読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2020年6月の読書記録

2020-07-01 | その他
読んだ本の数:21
読んだページ数:6998


清明: 隠蔽捜査8清明: 隠蔽捜査8感想
図書館で予約していたのだが、休館ということもあって順番が進まないので、購入。平明にめでたしめでたしなのだが、理想論だなと思ってしまう。これだけまっすぐな人がいたらいいね。
読了日:06月30日 著者:今野 敏
蹄鉄ころんだ【新版】 (創元推理文庫)蹄鉄ころんだ【新版】 (創元推理文庫)感想
シャンディ教授シリーズ2作目。大昔に読んだが全く片鱗も覚えていなかった。最近のコージーミステリーとは違って結婚するかしないかで焦らしてページ数を稼ぐような姑息なやり方はしない。それだけでも好感が持てるというもの。ミステリーとしてはあまり実があるというわけではないが、ま、そこは雰囲気で!
読了日:06月30日 著者:シャーロット・マクラウド
にぎやかな眠り【新版】 (創元推理文庫)にぎやかな眠り【新版】 (創元推理文庫)感想
『おかしな遺産』を読んで、シャンディ教授を読み直したくなって。時々(特にクリスマスシーズン)読み返す本書だが、新版は初めて。アリサ・クレイグ名義を含めて、やはりこのシリーズが一番好きだな。カバー絵、旧版の方が好き。
読了日:06月29日 著者:シャーロット・マクラウド
焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕感想
あまりに良くできた結末に鼻白むが、本質はそこにはないはずだ。恣意的に有罪にも出来れば、無罪にも出来るということで。とにかく若い人たちに投票に行ってほしい、それは私の願いでもある。
読了日:06月29日 著者:今野 敏
ビール職人のレシピと推理 (創元推理文庫)ビール職人のレシピと推理 (創元推理文庫)感想
シリーズ2作目。1作目よりずっとビール醸造のあれこれを楽しめた。孤児として育った主人公スローンの出自の謎で引っ張る3作目の邦訳も楽しみだが、本国でも3作目までしか出版されてないようである。大丈夫か。
読了日:06月27日 著者:エリー・アレグザンダー
短編ミステリの二百年2 (創元推理文庫)短編ミステリの二百年2 (創元推理文庫)感想
ネロ・ウルフの未読を読みたいだけで購入。アーチーの一人称ってわたしだったっけという違和感はさておき、分厚い本の半分ほどの容積(!)を占める評論部分がどうなんだろう。論が的確だとは思わないし、もっと削ぎ落として簡潔にまとめられたと思う。ネットで買ってしまったのが失敗。
読了日:06月25日 著者:チャンドラー、アリンガム他
真贋 (双葉文庫)真贋 (双葉文庫)感想
デパートに搬入する時点でやっとハードカバーで既読だったことに気づいた!(◎_◎;) その他のストーリーに全く記憶がなかったのには呆れる。やれやれ、年は取りたくないものだ。窯変天目茶碗、国宝だがあまり好きではない。好き嫌いと社会的な価値は違うのはもちろんだが。
読了日:06月24日 著者:今野 敏
おかしな遺産 (創元推理文庫)おかしな遺産 (創元推理文庫)感想
19年ぶりの邦訳出版に驚いて早速手に入れたもののセーラ・ケリングの熱心な読者でなくなっていたのでついていけるか心配で寝かせること5年、やっと読了。こういう世界観だったなぁとようやくおぼろげに確認。シャンディ教授の方が好きなんですよね。
読了日:06月23日 著者:シャーロット・マクラウド
魔術師を探せ! 〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)魔術師を探せ! 〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
積読から目についたので。2015年発行。元は1964、65年なのだが、パラレルワールドで雰囲気は薔薇の名前か、ハリー・ポッターか。こういう設定を作り上げた才は興味深いが好みではない。
読了日:06月21日 著者:ランドル ギャレット
白馬山荘殺人事件 新装版 (光文社文庫)白馬山荘殺人事件 新装版 (光文社文庫)感想
ごく初期の作品だが初読。新装版に気づいたので。全く期待しないで読んだが、面白かった。詳述は避けるべきだろう、これは本格推理小説。
読了日:06月18日 著者:東野 圭吾
コンサバター 大英博物館の天才修復士 (幻冬舎文庫)コンサバター 大英博物館の天才修復士 (幻冬舎文庫)感想
相変わらずストーリーの運び、人物造形としては稚拙だが、大英博物館等の付帯情報は興味深かった。もうそういうものだと割り切って読めばいいかと思う。
読了日:06月17日 著者:一色 さゆり
御城の事件 〈東日本篇〉 (光文社時代小説文庫)御城の事件 〈東日本篇〉 (光文社時代小説文庫)感想
続けて東日本篇を。時代小説など書かない人たちにも書いてもらえたのは二階堂さんの顔なのだろう。ま、短編ではあっても深みのある話もあり〜の、短編でよかった(すぐ終わって)という話もあり〜の、玉石混交。
読了日:06月13日 著者:霞 流一,高橋 由太,松尾 由美,門前 典之,山田 彩人
御城の事件 〈西日本篇〉 (光文社文庫 に 18-11 光文社時代小説文庫)御城の事件 〈西日本篇〉 (光文社文庫 に 18-11 光文社時代小説文庫)感想
割りと新しめの5人の作家による《御城》しばりのミステリー。それぞれ面白かったが、やはり編者・二階堂黎人に一日の長か。森谷明子の小谷城&お市の像も忘れ難い。
読了日:06月12日 著者:二階堂黎人,安萬純一,岡田秀文,黒田研二,森谷明子
改訂完全版 火刑都市 (講談社文庫)改訂完全版 火刑都市 (講談社文庫)感想
改訂完全版と銘打っているのに気づき。初読。よくある社会派ミステリーかと思いきや(そこまでで半分)、そこから一捻りしたのはさすがというべきか。初出が1982年で、当時東京論が華やかだったそうで受け売りなのだろう。当時の東京論、40年経っても変わっていない乃至変わりようがないのは残念。
読了日:06月11日 著者:島田 荘司
じんかんじんかん感想
凄い物を読んだなぁというのが、まずはでてくる感想。“悪人”として名高い松永弾正、このところその実相が様々に語られ始めているが、心中を具体化したと言う点では本書に一日の長があるだろう。松永弾正についてはまず本書を読めということになるかもしれない。めでたい。  吉田鋼太郎さんで脳裏に描いてしまうのが難(笑)
読了日:06月11日 著者:今村 翔吾
ドーヴァー (1) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ (967))ドーヴァー (1) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ (967))感想
ホン・コンおばさんが大嫌いだったのだが、本書予想に反してなんとか読み終われた。私だと理想的な主人公で書きたいと思うのだが、こういう主人公で物語を書く、それもシリーズ化するという著者の心理はどんなものなのだろう。
読了日:06月10日 著者:ジョイス・ポーター
悩ましい国語辞典 (角川ソフィア文庫)悩ましい国語辞典 (角川ソフィア文庫)感想
言葉というものは悩ましいものなのだなぁ。一つ一つがふむふむと興味深いのだが、一度に拝見してもすぐわすれてしまうので、ブログで読ませていただくくらいがちょうどよいのかもしれない。ちなみに国木田独歩著『牛肉と馬鈴薯』は完璧にバレイショと読んでいてなんの疑問も感じていませんでした(じゃがいもが正解だそうですが、もはや別物の感じ😅。中身を読んだことはありません)
読了日:06月07日 著者:神永 曉
薫大将と匂の宮 (創元推理文庫)薫大将と匂の宮 (創元推理文庫)感想
宇治十帖の続編(創作)。シャーロキアンがホームズ続編を書いてもいいのだが、推理小説に仕立てたのは意表を突くが、まぁ、微苦笑しながら読み終えられたといったところ。六条御息所の創作秘話(創作)など興味深い。
読了日:06月07日 著者:岡田 鯱彦
わかれ縁わかれ縁感想
読みやすい。舞台が公事宿なので仕方がないが、普通の人の間にある揉め事が辛かった。シリーズになるなら明るい面もどこかにあるとうれしい。
読了日:06月06日 著者:西條 奈加
日本美術の底力: 「縄文×弥生」で解き明かす (NHK出版新書)日本美術の底力: 「縄文×弥生」で解き明かす (NHK出版新書)感想
『奇想の系譜』は数年前に読んだが、その弟子の方らしい。縄文と弥生という二語に収斂するのはちょっと無理があると思うが、言わんとすることはわかる。カラー写真豊富で楽しい。縄文土器の見たことのないものが載っていてLOVE。『奇想の系譜』もカラー版が出ているらしい。価格で引いたが、見てみたい。
読了日:06月05日 著者:山下 裕二
危ない日本史 (講談社+α新書)危ない日本史 (講談社+α新書)感想
軽いのだけど、それ以上に中身がない。NHKはなんで名義を貸しているのだろう。「偉人たちの健康診断」が泣く。
読了日:06月04日 著者:本郷 和人,NHK「偉人たちの健康診断」取材班






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