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読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2016年4月の読書記録

2016-04-30 | その他
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5122ページ

フランス人がときめいた日本の美術館フランス人がときめいた日本の美術館感想
フランス人がときめいた日本の美術館ってどれだろうという興味で読む。すでに見た美術館もソフィーさんの視点で見ると新鮮。行きたかった美術館、知らなかった美術館もたぶんすてきなのだろう。日本美術史と日本史の概観がほんの数ページなのに秀逸。ほぼ東京・京都周辺に限られていることと、オールカラーとはいえA5に満たない大きさ(144ページ)で¥2376はちょっと高い。
読了日:4月29日 著者:ソフィーリチャード
若冲若冲感想
図書館で順番待っててもいっこうに回って来ないのでついに購入。若冲の代表作をモチーフにうまく物語をつないでいて面白かった。通奏低音になっている妻の自死、どこまで史実で追えるのかなぁ。
読了日:4月28日 著者:澤田瞳子
モップの精は旅に出るモップの精は旅に出る感想
お久しぶりのキリコちゃんでしたが、すぐに溶け込めて楽しみました。完結との告知が残念。またどこかで!
読了日:4月28日 著者:近藤史恵
東京帝大叡古教授 (小学館文庫)東京帝大叡古教授 (小学館文庫)感想
門井さんのナマ硬い文章とか蘊蓄とかが気にならず、面白く読んだ。門井さんは歴史小説の方が合うのかもしれない。(TVドラマ:藤木直人はちょっと違うと思うけど)
読了日:4月27日 著者:門井慶喜
吉原詣で 鎌倉河岸捕物控(二十八の巻) (ハルキ文庫 さ 8-48)吉原詣で 鎌倉河岸捕物控(二十八の巻) (ハルキ文庫 さ 8-48)感想
どうしても宗五郎さんは菊五郎さんのイメージで読んでしまう。近年の中では面白い巻。
読了日:4月25日 著者:佐伯泰英
怪盗の伴走者 (ミステリ・フロンティア)怪盗の伴走者 (ミステリ・フロンティア)感想
安西はこれでいいのだろうか。なんだかなぁ、釈然としない。
読了日:4月21日 著者:三木笙子
ホテル・コンシェルジュ (文春文庫 か 48-4)ホテル・コンシェルジュ (文春文庫 か 48-4)感想
九鬼さんのキャラは嫌いではないが、ホテル・コンシェルジュと銘打ちながら特定の個人のそれもほぼホテル外の問題の解決でがっかり。
読了日:4月18日 著者:門井慶喜
眩感想
資料を駆使されているが、説明が過剰になりすぎずいい塩梅で楽しく読むことができた。小布施に行くことになった経緯など付帯的に北斎のこともわかるのが儲けもの。表紙の絵は初見。蔦屋などこの時代の絵師関係の小説はよく読むのでお栄もおなじみだが、「江戸のレンブラント」なんて初めて聞いたが? 
読了日:4月14日 著者:朝井まかて
真紅の人真紅の人感想
猿飛佐助はフィクションだが、佐助という人は資料にも登場するようで『真田丸』ではすでに登場している。本書の佐助はあの佐吉の妾腹の子という設定(?!) 様々な歴史資料を織り込んで興味深い内容だとは思うのだが、小説としてはいただけない。
読了日:4月14日 著者:蒲原二郎
書店猫ハムレットのお散歩 (創元推理文庫)書店猫ハムレットのお散歩 (創元推理文庫)感想
コージー・ミステリの定石通り進むが、黒猫ハムレットがかわいいので、まあいいっか~。猫だけでは弱いと思ったのか犬(イタリアン・グレイハウンド)も登場。シリーズ2作目だが、次も読もうかな。
読了日:4月9日 著者:アリ・ブランドン
繚乱繚乱感想
さらさらと読了。警察官の再就職とかパチンコ業界との癒着とか、元警官2人がはちゃめちゃやってるようで情報量もすごい。
読了日:4月8日 著者:黒川博行
東大寺の暗号 (講談社+α文庫)東大寺の暗号 (講談社+α文庫)感想
暗号というほどの暗号ではないが、早良親王とお水取りの関係とか、正倉院の御物がなぜこれほど素晴らしいのか等、とても興味深かった。
読了日:4月6日 著者:関裕二
THE ARK 失われたノアの方舟 下 (タイラー・ロックの冒険1)THE ARK 失われたノアの方舟 下 (タイラー・ロックの冒険1)感想
そう来たかというノアの方舟。その程度の内容に長かったなぁ。竹書房はジェームズ・ロリンズの2匹目のドジョウを探しているんだろうが、なかなかね。
読了日:4月4日 著者:ボイド・モリソン
THE ARK 失われたノアの方舟 上 (タイラー・ロックの冒険1)THE ARK 失われたノアの方舟 上 (タイラー・ロックの冒険1)感想
長い間積読だったが、本棚の整理のため読みかけた。映画レベルの登場人物と筋立てでげんなりだが、とりあえずノアの方舟をどう解釈しているかの興味のみで下巻へ。
読了日:4月4日 著者:ボイド・モリソン
まっさら 駆け出し目明し人情始末 (角川文庫)まっさら 駆け出し目明し人情始末 (角川文庫)感想
文庫書き下ろし時代小説は"読みやすい"ことが第一義だと思う。六松の造形はよかったが、(いつものことだが)こんなに筋をややこしくする必要はない。田牧さん、期待しているのだが。 こういう時代劇そのままの口調は(現代語を話す時代小説が増えた現在では)読みづらいことに気づき、面白いものだなと思った。
読了日:4月2日 著者:田牧大和






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