1981年の西ドイツ作品。
すべての映画は青春映画だと思います。
主人公は問題を抱える、問題に立ち向かっていく、そんでもって悩む・・・
そう思って観るとすべての作品は愛おしく思えませんか(笑)
このクリスチーネさんの実話を元にしたこの作品も青春映画ですね。
西ドイツに母親と暮らす14歳のクリスチーネはちょっとした好奇心からドラッグ、窃盗、売春に染まっていく・・・
ヘロインを車の中でやっている友達に対して。
クリスチーネ「私は嗅いでみる」
友達「考え直せよ・・・」
クリスチーネ「これ一度きりよ」
友達「みんなそう言う」
クリスチーネ「コントロールできるわ・・・」
常識的に考えてコントロールなんて出来ないから・・・ やっぱり無理です。
これからのクリスチーネの堕ちっぷりが酷いです。
クスリをやりたいが為に金が要る→売春→もっと廃人に・・・
きっかけはボーイフレンドへのちょっとした反発だったのですが。
思春期のローティーン女子の不安や悩み、ちょっと冒険してみたいお年頃・・・がよく描かれていて
悲惨な話なのですが、青春映画の特色もよく出ていて思ったよりも良くできた作品でした。
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