読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

考古学と古代史の間

2004-04-30 | 歴史小説・歴史
考古学と古代史の間

白石 太一郎

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『三世紀後半、まず西日本各地に前方後円墳をはじめとする古墳が出現する。古代東アジア世界のなかでも他に例を見ないほど、数多くの巨大な古墳が列島の各地で造られたのはなぜか。その造営停止は何を語るのか。遺跡・遺物を資料とする考古学と、文献史料を資料とする古代史研究。二つの学問の協業ではじめてわかる、日本の古代国家形成の謎。』

言われてみれば「考古学」と「古代史」ってどう違うんだろうって思わない?
著者の専門は古墳時代
どうもジュニア向けの本だったらしくて(新聞の書評欄で見たのでわからなかった)実に読みやすくてよかった

邪馬台国は大和にあったと言い切っているところがすごい
前にも書いたけど、箸墓古墳を発掘させてくれないと確実なことはいえないのよねぇ.....
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関西弁を英語で喋れまっか?

2004-04-26 | その他
関西弁で英語を喋れまっか?

シャノン・ヒンギス

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『ストーリー仕立てで覚えるよく使う関西弁の全300フレーズ。笑いも、押しの強さも、人情も、文化も、この本を読めば一発でわかります。 』

「あほ」関連だけで12個
関西弁と標準語と英語の辞書(笑)
そんな風に使う人はいないと思うけどね
関西弁の奥深さ(!)とそれを英語で訳するってことの面白さに感動(ちとオーバー??)
英語だって学校で習ってるのばっかりじゃないのよねぇ
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イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2

2004-04-25 |  内田康夫
イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2

内田 康夫

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『学生時代に欧州を旅した浅見光彦の兄・陽一郎は、大理石の街カッラーラ近郊で一人の日本人青年と出会った。だが数日後、この青年は事故で死亡してしまう。それから三十年、同じ街で光彦が出会った初老の日本人画家も、やはり数日後に死体となって発見された。異郷の地でともに過激派組織に関わっていた二人の接点には、ヴァチカンの聖なる秘密が見え隠れする。二人の死は禁忌を犯したゆえの「神罰」なのか、それとも…。二千年前にゴルゴタの丘で行われたキリストの磔刑と、三十年前に日本の若者たちを熱狂させた「革命」の凄惨な末路―浅見兄弟は、思想と信仰という、人間の生み出した崇高にして酷薄な怪物に敢然と立ち向かうが。』

前作は船の中だったんだけどこんどはイタリア
聖骸布の解釈なども興味深くて、私にとってはよかったわ~

ただここで内田が参考文献としてあげた『トリノ聖骸布の謎』とは違っている
内田はどこでこのアイデアを得たのか?
なんの根拠もないのに独自のアイデアで断定的にひとつの小説を書くと特にトリノ聖骸布になじみのない日本人はその解釈が正しいと思い込むのではないか?
おかしいと思う

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料理で読むミステリー 

2004-04-18 | その他
料理で読むミステリー

日本放送出版協会

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『作品に出てくる料理から、事件の背景、主人公の性格やライフスタイルなどを探る異色のミステリーガイド。探偵が厨房で腕をふるう一皿、誘拐犯の一味が子どもにふるまうあたたかい飲み物、ときには料理が事件解決の伏線にも。「食」を通してミステリーの新しい魅力を発見する。実際に作って味わえる想像再現レシピも収載。

目次

1 料理好きの探偵たち(探偵界一の料理人の松の実ライス―ロバート・B・パーカー「探偵スペンサー」シリーズ『初秋』
悲しみの中のシェリー風味のチキンスープ―パトリシア・コーンウェル「検屍官ケイ・スカーペッタ」シリーズ『業火』 ほか)
2 食べながら探偵(反抗期でも大好き、ジェーン・ママのマカロニチーズ―ジル・チャーチル「ジェーン・ジェフリイ」シリーズ『豚たちの沈黙』
命の恩人が作ってくれたスパニッシュ・オムレツ―ディック・フランシス「競馬」シリーズ『障害』 ほか)
3 料理は元気の素(朝食の定番、中華粥はおふくろの味―S・J・ローザン「探偵リディア&ビル」シリーズ『チャイナタウン』
癒しのイタリアンサラダ―ジャン・バーク「女性記者アイリーン・ケリー」シリーズ『グッドナイト、アイリーン』 ほか)
4 料理はダメ(家でも外でもサンドイッチ―スー・グラフトン「キンジー・ミルホーン」シリーズ『危険のP』
アメリカの刑事が食べるスパゲッティ・カルボナーラ―ポーラ・ゴズリング『殺意のバックラッシュ』 ほか)
5 至福の外食(異国で食べる蕎麦粉のクレープ―アーロン・エルキンズ「ギデオン・オリヴァー」シリーズ『古い骨』
本物の分厚いチーズバーガー―ドン・ウィンズロウ「ニール・ケアリー」シリーズ『ストリート・キッズ』 ほか)
6 幻の料理(食べた?食べなかった?検事補はビーフ・ウェリントン―パーネル・ホール「スタンリー・ヘイスティングズ」シリーズ『裁判はわからない』
ひとりでは食べられない子どもたちのための野菜トマトスープ―メアリ・ヒギンズ・クラーク『子供たちはどこにいる』 ほか) 』

おいしいお料理につられて、読まず嫌いのミステリーも読んでみようかという気になること請け合い(*^^)v
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ブルーベリー・マフィンは復讐する

2004-04-18 |  コージーミステリー
ブルーベリー・マフィンは復讐する

ソニーマガジンズ

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『私のお店で評判なのは最高においしいクッキーと熱々のコーヒー、それに有名人が殺されたこと……(どうして?)
レイク・エデンに、あの人気料理研究家コニー・マックがやってくる!
いつもは静かに厳しい冬が過ぎ去るのを待つ町が、今年は浮き足だっていた。そんななか、ハンナはウィンター・カーニバルの特別ゲストとして招かれたコニーに、自分の店の厨房を一晩貸すことに。翌朝、出勤してきたハンナが発見したのは、ぐちゃぐちゃの厨房と、特製ブルーベリー・マフィンを手にしたコニーの死体だった!
殺人現場として店は立入禁止になるは、妹の親友と恋人候補ノーマンまで犯人扱いされるはで、頭に来たハンナはまたまたこっそり犯人探しを始めるが……。
お菓子探偵の面目躍如、シリーズ第三弾!』

シリーズ3作目
このカバーの装丁と題名で、ちょっと引いてしまったんだけど、読んでみるとけっこうちゃんとしてて面白かった。イラストもかわいいようでよく見るとブラック・・・。
コージーはコージー(なんのこっちゃ(^^;;)
本格もいいけど、コージーもいいぞ
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