読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

ダイエット中の死体

2013-06-04 | 海外ミステリー
ダイエット中の死体 (ハヤカワ ポケット ミステリ―ミセス・パージェター・シリーズ)
サイモン・ブレット
早川書房
『親友につきあって減量サロンに入ることにしたパージェター夫人は、着いたそうそう上階の窓から洩れ聞こえてきた若い娘の声に、思わず聞き耳を立てた。「わたしは殺されてしまう。もう誰にもとめられない」
この不穏な言葉にもかかわらず、パージェター夫人の減量サロン一日目は、何事もなく無事に終わった。しかしその晩誰かがストレッチャーで部屋から運びだされるのを目撃した夫人は、シーツをめくってみて驚いた。そこには、がりがりに痩せこけた若い娘の死体が横たわっていたのである! 彼女が例の声の主だったのだろうか? だとすると、本人の言葉どおり、この娘は殺されたのか? 拒食症による突然死というのが減量サロン経営者の説明だったが、夫人はそれに納得できず、ダイエットそっちのけで調査に乗りだした!
人生をエンジョイする陽気な未亡人が鮮やかな推理を披露する、皮肉たっぷりの英国ユーモア・ミステリ。』


図書館で通りすがりに見つけたのだが、当たりだった。
主人公はおばあさんで(「海の上のカムデン」を思い出すけれど)こちらのおばあさんは一人。
亡くなった夫が義賊(!?)をやっていて、その頃の仲間が助けてくれるというなかなか都合のよい設定。
英国らしく皮肉たっぷりで、楽しい。
本書で血祭りにあげられるのはダイエット商法。(最近日本でもあったよね、深呼吸するだけで痩せられるってやつ)
シリーズ4作目だったようで、しかもサイモン・ブレット、たぶん初見だろうと思う。
しばらく楽しめそう~♪


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