読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

吉備真備陰陽変

2014-08-21 | 時代小説
吉備真備陰陽変 (学研M文庫)
片桐 樹童
学習研究社
『奈良時代中頃、左大臣長屋王に天皇の呪殺・謀反の企てが発覚。王が家族もろとも自死に追い込まれたとされる「長屋王の変」。八年後、平城京には藤原四兄弟が時の為政者として君臨。元正上皇は、唐で最先端の学問・技術を学び帰朝した吉備真備に、事件の真相解明を依頼する。旧長屋王邸の煉丹小屋に陣取り、上皇の側仕えらしき美少女阿礼女と共に謎を探るなか、次々と襲いくる敵に、呪禁と陰陽の秘技で挑む。真備がついに掴んだ戦慄すべき真実とは?古代ミステリ超大作。 』



前作『古事記呪殺変』から格段の進歩で、伝奇としてとても面白い。

古代史の真は外していない気がするし。

長屋王だけでなく古代はほんとうに惜しい皇子が多すぎる。


惜しいと言えば、片桐 樹童さんも著作としてはこの2冊で終了。
[Kindle版] で 魔宮譚: 裏返る人面の都 (平城京物語) があって、本書の7年後らしいのだが・・・






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