読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

千両花嫁―とびきり屋見立帖

2009-02-20 | 時代小説
千両花嫁―とびきり屋見立帖
山本 兼一
文藝春秋

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『時は幕末。将軍の上洛にわきたつ京の都で、真之介とゆずは道具屋を構えた。ゆずは名代の茶道具屋の愛娘。真之介はその店の奉公人だったが、駆け落ちして夫婦になったばかり。一癖ある手代たちを仕込みながら、いわくつきの御道具をさばき、新撰組や龍馬、高杉と渡り合う。夫婦の成長を軸に、京商人の心意気を描いた傑作連作短篇集。真之介の啖呵に惚れ、ゆずの京ことばに心和む。 』

はんなりほっこり・・・でも京のいけずも、激動の幕末の様子もしっかり描き込み、面白い。

こういう軽みのある小説が読みたいなぁ。

本書、オール読物に連載された短編集。
オール読物に載るってこと自体がかなりステータスらしい。
最近そういう知識を得たのだけど、気をつけてみたい。




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