読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2020年10月の読書記録

2020-11-01 | その他
読んだ本の数:23
読んだページ数:7093


静おばあちゃんと要介護探偵静おばあちゃんと要介護探偵感想
静おばあちゃんがなんでか名古屋に出張って要介護老人♂とバディを組む。二人に分散させた分静おばあちゃんのキレや面白みが減じたように思う。
読了日:10月30日 著者:中山 七里
たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)感想
『償いの雪が降る』がよかったので本書を読む。最初に出てくる刑事に感情移入してしまうので、間違っていたらイヤだなと思いながら読んだが裏切られずによかった。『償いのー』の後日談の片鱗も知ることができてうれしい。
読了日:10月30日 著者:アレン・エスケンス
絶品・日本の歴史建築[西日本編] (日経プレミアシリーズ)絶品・日本の歴史建築[西日本編] (日経プレミアシリーズ)感想
私の嗜好とは合わないみたい。
読了日:10月29日 著者:磯 達雄,宮沢 洋
死者はよみがえる【新訳版】 (創元推理文庫)死者はよみがえる【新訳版】 (創元推理文庫)感想
たぶん初読。新訳。なかなか面白かった。
読了日:10月29日 著者:ジョン・ディクスン・カー
SAVVY(サヴィ)2020年12月号SAVVY(サヴィ)2020年12月号感想
3年ぶりの奈良特集ということで県民としては見ておかねば(笑) 新しいお店ができ、すなわち無くなったお店もあり。SAVVYだから当たり前だが、飲食店情報に片寄っている。
読了日:10月27日 著者:
いつか夜は明けても S&S探偵事務所 (祥伝社文庫)いつか夜は明けても S&S探偵事務所 (祥伝社文庫)感想
S&Sシリーズ3作目。大風呂敷を広げた割には他愛無く解決してしまうのだけれど、逆に他愛ないことで簡単に人類は滅亡してしまうかもしれないね。私はそれを正面切って憂うには年をとり過ぎているけど。とりあえず時事ネタをうまく活かして面白かった。
読了日:10月27日 著者:福田和代
葛野盛衰記葛野盛衰記感想
なるほど盛衰記で、二部に分け葛野が都になった最初(桓武天皇)と最後(平氏滅亡)を描く。第一部は平城京→長岡京→平安京の遷都を敢行した桓武天皇やその子で平城京にまた遷ろうとした平城天皇の心情等、ファンタジーの陰にはなるが歴史の綾がなるほどと興味深かった。第二部は桓武平氏の末、清盛の弟で唯一生き延びた頼盛(初耳)がメイン。平氏の歴史には関心がなかったのでそういう意味では面白かったが、なまじ資料が多い分事実を追うのにバタバタした印象。
読了日:10月24日 著者:森谷 明子
QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫)QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫)感想
たぶん初読だと思う。神山禮子さんがここで初登場なのだ。彼女の視点で語られるのがユニークだが、好みではない。本書は2005年初版。でも世界遺産登録2004年の前に描かれているのだろう。
読了日:10月23日 著者:高田 崇史
襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)感想
もちろん一気に下巻も読了。今村さんも生花の以外全部読んでいるが、このシリーズが一番面白いと思う。歴史小説家になりたいかもしれないが、このシリーズはおわすれになりませんよう。
読了日:10月23日 著者:今村翔吾
襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)感想
やっと下巻をゲットしたので、2ヶ月近く積読にしていた上巻から。こういう売り方はやめてほしい。いつまでもカバーの絵が出ないのはなんででしょう??
読了日:10月23日 著者:今村翔吾
QED 伊勢の曙光 (講談社ノベルス)QED 伊勢の曙光 (講談社ノベルス)感想
今となってはシリーズ完結ではなかった最終巻。9年ぶりの再読。伊勢神宮。明治になって皇室の伊勢神宮の取り扱いが大きく変わった理由と明治神宮に明治天皇が祀られている理由、平安神宮に桓武天皇が祀られている理由がよくわからなかった。私の読解力のせいか。これに関連して、春日大社も参道から90度折れて拝殿がある。当然そうなのだろうね。まだQEDは続くのでじっくり楽しもう。
読了日:10月22日 著者:高田 崇史
13歳までにやっておくべき50の冒険13歳までにやっておくべき50の冒険感想
新聞のサンヤツに出ていて気になった本。図書館にあった。13歳までにやっておくべき・・・べき かどうかはわからないけど、似たようなことはやったことが多いかも。庭にもキノコは生えるけど食べたことはないけれどね。ただオトナが子や孫に率先してやらせたいかというと、ちょっと躊躇かなぁ。見せるのはやめておこう。コンプリートしようと思われても困る。
読了日:10月19日 著者:ピエルドメニコ バッカラリオ,トンマーゾ ペルチヴァーレ
覇商の門 (下) (祥伝社文庫)覇商の門 (下) (祥伝社文庫)感想
今井宗久の経歴を全く知らなかったので興味深く読んだ。利休中心に読んでいると宗久が添え物になってしまう。逆も真。本能寺の変も描くが一つの考え方であろう。三宗匠の一角・津田宗及の動き方も初見で面白かった。商売=金の動きで観る歴史も楽しい。 信長に取り入った経緯等麒麟とは違っているが、駒だの伊呂波太夫だの創造している段階で違うのは当然。
読了日:10月18日 著者:火坂 雅志
覇商の門 (上) (祥伝社文庫)覇商の門 (上) (祥伝社文庫)感想
今井宗久、麒麟に出てきて、にわかに気になったので読書。
読了日:10月16日 著者:火坂 雅志
QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)感想
さすがに11年前の読書なのでうっすら片鱗というか匂いくらいは覚えていたが・・・(汗 ツッコミどころ満載ではあるけれど、奈良県の出雲、しっかり覚えておきたい。次の古事記異聞も大和出雲。考察は深まったのだろうか。
読了日:10月14日 著者:高田 崇史
NHK出版 学びのきほん 「読む」って、どんなこと? (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)NHK出版 学びのきほん 「読む」って、どんなこと? (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)感想
読むことを好んではいても、例えば国語の授業のような読み方をとうに忘れてしまっていたなと思う。読むことの意味が違うのだね。
読了日:10月14日 著者:高橋 源一郎
パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツアー: 魅惑の南仏殺人ツアー (ハヤカワ・ミステリ 1960)パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツアー: 魅惑の南仏殺人ツアー (ハヤカワ・ミステリ 1960)感想
邦訳看板に偽りあり。ちっとも魅惑の南仏、ハイシーズンではない。そんなこと期待してないけど(笑) 英米のミステリーなら同じシチュエーションを思いついたとしてもサスペンスを盛り上げるだろう。そこをずらして暖かく居心地がよいのだ。コージーミステリーなんだね。次作あるのかな。大矢さんの解説はそんなことに触れない。あったら読みたい。
読了日:10月12日 著者:ソフィー エナフ
QED 鬼の城伝説 (講談社文庫)QED 鬼の城伝説 (講談社文庫)感想
QEDを何十年ぶりかに読む、シリーズ9作目。飛んだが興味のあるテーマのところを読みたいと思って。なまじの旅行書などより詳しくリアルに情景が描かれているのが良かった。殺人事件の方は鬼の方を死なせちゃったらいかんやろと遺憾に思う。吉備も気になる国だなぁ。
読了日:10月10日 著者:高田 崇史
源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)感想
紫式部が仕えていたのは彰子、その父は道長、そこまでは知ってはいても彰子の夫は・・・一条天皇だということすら知らなかった浅学な私としてはただただ興味深かった。一条天皇の最愛の人は定子(ドラマチック)、定子に仕えていたのが清少納言。やっと繋がった気がする。源氏物語はただのフィクションではなく、この時代の空気感を受け止めて伝えているのだということが理解できてとても良かった。
読了日:10月09日 著者:山本 淳子
QED 東照宮の怨 (講談社文庫)QED 東照宮の怨 (講談社文庫)感想
何十年ぶりかの再読だが、全く記憶にないので初読みたい。東照宮の小ネタ等は面白かったが、大ネタと殺人の方は納得できず。  小ネタのひとつ:ブルーノ・タウトの絶賛と酷評は知っていたが、同じチームが作ったとは知らず、大昔に観た東照宮を観たいと今さら思う。絶賛の方も同意はできず、所詮は外国人の感想と思っているが。
読了日:10月08日 著者:高田 崇史
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)感想
QEDを何十年ぶりかに読むシリーズ2作目。全く覚えていなくて初読のよう。しかしながら、この間の私自身の歴史感の向上があり、その理解は比較にならないのではないかなと自負する(笑)初期のころは歴史の謎と殺人事件の謎がけっこうリンクしてたのだね。
読了日:10月07日 著者:高田 崇史
半沢直樹 アルルカンと道化師半沢直樹 アルルカンと道化師感想
シリーズを全部読んだか自信はないのだが、シリーズ0の本書を。美術品がらみという点が私好みで二重に面白かった。
読了日:10月05日 著者:池井戸 潤
QED 百人一首の呪 (講談社文庫)QED 百人一首の呪 (講談社文庫)感想
『QED ~ortus~白山の頻闇 』を読んで案外歴史の謎と殺人事件の乖離を受け入れるようになっている自分に気づき、何十年ぶりかで読み直してみた次第。QEDシリーズの嚆矢。メフィスト賞受賞作。初めて読むように楽しんだ。暇暇に追いかけても面白いかもしれない。
読了日:10月02日 著者:高田 崇史





Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする