読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

隆慶一郎全集

2009-10-31 |  隆慶一郎
隆慶一郎全集が出てますねぇ。→ 新潮社のページ
全19巻だそうです。
"書斎"と呼べる部屋と書棚があれば……ほしいですが…。

手に入りにくい、未読の本が出れば買おうかな。



隆慶一郎全集第一巻 吉原御免状
隆 慶一郎
新潮社

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タルト・タタンの夢

2009-10-31 |  近藤史恵
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)
近藤 史恵
東京創元社

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『カウンター七席、テーブル五つ。下町の片隅にある小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのシェフは、十年以上もフランスの田舎のオーベルジュやレストランを転々として修行してきたという変わり者。無精髭をはやし、長い髪を後ろで束ねた無口なシェフの料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんなシェフが、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。定連の西田さんはなぜ体調をくずしたのか?甲子園をめざしていた高校野球部の不祥事の真相は?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか…。絶品料理の数々と極上のミステリ7編をどうぞご堪能ください。 』


これはビストロ版香菜里屋だなぁと思いながら、
香菜里屋亡き後ここもいいですねぇ。

ただ香菜里屋は毎日でもいいですけど、やはりフレンチは毎日はもたれるかな。
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芸術新潮 2009年 10月号

2009-10-31 | その他
芸術新潮 2009年 10月号 [雑誌]

新潮社

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『〈大特集 大胆歴史ロマン〉
梅原猛が解き明かす 古代出雲王朝
【グラフ】神をたずねて、東へ西へ
  神の木肌○出雲市・須佐神社
  沈む日の宮にて○出雲市・日御碕神社
  わが御心すがすがし○雲南市・須我神社
  荒ぶる神の愛の住処○松江市・八重垣神社
  国譲りの海○出雲市・奉納山公園より
  風土記の人の眠る丘○松江市・岡田山古墳
【第1章】出雲王朝はスサノオからはじまった
  八雲立つ 出雲八重垣
  妻籠みに 八重垣作る その八重垣を○雲南市・須我神社
  美女を娶らばオロチ退治○松江市・八重垣神社
  海山のあいだの威容○出雲市・日御碕神社
  海人たちの聖地○出雲市・日御碕灯台
【第2章】オオクニヌシ 出雲王朝を繁栄させた大王
  国引きの神の座○出雲市・長浜神社
  オオクニヌシ不死身伝説○鳥取県南部町・赤猪岩神社
  玉と温泉○松江市・玉造温泉
  奇祭で祀るオオクニヌシ○兵庫県姫路市・射楯兵主神社
  諸手船神事に隠された王朝秘史○松江市・美保神社
  壮麗! 大社造り三重奏○松江市・佐太神社
【第3章】考古学が語る古代出雲王朝
  国生みの島をたずねて○兵庫県南あわじ市・沼島
  王朝の証明○雲南市・加茂岩倉遺跡出土
  播磨と出雲のただならぬ関係○兵庫県西宮市・辰馬考古資料館
  弥生芸術の最高傑作○兵庫県神戸市・桜ヶ丘遺跡出土
【終章】出雲王朝を封じたのは誰だ?
  国譲り、陽は落ちて○出雲市・稲佐の浜
【古代出雲王朝 探訪図】
  
・・・ほか    』

梅原猛さん自身が神々の流竄に書かれている内容を間違っていたと認めているという…これは読まなくちゃいけないというものではないか。

要するに、出雲神話がほんとうにあるならば出雲に古代遺跡がなければならないのにないということは出雲神話はフィクションだと言っていたのが、最近古代遺跡が次々に発掘されているので、フィクションではないと認めるということで。

で、そうなるとどのように解釈するかについては、また本を書くということになるらしい。
うーん 御歳84歳。

出雲などの神社をいくつも回られていて、写真豊富(というかそういうビジュアル系の雑誌のようです)で、例えばQED 出雲神伝説の舞台を確認できるのはうれしい。

しかしながら、QED 出雲神伝説で提起されていた、大和出雲のことや出雲大社の拝殿の不思議や元出雲神社のことなどは触れられていなくて、ちょっとばかり私が今知りたいこととはずれているかな。

ま、御大が自分で間違っていたと認めるという画期的な表明にはなったわけだけれど。
でも、じゃ、隠された十字架―法隆寺論とかはどうなるんでしょうねぇ(私が知らないだけで、どっかで間違いだって認めていらっしゃるのかな)


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ジャンピング・ジェニイ

2009-10-31 | 海外ミステリー
ジャンピング・ジェニイ (創元推理文庫)
アントニイ・バークリー
東京創元社

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『屋上の絞首台に吊された藁製の縛り首の女―小説家ストラットン主催の“殺人者と犠牲者”パーティの悪趣味な余興だ。ロジャー・シェリンガムは、有名な殺人者に仮装した招待客のなかの嫌われもの、主催者の義妹イーナに注目する。そして宴が終わる頃、絞首台には人形の代わりに、本物の死体が吊されていた。探偵小説黄金期の雄・バークリーが才を遺憾なく発揮した出色の傑作。 』


クラシカルな舞台劇を見ているような…。

世評の高い本書ではあるけれど…私の好みではありませんでした。

残念。

誰にでも行い得るような殺人なんて、つまんない。

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QED 出雲神伝説

2009-10-31 | 国内ミステリー
QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)
高田 崇史
講談社

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『奈良のマンション内、独身OLが出雲刀で惨殺された。密室殺人の手がかりは、壁に残された奇妙な紋様のみ。二週間前起きたひき逃げ事件の現場にも、同じ紋様が。遙か昔に実在したという忍び集団「出雲神流」との関連が疑われるなか、桑原崇と棚旗奈々は現場を訪れた。古代出雲にまつわる忌まわしき真実が明らかにされる。QEDシリーズ最新作出雲神話が甦る!! 』


久しぶりのQEDシリーズである。熊野(2005)以降読んでいない。

久しぶりに読もうと思ったのは奈良が舞台だから。
寡聞にして、奈良に出雲があり、それが出雲の大本だということは知らなかった。

QEDシリーズは取ってつけた殺人事件と伝奇部分の乖離がいやで読むのをやめていたのだけれど、本書は伝奇部分だけの興味で読んだ。

参考文献に当たってみたい。

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宗像教授伝奇考 1~3

2009-10-29 | その他
宗像教授伝奇考 1 (ビッグコミックススペシャル)
星野 之宣
小学館

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『[宗像教授異考録]の原点にあたる名作[宗像教授伝奇考]を、小学館特製版として発刊!! 神話・伝承の裏側に潜む、美しくも恐ろしい古代の旅へ…プロフェッサー宗像がご案内します。

file.1:白き翼 鉄(くろがね)の星・前編
file.2:白き翼 鉄(くろがね)の星・後編
file.3:潮盈珠(コトミツタマ)
file.4:宗像の海
file.5:贄(にえ)の木
file.6:巨人(ダイダラ)伝説 』


宗像教授伝奇考 2 (ビッグコミックススペシャル)
星野 之宣
小学館

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『file.7:両面宿儺(りょうめんすくな)
file.8:狗(いぬ)の骨
file.9:鉄人の逆襲
file.10:女たちの神
file.11:鼠浄土
file.12:白雪(しらゆき)の伝説 』


宗像教授伝奇考 3 (ビッグコミックススペシャル)
星野 之宣
小学館

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『file.13:佐用姫(さよひめ)の河
file.14:彗星王・羅睺(らごう)編
file.15:彗星王・計都編
file.16:牛王(ごおう)の訪来
file.17:瓜子姫殺人事件
file.18:酒呑童子異聞   』


大英博物館で「マンガ:宗像教授の大英博物館冒険」展が開かれると新聞で読んで、どんなものだろうと読んでみた。

絵が美しいと言われたそうだが、特にこれが美しいとも思えない。

こういう伝奇ものについてある程度の予備知識がないと理解が難しいのではないかと感じたがどうなのだろう?
ひとつひとつのエピソードが短くて物足りなく思う。



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Country Living's Country Quilts

2009-10-28 | パッチワーク
Country Living's Country Quilts

Hearst Books

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『 キルトほどアメリカの魂を如実に表しているものはないかもしれない。倹約、技術、忍耐、そして芸術性を等しく組み合わせたもの、それがキルトだ。過去のかけら、無価値なようにも思える布切れが精密に縫い合わされる。仕上がったキルトは勝利の証しであり、作り手を雄弁に物語るものでもあり、見る者にとっては喜びでもある。そんな宝物をキルト好きの人びとがベッドルームから連れ出してから長い時が流れ、今ではあらゆる部屋をキルトで飾る独創的な方法が数え切れないほど生み出されている。ポーチから食糧貯蔵室にいたるまで、キルトは家じゅうを生き生きと活気づけている。
本書では、『カントリー・リビング』誌の編集者たちがアメリカでもっともすばらしいキルト作品の数々を紹介している。

『Country Quilts』にはキルトへの敬意があふれる写真に加え、20種類の見事なパターンを家庭で作るための親切で分かりやすい解説も収録されている。それぞれのパターンには仕上がり図が添えられているほか、必要な布の量がわかる表も付いている。キルト作りの解説には、カラフルで丁寧なイラストが添えられている。さらに、トレーシングや切り取りもできる原寸大のパターンピースも用意されている。 』


これはキルトの本というよりはカントリー・リビングの本でした。

いろいろなタイプのカントリーハウスがあって、そういう点ではGOOD! 

あんまりキルト作りには役立たなかったかな。
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アンフェアな月―刑事 雪平夏見

2009-10-28 | 国内ミステリー
アンフェアな月―刑事 雪平夏見 (河出文庫)
秦 建日子
河出書房新社

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『生後三ヵ月の赤ん坊が誘拐された。錯乱状態の母親、具体的な要求をしない奇妙な誘拐犯、翻弄される捜査本部。そんな中、遺留品が発見された山中から掘り出されたものとは…バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして「無駄に美人」。ベストセラー『推理小説』に続く、刑事・雪平夏見シリーズ第2弾。 』


推理小説」が面白かったので、続いて2冊目。

これも期待を裏切らない。
ミステリーとしては読める展開ではあるけれど、やっぱり人間の気持ちが自然で読んでいて引っ掛かるところがない。
雪平夏見の中に私がいるってこと?(笑)

犯人の独白を顕すのに黒地のページを使ったり、遠くで聞こえる声を小さく書いてみたり・・・媒体としての活字の使い方が面白かった。
絵本じゃなくてもこのくらいはできるよ。
著者が映像畑のひとだからこそのアイデアではあるのだろうけれど。

これは原稿の段階でもこうだったのかしら?
原稿用紙にインクで(鉛筆で)書いていてはこうはならなかったわね。
新しい可能性だと私は思うけれど、異論はあるかもしれない。


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田舎の刑事の趣味とお仕事

2009-10-27 | 国内ミステリー
田舎の刑事の趣味とお仕事 (創元推理文庫)
滝田 務雄
東京創元社

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『彼の名は黒川鈴木。姓名どちらも姓に見えるという点で、まあ珍名の部類に入る。職業は警察官。階級は巡査部長。既婚で子供はない。ふだんはヒマでも、事件が起これば無能な白石と真面目な赤木、二人の部下を連れて現場に急行する。起こる事件は本ワサビ泥棒、カラス騒動…。第三回ミステリーズ!新人賞受賞作から始まる愉快な脱力系ミステリ短編集。 』


この世界はこの世界で確立していると思うのだが
残念ながら、マッタクはまれなかった。
自分を投影できる(好きになれる)キャラがいない。


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古希祝い―定町廻り同心・榊荘次郎

2009-10-26 | 時代小説
古希祝い―定町廻り同心・榊荘次郎 (時代小説文庫)
伊藤 致雄
角川春樹事務所

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『朝七ツ半。賊が押し入ったとの報せを受けて、北町奉行所の定町廻り同心・榊荘次郎は、材木町の近江屋へと駆けつけた。押し入った賊は二人組で、盗られたものは千両箱ひとつ、殺されたものはいなかったが、貞吉という手代が行方不明となっていた。荘次郎は手代の貞吉が引き込み役だった可能性も考えて探索に向かうのだったが…(「ちびりの瀬兵」)。荘次郎と三人の師の鮮やかな推理で贈る、書き下ろし連作時代小説短篇。 』


兵庫と伊織のシリーズが面白かった伊藤さんだが、この榊荘次郎のシリーズは前作がイマイチだったのに、念のためこれも読んでみたが、やっぱりどうも受け付けない・・・。
荘次郎の立ち位置が中途半端で・・・いっそ安楽椅子ものにしてしまったらいかが? 

古希祝い、表題作になっているのだから自信の一作ということになるのだろうけれど、なんだか唐突に托卵の話で・・・なんでこんな話くどくどと?


兵庫と伊織の続きが読みたいなぁ。





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