読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

古事記呪殺変

2014-08-14 | 時代小説
古事記呪殺変 (歴史群像新書)
片桐 樹童
学習研究社
『和同五年(712年)、日本最古の歴史書『古事記』が、ときの天皇、元明女帝に献上された。だが、その裏には呪殺という恐るべき計略が隠されていた。深き怨念によって呪詛の書『古事記』を完成させた太安麻呂と稗田阿礼とは!?復讐の目的とは!?呪殺を阻止するために現れた持統女帝の亡霊との対決で鬼物怪と化した安麻呂は、暗殺の標的、首皇子を狙って平城京を疾駆する!呪結界を破り、「天叢雲剣」の霊力で東宮御殿を炎の牢獄と化した安麻呂。物部氏の神剣「十拳剣」との息詰まる死闘。そして、背後で着々と天皇家乗っ取りを狙う「蛇の氏族」藤原不比等の野望―。本格派古代伝奇ロマンの秀作!!第六回歴史群像大賞受賞作。 』



歴史小説と伝奇小説の境目でウロウロしている感じで、もう少しどちらかに片寄せるともっと面白かったかも。
ただ伝奇で突っ走れるほどこの時代に付いてこれる読者は少ないのかもしれない。

記紀の差の理由づけが面白かった。



Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弁護士が勝つために考えてい... | TOP | 桶狭間 天空の砦  »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 時代小説