゲザー】などの
言葉あそびに才能を使うジョン・レノンの曲が好きですね←(結局ビートルズ)

一番思い入れがある曲は【ウーマン】です。
理由は簡単、一番最初に聴いたジョン・レノンのビートルズ以外の曲だから・・




キャスタリア

2011年12月07日 20時05分20秒 | 音楽


YMOのキャスタリアを無性に聴きたくなりましたので記事にしてみました。
YOUTUBEにはライブ等の映像がありましたが、オリジナルの完成度が好きなので敢えて音源のみ・・・

うーん、この曲は不安、恐れ、悪夢などのトラウマ的イメージだと思っていましたが
改めて聴くと凄く綺麗で美しい曲ですね。

30年以上前の曲なのに今聴いても古さを感じない。
ちょっとこれCD欲しいな、マジで・・・・

マイ・バック・ページ

2011年12月04日 20時34分13秒 | 映画


川本三郎の同名書籍の映像化作品。

1969年からの激動の日本。
この作品の時代を知っているか、知っていないかで感じるものは違うと思います。
私はこの時代の空気を感じる事が出来ました・・・・

と、ゆうのは私の幻想、もしくは思い込み・・・はたまた気のせいです・・ゴメンナサイ。

なぜなら1969年に生まれた私は、当時の世相も考え方も知らない。
学生運動、過激派、左翼思想、報道の在り方は全て現代史の出来事。
後から知っただけに過ぎない歴史、ボブ・ディランの曲も全て・・・

そう考えると、予備知識はあるが、全く新鮮な感覚で観ることが出来ました。

作品は妻夫木聡演じる新聞社の記者と松山ケンイチ演じる活動家の梅山との不思議な友情関係。
妻夫木の演技も素晴らしいけど、松山ケンイチの危うい精神状態の若者が素晴らしいです。
松山ケンイチのアプローチは日本のデ・ニーロと言ってもいいくらいです、凄く幅が広い・・・

でもってこの梅山って男は凄く打算的、計算高いけど上手くいかない・・・
革命家なのにもっと頑張れよって逆に応援したくなる(笑)。
この辺がとってもデ・ニーロに似ています(笑)

妻夫木や松山、その他の人物がタバコを吸うシーンが多くあります。
これって時代を感じる演出の一部になっていますね、凄く印象深いです・・・

とても見応えある作品でした。