映画のキャッチコピーが「70億人が彼の帰りを待っている」でして・・・
原作が「火星の人」でしょ、でもってギリシャ神話の英雄オデュッセイアがモチーフになっていますね。
ただ一つ言いたいことは映画配給会社はキャッチコピーをもう少し考えないと・・・って思います。
これではあきらかに100%地球へ帰ってくるストーリーだと分かってしまう。。。
予定調和だなぁ~ 作品の本質は諦めない精神と努力(少し楽天的に)
そして周りの協力と友情(人類愛)などなど。。。物凄くアメリカナイズされた作品ですね。
別にそれが悪いとは言いません、以前に観た「ゼロ・グラビティ」も信じられない方法で地球に帰還しました(笑)
やっぱりハッピーエンドじゃなきゃダメなところがハリウッド作品には多いので。
個人的には60年~70年代のどうしようもなく救われないニューシネマみたいな作品がやっぱり好きです。
こうなにか傷を残すような・・・観終わった後の喪失感というか絶望感というか・・・
作品自体はマット・デイモンがかなり頭がよくてたくましい男性像でカッコいいです。
人物像にはかなり感情移入できて「500日近くも火星で一人ぼっちなんて孤独で仕方がない」と私も思う(笑)
あと、今後の宇宙開発は中国がきているのか、すでにそうなのか。。。。
その辺は現実的でなんとも複雑な気持ちになりました。
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