小説を読んだので映画も観てみました。
うーん、なぜか不思議な感覚です・・・
小説が西村賢太さんの自伝としたらこの作品は別物ですね。
それというのは物語としては面白くないですけど、小説家西村賢太の半生としてみれば凄く感情移入出来る。
けして駄目人間では多分ないと思う・・・
しかし惨めな青春であることはヒシヒシと伝わってくる作品でした。
まぁ森山未來の独特な演技が凄いです・・・
もう卑屈で世間知らずでガサツで酷い男(笑)友達としてはNGです。
「この愛すべき、ろくでナシ」←そうですね、異論ありません(笑)
覗き部屋のシーンで昔の彼女が風俗嬢だった時の会話
「しないの?」「するよ!!」最低ですが大爆笑でした・・・
しかし前田のあっちゃんは地味な役ですね、地味すぎて作品のイメージに合っているので
正直演技が上手いのかどうか分かりません・・・
惨めな青春ってのも映画の題材としては70年代のアメリカンニューシネマみたいでしたので
けして嫌いな感覚の作品ではありませんでした。
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