読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2017年1月の読書記録

2017-01-31 | その他
2017年1月の読書記録
読んだ本の数:39冊
読んだページ数:14937ページ

犯罪者 上 (角川文庫)犯罪者 上 (角川文庫)感想
これは面白い!
読了日:1月31日 著者:太田愛
犯罪者 下 (角川文庫)犯罪者 下 (角川文庫)感想
帯のディーバー級という言葉は伊達じゃなかった。細かい突っ込みどころは置いておいて、重厚で現実に在りそうなストーリーで素晴らしいページターナー。緊張の合間のユーモアもいい。著者の太田さんは海外ミステリーを読みこなしていらっしゃるに違いない。
読了日:1月31日 著者:太田愛
三鬼 三島屋変調百物語四之続三鬼 三島屋変調百物語四之続感想
続けて四を。ほんとうに上手いなぁという思いしかない。ありえないとか嘘っぱちだとか思わないのだよねぇ。私は知らないけれど、どっかにはあるという感じ。五はあるのかしら、いつなのかしら。
読了日:1月29日 著者:宮部みゆき
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)感想
続けて参を。(図書館本) けっこう泣けます。おちかちゃんには悪いが、おちかちゃんの回復には百近くかかる方がよかったように思う。この分では百なんてぜんぜん要らなかった趣向なんじゃないかなぁ。
読了日:1月28日 著者:宮部みゆき
あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)感想
『四之続』をなんとなく買ってしまって、二、三は読んでいなかったので、図書館の二を。やはり宮部さんはうまいなぁと思う。百まで行くのだろうねぇ。
読了日:1月27日 著者:宮部みゆき
刑事たちの三日間 下 (創元推理文庫)刑事たちの三日間 下 (創元推理文庫)感想
刑事たちは同時進行の様々な事件の解決に向かう(モジュラー型というらしい)のだが、時代背景等、けっこう気の滅入る描写が多く、三日間とわかっていなかったら読み終えられなかったかもしれない。
読了日:1月26日 著者:アレックス・グレシアン
刑事たちの三日間 上 (創元推理文庫)刑事たちの三日間 上 (創元推理文庫)感想
ヴィクトリア朝の1889年のスコットランドヤード創成期の話。犯人も初期から読者にはわかっていて、捜査と同時進行で進む。下へ。
読了日:1月26日 著者:アレックス・グレシアン
蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係 (講談社文庫)蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係 (講談社文庫)感想
こんどは長編。蜂onlyで1冊持たせたのはすごい。サリン事件を踏まえているけれど、それを知らない層が読んでいるような気がする。薄巡査、イラっとするキャラだが読み飛ばすことを覚えた(笑)
読了日:1月24日 著者:大倉崇裕
セブン opus2: 古い街の密かな死 (光文社文庫)セブン opus2: 古い街の密かな死 (光文社文庫)感想
こんな風に上手く詐欺ができるのだろうかとは思うけれど、問題提起としてはOKかな。この詐欺、関西から流行っているとあるがまだ聞いてないと思うのだが、ここのところはフィクション?ノンフィクション?
読了日:1月24日 著者:浅暮三文
まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみまひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ感想
いつもながら苦みのある物語。この苦みは個人的なことと済ませるわけにはいかなくて・・・。豊洲のことも脳裏にはあるのだろうね。規模は違っていても。
読了日:1月23日 著者:吉永南央
神の値段 (宝島社文庫)神の値段 (宝島社文庫)感想
ミステリーとしてはいまいちだけれど、美術とくに現代美術についてその考え方、マーケット等とても面白かった。次作も楽しみ。著者納得のことなのだろうがこの装丁はラノベみたいで・・・ひどい。
読了日:1月22日 著者:一色さゆり
冷たい狂犬 (角川文庫)冷たい狂犬 (角川文庫)感想
予想以上の出来ではあった。まぁ日本にもこのくらいの人材はいてもいいのかなぁ。
読了日:1月21日 著者:渡辺裕之
英国のスパイ (ハーパーBOOKS)英国のスパイ (ハーパーBOOKS)感想
『亡者のゲーム』からわずか3日後を描く第15作。中東情勢やロシアとの関係等描かれる。第5作~第13作までの翻訳はないわけだが、訳者あとがきに他人事のように第13作のサマリーが書かれているのだが、確かに時事問題の方が面白くはあるけれどハーパーコリンズに版権があるのならぜひ翻訳を急いでもらいたい。1~4の訳者山本光伸さんと14,5の山本やよいさんは同姓だが何か関係はあるのだろうか。
読了日:1月21日 著者:ダニエルシルヴァ
亡者のゲーム (ハーパーBOOKS)亡者のゲーム (ハーパーBOOKS)感想
シリーズ第14作。久しぶりの邦訳だったようだが、個人的には第4作の『さらば死都ウィーン』を読んだばかり。ガブリエルがキアラと結婚しているのにびっくり。間の作品の内容に時々言及されるので間が読みたいなぁと思う(もちろん邦訳で)。本作ではシラク情勢について学べる。現"残忍なる独裁者"、イギリスで教育を受けていてなぜという疑問がずっとあったが、金のためという理解でほんとうにいいのだろうか。
読了日:1月19日 著者:ダニエルシルヴァ
ボクの町 (新潮文庫)ボクの町 (新潮文庫)感想
図書館で通りすがりに拾ってきた本。新米警察官の成長記といえば聞こえがいいが、こんなチャラチャラしたヤンキーが警察官に採用されるとは思いたくない(いくら人手不足とはいえ)。交番の仕事内容については興味深かった。
読了日:1月17日 著者:乃南アサ
魔弾: 警視庁特捜官 (徳間文庫)魔弾: 警視庁特捜官 (徳間文庫)感想
1.5㎞以上の距離からライフルを撃って狙ったところに当てることができる日本人に興味は持ったが、オリンピックとか築地の移転とか今風な利権をチラつかせながらも結局動機は妻子の復讐で、手段が高等なだけにがっかり。1.5㎞も離れたところから撃ってそれが復讐って言えるだろうか。
読了日:1月16日 著者:松浪和夫
さらば死都ウィーン―美術修復師ガブリエル・アロンシリーズさらば死都ウィーン―美術修復師ガブリエル・アロンシリーズ感想
ナチス3部作の3作目。こんどはオーストリア、ヴァチカン、アルゼンチン。著者ダニエル・シルヴァがノンフィクションでは書けなかったことをフィクションの体裁で書いているのだと思う。ユダヤ人はなぜそんなにも迫害を受けなければならないのか。元はやはり宗教なのだろうか。八百万の神の日本にいると実感がどうも薄い。前に新聞か何かでユダヤ人の人が「日本では外人として差別されることはあってもユダヤ人として差別されることがないから楽」と言っていた。著者ダニエル・シルヴァはカトリックからユダヤ教に改宗したのだそうだ。
読了日:1月14日 著者:ダニエルシルヴァ
警視庁公安J (徳間文庫)警視庁公安J (徳間文庫)感想
とんでもない設定だけれど、ただのスーパーマンにしなかったのは感心。いちおう最後まで読ませたが、次作を読むかどうかは迷うところ。他のシリーズも同様なのだろうか。
読了日:1月13日 著者:鈴峯紅也
告解―美術修復師ガブリエル・アロンシリーズ告解―美術修復師ガブリエル・アロンシリーズ感想
ナチスドイツの協力者として今回やり玉にあげられるのはヴァチカン乃至カトリック教会。ホロコーストに(何も言わないことで)加担していたことは知っていたが、戦犯の南米への逃亡にまで関与していたのは知らなかった。なんで南米なのかなってぼんやり思っていたのだが、そうだよね、南米はカトリックの国々。ガブリエル・アロンシリーズが続いているのを知ってるのでガブリエルは死なないと安心して読めるというか、サスペンスが盛り上がらないというか・・・微妙。
読了日:1月12日 著者:
イングリッシュ・アサシン―美術修復師ガブリエル・アロンシリーズイングリッシュ・アサシン―美術修復師ガブリエル・アロンシリーズ感想
ナチスドイツが美術品を収奪していたことは有名だろうが、スイスの暗部は知らないことばかりだった。スパイもののエンターテインメントとしてはあまりサスペンスも感じられないのだが、興味深い。
読了日:1月12日 著者:ダニエルシルヴァ
声なき蝉-空也十番勝負 青春篇(下) (双葉文庫)声なき蝉-空也十番勝負 青春篇(下) (双葉文庫)感想
空也十番勝負で、青春篇。次をどう命名するのか、どう時代を区切るのか、興味はあるが、空也があまりにいい子で・・・。長く時を紡ぐのを避けていらっしゃるのでしょうけれど、もっと濃いストーリーが読みたい。
読了日:1月10日 著者:佐伯泰英
声なき蝉-空也十番勝負 青春篇(上) (双葉文庫)声なき蝉-空也十番勝負 青春篇(上) (双葉文庫)感想
予想通りの刊行。下巻へ。
読了日:1月10日 著者:佐伯泰英
THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ 下 (竹書房文庫)THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ 下 (竹書房文庫)感想
いちおうページターナー。今後も『ハンターズ』で宝探しを続けていくのだろうなぁ。竹書房らしいといえばらしいか~(・・;)
読了日:1月9日 著者:クリス・カズネスキ
THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ 上 (竹書房文庫)THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ 上 (竹書房文庫)感想
『ハンターズ』シリーズのスタートらしい。一気に下へ。
読了日:1月9日 著者:クリス・カズネスキ
女麻薬捜査官ケイ・ハミルトン 奪還 (扶桑社ミステリー)女麻薬捜査官ケイ・ハミルトン 奪還 (扶桑社ミステリー)感想
1年ほど積読だった。なかなか面白いアクション・サスペンス。映画にしたらいいんじゃないかな。次作とか別のシリーズとか、翻訳が進まないのはなぜなんだろう。
読了日:1月8日 著者:M・A・ロースン
報復という名の芸術―美術修復師ガブリエル・アロン報復という名の芸術―美術修復師ガブリエル・アロン感想
ちょっと前にシリーズ15作が邦訳出版されているのに気づいたので第1作を(とはいえ5~13作は邦訳されていない) モサド(イスラエル情報部)のスパイというのはフィクション界では珍しいのではないか。もう少し美術修復師の仕事に重きを置いてもらえるとより好みだったかな。シリーズを読んでみよう。
読了日:1月7日 著者:ダニエルシルヴァ
黙殺黙殺感想
『完全記憶探偵』が面白かったので、デイヴィッド・バルダッチの第1作を。1996年刊。サスペンス作品にはちょっと古いが(携帯電話すら持たない)優れたページターナーで、期待は裏切られなかった。人物造形がうまい。題名で損をしていると思う。
読了日:1月6日 著者:デイヴィッドバルダッチ
雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)感想
なぜ購入したのかわからないけど長い間積読になっていた。ただの口から出まかせじゃないんだよ程度の民俗学の蘊蓄をひけらかしつつ、最後まで読ませた。相撲については参考文献に上がっているだけの付け焼刃なのだろうか、相撲を取ったことがあるのだろうか(それがわからないくらいしか相撲を見たこともないのだけど)『虚構推理』を読んでみようかと思う程度には面白い。講談社タイガというレーベルはラノベって理解でいいのかな。
読了日:1月6日 著者:城平京
セブン: 秋葉原から消えた少女セブン: 秋葉原から消えた少女感想
浅暮さん、3冊目。こちらは女性刑事セブン。犯人は"悪魔のように狡猾"(裏のあらすじ)ってほどのものじゃないけど、人間関係で読ませる。ジョイスはかわいいし(笑) そのうち土橋刑事を軸に数冊にわたる合同捜査本部ができるほどの大事件が起きると面白いかも。
読了日:1月5日 著者:浅暮三文
完全記憶探偵 下 (竹書房文庫)完全記憶探偵 下 (竹書房文庫)感想
上下通して一気読み。エイモスを救いたいという気持ちが読者に芽生えるところまで計算済み? シリーズ化が楽しみ。デイヴィッド・バルダッチ、初読。邦訳は少ないようだが、他も楽しみ。
読了日:1月5日 著者:デイヴィッド・バルダッチ
完全記憶探偵 上 (竹書房文庫)完全記憶探偵 上 (竹書房文庫)感想
リアル書店で購入すると後悔することが多いがこれは当たりだった。下へ。
読了日:1月5日 著者:デイヴィッド・バルダッチ
無敵犯 刑事課・亜坂誠 事件ファイル101 (集英社文庫)無敵犯 刑事課・亜坂誠 事件ファイル101 (集英社文庫)感想
昨日読んだ『百匹の踊る猫』の続編。1年後。なかなか面白くなってきた。内容も1年後なら出版も1年後。もっと遅くに発見すればよかったか(笑) 前作がファイル001だから002かと思ったらいきなり101。後で埋めてくれる?
読了日:1月4日 著者:浅暮三文
雪煙チェイス (実業之日本社文庫)雪煙チェイス (実業之日本社文庫)感想
いちおうシリーズなので押さえておくが・・・。
読了日:1月3日 著者:東野圭吾
百匹の踊る猫 刑事課・亜坂誠 事件ファイル001 (集英社文庫)百匹の踊る猫 刑事課・亜坂誠 事件ファイル001 (集英社文庫)感想
新刊の『無敵犯 刑事課・亜坂誠 事件ファイル101』が目に留まったのでシリーズ第1作を。いちおう警察小説のセオリーを押さえてはいるが1作で評価するのはやめておきたい。浅暮三文さん、面白い経歴の方で興味津々。追いかけてみよう。
読了日:1月3日 著者:浅暮三文
応天の門 6 (BUNCH COMICS)応天の門 6 (BUNCH COMICS)感想
1-6巻通読。道真&業平がこういうキャラだったのか違和感。どちらも好きではないというか感情移入できるキャラが全くない。道真&業平という組み合わせも意外。本郷和人さんが監修なのでそう荒唐無稽だとは思いにくいが。 どちらかといえば歴史ものとしてざっくざっくと進んでくれる方が好みかも。
読了日:1月2日 著者:灰原薬
応天の門 5 (BUNCH COMICS)応天の門 5 (BUNCH COMICS)
読了日:1月2日 著者:灰原薬
応天の門 4 (BUNCH COMICS)応天の門 4 (BUNCH COMICS)
読了日:1月1日 著者:灰原薬
応天の門 3 (BUNCH COMICS)応天の門 3 (BUNCH COMICS)
読了日:1月1日 著者:灰原薬
応天の門 2 (BUNCH COMICS)応天の門 2 (BUNCH COMICS)
読了日:1月1日 著者:灰原薬




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