MASTER PIECE

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2013年04月29日 22時41分08秒 | 音楽



レッド・ツェッペリンの4作目の作品。
便宜上レッド・ツェッペリンⅣとか「フォー・シンボルズ」と呼ばれていますが。
実際にはアルバム名は無くて「無題」のアルバムらしいです・・・
だからバンド名も題名もジャケットにはないですね。

洋楽を聴きだしてもう30年以上経ちますが、色々な洋楽を聴いてきた中で
最終的にはこのアルバムか、ビートルズの【レット・イット・ビー】に淘汰していく気がします・・・

このアルバムには、私の青春、記憶の中の人達、友達、初恋、家族、興奮、希望、哲学、音楽の素晴らしさ
感動、悲しみ、十代の頃に観た風景、色々な不安や苛立ち、若くして自殺した友達の思い出、事故で死んだ旧友
笑った事、泣いた事、馬鹿騒ぎした事、そして実際にコンサートで観たペイジ&プラントの鳥肌が立つほどの高揚感。
数多くの人生のエッセンスが詰まっています・・・

この前、ショッピング・モールにDVDやCDを買いにショップに立ち寄った時に
何気なく洋楽CDを物色していたら、多分高校生の女の子がこのCDを手に取って見ていました・・・
なにか凄く選んでいるようでしたので、無粋と思いながらも横から「それ、いいですよ、私はお気に入りです」って言ったら。
「えっ、やっぱりいいんですね、これ」「楽器かなにかやるの?」って聞いたら、「えぇ、ギターですけど・・・」
「ペイジ、好きなんですか?」「はい、ハードロックが好きなんですけど、昔のやつも聴いてみようかな、なんてね・・」
「私はそれ聴いて人生が変わりましたよ、悪い方にですけど(笑)」って言ったら、笑ってくれました・・・(笑)

そんなことはさておいて・・・

やっぱり良いです、この作品はいつ聴いても新鮮で新しい感動を与えてくれる
私の中では音楽のジャンルを問わず一番好きなアルバムです