読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

捜査組曲

2014-08-11 |  今野敏
捜査組曲 東京湾臨海署安積班
今野 敏
角川春樹事務所
『お台場のショッピングセンターで、放火との通報が入った。安積班のメンバーが臨場した時には、警備員がいち早く消火活動を始めたので一大事にならずに済んだ。警備員に話を聞いた須田は、何か考え込んでいるようで・・・・・・。三日後、またしても同じショッピングセンター内で、強盗未遂事件が起きる――。珍しく須田が、この事案をやらせてくれと安積に頼むが・・・・・・(「カデンツァ」より。)安積班のメンバーをはじめ、強行犯第二係長・相楽、鑑識係・石倉、安積の直属の上司・榊原がそれぞれの物語を音楽用語になぞらえて描く、安積班シリーズの最新短篇集、待望の刊行。 』


今回は短編集=様々な人の視点で見る。

お台場の変化が面白い(短期間で通読したので特に) 

章題をカデンツァ等音楽用語にし、表題を組曲にする・・・狙い過ぎてすべった感じがするが。
音楽用語のジャンルがてんでとりどりだし。



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夕暴雨―東京湾臨海署安積班

2014-06-12 |  今野敏
夕暴雨―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-35)
今野 敏
角川春樹事務所
『東京湾臨海署管内で大規模イベントへの爆破予告がネット上に流れた。安積警部補率いる班と相楽班は警戒警備にあたるが、爆破は狂言に終わる。だが再び、翌週のコミックイベントへの爆破予告がネット上に書き込まれた。前回と違う書き込みに、予告の信憑性を訴える須田刑事。須田の直感を信じた安積は、警備の拡大を主張するが、相楽たちの反発をうけてしまう。迫り来るイベントの日。安積班は人々を守ることができるのか? 異色のコラボが秘められた大好評シリーズ、待望の文庫化。 』



新庁舎に移転、相楽が来た。
事件はネットを介した犯罪。

安積班はチームワークよく、大好きなメンバーだけど、相楽はいいスパイスになってくれていると思うなぁ。
いらっとする頻度が減ったみたい(苦笑


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硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)

2014-06-12 |  今野敏
硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
今野 敏
角川春樹事務所
『東京湾岸で乗用車の中からTV脚本家の絞殺死体が発見された。現場に駆けつけた東京湾臨海署(ベイエリア分署)の刑事たちは、目撃証言から事件の早期解決を確信していた。だが、即刻逮捕された暴力団員は黙秘を続け、被害者との関係に新たな謎が―。華やかなTV業界に渦巻く麻薬犯罪に挑む刑事たちを描く、安積警部補シリーズ待望の刊行。 』



1991年の初版。

なるほど。隠蔽捜査にも続く・・・。



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晩夏―東京湾臨海署安積班

2014-06-08 |  今野敏
晩夏―東京湾臨海署安積班
今野 敏
角川春樹事務所
『友にかけられた疑い。安積は身を賭けて決断する。 湾岸地域のクラブで毒殺事件が発生、そして漂流中のクルーザーからは他殺体が発見された。事件の重要参考人として浮かびあがったのは、安積の親友・交機隊の速水だった―――。 』



(図書館の都合で^^;)2冊飛ばして、現時点で直近発行のを先に読んだら、安積班は「強行犯一係」に、二係長として警視庁捜査一課から(よりによって)相楽警部補が着任、TV「ハンチョウ」のオリジナルキャラクターであった水野が安積班に加わってた。
驚きがあったが、(いつもは煩いと思う)説明過剰でわかりやすかった。
なるほど、そういう読者のためだったのね。←あたりまえ


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人質

2014-06-08 |  今野敏
人質 (ハルキ文庫 さ)
佐々木 譲
角川春樹事務所
『五月下旬の札幌。生活安全課の小島百合は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共にピアノのミニ・コンサートに行くことになった。ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は、強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。コンサートの主役は、中島が逮捕された当時の富山県警本部長の娘だったのだ。これは単なる謝罪要求なのか――。圧倒的な緊迫感で描く、道警シリーズ第六弾! 』



例の事件は片付いて、キャラは同じで新しい事件。
めでたしめでたしになるのはわかっているけれど、どう閉めるのかが関心の的。なかなか面白かった。


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アキハバラ

2014-06-07 |  今野敏
アキハバラ (中公文庫)
今野敏
中央公論新社
『その日、大学入学のため上京したパソコン・マニアの六郷四郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。だが彼が、足を街に踏み入れた瞬間、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれた。パニックに陥った四郎は、思わず逃げ出した!その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイまでが入り乱れ、暴走する電気の街・アキハバラ。 』



こういうバタバタ劇は今の気分じゃないんだろうなぁ。
上手くできてるとは思うけど。


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触発

2014-06-07 |  今野敏
触発 (中公文庫)
今野敏
中央公論新社
『朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。その威信にかけ、捜査を開始する警視庁。そんな中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきた。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストだ。特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届く!はたして犯人の目的は、一体何なのか。 』


凄味がなく、紆余曲折なく、あっさり解決してしまうのが日本だなぁと思った。

ぬるま湯日本を批判しつつも、本書のストーリーもぬるま湯日本。




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最前線―東京湾臨海署安積班

2014-06-07 |  今野敏
最前線―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
今野敏
角川春樹事務所
『東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。東京湾臨海署の安積警部補らは、スターの警備に駆り出されることになった。だが、管内では、不審船の密航者が行方不明になるという事件も発生。安積たち強行犯係は、双方の案件を追うことになる。やがて、付近の海岸から濡れたウェットスーツが発見され、密航者が暗殺犯の可能性が―。安積たちは、暗殺を阻止できるのか。(「暗殺予告」より)新ベイエリア分署・安積班シリーズ、待望の文庫化。 』



安積班は安定していて、安心して読める。


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リオ―警視庁強行犯係・樋口顕

2014-06-05 |  今野敏
リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)
今野 敏
新潮社
『「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。捜査本部は、少女=リオが犯人であろうという説に傾く。しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。 』


目の覚めるような美少女が居て、3つの殺人事件の容疑者になって、目の覚めるような美少女に一目ぼれした(しかもそれが周囲にばればれ)刑事がしつこく他の犯人を探して、実行犯はその目の覚めるような美少女に惚れた高校の担任教師だったという話をもっともらしく書くのが技術なのだけど、これに共感しろって?しかも家庭は守ってるという留保付き(実際に守っているのはありえないくらいよくできた妻)
妄想小説は渡辺淳一だけにしてほしかったな。
竜崎さんにもこの話ありましたよね。よほどの確信犯なのだな。

この著者の最新刊がこのシリーズなのだけど廉恥という題。
その言葉をそのまま進呈したい。


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陽炎 ―東京湾臨海署安積班

2014-06-03 |  今野敏
陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))
今野 敏
角川春樹事務所
『東京湾にまたがるレインボーブリッジで、乗り捨てられている車が発見された。乗用車には、男女の連名で遺書らしきものが遺されていた。東京湾臨海署・刑事課強行犯係の安積警部補は、指令を受け、部下の須田と黒木を現場に向かわせる。果たして、追い込まれた男女の心中事件なのか?だが、現場から戻った須田刑事からは、『偽装心中』という意外な言葉が―。須田の仮説を信じる安積たちは、謎に包まれた事件の真相に辿り着けるのか!?(「偽装」より)。表題作を始めとする八編を収録した、大好評新ベイエリア署シリーズ待望の刊行。』


8篇の短編集。
ミステリーとして読んでいるわけではないので、長編でも短編でも得られるものはそう変わらない。

STの青山くんが出てきて、STも読んで置いてよかったと思った。
竜崎さんも出てきたら面白いのに。(あったりして?)


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