読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2018年9月の読書記録

2018-09-30 | その他
読んだ本の数:29
読んだページ数:9595


海底の道化師 新東京水上警察 (講談社文庫)海底の道化師 新東京水上警察 (講談社文庫)感想読んでいて違和感が消えなかったのは、これがハリウッド映画の劣化したコピーだということ。日本人のありようとは違う。せっかくシリアスなディテールをこしらえたのに台無し。ま、好みはそれぞれだが。読了日:09月30日 著者:吉川 英梨
鯖猫長屋ふしぎ草紙(五) (PHP文芸文庫)鯖猫長屋ふしぎ草紙(五) (PHP文芸文庫)感想ページターナーではある。画を描かなくなっちゃったんだね。読了日:09月29日 著者:田牧 大和
豹変豹変感想豹変ではなく狐憑きの話でした。狐憑きも科学で考えることができるということで。(豹変は狐憑きの一種なのか?)とりあえず軽く面白く読みました。 読了日:09月28日 著者:今野 敏
おだまり、ローズ: 子爵夫人付きメイドの回想おだまり、ローズ: 子爵夫人付きメイドの回想感想イギリスの子爵夫人なのだが、先祖伝来の子爵でも子爵夫人でもないので、面白い読み物であったけれど、本来の英貴族の生活はわからないと思う。第2次世界大戦時の様子等興味深い。読了日:09月27日 著者:ロジーナ ハリソン
『ヤバいビル』 1960-70年代の街場の愛すべき建物たち『ヤバいビル』 1960-70年代の街場の愛すべき建物たち感想ヤバいビルとは、(昔からの意味の)悪いヤバいではなくて(新しい意味の)良いヤバいビルの意らしい。全部でいくつのビルが紹介されているのかわからないが、カテゴライズされてずらっと並んでいると壮観。市井のキッチュなビルがお好きらしい。私は面白いとは思うが、残念ながら好きではない。有名建築をパクったものも多いのだけど(しかも数種を混ぜちゃったりして)サヴォア邸風はやめてほしい。あんな細い足は(危険という意味で)ヤバいだろうと思う。そういう意味では見るなら急いだほうがいいかもしれない。読了日:09月25日 著者:三浦 展
花だより みをつくし料理帖 特別巻花だより みをつくし料理帖 特別巻感想どうしてこうも簡単に手もなく涙腺を緩めてしまうのか。それぞれのその後、堪能しました。読了日:09月25日 著者:髙田郁
水の都 黄金の国水の都 黄金の国感想積読の山の中から。三木さんおなじみの世界観だが舞台はヴェネツィア。それなりのトリビアもちりばめて楽しかった。読了日:09月23日 著者:三木 笙子
壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか (祥伝社新書)壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか (祥伝社新書)感想関ケ原の地理的、地学的特殊性を考察するのかと思ったら、この2つの戦いのみに限定することなくだらだらと・・・。磯田さんの帯に煽られて読んだが・・・。読了日:09月22日 著者:本郷 和人
交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)感想面白い警察小説を探してどこかで薦められているのを見たので。芝居が少々クサイが、まぁ読めた。堂場さんってなんか読んだなぁと思ったら『雪虫』だった。読了日:09月22日 著者:堂場 瞬一
完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 下 (竹書房文庫)完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 下 (竹書房文庫)感想途中腰砕けになったらどうしようかと思ったが、なんとか大団円につなげてよかった。USA特に南部の黒人差別は根強く、こういう物語が成立し、特に問題視されることもなくベストセラーになるほどなのだなと改めて・・・(大統領からしてそうなのだが)読了日:09月21日 著者:デイヴィッド・バルダッチ
完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 上 (竹書房文庫)完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 上 (竹書房文庫)感想完全に前作の記憶がなかったのだが(笑) 読みかけると一気。下巻へ読了日:09月21日 著者:デイヴィッド・バルダッチ
ヒトラーの試写室 (角川文庫)ヒトラーの試写室 (角川文庫)感想円谷英二さんの存在は史実だが、他はどこまでが史実なのか。ま、そんなことより、言いたいことさえ伝わればよいか。原爆もほんとうに落とさなくても特撮でいいじゃないかという発言には苦笑。読了日:09月18日 著者:松岡 圭祐
プラド美術館の三時間 (ちくま学芸文庫)プラド美術館の三時間 (ちくま学芸文庫)感想プラド美術館展で購入。100年ほど前の古典だが訳は新しく読みやすい。けっこう辛口の批評だがそれなりに頷けて楽しい(プラド美術館展で売っているくらいだもの)その後プラド美術館も、印象派の絵の保存状態も良くなっているに違いない。読了日:09月14日 著者:エウヘーニオ ドールス
けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本感想NG例のレベルが低すぎではないか。割と上品に仕上げるのがこの著者の好みらしい。読了日:09月12日 著者:ingectar-e
鍵のかかった部屋 5つの密室 (新潮文庫nex)鍵のかかった部屋 5つの密室 (新潮文庫nex)感想80年代生まれの4人の作家さんに、御大がトリ。陳腐と言われても仕方のない設定をそれなりに面白く仕上げたのはさすが。読了日:09月11日 著者:似鳥 鶏,友井 羊,彩瀬 まる,芦沢 央,島田 荘司
砂洲にひそむワニ砂洲にひそむワニ感想コージーというか歴史ロマンスというか。エジプトは好物だし、当時の発掘の様子、エジプト観光の様子等楽しかった。読了日:09月08日 著者:エリザベス・ピーターズ
ロマンス作家「殺人」事件 (扶桑社ミステリー)ロマンス作家「殺人」事件 (扶桑社ミステリー)感想ちょっとめんどくさいコージー。読了日:09月07日 著者:エリザベス ピーターズ
燃える部屋(下) (講談社文庫)燃える部屋(下) (講談社文庫)感想えらそうな言い方だが、悪くはない。後半は訳文にも慣れてきたし。読了日:09月07日 著者:マイクル・コナリー
燃える部屋(上) (講談社文庫)燃える部屋(上) (講談社文庫)感想ボッシュのシリーズを敬遠しがちなのは訳文なのだなと改めて気づかされた。脳内で私好みの訳に翻訳しなおしながら読むのでめんどくさい。
読了日:09月07日 著者:マイクル・コナリー
地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために (ブルーバックス)地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために (ブルーバックス)感想大学入試の時、第2志望が地学科だった。なんとなく懐かしく読んでみたが、マクロな地学がメインで、もっとミクロな地学が好きだった。日本にいて地震を避けるなんて考えは土台無理なのだなぁ。読了日:09月06日 著者:鎌田 浩毅
ザ・ジョーカー (講談社文庫)ザ・ジョーカー (講談社文庫)感想面白い"大沢在昌"に出会いたいのだが。読了日:09月06日 著者:大沢 在昌
東大寺のなりたち (岩波新書)東大寺のなりたち (岩波新書)感想著者がイスラムの研究者だとは知らなかった。もう1歩内部情報に触れられているかと思ったが、割りときれいごとで終わったような。逆に別当ともなればそうでなければならないのかな。読了日:09月06日 著者:森本 公誠
砂漠の空から冷凍チキン (集英社文庫)砂漠の空から冷凍チキン (集英社文庫)感想『白夜の爺スナイパー 』が面白かったので第2作の本書を。イラク戦について詳細は興味深かったが(著者もこっちを書きたかったのだろうが)こういうものを求めてはいなかったのだなぁ。読了日:09月05日 著者:デレク・B・ミラー,加藤 洋子
戦国大名と分国法 (岩波新書)戦国大名と分国法 (岩波新書)感想戦国大名とは言っても結城、伊達、六角、今川、武田の五家のもの。読了日:09月05日 著者:清水 克行
日本史真髄 (小学館新書)日本史真髄 (小学館新書)感想久しぶりの井沢節。読了日:09月05日 著者:井沢 元彦
犬神家の一族 金田一耕助ファイル 5 (角川文庫)犬神家の一族 金田一耕助ファイル 5 (角川文庫)感想むか~し読んだことがあるはずなのだが、まったく記憶がなく。また映画化されたようなので一読。う~ん・・・こんなに文章が下手だったか。読了日:09月04日 著者:横溝 正史
ひとだま 隠密絵師事件帖 (集英社文庫)ひとだま 隠密絵師事件帖 (集英社文庫)感想本書、あまり人気がないようだが私は気に入っている。読了日:09月03日 著者:池 寒魚
戦国日本と大航海時代 - 秀吉・家康・政宗の外交戦略 (中公新書 2481)戦国日本と大航海時代 - 秀吉・家康・政宗の外交戦略 (中公新書 2481)感想日本には一度もマスターカントリーがなかったのを誇る気持ちはあっても、なぜかということを考えたことがなかったということに気づき、すごい視点の本を読んだなぁと感動。群雄割拠の戦国時代も無意味ではなかったんだという驚き。実に興味深い。読了日:09月02日 著者:平川 新
ベラスケス 宮廷のなかの革命者 (岩波新書)ベラスケス 宮廷のなかの革命者 (岩波新書)感想超絶技巧のベラスケス、その描画技術は印象派のはるか昔。マネが「画家の中の画家」と評価したのも頷ける。ベラスケスが画家だけではなく宮廷人との二足の草鞋を履いたのは吉か凶か。プラド美術館展は来ているがラス・メニーナスは来ていないので、近々大塚美術館にレプリカを見に行くつもり。ベラスケスの直系の血筋が現在のスペイン国王フェリペ六世につながるとは運命というか・・・。読了日:09月01日 著者:大高 保二郎



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2018年8月の読書記録

2018-08-31 | その他
読んだ本の数:23
読んだページ数:7093


半落ち (講談社文庫)半落ち (講談社文庫)感想
今さらだが古書店で目についたので。"美談"なのだろうか。ただの独りよがりにしか思えないが。
読了日:08月25日 著者:横山 秀夫
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。感想
川上さんの本は2冊目。これらのギャグの元を全部わかる人はどのくらいいるのだろうと思いながら楽しく読了。(ギャグはもうちょっと減らした方がいいかも。ちょっとウザい)鳥たちについての内容がどのくらい記憶に残るのかは少々疑問なのだが、吸血鬼についてとクマについては忘れないかなぁ。
読了日:08月24日 著者:川上 和人
女一匹シベリア鉄道の旅 (コミックエッセイの森)女一匹シベリア鉄道の旅 (コミックエッセイの森)感想
中3のときシベリア鉄道に乗りたいとロシア語の勉強を始めた級友が居た。英語ですら四苦八苦していた私は傍観するしかなかったが。本書、女一匹でシベリア鉄道(だけではないが)の旅を、もっとつらいことも多かったでしょうにそこはサラッと、よい思い出にまとめ上げた。著者には他の土地への旅の著書も多数。うらやましいな。
読了日:08月23日 著者:織田博子
平城京の住宅事情: 貴族はどこに住んだのか (歴史文化ライブラリー)平城京の住宅事情: 貴族はどこに住んだのか (歴史文化ライブラリー)感想
苦節3年、ようやく読み終わった。著者は考古学の方で、誠実に今わかっていることを伝えようとされていることはわかるが、平城京で身分が高いほど一等地(宮に近いところ)を与えられたという通説は当たらないということを言うためには紙数が多すぎで、例えば長屋王邸などのポイントをピックアップし、詳述した方が面白い読み物になったのではないか。素人の興味に応えるような読み物を志向するような意思はないと言われればそうなのだろうなと思うしかないが。

読了日:08月23日 著者:近江 俊秀
悪意の夜 (創元推理文庫)悪意の夜 (創元推理文庫)感想
ヘレン・マクロイの全冊踏破を目指している人向き。これが邦訳最後になったのもむべなるかな。
読了日:08月23日 著者:ヘレン・マクロイ
「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)感想
Eテレ「知る楽」のテキストを加筆訂正したもの。私は「怖い絵」は好きじゃないことを確認。大塚国際美術館を結局レプリカの陶板じゃないかと軽侮する気持ちがあったのだが、それなりに見るべきものがある(ホンモノをすべて見ることなど一般人にはムリ)と知らされた。大塚国際美術館自体もちょっと行きにくいところにあるのだが、ま、そのうち。
読了日:08月22日 著者:中野 京子
変幻変幻感想
シリーズ最終作だそうだが、なぜそう決められるのかわからない。ボンの取り柄をもっと詳らかにできるとよかったのだが。
読了日:08月20日 著者:今野 敏
夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)感想
吉原が舞台。そんな小説は数々読んだが、吉原火消しは初めて知った。私もこっちの方が好き。
読了日:08月14日 著者:今村翔吾
消えたベラスケス消えたベラスケス感想
ベラスケスのチャールズ一世かもしれない絵に惚れ込んだ19世紀のジョン・スネアの人生を追い、ひいては17世紀のベラスケス自身の生涯をも追うことになる21世紀のイギリスの美術評論家によるノンフィクション。『プラド美術館展』が楽しみ♪
読了日:08月13日 著者:ローラ カミング
ベラスケスの十字の謎ベラスケスの十字の謎感想
ベラスケスのラス・メニーナスの様々な謎についての伝奇小説。右端の少年ニコラスを主人公にした児童文学。ひとつの解釈として面白かったが、すべての謎が解けたとか納得したとかまでは思えない。ベラスケスのおかげで無能王フェリペ4世が記憶されるのも興味深い。
読了日:08月11日 著者:エリアセル カンシーノ
春はまだか くらまし屋稼業 (時代小説文庫)春はまだか くらまし屋稼業 (時代小説文庫)感想
ご都合主義が鼻につく場面もあるが、いきなり文庫に多くを期待してもしかたないだろう。1作目よりは好み。
読了日:08月11日 著者:今村翔吾
暗い越流 (光文社文庫)暗い越流 (光文社文庫)感想
葉村晶2編、他3編の短編集。解説の近藤史恵さんの言ではないが、ぎりぎり穏便に済ませていただけたことを寿ぎたい。
読了日:08月10日 著者:若竹 七海
エラリー・クイーンの冒険【新訳版】 (創元推理文庫)エラリー・クイーンの冒険【新訳版】 (創元推理文庫)感想
旧版は読んだことがあるはずなのだが全く記憶はなく、新訳が出たということで読んでみた。全11編+序文で、ひとつひとつは短いのだが、中身が濃く、非常に読みごたえがあり面白かった。クイーンのファンでよかったと思うこと頻り。
読了日:08月09日 著者:エラリー・クイーン
喧嘩喧嘩感想
議員さん及びその秘書の世界もこんなものなんだろうね。忖度を受けた側はそんなことに気づけないと嘯く方がトップだもの。とりあえず一気読み。表紙のカマキリはやっぱり蟷螂の斧?
読了日:08月08日 著者:黒川 博行
稀代の本屋 蔦屋重三郎稀代の本屋 蔦屋重三郎感想
理に勝ちすぎていて情をそいだところはあるのだが、歌麿との確執や写楽の成立などきちんと史実を踏まえた上の表現が面白かった。最後の墓参りの場面、エンターテインメントとしては入れたかったかもしれないが、蛇足だと思うなあ。蔦重、運不運はあってもこれだけのビッグネームを(死後も)生み出したのは稀代のプロデューサーだったと思う。
読了日:08月08日 著者:増田 晶文
らんぼう 新装版 (角川文庫)らんぼう 新装版 (角川文庫)感想
主人公二人の掛け合いは面白かったのだが、短編集なためか強すぎてあっさり片付くのがいまいち物足りなかった。関西人には黒川さんの黒マメシリーズの方が合うかなぁ。
読了日:08月06日 著者:大沢 在昌
錆びた滑車 (文春文庫)錆びた滑車 (文春文庫)感想
長編はいろいろややこしくてたっぷり痛い。あんまり痛くない方がよいのだが・・・。"葉村晶クロニクル"が挟み込み。『暗い越流』(葉村晶2編を含む)を読み残しているようなので楽しみ。
読了日:08月06日 著者:若竹 七海
静かな炎天 (文春文庫)静かな炎天 (文春文庫)感想
続けて葉村シリーズを。短編6編。その分読みやすい。紹介されるミステリーがいちいち気になる・・・。特に未読の。
読了日:08月06日 著者:若竹 七海
さよならの手口 (文春文庫)さよならの手口 (文春文庫)感想
シリーズ新作の『錆びた滑車』を買って、その前の2作『さよならの手口』も『静かな炎天』も積読になっていることに気づき、本書から読んだ。本書はシリーズ3作目。1と2がとてもブラックなイヤミスだったので本書を読むのが嫌だったのだということは覚えていたのだが、だからって前作のことを細かく覚えているはずもなく、こんなテイストだったっけと思いながら読んだが、どうもかなり趣を変えていたみたい。よかった。ミステリー専門の古書店でバイトというところが若竹さんのマニアックな知識を生かせて面白い。
読了日:08月05日 著者:若竹 七海
暗殺者の烙印 (文春文庫)暗殺者の烙印 (文春文庫)感想
ガブリエル・アロンより前の作。1998年著ということで、古臭いというか生ぬるいというか・・・。その分読むのがラクとも言えるのだが。シリーズがあと1作訳されているようなので、ま、読むかな。
読了日:08月04日 著者:ダニエル シルヴァ
宛字百景─漢字と日本語の結び目をときほぐす宛字百景─漢字と日本語の結び目をときほぐす感想
図書館の新しく入った本コーナーにあったので何気なく。元は1986~1988年の新聞連載だったそうでそれから30年!当時はまだ見かけたのかもしれない"宛字"も死語になっているような、クイズのネタにもなりそうもないような・・・。昨今のキラキラネームはどうお考えか、案外面白がられるような気がする。明治期の宛字などはキラキラネームと同じような発想かと思うのだが。

読了日:08月02日 著者:杉本 つとむ
猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)感想
猫ものであって猫ではない、新しい趣向だがちょっと好みではなかったなぁ。最終巻が出たら読もうかな。(ヒトに戻れるんでしょ?)
読了日:08月02日 著者:かたやま 和華
特捜部Q―自撮りする女たち― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)特捜部Q―自撮りする女たち― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
シリーズ第7作。特捜部Qがチームとしてまとまってきた感じでそれがとてもうれしかった。様々な謎はもちろんそのまま積み残しているのだが、それが今後解決されていくだろうことが楽しみ。社会福祉、性善説では考えられない穴をねらう無恥な人々の存在はどうしたものだろう。
読了日:08月01日 著者:ユッシ エーズラ・オールスン



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2018年7月の読書記録

2018-07-31 | その他

読んだ本の数:21
読んだページ数:6209

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)感想藤沢さんが喜多川歌麿?とちょっと驚いて古書店で購入。さすがにそれほど艶っぽくはなく、藤沢さんの解釈による歌麿の画の変遷と葛藤、蔦屋との離れ、写楽の画の評価等楽しかった。読了日:07月31日 著者:藤沢 周平
兵感想道鬼斎のキャラは好きだが、幸村の伝奇的解釈は策に溺れた感じでどうも好みに合わない。読了日:07月30日 著者:木下 昌輝
ソフトカバー版 おてんばルルソフトカバー版 おてんばルル感想イヴサンローランが余業で20歳のころ(1956年)に描いたイラストというかマンガというか絵本。ブラックというかシュールというかフランスだね。当時働いていたディオール社ではディオールが楽しみにしていたらしい。(翌年ディオールは亡くなり、サンローランが21歳でチーフデザイナーになる。)なぜかフランソワーズ・サガンが気に入って出版をくどきおとしたのが1967年。サンローランが2008年亡くなった後、2009年の日本での出版になるのだが、この経緯を知らなければ読んでみようとは思わなかった。読了日:07月28日 著者:イヴ・サンローラン
死線のサハラ 下 (ハーパーBOOKS)死線のサハラ 下 (ハーパーBOOKS)感想美術修復師ガブリエル・アロン シリーズ 16作目、邦訳7作目。いちおうスパイ小説なのだが、超法規的存在になってしまっているのと、美術修復師の仕事ぶりが出てこなくなったのが少々不満。次作や邦訳されていない作品が早く出版されますように!読了日:07月27日 著者:ダニエル シルヴァ
死線のサハラ 上 (ハーパーBOOKS)死線のサハラ 上 (ハーパーBOOKS)感想前作から1年で細部ほぼ忘れているのだけど、うまく再放送を混ぜてくれて読みやすく、一気に下巻へ。読了日:07月27日 著者:ダニエル シルヴァ
美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書)美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書)感想(性別を問わず)"美貌のひと"である。知らない絵も散見し、解説もそういう見方もあるのかと思うこともあり、また知らなかったこともあり、で、なかなか興味深かった。この表紙の美貌のひと、アンナ・カレーニナのモデルかもと言われると納得。読了日:07月27日 著者:中野 京子
ハプスブルク帝国 (講談社現代新書)ハプスブルク帝国 (講談社現代新書)感想ハプスブルグ家1000年の歴史ということは1000年のヨーロッパ史とほぼ同義ということで、新書1冊にまとめるには膨大な知識量の羅列になってしまうのは避けられない。概論はわかったというところで、各論はそれぞれの興味に従って・・・。読了日:07月27日 著者:岩崎 周一
ドラゴンスリーパードラゴンスリーパー感想『パイルドライバー』の続編。ページターナーで面白い。シリーズが続くことを祈る。文中『マビノギオン』の紹介は不可欠だったのだろうか。読み飛ばしたけど。読了日:07月26日 著者:長崎 尚志
ベラスケスとプラド美術館の名画 (単行本)ベラスケスとプラド美術館の名画 (単行本)感想『プラド美術館展』に行く予定ではあるのだけれど、酷暑の毎日で出かける勇気(蛮気?)が出ないので、本書でちょっとお茶を濁す。早く涼しくなってくれますように~!読了日:07月25日 著者:
くらまし屋稼業 (時代小説文庫)くらまし屋稼業 (時代小説文庫)感想火消しに続いて新シリーズくらまし屋(逃がし屋)。 面白い設定なのだがまだこちらが慣れていないせいか違和感がある。初回は正義のくらましにできなかったのかなぁ。火消しが正義(明)、こちらは暗を描くつもりなのかもしれないが。続編が即来月出る。寡作の作家さんもつらいが、多作の作家さんも大丈夫?と思ってしまうのが愛読者のつらいところ。読了日:07月25日 著者:今村翔吾
お釈迦さま以外はみんなバカ (インターナショナル新書)お釈迦さま以外はみんなバカ (インターナショナル新書)感想タイトルからしても、集英社だということからしてもあまり期待はせずに読み始めたのだが、のっけに『一日に何度も笑ふ 笑ひ声と笑ひ顔を君に残すため』とあり不覚にも泣いた(死期のせまった歌人の歌) 1冊の本を15分で紹介したラジオ番組の内容を活字化した本。思った以上に深い。読了日:07月22日 著者:高橋 源一郎
大川契り: 善人長屋 (新潮文庫)大川契り: 善人長屋 (新潮文庫)感想文庫になるのを待って読了。(これはハードカバー代は出せない)読了日:07月22日 著者:西條 奈加
凶犬の眼凶犬の眼感想『孤狼の血』の続編だが前作をほとんど覚えていない・・・。これを女性が書いたということ自体を凄いと思うが、そんなことをほめるのは差別と言われるのだろう。日岡が国光と兄弟になるところにもっとインパクトのあるエピソードがあったらいいのにと思うのだが、淡々と自然にというところが逆に画期的なのだろうか。読了日:07月21日 著者:柚月裕子
名画の謎 陰謀の歴史篇 (文春文庫)名画の謎 陰謀の歴史篇 (文春文庫)感想いわゆる著名な画ではなく、陰謀を語るにふさわしい絵を選んでいるようで、あまり面白い読書ではなかった。そのうちホンモノを観る機会があれば確認は怠らないでおこう。読了日:07月19日 著者:中野 京子
宇喜多の楽土宇喜多の楽土感想『宇喜多の捨て嫁』は直家の話だったが、本書はその子秀家の話。豊臣五大老の一人というのが以前から疑問だったのだが本書を読んでもまだ疑問だが、少なくとも最後まで豊臣に忠義を尽くした。平時ならいい殿様になれたのだろうと思う。読了日:07月18日 著者:木下 昌輝
ミダスの河 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介ミダスの河 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介感想浅見さんは(たぶん)全作読んでいるが、天地龍之介さんは未読で、多少懐疑的ながら内田財団公認ということで読んでみた。もちろん内田作浅見光彦とテイストは違うが、盛りだくさんな内容を楽しく読んだ。どういう経緯で、柄刀作品に浅見さんが登場することになったのかは知らないのだが、浅見ファンへのくすぐりも怠りなく、まずは成功と言えるのではないか。次作も楽しみにしたいし、天地龍之介シリーズの作品も読んでみたい。読了日:07月17日 著者:柄刀 一
モーセの災い 下 (竹書房文庫)モーセの災い 下 (竹書房文庫)感想いつも読みながらハリウッド的だとは思うのだが、これを映画化するのは資金的に難しい気がする(苦笑) 読了日:07月16日 著者:ジェームズ・ロリンズ
モーセの災い 上 (竹書房文庫)モーセの災い 上 (竹書房文庫)感想今回はモーセ。相変わらずの一気読み。読了日:07月16日 著者:ジェームズ・ロリンズ
古事記異聞 鬼棲む国、出雲 (講談社ノベルス)古事記異聞 鬼棲む国、出雲 (講談社ノベルス)感想カバーとほぼ同じサイズの帯に煽られて古事記にも出雲にも興味があったので読んだが・・・いつもの感想と同じ。本文中にも言及されている井沢元彦さんのように、いっそとってつけたような殺人事件はやめたらどうだろう。それだけの歴史考察には自信がないということなのかな。新シリーズになるそうだがもうだまされない。読了日:07月13日 著者:高田 崇史
鴻池の猫合わせ 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)鴻池の猫合わせ 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)感想いちおう目を通したが、ストーリーの先が読めすぎてつらい。読了日:07月11日 著者:田中 啓文
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想世評が高く、クリスティ自身も気に入っていたらしいが、これは犯罪小説ではあるかもしれないが、ミステリーではないだろう。少なくとも私の好きなミステリーではない。アレの焼き直しだという点を除いて考えたとしても。読了日:07月09日 著者:アガサ・クリスティー



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2018年6月の読書記録

2018-06-30 | その他

読んだ本の数:29
読んだページ数:10383


恋するソマリア (集英社文庫)恋するソマリア (集英社文庫)感想
このところ紅海でソマリアの海賊に襲われているという話を
聞かなくなって、以前『謎の独立国家ソマリランド』を読みたかったのも忘れて、なんとなく目についた本書、その文庫化かと思ったのだが第2弾の文庫化だった(汗 高野さんがソマリアに恋しているという状況はとてもよくわかったし(野生のライオンに恋しているようなものだそうだが)いつもながら文章がとっても面白く、楽しい読書だった。第3弾もあるのかもしれない。
読了日:06月28日 著者:高野 秀行
ガイコツは眠らず捜査する (創元推理文庫)ガイコツは眠らず捜査する (創元推理文庫)感想
「まさか骨に感情移入させられるとはね!」解説の大矢博子さんのことばだが、ほんとに! 嫌味のないユーモアミステリーで、気に入っている。シリーズ2作目で、本国では5作目まで出版されているらしい。次作の翻訳が待たれる。
読了日:06月27日 著者:レイ・ペリー
ピラミッド: 最新科学で古代遺跡の謎を解く (新潮文庫)ピラミッド: 最新科学で古代遺跡の謎を解く (新潮文庫)感想
古代遺跡の発掘・・・小学生のころから好きでシュリーマンなどわくわくしながら読んだものだし、TVももちろん(河江さんのふしぎ発見も)観るのが好きだが、本書、一般人向けの本だと思うが、どうしてこんなに読み辛いのだろう。『ピラミッド・タウンを発掘する』を読み終えられずにいたのに、その文庫化が本書だと知り愕然。(新情報は追加されているそうだが)
読了日:06月26日 著者:河江 肖剰
シリーズ<本と日本史>2 遣唐使と外交神話 『吉備大臣入唐絵巻』を読む (集英社新書)シリーズ<本と日本史>2 遣唐使と外交神話 『吉備大臣入唐絵巻』を読む (集英社新書)感想
もう少し『吉備大臣入唐絵巻』について詳述されるのかと思ったが、奈良時代に遣唐使に派遣された後近世にかけて神話化する様子(吉備真備のみならず阿倍仲麻呂なども)について書かれている。絵巻はボストン美術館展で観たが、その過程の絵巻なのだ。黙阿弥に『吉備大臣支那物語』があるらしいが、近年上演はされていないのか観たことはない。遣唐使は日本だけではなく、周辺国すべてから送られていたということに虚を突かれた。言われてみれば当然のことなのだが。
読了日:06月25日 著者:小峯 和明
人魚ノ肉 (文春文庫)人魚ノ肉 (文春文庫)感想
文庫になったので読む。伝奇小説というか恐怖小説というか・・・。ただ木下さんだけに歴史はちゃんと押さえているのだよね。そしてその恐怖の描写は秀逸。幕末の京都、確かに人魚の肉を食べたのではないかと思われるほどの気違いじみた血なまぐさい時代。私は好きじゃない。
読了日:06月24日 著者:木下 昌輝
北条早雲 - 疾風怒濤篇 (単行本)北条早雲 - 疾風怒濤篇 (単行本)感想
5巻シリーズ最終巻。東のあれこれは動きがつかみきれず苦労したが、最後小太郎が出てきて(知った人に会ったみたいに)ほっとした(笑) 軍配者、読み直そうかな。
読了日:06月24日 著者:富樫 倫太郎
企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり感想
近場だとあそこはなんで入れなかったんだろうと思うこともあるけれど、全国102館を紹介している。いろいろなところがいろいろなものをお持ちで面白い。美術館そのものの建築も興味深いものが多い。もちろんよく行く美術館もあれば、お名前をよく見る(企画展で作品を借りている)美術館もあるが、高知県立美術館がシャガールを1200点以上もお持ちだとは知らなかった。行くことはないだろうが、メモしておきたい。
読了日:06月21日 著者:浦島茂世
牧神の影 (ちくま文庫)牧神の影 (ちくま文庫)感想
1944年作。暗号ページは斜めに読んで(読んだところで私に益はないだろうという読みで)読了。これだけの登場人物でこれだけの物語を設えるのはほんとうに感心する。題名が・・・これは暗示していないか?
読了日:06月19日 著者:ヘレン マクロイ
ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
古臭い催眠商法がネタで少々びっくり。キャパ嬢ってすごいんだね。
読了日:06月18日 著者:佐藤 青南
能舞台の赤光 多田文治郎推理帖 (幻冬舎文庫)能舞台の赤光 多田文治郎推理帖 (幻冬舎文庫)感想
シリーズ2作目。本格推理を時代小説に落とし込もうという試みは努力賞といったところ。能舞台のあれこれは面白かった。
読了日:06月18日 著者:嶋神 響一
紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官感想
(あくまでも私見だが)明るく楽しく法医昆虫学を語ってもらえればよかったのに、こうも深刻な救いようのない犯罪に突っ込んで、ましてや赤堀先生の過去の情報など要らなかった。読後感非常に悪し。
読了日:06月17日 著者:川瀬 七緒
霧の中の虎 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)霧の中の虎 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
このところマージェリー・アリンガムの作品が次々と翻訳されているので、とりあえず図書館にあった本書を。プロットは面白そうだったのに全く違う筋になり、名探偵の登場も全く意味をなさず、サスペンスも全く腰砕けでどうすりゃいいの。クリスティと並ぶ女流推理作家だったらしいが・・・。霧の都ロンドンが霧にまみれていたころのお話。
読了日:06月16日 著者:マージェリー アリンガム
鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
ポアロの登場のさせ方が独特で面白かったが、ミステリーあるいはサスペンスとしては平凡。クリスティの教育や教師、学校の在り方への思いが興味深かった。本筋とは関係ないけれど。
読了日:06月16日 著者:アガサ・クリスティー
警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
このテイストには慣れてきたけど、彩香が年齢に比して幼いのがはまれない原因だと思う。こんな犯罪が起きていれば怖いね。たぶん誰も気づかないのだろうし。
読了日:06月14日 著者:梶永 正史
安土唐獅子画狂伝 狩野永徳 (文芸書)安土唐獅子画狂伝 狩野永徳 (文芸書)感想
『洛中洛外画狂伝』の続編? この人ほど絵を描くということを上手に書く人はないんじゃないかとは思うのだけど、永徳のギラギラを書くことのみに傾注している印象で、物語としてあまり好きになれなかった。ま、桃山の絵師たちの総出演は楽しかったが。
読了日:06月13日 著者:谷津 矢車
女學生奇譚 (文芸書)女學生奇譚 (文芸書)感想
確かに奇譚で、奇妙な物語。これは著者の希望で書いたのか、編集者の希望なのか。徳間書店としては新しい路線で行きたいのかもしれないが、この続きが出ても私は読まないなぁ。
読了日:06月13日 著者:川瀬 七緒
一夢庵風流記 (新潮文庫)一夢庵風流記 (新潮文庫)感想
『慶次郎、北へ』を読んだのでこちらも読み直したくなって。10年ほど前に読んだのだが細部ほぼ忘れていたけれど、その間に歴史を知ることが多くて、前はどういう読みかたをしていたのだろうと逆に思う。慶次郎はとにかくステキだけれどね。
読了日:06月12日 著者:隆 慶一郎
古代史で楽しむ万葉集 (角川ソフィア文庫)古代史で楽しむ万葉集 (角川ソフィア文庫)感想
先達はあらまほしきものなり。万葉集を自分自身で読もうとしたところでその意味も意義もわからないだろう。的確に古代史と絡めつつ読み進んでいけるのは非常にありがたく思う。
読了日:06月11日 著者:中西 進
慶次郎、北へ 新会津陣物語 (時代小説文庫)慶次郎、北へ 新会津陣物語 (時代小説文庫)感想
『乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益』の佐々木功さんの作品。一発屋で終わったらどうしようと思ったが(失礼!)いきなり文庫で出すにはもったいないくらいの物語である。関ケ原時点での上杉の(直江の)謀がとても濃密で面白かった。もちろん慶次郎も素晴らしい。
読了日:06月10日 著者:佐々木功
警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
面白い警察小説を探してなんとなく。軽すぎてどうかと思ったけど↓を読むと本作が変わったようなので、機会があれば前作を読んでみよう。
読了日:06月10日 著者:梶永 正史
平城京平城京感想
安部さんとは相性がよくないが、平城京なのでいちおう目を通す。平城京の土木工事の困難さはよく伝えていると思う。歴史小説を期待したが、やはり時代小説で疑問点多数。間違った場所に実在の有名人を出すのは諸刃だと浅学の私でも思うのだが、フィクションと割り切って読むのならいいだろうか。
読了日:06月08日 著者:安部 龍太郎
親指のうずき (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)親指のうずき (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
トミーとタペンスにしてはそう悪くなかったが(中年になったせいか)、"用心"を怠って当然のようにサスペンスに巻き込まれるバカは嫌い。
読了日:06月05日 著者:アガサ・クリスティー
北天に楽土あり: 最上義光伝 (徳間時代小説文庫)北天に楽土あり: 最上義光伝 (徳間時代小説文庫)感想
最上義光の通史である。ほぼ知らない人だったので通史はありがたかったのだが、波乱万丈の生涯を1冊にまとめたため天野さんをしても熱い物語にはなり損ねたと思う。エピソードを限って深く描けばよかったと惜しむが、そうなったらそうなったで"知らない人"にはついていけなかったかな。
読了日:06月05日 著者:天野 純希
ギフト (双葉文庫)ギフト (双葉文庫)感想
某古書店でなんとなく手に取って。けっこう感情移入してしまってキツイものもあったけれど、まずは十分な読み応え。彼らのその後が気になります。10年くらいたって彼らが私立探偵事務所でもやってたらいいかなぁ(単なる妄想)
読了日:06月04日 著者:日明 恩
応神天皇の正体 (河出文庫)応神天皇の正体 (河出文庫)感想
積読消去で目を通したが、極めて納得できる説というわけにはいかない。考古学的な資料でも出てこない限り、憶測の屋上屋を重ねているに過ぎないように思う。
読了日:06月03日 著者:関 裕二
鷗外「奈良五十首」を読む (中公文庫)鷗外「奈良五十首」を読む (中公文庫)感想
本書は鷗外が大正6年~11年帝室博物館総長であったときに毎年11月の正倉院展(当時は選ばれた人しか観られなかった)の間奈良に滞在した折りに制作した短歌五十首に解説を試みた、平山城児氏が昭和50年前後に発表されたもの。浅学とも言えないくらいで、奈良の古のことも知らなかったので非常に興味深く読んだ。『正倉院御物の大部分が、光明皇后によって父不比等追善のために納入されたもの』という記述があるが、正倉院は夫聖武天皇追善のために建てたと承知しているが、その御物の大部分は不比等追善のために納入したのだろうか。
読了日:06月03日 著者:平山 城児
万葉集から古代を読みとく (ちくま新書1254)万葉集から古代を読みとく (ちくま新書1254)感想
やまとことばを漢字で書くための工夫&苦労・・・あまり意識していなかったので目からウロコ。万葉集から古代<史>を読みとくと空目していたので、そこは予定外。"正史"に載らない古代史が万葉集には表れているのではと期待したので。
読了日:06月02日 著者:上野 誠
ブラック・コーヒー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)ブラック・コーヒー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
戯曲だとは気が付かずに図書館で借りてきてしまった。シェイクスピアでもそうなのだが、実演を観た(観劇)後でなければどうも戯曲は読み辛い(想像力の欠如か) 小説版があるようなのでそちらを読みたい。
読了日:06月01日 著者:アガサ クリスティー
もの言えぬ証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)もの言えぬ証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
ワイヤヘアド・テリアのボブがかわいかった。犬好きはぜひ! って違うか・・・ツッコミどころはいろいろあれど、楽しんで読めた。ヘイスティングズは本作を最後に『カーテン』まで登場はないらしい。長編なのだが小品という印象。
読了日:06月01日 著者:アガサ クリスティー




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2018年5月の読書記録 その1

2018-06-01 | その他
読んだ本の数:48
読んだページ数:18391


潜伏キリシタンは何を信じていたのか潜伏キリシタンは何を信じていたのか感想
論が繰り返しでめんどくさいなと思っていたら「民衆キリシタンはキリスト教徒ではなく、伝統的な神仏信仰の上に、キリシタンという神もあわせて拝む、典型的な日本の民俗宗教」という結論を浸透させたいという意図だったらしい。世界遺産登録で長崎は"隠れキリシタンのロマン"をウリにするのだろうけれど、確かに絵にはなるけれど、本当のところは知っておきたい。キリスト教だけの問題ではなく、仏教だってとっくに神仏習合を果たして民俗宗教化しているのだから恥ずべきことでもない。
読了日:05月31日 著者:宮崎 賢太郎
絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)感想
とても気やすい文体で人類史の概略を綴っていて、とても読みやすい。ネアンデルタール人だけではなくデニソワ人(シベリアの洞くつで2008年発見)とも混血していたことは知らなかった。(あ、デニソワ人の存在も知らなかったのだが) 新しい知見は今後も増えていくのだろう。楽しみにしている。今天下を取った気でいるホモ・サピエンスもそのうち絶滅危惧種になるに違いない。
読了日:05月30日 著者:更科 功
ニューヨーク1954 (ハヤカワ文庫NV)ニューヨーク1954 (ハヤカワ文庫NV)感想
このところハヤカワでは面白いものに出会えていなかったのだけど、実に面白かった! これが長編第1作で、エドガー賞候補、ネロ・ウルフ賞受賞。1954年NY、赤狩りの時代。USもちょいちょいおかしなことをするのだけど、これもそのひとつ。続編も出ているようなので楽しみにしておこう。
読了日:05月28日 著者:デイヴィッド・C・テイラー
龍馬の生きざま (実業之日本社文庫)龍馬の生きざま (実業之日本社文庫)感想
昔々『竜馬がゆく』を読んで竜馬の大ファンになったのだが、長じるにつれ、どうもあれは司馬のフィクションだったようだということがわかってきて・・・。本書"伝説でない真実の龍馬"8編。一番面白かったのは阿井景子さんのノンフィクション『乙女』と編者の末國善己さんの解説。明治中期にすでに忘れられていた龍馬がどのようにフィクションとして立ち上がってきたのかがよくわかる。
読了日:05月28日 著者:阿井 景子,安部 龍太郎,大岡 昇平,北原 亞以子,新宮 正春,津本 陽,伴野 朗,隆 慶一郎
戦国 番狂わせ七番勝負 (文春文庫)戦国 番狂わせ七番勝負 (文春文庫)感想
高橋 直樹『初陣・海ノ口』(晴信),木下 昌輝『信長の首』(弥助),佐藤 巖太郎『背水の通過儀礼』(政宗),簑輪 諒『川中島を、もう一度』(信玄&昌幸),天野 純希『麒麟児』(浅井長政),村木 嵐『宰相の掌』(島津義弘),岩井 三四二『婿どのの野望』(大浦弥四郎のちの津軽為信)。若手&中堅人気上昇中の皆さんで、どれも面白かったが、一番好きなのは(意外にも(笑))『婿どのの野望』かな。全く知らなかったエピソードでもあり、知らなかった人でもあり。
読了日:05月27日 著者:高橋 直樹,木下 昌輝,佐藤 巖太郎,簑輪 諒,天野 純希,村木 嵐,岩井 三四二
ねじれた家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)ねじれた家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
やはりこういう結末しかなかったか。Yは1932年、本書は1949年。
読了日:05月26日 著者:アガサ・クリスティー
テーラー伊三郎テーラー伊三郎感想
まぁ、ステレオタイプな話ではあるけれど、いろいろな要素を入れてスピーディーにまとめてよかったなと。川瀬さんは虫の人かと思っていたら元々は服飾系の人なのですね。専門分野が生かせてよかったかもしれない。でも虫の方が好きかなぁ。

読了日:05月26日 著者:川瀬 七緒
マン島の黄金 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)マン島の黄金 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
元々はクリスティ没後21年の1997年に編まれた9編の拾遺集(この版ではそれに3編追加)『謎の"クィン氏』の最後『クィン氏のティー・セット』が含まれているということで読んだ。他ポアロ2編、その他いろいろ。ま、クリスティの看板があればそれなりの発行部数が期待できたということなのだろうなという下種の勘繰りを余儀なくされた。
読了日:05月26日 著者:アガサ クリスティー
復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
『カリブ海の秘密』の続編。クリスティが最後に書いたミス・マープル。クリスティも老いてミステリーを構成する力は衰えてはいるのだが、でもストーリーとしてミス・マープルの冒険として面白かった。
読了日:05月24日 著者:アガサ クリスティー
コールド・コールド・グラウンド (ハヤカワ・ミステリ文庫)コールド・コールド・グラウンド (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
本書2012年の刊行なのだが、1980年代の紛争真っただ中の北アイルランドを舞台にカトリックの警官を主人公に描くのが興味深いだけで(ちょうどダイアナのウェディングが行われていて感慨深い)これがシリーズ最初だからか"残されたオペラの楽譜""交換された死体の右手"などのキャッチ―な物証もなんだか腰砕けの印象。シリーズは6作目までが既刊で、シリーズには島田荘司に影響を受けた密室なるものもあるらしく、翻訳が成ればちょっと見てみたい気もするがとりあえずは様子見しておきたい。
読了日:05月24日 著者:エイドリアン マッキンティ
日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)感想
エロくもグロくもないミステリというのは現代では絶滅危惧種だと思うのだが、その連作短編集。ニヤニヤ楽しめる。翻訳者の持ち込みだったらしいが、まだ在庫はあるようで次作が待たれる。
読了日:05月23日 著者:ロバート・ロプレスティ
陰謀の日本中世史 (角川新書)陰謀の日本中世史 (角川新書)感想
『陰謀の中世史』とあると誤解されそうだが"陰謀"はなかったということを力説している。力説もそこまで言わなくてもと思うほどの部分も。中世史とは言え、前半はあまり興味がないのでスルーで、本能寺あたりから陰謀論もいろいろ読んだなあと思いながら"斬る"を楽しむ。
読了日:05月21日 著者:呉座 勇一
謎のクィン氏 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)謎のクィン氏 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
確かに"謎の"クィン氏だった。こういう幻想的な感じはあまり好きではない。だが40年たって書かれたという最終章『クィン氏のティー・セット』(『マン島の黄金』所収)は読んでみなければなるまい。クリスティの芸術に対する審美眼(サタースウェイト氏に語らせる)には驚いたがオリジナル?
読了日:05月20日 著者:アガサ・クリスティー
メソポタミヤの殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)メソポタミヤの殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
(いつものことだが)最終章で犯人は誰にでもすることがポアロには(クリスティには)できたわけだが、本書、いくらなんでもこの殺人手段でこの程度のケガでは済まないと思うが・・・。この帰りにポアロはオリエント急行に乗ったらしい。
読了日:05月19日 著者:アガサ クリスティー
牧師館の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)牧師館の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
このところクリスティ(ポアロ→マープル)を読み倒しているが、読み残していたマープル第1作を今さら感はあるが読んで、クリスティの初期設定を楽しむ。この後、クリスティはミス・マープルを放置、年齢が近くなってから書き継いだらしい。私自身もこの年になってミス・マープルを読めるようになった。
読了日:05月19日 著者:アガサ クリスティー
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
ホワイダニット小説としてくっきり記憶に残るだろう。 時系列順に読んでいないので、セントメアリミード村の変化に驚き、ミス・マープルの扱われ様に憤り・・・。この後が『カリブ海の秘密』なのだね、なるほど。
読了日:05月18日 著者:アガサ・クリスティー
パーカー・パイン登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)パーカー・パイン登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
読んだことあるなぁと思いながら、あまりよくは思い出せず(クロードやマドレーヌを使うのは記憶にあった)読み終わった。2015年に読んでいたらしい(汗
読了日:05月17日 著者:アガサ クリスティー


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