読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

警告

2013-08-31 | 海外ミステリー
警告 (講談社文庫)
パトリシア・コーンウェル
講談社
『リッチモンド港で降ろされたばかりのコンテナから、男の腐乱死体が発見された。遺体に付着していた奇妙なうすい金色の毛。そばの箱には、蛍光インクで「よい旅を、狼男」とフランス語で記されていた。インターポールに問い合わせが必要な密航者の事件だった。検屍官シリーズ最高作の呼び声高い、待望の第10弾!(』


本書、ベントンの遺書で幕をあげ(泣かせておいて)終幕は若いタリーの腕にすがる…。
アラフィフが?マリーノじゃなくても怒り、落胆。
イタリア系ってこういう風に描かれることが多いように思うけれど、どうかな?

港のシーン、『樽』を連想した。コーンウェルが意識したかどうかは知らない。

児玉清さん、解説。
ほんとうに文章も上手な方だったなぁ。


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業火

2013-08-31 | 海外ミステリー
業火 (講談社文庫)
パトリシア・コーンウェル
講談社
『電話はマリーノからだった。昨晩、農場で火災があり、何万ドルもする馬が20頭焼け死んだという。バスルームで発見された身元不明の死体の顔には、無数の傷が。自殺か、事故か、放火か?それはスカーペッタを襲う身も凍る惨劇の前触れだった。事件の背後にちらつく脱走犯キャリーの影。検屍官シリーズ最大の危機! 〈検屍官シリーズ〉第9弾。』


緻密に検屍という仕事をした上でのミステリーを書く気はないらしい。
陳腐ないい方だがいかにもハリウッド映画というスペクタクルで、メロドラマもたっぷり。
その割に主人公に魅力がないので(いつも言うが地位年齢に比して余りに不安定)疑問符もたっぷり。




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接触

2013-08-30 | 海外ミステリー
接触 (講談社文庫)
パトリシア・コーンウェル
講談社
『秋の午後の柔らかな光の中で肉は不自然なほど青白く見えた。ゴミ廃棄場で発見された胴体だけの死体。最近、バージニアで連続している猟奇殺人か。その夜、スカーペッタ宅に被害者の切断された手足が写った電子メールが届く。発信者の名は、deadoc〈死のドクター〉。犯人が試みた恐るべき殺戮の手段とは!? 〈検屍官シリーズ〉第8弾。』



接触とはそういう意味だったのか。
人類が何らかの病原菌を押さえこむと言うことはできないと思っている。
起こり得ることで怖いよねぇ。




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死因

2013-08-30 | 海外ミステリー
死因 (講談社文庫)
パトリシア・コーンウェル
講談社
『潜水禁止地域の川で発見されたジャーナリストの変死体。溺死か、他殺か?ダイビングの目的は?男の背後を探るうちに浮かびあがってくる狂信的カルト教団の影。やがて、全米を震撼させる事件が勃発する。天才プログラマー・ルーシーの力を得て巨大な陰謀に立ちむかうスカーペッタ。〈検屍官シリーズ〉待望の第7弾』


いつも思うのだけど、クライマックスがあっけない。
上下2巻になると違うのかな。


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薫風鯉幟

2013-08-30 |  佐伯泰英
薫風鯉幟―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)
佐伯泰英
幻冬舎
『竹薮蕎麦の倅・縞太郎とおきょうの窮地を救った縁から、二人の祝言の媒酌人を務めることになった小籐次は、その矢先、百姓舟を営むうづが、しばらく商いに来ないことを案じ始める。はたして、彼女の在所を訪ねた小籐次が聞きつけたうづの縁談。だが一見、良縁の嫁入り話には、思いもよらぬ謀略が潜んでいた―。大人気時代小説、圧巻の第十弾。』


佐伯の中で、マーケティング的にこのシリーズは中高年の男性をターゲットにしているのだろうと思う。
子どもの結婚というのはそんなに大きな関心事なのかな。
こんどはうづかと思ってしまう。


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春雷道中―酔いどれ小籘次留書

2013-08-29 |  佐伯泰英
春雷道中―酔いどれ小籘次留書 (幻冬舎文庫)
佐伯泰英
幻冬舎
『ほの明かり久慈行灯の製作指南と、久慈屋の跡取り娘と手代の結婚報告のため、水戸へ出立した小籘次ら一行。だが、主人の座を狙っていた番頭の泉蔵が率いる一味に、突如として襲撃される。折も折、一行の行く手を阻む新たな騒動が勃発。図らずも二組の敵を迎え撃つこととなった小籘次に、はたして活路はあるのか。風雲急を告げるシリーズ第九弾。 』


もう9作目。
あらすじを読んでるみたいだなと思いつつ、大酒を飲むシーンだけはいつも丁寧。
まあ、そこが酔いどれの酔いどれたる所以か



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竜笛嫋々

2013-08-29 |  佐伯泰英
竜笛嫋々―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)
佐伯 泰英
幻冬舎
『赤目小籐次が思いを寄せるおりょうに縁談話が舞い込んだ。だが、この話に違和感を抱くおりょうは、小藤次に縁談相手の高家肝煎・畠山頼近の素性調査を依頼する。そんなある日、おりょうが謎の手紙を残して失踪。折しも小藤次の探索で畠山が偽者との疑いが浮上する。はたして縁談に隠された思惑とは何なのか?大人気シリーズ、手に汗握る第八弾。 』


年をとっていい顔って言うのは、若いころの眉目秀麗というのとは違うと思う。
俳優さんたちを見ているとよくわかる。
いえ、小籐次さんだっていい顔なんだろうなと。


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ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺 5

2013-08-29 | その他小説
ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺 5
田中 啓文
集英社
『年季が明けて師匠・梅寿から独立した竜二。テレビ番組で口にした一発ギャグで突然・売れっ子タレントに。事務所からは落語を禁じられ、竜二のストレスは爆発寸前だった―ツッパリ落語家&酔いどれ師匠、笑いと涙の青春落語ミステリー、波瀾万丈のクライマックス。』


いやあ、どないなるんか思たけど、大団円、よかったよぉ。
そやけど、これ、元元は謎解噺やったんやんねぇ。


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子育て侍

2013-08-29 |  佐伯泰英
子育て侍―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎
『赤目小籐次は、水戸藩の騒動を治めた矢先、子連れの刺客・須藤平八郎を討ち果たす。以来、須藤の子・駿太郎を養育し始めるが、身辺には不穏な侍の影がつきまとうのだった。四家追腹組の新たな刺客なのか?警戒を強める小籐次だったが、駿太郎の出生に驚くべき秘密が隠されていることなど知る由もなかった…。人気シリーズ、緊迫の第七弾。 』



無茶苦茶な子育てだけれど、きっといい子に育つんだよね? 
机上の子育てだとは思うけれど。
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騒乱前夜

2013-08-28 |  佐伯泰英
騒乱前夜―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)
佐伯泰英
幻冬舎
『自ら考案した行灯作りを指南する水戸行を目前に、小籐次はならず者に絡まれていた久慈屋の女中・お花を助ける。だが、お花の語る騒動の理由は要領を得ず、やがてその裏には思いもよらぬ企ての潜むことが発覚する。風雲急を告げる水戸行。その帯同者には、なぜか探検家・間宮林蔵の姿もあった―。人気シリーズ、息をもつかせぬ展開の第六弾。 』


有名人(間宮林蔵)が出て、少々引きしめた感。
伊能忠敬の日本全図もそりゃあいろいろあったのだよね。


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